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tabi no tochuu
前・後編。
幼い時から一緒に育った黒髪碧眼のカスペル
カスペルにとってヨーアンは、眩しい存在。
カスペルは、ヨーアンに常に押し切られて、ヨーアンが誘う旅に同行する。
ヨーアンが選んだ旅先の街は、カスペルが好きだった絵本作家が住んで居た所。
闇の中の王子は百話の話を終えて夜明けが来る。闇を求めて鳥になって去る王子。光に追われた王子と置いて行かれた羊飼いの物語。
「闇の王子が羨ましい」と言っていたカスペルに、ヨーアンが感じた不安。
君が去る時、傍に居たい。
絵本の話題に絡めて本心を伝えるヨーアンの努力も甲斐なく、カスペルは鈍感。
この後がとても気になるお話でした。
心理描写が丁寧で絵も綺麗な作品。