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作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
はると和史は、幼なじみで大親友。
モテるのに彼女を作らない和史に想い人がいると知ったはるは興味津々。
そんなはるに和史は、「俺の好きな相手は、はるなんだ」と告白してきて―。
なんとも可愛らしい「つがい」で「コンビ」な二人です。
学食で、よけよけ(はるが嫌いなにんじんを皿の隅によける)、
ヒョイヒョイ(よけたにんじんを和史が食べる)、
ポイポイ(和史が自分の嫌いなものをはるの皿に…)する姿は
あまりにナチュラルで、微笑ましすぎました。
和史が気持ちを告白して、二人の関係はぎくしゃくし始めます。
一途な和史の気持ちが切なく、動揺しまくりのはるが可愛いっ。
ドキドキしたり、切なくなったり、はるの気持ちが変化していく
様子が、丁寧に描かれています。
物語の中盤では、はると一緒にいるために、
和史がしてきた努力も明かされますが、
「はるは愛されてるなぁ~。」と、ちょっぴりうらやましくなりました。
はるも、和史も魅力的なキャラですが、脇キャラの蓑田君もイイ味出してます。
時々、軽~いノリで核心をつく発言をしてくれるところが、素敵でした(笑)
甘酸っぱい幼なじみ同士の恋。
読後感の良い作品で、オススメです。
酸いも甘いもなにもかも共通している幼馴染だからこそ、友達から恋人に変わるまでの間が、とても特別な気がします。
その貴重な瞬間が見事におさめられている話です。
大学四年・和史(22)包容力大な男前攻め×大学四年・はる(22)鈍感強気受け
幼稚園の頃からの幼なじみで、好きな物も嫌いな物も知っているツーカーの仲。
友達の蓑田からは、つがい、コンビ、カップルと言われてしまう位に、和史とはるが二人で一緒にいるのは自然な組み合わせです。
もてるのに誰ともつきあわない和史に、どんな奴が好みって何気なく聞いたはるに、
『気づいたら俺の心の中に住みついているようなそういう奴が好み』って、
もろに告白しているのに、はるは全く気づいていません。
無意識に自分の傍にずっといるものと認識しているが故に、全然意識をしてないのです。
それが和史からの突然の告白で、根底から覆されます。
友達なら側にいてもいいよねとあっさりと撤回されて、余計に気になる始末で。
このじれじれ感や葛藤が、とにかくたまらないです。
和史の前からのはるへの手放しの深い愛情といい、二人の絆が温かくていいです。
小さなエピソードの積み重ねがドキドキしますし、二人の共通の友人の蓑田もいい味出してます。
卒業間近で子供と大人の別れ目のこの時期にというのが、より刹那感を生んで、ときめきを増したような気がします。
無理矢理がないので、無理矢理が苦手な方でも大丈夫です。お互いの気持ちを大事にしている話です。
幼馴染好きに、とてもお勧めです。
この二人のその後が気になる方や、二人が大好きな方には、是非読んで欲しい本!
chara collection(キャラコレクション) 2005 VOL.5
kissing番外編の「Loving」が掲載されています。
二人のその後の就職してからの様子を、佐々木禎子さんが小説で書いています。
なんと、ニンジンを食べるはるが目撃出来ます!もちろん、蓑田も出てきて、一役買ってくれています。
kissingで会ったエピソードFind a wayを思い出す出来事もあって、心憎いです。
もう、はるってば、ちっとも素直じゃないんだから!と、相変わらずのはるが可愛くて可愛くて、たまらなかったです。
少し大人になった二人を見ると、こっちが寂しいようで置いていかれた気持ちがしますが、変わってないと思えるラブラブな二人がいて、読んでよかったと思いました。
胸がきゅんとして切なくなります(ノд-。)クスン
一話ごとの終わりが切ない感じで続くので、Chara本誌で読んでたら絶対悶え死にしてたと思う(笑)
私は「卒業」というタイムリミットがある中での恋に勝手にすごく切なくなってしまいます。卒業しても関係が変わるわけじゃないかもしれないけど、距離感はどうしても変わってしまうと思います。(いい意味でも悪い意味でも。)だから「このまま変わらずにいたい」っていうはるの思いも、「どうせ時間によって変えられてしまうなら、友情が壊れてしまっても関係を前進させたい」っていう和史の気持ちもよくわかります。
『和史がなんで「今」告白してきたのかがわかった気がする』
このはるのセリフで、卒業後に二人がどうなるのかはわからないけれど、きっと「今」を大切にした二人には明るい未来が待っているんじゃないかなぁ、と思いました。
・・・なんかセンチメンタルなレビューですみません(・Θ・;)
フワフワ動く感じのカップルって珍しいなとおもっていたら
原作は違う先生でした。
小説だけで読んでもみたいと思える作品でした。
幼稚園からの幼馴染。
同じ大学に通っている。
食べ物の好き嫌いから何から何まで、当たり前に知ってる関係。
当たり前すぎて気がつかなかった気持ち。知っている様で知らなかった相手の生活。
告白、それを受け入れられない。
その後は、友達でもいられなくなるのが多いが、この中の告白してきた彼は、友達でいて良いのなら
今後も友達として近くにいたいと
伝えてくる。
友達で良いわけないのに
それでも近くにいたいと望む気持ちも本気なのだろう。
攻めは黒髪で長身、イケメン
男気あふれる男性
受けは、女性のような可愛い顔であんがいずぼらな男性
外見からもとってもお似合いの2人でした。
健気攻な和史のはるへの態度にキュンキュンなりつつも、
乙女でしぐさのかわいいはるの和史に対する冷たい態度にイライラさせられました。
和史の誕生日プレゼントを「オレたち友達だろ?」と言いながら
和史のプレゼントにしたはるに、「わかった大切にするよ」ってシーンと、
「はる...好きになってごめんな」って言うシーンにはズキンと胸が痛みました。
くそ~はる、早く和史受け入れてやんなよ~!!と何回思ったことか...
