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nanji rinjin wo itomeyo
学年トップの秀才・優と、全ての人から愛されたい健太郎という組み合わせ。
子供の頃から常にモテて自分が充分に可愛いと自覚している健太郎。男女問わずモテるのに幼馴染の優からの扱いがぞんざいでそれがとっても面白くない。
もしかしたら健太郎は優のことが好きなんじゃない?とセフレの三瀬に指摘されて、そんなバカな!とあがくのだけど…。
熊猫さんは 今、私が一番コミック化されるのを待っている「バニラ・ショコラ・シガレット」というお話の中で、こんな事描かれたら神を捧げるしかないでしょう…!!というエピソードを描いて下さっていまして、ああいうエピソードを描ける人なら何かしらギュッと心掴まれるものを描いてくれるはず!という期待値が高い作家さんです。
受けがおバカで周囲を振り回すというキャラなので、7割はアップテンポかつギャグ多めなワチャワチャ展開で、正直言うと微妙に読み辛くて2回目以降はそういう箇所は流し読みになってしまったのも事実。
だけど途中、ところどころで急にテンポが切り替わってグッとくるような台詞や表情をぶち込んで来てくれるんです。メリハリが物凄く効いてて、おおっ!と思います。
そしてその箇所を読めただけでもあぁ、さすが熊猫さん!これよ!これ!と思えるし、この作品読んで良かったなと思えました。
おおっ!と思った箇所をいくつか挙げます。
・精神的優位に立ちたくて健太郎が童貞の優をバカにした時に「初めてを好きな人のために取っといて何か悪いのか?」と言った優の台詞のシーン。
・その台詞を聞いて何も言い返せず「優の口から「好きな人」って言葉聞いただけでこんなにもしんどい」と思い知らされた健太郎のシーン。
・健太郎の告白シーンとそのあとのシーン。台詞がとってもいいです。
・健太郎を撮ったスマホ画面にキスをする優。これは破壊力がありました。
それと笑ったのは、優からの提案で交換日記をするんだけど、健太郎が自分の名前の欄に「健犬郎」と書いてしまって 優から「けんけんろうになってますよ もう少ししっかり見直しましょう」と指摘が入るところ。
健太郎、どんだけおバカさんなの?
ビッチな人たらしちゃんが受けなのですが、このビッチちゃんはいやらしさを感じないですね。
BL作品のビッチといえば、精液大好き!おセッセ大好き!くるもの拒まず去る者追わずだけど色気は振りまくよ!惚れても責任とりません!みたいな感じの受けちゃんが多い印象を受ける中で、三瀬ちゃんもそれを地でいってるんだけど愛されちゃってごめんね♡みたいな可愛げと愛嬌があるキャラクターだなぁと思いました。
また攻めくんは攻めくんで濃いこと!イケメン×秀才×幼馴染=長田 優って、もう、惚れるしかなくないですか?ハイスペ男子美味しい、、、。
さすが、ノンケも落ちる愛され男子こと三瀬ちゃんが落ちる訳ですね。
ちなみに作中での私の推しは、呉くんです。呉くんが主人公で、呉くん×ぽっちゃり太め女子のNLが読みたいくらいのファンになってしまいました。もし同人誌が出たら買います。笑
熊猫さん2冊目のコミックス。
前作より一層テンションup↗︎ギャグup↗︎
周囲を巻き込んでワチャワチャしてるのが楽しめました(﹡´◡`﹡ )
学年首位の寡黙系高校生×愛されたい系ビッチなアホっ子高校生の幼馴染近距離ラブですv
1冊通して、ほぼほぼ受けがドタバタぐるぐるしてます。
気持ちいーこと大好き、人から愛されるの大好き、かわいーって言ってもらうの大好きで、愛されることに関しては突出した才能があるのに【恋愛をする】に関してはまるでダメな男。
家が隣同士、ずっと一緒にいた幼馴染にラブを感じてもどうしていいかわからず。。。
そんな受けのドタバタを冷静に面白がりながらも、実は内心振り回されてた攻めとのお話です♪
愛され系ビッチな受けが…もう、ほんと…ね!
可愛いんだけど、どうしようもないな、と。
セフレ兼友人に「チューしてー!好きってゆってー!!」って甘えるのに、
なぜか攻めにだけは上手く甘えること出来ないという…。
喜怒哀楽がはっきりしてて感情がドストレート表に出るので、憎めない可愛さはありました。
可愛いには可愛いんですよ…。
ただ、時折 恋愛オンチ過ぎて解せない行動にモヤモヤ( ˘•ω•˘ ).。oஇ
攻め何考えてるのかわからなかったけど、蓋を開けてみたら…( ´艸`) ふふ
初恋を拗らせてただけで、可愛かったー!!!
