俺が怪我しても、ちゃちゃっと治せるすげー医者になってくれよ!

ミスター・フィクション

Mr.fiction

ミスター・フィクション
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神60
  • 萌×262
  • 萌40
  • 中立10
  • しゅみじゃない16

--

レビュー数
24
得点
678
評価数
188
平均
3.7 / 5
神率
31.9%
著者
碧本さり 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス Qpaコレクション
シリーズ
ミスター・フィクション
発売日
価格
¥660(税抜)  
ISBN
9784801957824

あらすじ

サッカー選手である親友・梶との約束を守り整形外科医になった雨宮。
けれど久々に会った梶は、怪我の影響で選手生命が終わってしまう虚無感に苛まれていた。
二人で飲んだ帰り道、梶は階段から落ちて高校卒業後の記憶を失ってしまう。
ずっと梶に想いを寄せていた雨宮は、この状態を利用して「俺の恋人はお前だ」と嘘をついてしまい――!?

片想いを拗らせた不器用なドクター×崖っぷちサッカー選手の嘘から始まる、恋。

表題作ミスター・フィクション

整形外科医,高校の同級生
サッカー選手,逆行性健忘症,高校の同級生

同時収録作品ミスター・フィクション

32歳,心療内科医,雨宮の元彼
整形外科医,医大同期

その他の収録作品

  • between whiles(描き下ろし)
  • カバー下:表紙カバーの雨宮and梶 アフター・おまけ漫画「連載中の思い出と言えば…」

レビュー投稿数24

嘘からはじまる大人の純愛。

黒髪の男がメガネの男に後ろから攻められ喘がされ、1Round終わったあと「責任…とれよ?おまえのせいでこんな…んなったんだからさ…」と、2Roundめに突入しそうな濃ゆいシーンからスタート。
二人はどうしてこうなった?と最初から惹きつけられ、最後まで引っ張られます。
あらすじくらいで、ネタバレ見ずに読んだ方が絶対に楽しめる作品です。
タチネコスウィッチ(※相手は違います)が苦手でなければ、エロも濃ゆくてオススメなので、ぜひ作品を読んでください!







二人は高校の同級生、黒髪の男・梶はサッカー選手に、メガネの男・雨宮は梶の言葉がキッカケで整形外科医になった。30歳を超え、梶は怪我で選手を続けられなくなり離婚もして、サッカーと無関係な昔の友人・雨宮に会いたくなった。
久々に会った帰り、酔って階段から落ちて頭を打った梶は逆行性健忘症となり、高校卒業後の記憶が消えてしまう。
いまの記憶がない梶に、雨宮は「俺とお前は恋人同士だ」と嘘をつく。
雨宮は高校の頃から梶を想っていて、この好機は逃さないと同棲しながら梶の面倒をみる。
そして意外とテクニシャンな雨宮に梶はカラダを開発されていき、病気の不安もあってか雨宮に依存しはじめ…

雨宮にとっての梶は、他に恋人ができても、心から消すことができなかった大事な存在(碧本先生の言葉を借りると「サンクチュアリ」)で、嘘をついてでも手に入れたい。
だから、元彼の心療内科医・佐伯から梶に嘘をバラすと脅されると、言われるままカラダの関係を持ってしまう。
雨宮は愛しい梶を騙して抱き、佐伯には抱かれて感じさせられる、この罪悪感と背徳感がいりまじる関係を、エロ濃いめで描かれてるのがたまらないです!
それでも梶がすべてな雨宮は一途。

梶も、元彼の佐伯に嫉妬してカウンセリングなのに張り合ったり、雨宮に無意識に惹かれていってるのがわかります。
それと昔から自分を大事にしてくれていた雨宮のことは他の人とは別格で…

はじまりは嘘から、当て馬の存在感が大きく、エロも濃ゆいけど、開発された快感に引きずられただけでなく、おたがいサンクチュアリに秘めていた想いを成就させたような、大人の純愛でした。

描き下ろしは、梶はイかされまくって潮吹き?おもらし?までさせられるがっつりエッチ!それでいて「ずっと一緒に生きていきたい。離れていても近くに感じたい。」って同じことを考えてる甘さもあって…ギャップもたまんないです!

