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必ずしもα×Ωのカップルを望んでいるわけではないですが
もう少しお互いに惹かれ合う描写があっても良かったのになーと感じました。
そして愛叶はなぜ大地でなくてはだめだったんだろう。辛いときに支えてくれたファンは大地以外にも大勢いたと思うんだけどな〜
大地を求めた理由が弱い気がしてしまいました。
同棲企画というのも名ばかりで、その良さが伝わってこないのにもモヤっとしました。
愛叶と両想いになっても大地は野暮ったいままだし、どうにも推せなかった。
オメガバース好きならば憤ること間違い無しなところが多すぎて残念だったなと思いました。
αなのに、学業もスポーツも苦手でコミュ障、
顔はソバカスだらけで、恋愛経験もなく童貞処女。
そんな冴えないα・大地の癒しといえば、AV男優の愛叶くらいでした。
ある日、大地の元に一通の手紙が届き、
愛叶との5日間の同棲企画に当選してしまいます。
ずっと焦がれてきた愛叶との対面に緊張する大地だけれど、
目の前に現れた本物の愛叶は地味な大地にも笑いかけてくれ、
二人でごはんを食べ、デートをして、たくさん話をして、
同じベッドで眠り、大地を優しく抱いてくれました。
一緒に過ごせば過ごすほどに愛叶を本気で好きになって
いってしまう大地ですが、残酷にも期限の最終日がやってきてしまい…
冴えない主人公が憧れの王子様に見初められ、
愛されるというシンデレラストーリーでした。
親や周囲から背を向けられ、ずっと自分に自信のもてなかった
大地が愛叶と出会い、愛されることでようやく自分の居場所を
見つけることが出来てよかったです…
物語としてはややすんなりいきすぎているような感じがしたけれど、
二人が再会し、夕焼けを背景に抱き合うシーンはロマンチックでした。
ただ、先行レビューの指摘通り、このお話がオメガバース
である必要性はあったのかなというのは私も感じました。
大地と愛叶は互いにα同士ですが、だからといって、
特に二人がポジションを争うというわけでもなく、
Ωの当て馬が登場するでもなく、α同士の恋が障害に
なるわけでもない。
主人公がαなのに冴えないというギャップ付けとしてでしか
オメガバースの設定が物語の中で活かされていないなぁ…と。
最悪、オメガバなしでも成り立ちそうな世界観に思えてしまいました。
他のレビューで、みんな口を揃えて「オメガバか?必要なくない?」って言ってんの見て「ほんとかー?」って読んでみたけど、マジだった。
受はΩではダメだったのかな?出来損ないのαでなくてはダメな理由はなんだったのだろうか?
スケベシーンはちょいちょい挟まってくるから、エロを楽しむなら悪くない。けど、ほんとにただのエロで終わる。
ストーリーでハマれないから、えっちなシーンもなんだか物足りない。
AV男優(攻)とドキドキ同棲生活!って企画なら、カメラの前であんなことやこんなことを期待するじゃん?
カメラの前で、堂々スケベしないからね、この作品。
カメラの外でスケベしまくってて、もしこのドキドキ同棲生活企画した人が私なら「お、おまえーーー!!スケベしろよ!!!AV男優だろ!?」ってブチ切れてるね。
お話自体は悪くないと思います。
でも、本当にオメガバースの設定が何も活かされていないです。
せめて、α×Ωで運命の番の方が良かったのではないでしょうか?