受けが他の男といたしてるシーンも冷静に見てた攻め。
けれど、2人の関係が微妙に変わった時に見せたヤキモチに一番萌えました。
何を見ても平然としてたのに、些細なことで受けを冷たく突き放して…。
一瞬だけ作品の雰囲気が変わる瞬間がすごく良かったです。
脇キャラのセフレ兼友人の結城くんが良い子でした。
愛されたがりの受けを可愛がりながら、恋愛アドバイス&フォローして。
立ち位置的には中々の苦労性…?
結城くんにも可愛い恋人出来るといいな(﹡´◡`﹡ )
受けに肩入れして読む事が多いし、アホな子受けは好きな筈なんですが、珍しく攻めに肩入れして読んだせいか受けのあまりのアホさと尻軽さに少しイラっとしてしまいました。
アホ力を発揮する方向性が自分の好みとズレてたのかな(^◇^;)
面白かったし可愛かったけど、アホさ故に無自覚に周りを振り回すのがどうも好きになれなかったです。
でも受けが甘えるとことか他にも色々可愛かったし、ストーリーも面白かったです♪
お友達の結城や呉君幸せになって欲しいです。
カップリングのビジュアルは、攻・受共に好きです。
受は正直もうちょい短髪が好みかな…髪型にチャラさが出てる(笑)。
ストーリーも面白く、テンポもとてもいいです。
かなりコミカルで、ギャグなコマが多々あり、そこがすごく好きでした。
もうキャラのビジュアル崩壊してますもんね(笑)。
ただ、如何せんビッチ受が嫌いで…。
受めっちゃビッチなんですよねえ…。
でもそうじゃないと、ストーリー成り立たないのかな~。
まあ、攻と結ばれてからは一途なので良しとする。
この作家さん初読みでしたが、もっと他のお話も読んでみたいと思いました。
ちょっとツレナイ幼馴染とおバカビッチの純情、という感じのお話でしたが
普段あまりアホのコでビッチは好ましくないはずが
優への気持ちを自覚した後の健太郎は可愛らしかったです。
優は最初素っ気ない印象ですけど、要所要所で優しいのがズルイですね~。
健太郎に童貞とバカにされ「初めてを好きな人のために取っといて何か悪いのか?」のド正論が男前!!!
しかもちゃんと好きな人に捧げてるしさ…有言実行の男イイネ!
ただ、健太郎と関係があった結城くんがいいヤツで、なんだか励ましてあげたくなってしまいました。
健太郎を好きだったが本当だから、好きな人の幸せを優先したんだろうなぁ。
描き下ろしで「オレは三瀬ちゃんじゃなくても大丈夫だけど」って淡々と言っていましたが、表に出さないだけで自分に言い聞かせてる感じがしなくもなかったのです。
そんな結城くんにもいつかLOVEな相手が見つかるといいな。
好きな作家さんですがこの頃はあまり個性が確立されてないので最近の作品が好きな方には物足りないかも。
あと受けのビッチ具合がネジ外れててここら辺少し苦手でした、
優等生が経験豊富な受けにほだされて流される展開が好きならおすすめかも。
攻めは最初から受けが好きなのに自覚ないパターンですね、
王道で緩いので安心して読める一冊ではあります。
受けのセフレがけっこう好きな外見だったので今の絵でスピンオフ描いてほしい。
幼馴染同士のお話ですが王道っぽさはあまりなくて、このふたりがどんな風に恋人になるのだろうかとドキドキして読み進めました。
健太郎は愛される才能があると自覚していて、実際に顔も良いし明るく可愛らしい人なのだけど、恋愛に関してはすごく軽くて貞操観念も低いのです。
そして彼の言動には「ん?」と思う部分が多かったので、愛されキャラな立ち位置がどうにもしっくりこなくてちょっとモヤりました。
というか健太郎の周りが良い人たちばかりなのがモヤモヤの原因だったかもしれません…
優もめちゃくちゃ冷静だし男前なのだけど、健太郎の性に奔放なところにはもっと口を出してほしかったなと思いました。
ふたりが無事に恋人になったのは本当に良かったなと思ったけれど、気になる部分も多かったお話でした。