電子特典は4P。酔わされた梶はローターと一緒に激しく攻められ泣いてます。翌朝、もう飲まないって泣いてる梶のかたわらで、つやつやしてる雨宮。そこだけコミカルです。
Rentaで購入、修正は全体に斜線、カバー下も裏表紙もついてました。

次のお話は佐伯のスピンオフになるそうです。
雨宮を脅して抱いてるけど、雨宮に執着してるようには見えず、雨宮と梶が本当の恋人になってからは知人として接している、なに考えてるかわからない不思議な人。この佐伯がどんなふうに恋に狂うか楽しみです。

10

エロ多め

初っぱなからHシーン!
かなりのエロありがとうございます!!
拗らせた過保護攻めとめんどくさい受け、どちらも良かった(*^o^*)
Hの時の余裕ない感じが好きです。
佐伯と関係する時は雨宮が掘られる方なので、苦手な人は注意。私は大変興奮しましたが!
潮吹きもローターHもあって、大満足。
エロだけじゃなく、ストーリーもしっかり描かれてるので読み応えアリ。
佐伯のスピンオフもあるとの事なので、今からとても楽しみ!!

2

ふたりの嘘つき

医者(雨宮)×サッカー選手(梶)のお話です。

元々高校の同級生だった二人。ある日、お互いがついた嘘から恋人同士に...

時々学生時代の描写で関係の変化が際立っていて萌えます。学ラン姿かわいい( *ˊᵕˋ*)

雨宮は学生時代から梶のことがすきでこっそりキスしたり。信用してるからって梶から結婚の話されてショックだっただろうな…
ちゃんと祝ってあげた雨宮の顔がとても切ない眼差しで泣きそうになりました

ついた嘘から病院にかかることになった梶。なんと主治医は雨宮の元カレ!!治療にあたって雨宮にちょっかいをかけて関係をもちます。
抱かれてる雨宮がとても色っぽい!!!!!
もちろん雨宮×梶推しだけども.....抱かれちゃう雨宮もイイネ!!

梶はノーマルだったのに雨宮に開発されてトロトロにとろけちゃうのすばらしい
そっちの才能アリ!!!!

二人とも独占欲をのぞかせるのがとてもかわいいです!
ストーリー性とエロを求める.....そんなアナタに!!!!!


2

変形的記憶喪失モノ

高校時代の親友同士が、それぞれ32歳と31歳になって…というお話です。
攻めの視点で、攻めは整形外科医、受けはプロサッカー選手というカップリング。

攻めは高校生のときから受けに片想いしています。受けはノンケで結婚歴もあり。
長らく会っていなかった2人でしたが、受けが離婚したり、選手生命も危ぶまれる怪我をしたりで、慰め会的に飲みに行こうか、ということで再会します。その帰り道で、受けが階段から落ちて頭を打ち、記憶障害を起こしてしまいます。
高校時代の状態の記憶に戻ってしまった受けに、攻めは「実は俺たちは恋人同士だったんだ」と嘘をついてしまいます。


タイトルの『ミスター・フィクション』。誰がどういう嘘をついているのかの全貌は、最後まで読まないとわからない作りになっています。ネタバレはひかえ、萌えツボと地雷スポットのみお伝えするに留めます。

まず攻め。優秀な整形外科医で、高校時代の受けの「俺が怪我したらお前が治してくれ」という軽口が元で整形外科医の道を選んだ健気な人です。いろんなことを諦めている人で、受けに結婚することを伝えられた時にも引き止めることができず、想いを伝えないまま32歳に。
その元同級生の受けは太陽の下を歩いてきたような人。ノンケで、プロサッカー選手で、人気者で、幸せな結婚をし…でも大きな怪我をして、妻とも離婚し転落人生。現在は失意のどん底にいます。

まず、受けに婚歴があるのがちょっとな、と思いました。あと、記憶障害になった受けにカウンセリングを受けさせるのですが、その精神科医が攻めの元カレ、という展開。嘘で言いくるめて恋人だと思い込ませている受けを、自分の元カレに委ねる攻めの考えの足りなさにはびっくり。案の定、嘘で受けを自分のものにしたことがバレて脅され、攻めはそちらとも身体の関係を持つことに。このおバカ!
攻めの考えの足りなさには脱力しましたが、驚くべきことにその精神科医・佐伯氏相手のときは攻めはネコでした。個人的に、バリタチが受けに回るのは好きでも、攻めが受け以外の相手にネコに回るのはあまり好きではないのです。その私が読んでも、この精神科医と攻めとの関係は激萌え。どちらかといえば受けより佐伯さんとくっついてくれればいいのに、と思ってしまうほど好みでした。いい感じに大人で、でもいい感じに大人げなく、とても魅力的なキャラでした。
ただ、私個人は萌えましたが、攻めキャラが当て馬相手に受ける展開が地雷な方にはオススメはしにくいかな…。

攻めの考えの足りなさ、そのせいで陥る窮地が微妙だったので一段階下げましたが、その他のストーリーや、記憶障害の決着など、とても楽しめた作品でした。

7

危うい関係に萌える…!

