ササクレ・クロニクル

sasakure chronicle

ササクレ・クロニクル
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神44
  • 萌×232
  • 萌23
  • 中立9
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
17
得点
426
評価数
111
平均
3.9 / 5
神率
39.6%
著者
鹿乃しうこ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス 麗人セレクション
シリーズ
ササクレ・メモリアル
発売日
価格
¥650(税抜)  
ISBN
9784801960046

あらすじ

好みは「メガネでビッチな年増」…。
究極のこじらせ系男子、ただいま絶賛迷走中!?

塾講師・矢嶋(やじま)に手ひどく振られた少年・三田(みた)は、初恋をこじらせ、
現在は矢嶋のストーカー&妄想Hにはまっている。
一見モテそうなイケメンにも関わらず、興味があるのは「メガネでビッチな年増」と
公言する三田を変人扱いする同級生の中で、人目を気にしない三田に興味を持つ藤野(ふじの)。
急速に仲良くなった2人は藤野からの誘いで体の関係を持つようになりーー…。
「ササクレ・メモリアル」待望のスピンオフ!イケメン鉄オタ・三田の学生編♪

【収録作品】
・ササクレ・クロニクル
・ササクレ・スパイラル(前編)
・ササクレ・スパイラル(後編)
・塾の講師がモサ専で淫乱だった話by三田悠介
・隣人
・大志・finaiiy…!!(描き下ろし)

表題作ササクレ・クロニクル

三田悠介・高校1年生
藤野奏・高校1年生

同時収録作品ササクレ・スパイラル

藤野日向・弟
藤野奏・兄

同時収録作品ササクレ・スパイラル

藤野大志・高校1年
藤野奏・高校2年生

同時収録作品塾の講師がモサ専で淫乱だった話by三田悠介(ササクレ・メモリアル番外編5P)

同時収録作品隣人

今野隆峯・大学生・コンビニアルバイト
中里圭・隣人

その他の収録作品

  • 大志♡finally…!!
  • フリートーク&あとがき

レビュー投稿数17

地雷に注意!(悲恋、ガチ兄弟

①ササクレ
せつないの連鎖がやばい・・・(そしてエッチぃ

フジのんめちゃくちゃ可哀想だよなあ。でもあのくらいの年頃って、好きな人が『おとこむり』ってタイプじゃないだけでも奇跡で、だから、なんでもいいから肌を合わせたい(言い方)的な思い切りが、あるのかな・・・(DKの世界の中心はオレ感が大好き)

そしてキンシンソーカンへ・・・!読者が知らないうちに大変なことになっている_(:3 」∠)_

タイシくんエンドまでの流れが早すぎて、途中戻りながら読みました。こんなに駆け抜ける系なのにこんなに満足度高いって、、作者様の構成力の賜物ですね。天才。

あとがき?の『筆下ろし3人目』はフジのんのビジュアルとのギャップで笑えました(*´◒`*)

三田くんはあとがきまで含めてほんっとにサイテーなやつなんですが、前作も読んでるとなんだか憎めないですよね、、!

②隣人
結構ガチめオカルト!だけどエロとオチがよいです♡

0

三田ってやつは…でも憎めない

ササクレ・メモリアルの三田の過去編でした。
三田を中心にしたお話から、同級生の藤野にメインが移っていく感じでしたね。

藤野って子がまぁ不憫なビッチって感じでしてね。
誰かの身代わりでも構わないし、ゲイだって事に負い目を感じていて嫌われたくないから股を開く…みたいな子で、ここはかなり好き嫌いが分かれそうです。
流石に弟とヤルんはどうなんよ⁉︎って感じでしたが、三田への想いが届かないやるせなさ、そしていい加減断ち切るきっかけにしていたのは切な過ぎて、嫌いになれないキャラでした。

男らしく守ってくれるような相手に巡り会えて良かったです。
それに引き換え、三田くんさぁ…w
こちらも呆れちゃうけど、なんだか嫌いになれんのよなぁ。

3つ目の霊のお話はちょっとよく分からなかったかもです。
キャラとか受け攻めの組み合わせは好きでした。

藤野(奏)と藤野(大志)の初Hの描き下ろしは最高でした。
前戯の段階で攻めがいっちゃうのが良きでした。

0

三田の過去と奏の話

シリーズの新刊が出たのと、レビュー未投稿だったため再読。

そうそう、こんなお話だったわ…と思い出しながら読みました。

三田が矢嶋のことしか考えていなくてひどい奴だけど、奏は片思いだとわかっていたのが、まだそこは許せるとして。

ガチ兄弟モノは苦手なんです(汗)。
年頃の弟が兄のあんな姿を見てしまいおかしくなるのは気の毒だと思うけど、だからと言って兄に手を出す理由にはならんよね、と個人的には思いまして。
兄が拒まないのも。

奏が弟とするのはおかしなことだと罪悪感持つのがまともだと思います。
そこへ誠実な大志が登場してくれてよかった。
奏の救いになって。

奏が店長を見る時、頬を染めたお顔がめっちゃかわいかったのが萌えです。

三田は、ああこうして三田になっていったんだなというのがよくわかっておもしろかったです。

0

初読でだめでも読み返してみて!

