OFF AIR~イエスかノーか半分か~

OFF AIR~イエスかノーか半分か~
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神179
  • 萌×236
  • 萌4
  • 中立1
  • しゅみじゃない4

207

レビュー数
20
得点
1052
評価数
224
平均
4.7 / 5
神率
79.9%
著者
一穂ミチ 

作家さんの新作発表
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イラスト
竹美家らら 
媒体
小説
出版社
新書館
レーベル
シリーズ
イエスかノーか半分か
発売日
価格
¥1,200(税抜)  
ISBN
9784403221156

あらすじ

同人誌、特典小冊子、ペーパーなどの番外篇を集めた、傑作「イエスかノーか半分か」総集篇。
もちろん書き下ろしあり

猫かぶりアナウンサー・計と、気鋭の映像作家で包容力No.1彼氏・潮。大人気「イエスかノーか半分か」総集篇!!

表題作OFF AIR~イエスかノーか半分か~

映像作家
アナウンサー

レビュー投稿数20

No Title

私は潮が計を甘やかしている所を見るのが大好きだし、潮がちょっと意地悪なことを言った時の計のリアクションも好きだし、この2人のファンとしてはご褒美だらけの1冊でした。思わずマーカーしたのは過去色々やった計が自衛隊と一緒に富士山登った話。いいじゃんと言われれば「冗談じゃねーぞ(途中略)今後道で富士山と遭遇したら殴りかかるレベルだわ」悪態のつき方のスケールが大きいのよ 大好きだったのは2人で計の実家帰った話。正枝さん私も好き〜!計の母親だ〜!って感動した電話でも滲み出てたけど対面すると際立つね

0

最高な間取図

特典などのショートを集めた本です。
長さも軽さも色々なお話が詰まっています。
そのどれもが幸せな気分にさせてくれるお得な一冊でした。

時間軸も様々で、読み進めながら忘れている内容を思い出したりしていました。
時間のない時でも、少しずつ読めるのでオススメです。

書き下ろしのデイドリームビリーバーは「イエスかノーか半分か」の読者なら絶対に読んでほしい。
彼らの昔と今を更に補足してくれる内容です。

個人的には、新居が複雑なつくりなので間取図の掲載がとても嬉しく、じっくり拝見しました。

0

お得感がすごい

3冊とも購入したけれど、一気に読むのは自分にはイマイチで、チビチビと日を置いて1つずつ読むのがちょうどよかった
どうしても潮と二人の場面が多くなるから国江田さんのかっこいいとこが書かれない
みんな知ってるの前提なんだけれど、でもやっぱりあっちがあってのこっちで、夜の場面が頻繁だとちょっとだけ物足りなく感じる
どのお話も面白い
もちろん面白いけど一気読みするのは勿体無いて感じ
だから、いつまでも読みかけでいつでも取り出してパラッと開いたとこ読むみたいなお得感がある

0

入手不可能な初期番外編の数々

「イエスかノーか半分か」の番外編集。
同人誌や特典小冊子、全員サービスのペーパー、ブログやブックレットに掲載された番外編の数々を集めた本。2014年~2016年に書かれたものです。
こうやって本にしていただけているありがたみを沸々と感じながら読みました。
一穂先生はこうした番外編集が多く出されていて、本当に嬉しく思います。入手不可能な作品を普通に読める喜び。ただただ嬉しいです。
実は読むのは2回目なのです。勿体なくて読んでいなかった「OFF AIR2」と「OFF AIR3」を読む前に再読しました。何回読んでも新鮮で楽しい。初期だからまだなっちゃんが居ません。

たくさんのお話が収録されているのですが、この中で私が一番好きなものは、「オールユーニード」というお話です。
計が潮を連れて、年末年始休暇に実家に帰るのですが、帰る前のお母さんと計のやりとり、手土産をめぐる計と潮のやりとり、帰省してからの潮とお父さんのやりとり、年末の番組で竜起に逆襲される計、いちいち可愛くて面白くて本当に大好き。大好き過ぎて、科白を覚えてしまい、時々反芻してにやにやしてしまう。(やばくてすみません)
『家でまであなたの小芝居に付き合うのはお母さんいやです』
『その人麻雀はできますか?』
『それなら四人で打てますね。お父さんも喜ぶでしょう』
というお母さんのLINEがツボです。
このお話は、クリスマスの旭テレビのイベントや、それにまつわる計のラテアートの練習等が描かれる「オールアイニード」と共に同人誌に収録されているそうですが、もしもイベント会場で列に並んで無事にゲットできた新刊がこの本だったらと思うと、もうそれだけで家宝間違いなしというか、まあ控え目に言って神本……。
「OFF AIR」はそういう意味でもありがたいありがたい本だと思います。読ませていただけて感謝しかないです。

0

読みたかった掌編ばかり

本編の合間の掌編がいくつも収録されていますが、2人の何気ない日常や本編で割愛されていたエピソードが読めてとても満足です!