和史は和史で、はるが大事過ぎて無理矢理にはできなくて我慢してるし...
お互い好きなのに一歩踏み出せない関係にウズウズしっぱなしでした。
そこに毎回いい味出して登場する蓑田。
いいやつなんですよね~彼って。
蓑田がいなけりゃ、この2人は永遠に本当のつがいになれなかったでしょうね。
しかも、彼はメガネとったらイケメンじゃないですか~!
最後はトントン拍子に両思いになり、なんで急に~!?って思ったものの、
2人ともかわいいから許します!!
扉絵も毎回ラブラブでかわいいし、特に表紙が大好きです。
描きおろしの「Find a way」を読むと、
すでに和史は大学1年の時にははるのこと好きだったみたいですね。
一体いつから好きで、どんだけ我慢してきたのか...良かったね~和史
佐々木禎子先生の原作もの、という事なので、いつもの高久先生の『らしい』エロさは封印されて、それが好きな私としては少々物足りなさを感じてしまいますが、これはまたこれで、ジュブナイルとして出しても大丈夫なんじゃないかと思うほどに淡くて優しい恋物語になっているかと思います。15年近く以前に発行されたものとなるので、ファッションとか時代感を感じさせますが。(多分、友達の蓑田は当時のハイファッションなのやも知れぬ。)驚くのは高久先生の画力の高さ。今とそう変わらず丁寧で美しい。そして、攻めはやはり黒髪・男前・背が高い。定番ですね。昨今の目立つ浮かれきった大学生とは違い、レポートを書き、就活をして、空いた時間には地味にバイトを入れる、といった大多数派かと思われるリアル大学生を描いていて、意外に地味です。だからこそ、和史が幼馴染でずっと想ってきた、恋を募らせていく(そして臆病にもなる。)過程がなんだかリアルに迫ってくるのです。和史のふとした表情や視線。もどかしい想い。それに気付かないできた鈍感な、はる。
不意打ちで訪れる沢山のキス。Kissing。大学生はもう大人だと思うのですが、彼らは少し幼くて。大人になる直前の気がするので。これから社会に出たら変わって行くのかも知れないけれど。それまでに培ったものも長いので揺らがないような気がします。
幼なじみものっていいなあ…!と思える作品でした。
小さいころから一緒だった2人。
しかし攻めは受けに好きだと告白してきます。
でもなかなか返事を出すことができない受け。
意識してしまうともう普通に接することができなくて、1人でぐるぐるしてしまう受け。
2人で自転車乗ってこれらのこととか語り合うシーンは青春ドラマみたいでしたねw
受けの心境の変化とか葛藤とかが丁寧に描かれていたと思います。
昔の2人の思い出とかも話に織り交ぜてあって、幼なじみっていいなあとしみじみ思いましたw
話の展開も良くて最後には読んで良かったと思える作品でした*
いつもグラサンかけてる友人もなかなかいいキャラでしたしねw
主人公は幼馴染の大学生同士。
幼稚園の頃からの付き合いで、余りの仲の良さに大学では「つがい」という呼び名がある程。
そんな何でも知っていると思っていた仲なのに、どうやら幼馴染には好きな人がいるらしい…でもいくら聞いても教えてくれなくて…
う~ん、確かに一番の親友が好きな人のことを教えてくれなかったら気になるかな…今まで何でも話してきてたのにって感じですよね。
ただ、その幼馴染から自分のことを好きだと告げられたらどうするだろう?
今までずっと友達だったのに、二人の仲はギクシャクして、こんなことになったのもみんなお前のせいだ!と受け様が攻め様に当たるのも理解できます。
攻め様の告白に、もう一度自分たちの関係を真摯に考え直す受け様。
派手さはないですが、特に受け様の心情が丁寧に描かれている作品でした。