レビューを書いた記憶があるのに消されたのか、記憶違いをしているだけなのか。
この度やっと『ササクレ・メモリアル』を読んだので、腹を括ってこちらを読み返してみることにしました。
初読のときに相当こころをやられたのでかなり勇気がいりましたが、読んでみたら案外平気だったと言うより、一言で言うと、萌えました。

【ササクレ・クロニクル】 萌
高校でクラスメイトになった三田と藤野。
イケメンなのにだいぶ変わっている三田と親しくなるうちに藤野は…。
初読時は完全に「しゅみじゃない」でした。
自分に好意を寄せる人間を身代わりにして、流されるままに好きな人の妄想のネタにするべく関係を結ぶ三田の人でなしっぷりが受け付けなくて。
ただ今回、『ー・メモリアル』を読んでから読み返したせいか、三田が藤野を利用して傷つけて何とも思わないほど想い続けた相手がどうしようもない人だったときっちり確認したことで、スッキリできた気がします。
藤野を好きになれていたら、全然違う未来があったかもしれないのに、まあ、人の気持ちというのは簡単に割り切れないものですね。

【ササクレ・スパイラル】(前後編+描き下ろし) 萌2
三田とのことを弟に知られて、関係を強要されてきた奏(藤野)。
夜に家にいたくなくてカラオケ店でバイトを始めたところ、そこには三田の叔父が。さらに1つ下のバイト仲間・大志と親しくなっていって…。
忘れたいのに似た顔が近くにいたら…という切ない演出は軽めです。
大志との距離感が近くなっていくのと同時に、カミングアウトや弟への初めての拒絶をして、「好きな人に体を差し出しても好きになってもらえなかった、可哀想な自分」や「弟に脅されて、申し訳なさで拒めない弱い自分」の殻を破っていくのが素晴らしい!と思えました。
初読だと衝撃ばかりが大きくて、つい奏ばかりに目が行ってしまうけれど、再読で少し立ち位置を後ろに取ってみると、4人それぞれ未熟さが見えてきます。
三田は好きな人に失恋したけど忘れられず、引きずったまま、自分に好意を寄せる友人の体を使って、欲望や妄想を満たすけれど、それがずるいという考えが浮かばない子。
弟は兄の一面が衝撃的すぎて、頭から離れなかったせいで、その捌け口を兄に求めて執着してしまったけれど、そのすべてを兄のせいにするしか出来ない子。
奏は三田の思いを利用して、好きな人に抱かれてみたものの、好きになってもらえなかったどころか、弟にまで負い目を感じる結果にしか出来なかった弱い子。
大志は弟から話を聞いて、全部三田のせいだと思ってしまう短絡的なところがある。
4人、それぞれに未熟で、それこそササクレ立ってました。
たぶん三田は先生にしか興味がないから、何で殴られたのか分かってないだろうな。
だけど描き下ろしを見て、100%先生だった三田の2割も奏が占領できていたことで、胸がスッとした気がしました。
さらに大志との初めての話は萌え倒しました。

【塾の講師が淫乱でモサ専だった話 by 三田悠介】
それでも好きなんだから、仕方ないという話。
こんなダメな大人が初恋相手で、ずっと執着してしまった三田もかわいそうな子ですね。

【隣人】 萌
この話のことを忘れていて、うっかり夜に読んで、お風呂に入れなくなりました…。
夜に読むのはご注意ください。結構恐ろしめな幽霊が出てきます。

長くなってしまいましたが、初読で奏に寄り添いすぎて嫌悪感いっぱいになった方、ぜひ一歩引いて読んでみてください。
違った面が見えてくるはずです。

2

シリーズ2冊目

藤野が沢山出てくる上に、兄弟だったり兄弟じゃなかったりします。ちるちるの受け攻め表記をサラッとみたときダブル藤野だったので三兄弟ものかな〜と思ったら、半分正解で半分勘違いでした。
三田も父子出てくるし!

