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愛の言霊パート2は高校生編メインですが…。
こちらのほうが好きです。
高校生時代とはいえ、立花と伸也のスタンスは基本、同じ。
友情というには好きすぎるし、恋愛というにはまだ勇気がない…とでもいうのか。
圧巻はAV見ているうちに半勃ちしてベッドで背中向けたまま相互自慰。
恥じらいと自分の気持ち、相手の反応が気になってしかたがない。
AVを理由にしているんだけど、実はお互いが一番気になる。
そこでノリのまんま絡み合わない、っていうのがなんとももどかしく、熱い。
お互いの胸をぺたぺた触りながら「胸ない」とあたりまえのことを言いながら
ちゃんと欲情できてしまうところにお互いのスタンスを感じるw
BLではお約束の挿入が最後までありません!←ここ推奨
そうだよ、突っ込めばいいってもんじゃないんだよ!
1巻は大学生編でしたが、こちらは高校時代がメインになっています。
短編が5本+読みきりの6本で、内3本が高校生編、1本が番外の友達CP、残り2本が大学生編になっています。
高校時代はまだ普通の友達同士だった、立花と大谷。
彼女も出来たりしますが、まだまだ友達同士でいるほうが気楽な大谷は、ついつい彼女より立花を優先してしまい、ケンカになってしまいます。まだお子さま、ってことですね。
そんな所も、大学生時代を知っているこちらからすると、可愛いやら成長していないやら、で少しばかり笑えたりも。
立花は……高校時代から大人びていますので、大学生編とあまり変わらないかも?
どちらから読んでも変わらない、かもですが、大学生編を読んで高校生編の初心な二人を楽しむのが一番いいんじゃないかと思います。
余談ですが、こちらの作品は昨年映画化されまして。
出演している役者さんのファンでしたので、観ましたが、中々良い出来だったと思います。
但し、原作とはちょっと違った所もありますが、あまりそこは気にしないで観れる、という方にはそちらもお勧めします。
逆に映画を観てから観る、というのもひとつの楽しみ方かもしれません。
前作から時間が遡って、高校生編です。
付き合う前の、友達同士だった頃の二人。自分のなかに芽生えた感情が「恋」という名前だと分からなかったころの。
大谷には彼女もいる。
紺野さんは、女の子を絡ませるのが上手だなァと思います。完璧に当て馬ですが、自然に物語のなかにいる。
表題作は面白かったです。
ただ、表題作以外の話、外人さんとの遠距離恋愛を描いた『動か不ること山の如し』は好きになれなかった。成田まで迎えに行くでしょ、普通w
「愛の言霊2」は、「1」の前日譚でした。2人の高校時代の、友人からそれ以上の何かになっていくその流れが描かれています。
高2になって、大谷に初彼女ができる。
でも「普通の」DT男子と違って、彼女との付き合いに違和感があるような大谷。つい立花と一緒にいる方を選んで、口を開けば立花立花…
ここでも「1」で感じたNLとBLの融合点というか分岐点のような感覚を味わいました。
NL世界に生きる彼女は、彼がどうして自分に手を出してこないのかがわからない。その上自分の文脈で『大谷って根本的にわかってないよね』なんて自信満々に言って。
BL観点で読んでるこっちは、わかってないのはオマエじゃ!みたいな。ストレート女性の、男性に対する一種の暴力性。
でもまあこの彼女の気持ちは判る。わからないのはゆきちゃんの方ですよ。「1」で元々大谷が好きで立花にくっついてたこのゆき。じゃあ自分が告ればいいのにさ。立花の彼女みたいに大谷に誤解させとく意味がわからないわー。
『オレ女のコよりお前のがいい』っていう大谷の言葉。一大決心でもなくもっとぼんやりとした、だからこそ心からの本音のような。そこから2人がはじまります。
「愛の言霊[動か不ること山の如し]」
「1」でも出てきたアルxしょうくんのCPの話。
今回初めてアルの方が日本に来てくれる。でも売れない俳優で金欠のアルがどうして旅費を捻出できたのかというと…。
切ないですね。でも2人が壊れなくて良かったです。
「愛の言霊[BED TIME STORIES]」
立花と大谷が、しょうくんにお節介してあげる話。お金を貸すのは感心しない。しょうくんに2人の関係はバレません。
最後のエピソードで少し驚いたのですが、この2人、まだ最後までしてないみたいなんです。
ユルい攻めx攻め攻防、あるいは別に挿入が最終段階だと決めつけてない感じ、なのかな。そういうのもいい。