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kimi ga iru basho
◾️隆美(たかよし,八百屋)×西中島健人(幼馴染)
◾️隆一郎(隆美の子,奥さんは死別)
今ではつけれない人物名です。ニアピン。
深井先生の漫画は安定して面白い。絵やコマ割りの運び、ストーリーの展開が上手くて漫画として読みやすいんです。迷子になることがない。久々に読んだら、コメディ部分の勢いと、ラブシーンの色っぽさの落差がものすごく大きいのを思い出して面白くなってしまいました。
母親が美人でもなんでもないところが深井先生らしい。
◾️demode
◾️佐賀弘文(教師,既婚)×高石(司書)
この表題の後にすごい話を収録したもんです。美談みたいになってますけど、妻の不倫の証拠みたいな子どもが出来上がるまで、佐賀は高石を選ばなかったわけで、本当にこの男でいいのかとは思う。しかしながら前日譚では高石が妻帯者の佐賀を襲ってるから…大人のドロっとしたものの集合体だな。
障壁は最良のスパイスなどとのたまっていた彼は、障壁がなくなった後きちんと佐賀を愛せるのか?今度は自分が浮気するのでは?と、短い中でおそらく先生も想定されてない色々を考えてしまう仄暗さ。
◾️恋情
◾️瓜生(刑事)×江美→川井卓也(結婚で改姓)
江美が自分の弱さで溺れただけの話とも言ってしまえるが、こんな弱さを愛してしまうんでしょうねぇ。惚れた瓜生は。
◾️垣根の向こう
◾️駿(光の姉である彩の旦那,彩は病死)×光
これもまた駿がとんでもない男です。
この本、嫁受難物語兼とんでも男祭りである。
親子ものはやっぱりなんだかホッコリしますな。
息子の最後の言動・・・将来がとても心配だけれどもヽ(´Д`;)ノ
>>きみが居る場所
消えていた幼馴染が久しぶりに帰ってきた。
小さい子どもを抱え、妻を亡くした攻のもとに帰ってきた受は、ずっと攻が好きだった。
伝えられない想いと想ってきた年月と・・!?
ほっこり家庭もの。
あれ?おかしいな、強姦イベントがおこらなry・・(殴
子供が少しずつなついていく姿
ノンケな攻が受の大事さに気づくこと
子供に見つからないように身体を重ねる姿
なんだかすごく家庭っぽくてホッコリ
カバー裏の絵もまた、その暖かい家庭な雰囲気がすごく出てて好きです。
>>デイモード
相手は家庭の有るノンケ。
いけないと思っても惹かれる気持ち。
重ねてしまった体は熱く・・・
ハッピーエンドな結末と、出会いから身体の関係を始めるまでの2本だてなのですが、順番はこれであってるんだろうか・・・ん~・・・
>>恋情
部下と上司と
>>垣根の向こう
「大きくなったらお嫁さんになる」を実現するか否かというところ。
これまたなんだか遠回りしてのハッピーエンドでしたね。
座薬のネタ。嫌いじゃないです(ノ∀`)
最近、深井様を知りました~
私、山田ユギさんが神的に好きなのですが、
深井様も山田ユギさんに匹敵するくらい好きになりました。
これはですね、表題作がやはりツボですね
下町の狭い部屋で、同姓+子育て、というシチュに萌えました。
子がいるので、この狭い部屋のどこで愛し合おう~?と悩みつつ、でも結局やってしまうみたいな
この一冊もホロっとさせて切なかったり暖かかったり。
2000~02年作品なので古い絵柄の感じもありますが、ストーリーは相変わらず読ませます。
表題と「息がとまるほど抱きしめて」は連作
高校の時転校してしまった同級生・建人を、連れ相に先立たれ子供一人を男やもめで育てている八百屋の隆美の家の前で行き倒れているところを拾ったのに始まります。
建人はゲイであったのを親に知れて、それで転校・そして家出していたのでした。
隆美の子供隆一郎にも懐かれて、でも本当は隆美が好きで抱かれたいと思っている気持ちを隠すのは辛くて、というお約束のような展開で、隆美が建人を好きだったという結末へ行くのですが、それだけだと、つまらない。
その後の話で、幼稚園の息子がいる家でのエチの難しさに、近所の目。
建人の母親が出てきての猛反対と、隆美の覚悟のほどの告白。
と、次の話で見せ場を作るようになっています。
また、最後に息子が「ボクのおちんちん建人くんのお尻に入るかな?」とか言わせて・・・大汗・・・
こうしたフォローが付いていると満足感が得られますね。
「demode」と「frosty」は前後していますが、関係の進展と、その前の話で構成されています。
雑誌掲載もこの順序なので、前作を補足する形で出ているのかな?と思います。
いつも図書館で即物的な行為だけを行う関係の教師と司書。
教師の離婚で、二人の関係はきちんと恋人同士になるというのが前編。
後編は二人がどうして関係を持ったかと言う話。
前編がなければ、余りに切なくて悲しい身体だけの関係で終わっていたので物語としては成立しても後味の悪いものだったと思います。
「恋情」
現刑事が殺人現場に向かうと、被害者の夫は元同僚の刑事で関係を持っていた男だった。
ラストに多少の希望を持たせているのものの、ちょっと切なくて悲しい話になっている。
「垣根の向こう」
義理の兄を好きになってしまった弟の話。
義兄が理性を保とうと、無体な事を弟に強いるが、ハッピーエンド。
「挿れてほしいんだろ」とか意味深なセリフを発言させて、実は座薬だったというオチを持ってきてなごませている。
男嫁モノが3作品、コメディの中にもシリアスが同居してバランスのよい作品作りになっていると思う。