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yasashii inma to waltz wo
悪魔に対する嫌悪感がとても強い有馬という天使が、佐伯という悪魔と出会い、佐伯のことを好きになるといったお話です。
有馬は、【腹上死しましたが何か?】では星内や黒石に酷いことを平然と言う程に悪魔を嫌っていますが、上司からの指示で、悪魔である佐伯さんの手伝い(不死鳥のヒナの世話)をすることになります。
佐伯さんと接するうちに、(有馬自身は否定していますが)悪魔である佐伯さんに好感をもつようになっていき、聖人候補が堕落した件で口論となりますが、それ等を経て、恋を自覚します。
有馬は、佐伯さんの心に残っている恨みについて知り、何とかしてあげたいと思うようになり、偶然出会った「人間」だった頃の佐伯さんを大切に思い続けた人と佐伯さんを引き合わせます。
佐伯さんは、有馬の優しさや強い気持ちに触れ、有馬の想いに応え、結ばれます。
以上がストーリーの大まかな流れだと思います。
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以下、個人的な感想です。
普段の二人称が「君」な佐伯さんの「お前」呼びは衝撃が強く、佐伯さんの怒りをとても感じ、佐伯さんが悪魔である理由を明かすシーンで、物語に更に引き込まれました。
佐伯さんが怒ったこととその後の「生きてさえいれば…」の台詞の真意が、「もっと生きたったなぁ」で分かり、深く刺さりました。
有馬の事は、個人的に、最初からずっと好きでなく、どうして有馬でスピンオフ?と思っていましたが、徐々に好きになっていきました。
「人」として変わった有馬や、傷ついた顔をしていると指摘された有馬を見て、徐々に嫌悪感が薄くなり、佐伯さんの為に何かしたいと思うまでに佐伯さんのことを好きになっている様子から、有馬のことが可愛く感じるようになりました。
有馬が悪魔を酷く嫌っていた理由の真相を知り、有馬のことが好きになりました。
序盤の佐伯さんは優しそう綺麗で儚い系のお兄さんという雰囲気で、終盤の佐伯さんは黒いシャツを着てソファーに脚を組んで腰掛けロックでお酒を飲んでいるという描かれ方がとても好きです。
ストーリーが深くて素敵で、佐伯さんが淫魔なことをHのシーンまで忘れていました。
精液舐めとりHが、Hで最高です。
満月の発情・尻尾を使った誘惑・お互い恥じらっているところが可愛いかったです。