特にお気に入りのところは潮と計の噛み合っているようで潮が計を軽くあしらう会話(うなぎの蒲焼というのに対しよしよし卵な、の流れ)や、付き合ってしばらく経つのに毛糸のパンツを恥ずかしがる計がとてもたまらなく可愛らしくて悶えました。

そして計の実家で年越しをする潮のエピソードも。母親の人となりや、計と母親の信頼関係に何故かグッとくるものがあって、こんな環境で「国江田計」は生まれたんだなぁと納得するものがありました。

本編を読んでハマった人なら絶対に読んだ方がいい内容ですね。

2

王子さまのお世話

本編3冊を読み返したのでこちらを。
ちなみにスピンオフは未読です。スピンオフ未読でこちらを読んでも大丈夫でした。
本編の理解にも重要な短編がいくつか収録されているので、併せて読んだ方がいいなと感じます。本編がお好きな方は必読の1冊でしょう。

気になった点いくつか
コーヒーメーカーをクリスマスプレゼントとして潮が買ってるシーンありますが、これも父親に(西條に)捨てられちゃったのかなぁ。だとしたらとても寂しいなと思い、引っ越しシーンでは登場しないかとソワソワしておりました。

そこだけ妙に暗い錦戸メインのお話。これは錦戸が言っていた、落ちぶれてしまったアナウンサーですよね。行く末を知らないような話をしていたと思うのですが、定期的に会っていたのでしょうか。物悲しい雰囲気が漂います。特に自分はこういう生き方をする人に苦しさを人一倍感じるタイプなので、どんよりと印象深い。

それ以外は大変甘く明るい話ばかりで、相変わらずワガママな王子さまの計と、そんな計を上手いこと操る潮にニッコリ。

1

大好き以外の言葉がみつからない

本当に大好きな作品です!
大好き過ぎて読めずにいたのですが、
ようやく読了しました。

様々なエピソードを集めた短編集ですが、
最後の『デイドリームビリーバー』を読んだあと涙が止まりませんでした。
泣かせる話ではないのかもしれませんが、
計が潮が、お互いを想い合う気持ちが伝わってきて泣けました。
壊れても壊されても手を取り合って何度でも家を作り直す宇宙人のように、いつまでも何度でも繋ぎ止めながら永遠に続いて欲しい関係の二人です。
〝愛おしい〟しか出てこないーー…

コミカルだけど、計・潮・竜起の小学生時代の話も好きでした。
それぞれの個性がよく出ていて、計と竜起の絡みには笑いましたね^^

とにかく、とても素晴らしいと思える一冊でした。
何度でも読み返してしまいそうです。


2

読んで損はない!

お得な一冊!
『イエスかノーか半分か』の同人誌、特典小冊子、ペーパーなどの番外篇がまとめられた一冊なので、私の様に今更ながら、こちらの作品に魅了された者にとっては、より嬉しい一冊。発売から経っている作品の特典のペーパーって諦めるしかないのに、こんなに立派な本に納めて頂けるなんて、ありがたすぎです。
内容は、3冊目の『おうちのありか』まで読んでいれば楽しめます。
本編の後日談や、あの時は実はこうだったと言うような話の他、パロディや計が新人だった頃の様子が分かる内容など様々です。
その中でも、年末から年明けに計の実家に潮と2人で泊まりに行く話は、読んでいて笑えたし心が温かくなり幸せになりました。
この本を読むと、計には潮が、潮には計でなければならない理由が伝わります。イチャイチャもたくさんあるし、計の天性の芸人気質な暴言も盛り沢山で、ホント笑えます!
絶対読むべき本です!

2

2人でいることがとても自然

「イエスかノーか半分か」が面白かったのでこちらも読んでみました。


本編のあの時を視点を変えて、とかあそこに至るいきさつ、とか裏話的なものもあったりして。
また、計と潮と竜起が少年時代出会ってたりニアミスしてたり。
実在するTV局に、テレビ番組に、ギャグの数々に…と作者さんのノリノリな笑遊びゴコロにこちらも楽しく読ませていただきました。

中でもとくに好きなのが計の実家に2人で帰るエピソード。
本編でもそのキャラに注目していたお母さんの全貌が遂に明らかに!!笑
お母さん、いいです。サバサバしてるけど口が悪いわけでも冷たいわけでもなく。温厚なお父さんとのバランスも素敵で、この御両親にして国江田計有りといった具合でほっこり。
計の「付き合ってる」告白への御両親の反応もフラットで温かくてじんわり。
潮は潮で突然の告白に驚きつつ、実家という安全地帯で心を許しきっている計を益々愛おしく思ったりしていて…どんだけいいオトコなの!?

2人の関係は「恋愛」から「家族」に変わろうとしているのかな。
書き下ろしも潮の家族への思いとそれを汲み取る計が自然体でとても素敵なエピソード。
ほんとこの2人相性いいなぁ。

2

OFFは素の顔で

「イエスかノーか半分か」の商業分はクリアしていますが、同人誌や小冊子、全サやCD特典など、そういうものは全く追ってない身なので、この作品は大変にありがたかったです。
いざ読んでみると、ボリューム感がすごい。
そして計がめんどくさい。
計には表の顔と素の顔があって、家族しか知らなかった裏面を受け入れた潮に色々委ねちゃってる、そういう視点の話が多かった印象です。
逆に、潮にとって計がいることの喜びや計によって何かが変容したか、そういう部分は少なかったかな…

特に印象深かったのは、年末年始に計が潮を実家に連れて帰るエピソードです。
コレ、私は親の側から読んじゃいました。
子供のパートナー問題か……みたいな。
子供は子供自身の「安心」を見つけなきゃ、かぁ。そうだよなぁ、とじわりました。

H関係では、「ぼくの太陽」で暑さの中汗だくで…のH描写が良かったです。
体温がどんどん上がって、汗で滑り、疲れてもまだ抱きたい…そんな肉体で語る愛が。

読み応え十分で、久しぶりに「イエスかノーか〜」の世界に浸れました。

2

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