矢印が大変ごちゃついてます。普通の人間同士の関係だってごちゃついてますから、こういうのは大好き!鹿乃しうこ先生の作品て、あの人とあの人は昔関係があるみたいなのが平気であるところが好きだったりします。穴兄弟だらけ(下品)
主役にフォロー無しのダメな人据えますしね!あとがきの「業を背負いつつ執念で初恋を成就させた三田」って言われ方、大好きです。

時々鉛筆書きっぽい線になるのは演出なのかな?ネームを見せられている気持ちに若干なるけれど。

フジのんの方が恥ずかしいよ笑

0

今までとのササクレシリーズとは一味違う

◆ササクレ・クロニクル〜ササクレ・スパイラル(表題作)
 てっきり『ササクレ・メモリアル』の続編だと思い込んでいたのですが、高校時代の三田と関係を持っていた藤野がメインの物語でした。矢嶋のことしか頭にない三田に惹かれ、健気にも体の関係を提供し続けた藤野。当然三田に振り向いてもらえることもなかった上に弟に犯され、自嘲気味になっている時にバイト先で1年後輩の大志と知り合います。

 途中まで藤野に訪れる展開が酷なものばかりだったので、大志の健全な態度や言葉はこの作品で唯一の光、癒しでした。自棄になるあまり藤野は悲劇のヒロインっぽい言動をとってしまうこともあるのだけど、その都度大志が咎めて引っ張り上げてくれるので萎えたりもせず。藤野自身、自分を客観的に見れる性格だったので、弱々しい感じがしなかったのも良かったですね。このシリーズでは一番シリアスな話だったと思うのですが、今までとは一転した雰囲気を楽しんで読めました。

◆隣人
 今までこのシリーズに出てきたキャラ達とは関係のない、初登場のカップルです。生き霊という題材をコミカルに描くのかと思いきや、終盤でめちゃくちゃホラー要素に力を入れられていて、あまりの温度差にかなり驚いてしまいました。恋愛要素よりもそちらの印象の方が強く残ってしまいましたが、短いながらも起承転結があったので満足です。

0

ふじのん、幸せになって;;

ebookjapan
修正…白抜き
カバー下…あり
カバー折り返し部分、裏表紙…なし

Renta!
修正…ぐしゃぐしゃ線
カバー下、カバー折り返し部分、裏表紙…あり

1

こんなの好きな人は好きかも。。

私には合わなかった。絵が綺麗で読んだけど
だれかれ構わずヤりまくってる受けでいつも自分に自信もなければ意見もない。少女漫画の情けない悲恋のヒロインみたいに自尊心が低くて魅力がない。

そこで攻めが次々と季節が変わるように出て来る。
最後の攻めだけがまともな人間だった。
ニタのことは今もむかつく。怒りが収まらない。
何なんだあのクズ男は。。ああああああ むかつく
大好きな人がいると言ったくせに受けを弄んで捨てる。罪悪感などもない。出る分量も多すぎて余計に私も遊ばれた気分に。。
そんなことやっといてまだまだあの人の事忘れられないとか一途な振りをしてるのが一番むかつく。お前にそんな資格あるのかよ。

とにかく受けが散々遊ばれる話で最後まで読むのが辛かった。


2

うーん‥

絵がキレイで、前作も読んでいたので
手に取りました

一言でいうと、辛い
ほかのレビューに救済の文字もありますが
確かに救済なんですけど
けど、心の根っこの部分はどうなんだろうとついつい引っかかってしまいました

絵がキレイゆえに、その表情の奥深くまで想像させてしまうようなそんな感じです

藤野くんが、健気なのかいじらしいのか、若さゆえなのか、そういういろいろを上手に隠して高校生してるのがすごいなぁと思いました

前作のスピンオフが、こんな展開になるなんてすごいなぁと、ただただ感心です

3

三田が我が道を行く!

ササクレ・メモリアルの三田のお話というか藤野がメイン?なくらいの存在感です。

矢嶋に振られストーカー中の三田。我が道を行ってますね。そんな三田に気がある藤野。
この藤野が報われなくて悲しくなります。

自分から行ったものの三田の中の矢嶋には叶わず二人の関係は終わってしまいますが、今度は二人のエッチを見てた藤野弟に脅され体の関係を強要されます。体育の先生にも抵抗しないし、もう藤野がどんどん自己評価というか自分の価値を低く感じてるのが不憫で。三田よ、恨むぞ。

そこに藤野のバイト仲間の大志くんが藤野の話を聞いてくれたり彼の為に三田を殴ったり、藤野のことを好きになってくれて。
こんなに大切にされて藤野も大志くんを好きになって。両思いでするの初めてって!良かったね!!

しかし三田に狂わされ過ぎでしょう。藤野の投げやりさ優しさが大志くんを惹き付けたのでしょうか。

隣人
なかなか恐ろしく面白いお話でした。守護霊の生臭坊主がもれなく徐霊を見守るのも安心?

0

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