α×αはただでさえハードル高いですからね…
お互いに惹かれる理由はなんとなくわかったし、大地の背中を押した友だちもとてもいい子たちだったし、オメガバースでなければ十分納得できた内容だったと思います。
結構あっさりくっついてしまったので、もう少し盛り上がる部分があったら尚良かったのではないでしょうか…
皆さん書かれていますが私もオメガバースにする必要性を感じませんでした。さらにシェアハウス的な設定での生活をずっと撮影すると言うストーリーもあまり生かされていなかったと思います。
受けがアルファなのに冴えない男の子と言うのも、そのまんまな感じで、眼鏡をとっても、下から見つめられても大きすぎる眼鏡と腫れぼったい目が受け付けなかったです。せめて、眼鏡をとったら実は美人と言うくらいにはしてほしかったです。
加えて、撮影生活から帰ってきて、大地くんがぼんやりしているところに突然出てきたオタク友達。あまりに唐突だし、冒頭で人数あわせで行った合コンのメンバーとは違いすぎです。
芸能人とファンと言う、夢を見られる設定にしたのなら、もっともっと甘くて、大地くんの魅力が実は気づかれてないだけと言うストーリーにしてほしかったです。
オメガバースという謳い文句の作品。カップリングはアルファ×アルファです。
とはいえ、ほとんどこの作品にオメガバース設定は関係ありません。せいぜい受けがアルファにしては出来が悪く、顔も地味で劣等感がある、という設定のためだけのオメガバース設定です。
オメガバース設定が活かしきれていない以前に、内容もかなりお粗末でした。オメガバースであろうがなかろうが面白ければいいと思うし、面白かったら高評価をつけたのですが、残念ながらまったく良い部分を見つけられませんでした。
とにかくツッコミどころが満載。ファンだったAV男優と5日間同棲する素人参加型ビデオの出演者に当選した受け、というお話なんですが、当然エロエロな撮影が行われるものかと思ったら、撮影はただ一緒にご飯食べたり出かけたりすることだけで、エッチは無しというのが前提。AV男優の撮影でそんなほのぼのな企画があり得るか! と思ってしまいました。
で、わざわざ撮影されていないところでこっそりエッチなことをするふたり。本末転倒はなはだしい。帯のあおりの「お風呂も、トイレも、セックスも、全部が撮影されている!?」は嘘八百です。
受けが攻めのファンである理由も分かんないし、攻めが受けに惹かれる理由も、一応こういう理由ってことは描写されていましたが、それくらいのファンなんぼでもいるだろう、と。むしろいない方が不自然ですよ、超人気男優なのに。
で、ラブラブな5日間を過ごしたけれど、撮影のための偽りの愛だと思って受けが逃げ出す。てか撮影のためって、エッチしてるとこは撮影してなかったやん…。
そこからの急転直下のハッピーエンドも、突然取ってつけたように出てきた受けのオタ友達が不自然に焚きつけて「ありがとう、俺もう一度頑張ってみるよ!」的な。物語を急転させる脇役を伏線もなしに出すなと…。
オメガバース設定も活かされず、AV男優と同棲って設定もハメ撮りやら何やらに活かされることもなく、実はオタ友がいましたとか、実は以前から見知ってましたとか後付けの設定が伏線もなくバンバン出て来る。構成がお粗末で、絵も拙く、残念な感じでした。
αなのに冴えない受けという珍しい設定に惹かれて購入しました。
…が、その受けのビジュアルが好みじゃ無さすぎでした( ;´Д`)
いや、顔じゃないよな…と思いつつ読んだけどはまれず。
そんな受けに最初からグイグイくる攻めに「は?なんで?」となり、後半に「実は以前から〜」と告白してたけどそのエピソードが具体的じゃなさすぎて共感できなかったです。
皆さん仰ってますが、α同士にする意味があまり無いように思います。
攻めがαとかΩとか関係無く運命だった…と言ってましたが、オメガバース設定がうまく絡んでない気がしました。
辛口評価ですが『中立』で。
キャラクターの設定が面白そうだし、蜂巣さんの1冊目が絵も綺麗でエロくて面白かったので期待して購入したのですが、全体的に話の展開が唐突なせいなのか、読んでいても作品の世界観に浸ることができませんでした。
オメガバースプロジェクト作品なので楽しみにしていたのですが、設定が全く生かされておらず、台詞だけで強引に入れている、といった感で残念でした。
あと、絵が1冊目と比べてだいぶ荒くなったような気がします…。そのせいか、エロシーンもあまりエロを感じなかったです。
期待値が高すぎたのかもしれませんが、それだけに残念な1冊でした。
α同士のカップルというのはオメガバース漫画としては珍しいので期待したのですが、その設定が全然活きていませんでした。
αなのになんの取柄もない凡人の大地。憧れのAV男優・愛叶との同棲企画に当選。一緒に居られるだけで嬉しかったのに、愛叶の方が積極的に迫ってきて…というお話。
あまりにも予想通りの、ある意味少女漫画的展開。攻めがAV男優だから少々エロい場面が多い以外は引っ掛かりのないシンプルさ。
なぜ愛叶は大地に執着するのか、説明は一応あるけど、あまり納得いかず。その部分をもっと掘り下げてもよかったと思う。または、同棲期間中に愛叶が大地に惹かれていく場面を十分に描写するとか。全体的に説得力がないんですよね。
あまりにも上手く行きすぎの関係なので、続編がもし期待できるなら、「魂の番」(もしくは圧倒的な魅力のΩ)の登場で、この二人の関係を揺さぶってみてほしい気はする。
「オメガバース」を謳っていますが、実際のところはその設定はあってもなくても良い一冊でした。このシリーズから出すために無理やり設定くっつけました……という感じ。
だからがっつりと「オメガバース」の世界を期待して読むと、肩透かしを食らうかもしれませんが、そういうの関係なく、「セクシーな男優」と彼に憧れるパッとしないヲタクくんのエロティックラブコメと捉えて読むと、普通におもしろいと思いますよ。
ソバカスで自信なさげな頼りない青年が、抱かれることで艶っぽくなっていく様子はなかなか良いと思いました。