他のレビュアーさんもおっしゃってる通り、この作品はオチが分からず読んだ方が感動が大きいと思います。
なので感想だけ。

まずオチがですね、「こう来たか!!」と言った感じで、すごく素敵です。よくある、受けの記憶が戻って…というパターンでは無いのです。しかし、こちらの方がずっと愛に溢れていて、すごく萌えます! ぜひ読んで、ニヤッとして頂きたい!

そして萌え所が、二人の危うい関係。ちょっと共依存っぽくもあります。
こう、閉ざされた二人だけの世界とでも言うのでしょうか。そこでは受けが、またすごく可愛いのです。甘えたでちょっとワガママで、ツンデレ。
この受け、なんだかすごく庇護欲をそそるんですよね。そして相反するのですが、嗜虐心もそそる…。
自分しか頼る事の出来ない状況でこの受けにすがりつかれたら、攻めがずっとこのままでいたいと望むのもよく分かるのです。
この二人だけで完結しているような濃密な空間というのが、重苦しいのだけどやたらと萌える。

もう一つの見所が、複雑な三角関係。攻めの元彼が絡んできます。攻めと元彼の絡みがあるので、苦手な方は注意して下さい。
この元彼がですね、なんだか得体が知れない感じで、何を考えてるんだか全然分からないのです。粘着質に絡んでくるのですが、どうも攻めに執着しているという印象も受けない。なんか、生理的に気持ち悪いのですよ…。あくまで私の印象ですが。
まぁ、相当なひねくれ者だと言う事は分かります。
彼のスピンオフが控えているそうですが、ここまで背筋をゾワゾワさせてくれるキャラクターだと、かえって気になって仕方ないので読んでみたいと思わせてくれます。

エロはかなり濃厚。毎度受けがグズグズにされていて、感じている表情だったり、泣き顔だったりと可愛すぎて悶えます。そして悪態をつくのが、また萌えるのです(//∇//) こう、「バカ…っ!」って感じの!

とりあえず、相当片想いを拗らせた不器用な二人の、歪な部分がありながらも純愛…といった所。
重苦しい部分もあるのですが、最後は思わず微笑んでしまうような素敵な終わり方です。
濃密で複雑な関係に萌える方にお勧めします。



3

拗らせた片想いがついた嘘。

面白かったー!!

個人的な嗜好の話なのですが、
スポーツ漫画ではない作品でプロスポーツ選手が出てくるのは戸惑う(;´д`)
1度は購入を見送ったのですが、帯がすごくいい仕事をしてくれてて…。

【片想いを拗らせた、嘘から始まる、恋。】
の一文から既に萌えを放ってて、絶対萌えるやつだ…!と思いながらホイホイw

プロスポーツ選手の設定も特に引っかかることなく読めて、
拗らせた片想いにキュンキュンし、
予想外の三角関係にビックリし、
甘々スキーには堪らないイチャイチャが拝めて、
碧本さんなので期待通りにエロはとってもエロくて♡
とても楽しめて満足度が高い1冊でした+゚。*(*´∀`*)*。゚+

※一般的に地雷になりそうな点は、攻めと受けの関係がある最中に攻めは当て馬とエッチしてます。(浮気とは意味合いが異なります)そんで、当て馬相手だと受けになり、ガッツリ致してるシーンが盛り込めれてますので苦手な方はご注意下さい。


内容は書いてくださってるので感想を。


拗らせた片想いは良いですねぇ。
ずっとずっと好きだった相手が記憶喪失になって咄嗟についた嘘。
やっと手に入った受けが自分の腕の中で甘える姿に、罪悪感より喜びがある攻め。

本来ならもう少し罪悪感が欲しいところなんですが、
受けが身も心も委ね切ってる姿が可愛らしく、又、記憶が戻ってもツライ環境なので、
「このままで…」と思ってしまう攻めの気持ちは分からなくもない。

そんな幸せな時間を守るために、元彼といたすシーン。
攻めが別の男に入れられてグズグズになる姿は衝撃もあったのですが、
そんなことをするのは受けを守るため。
でも肝心の受けはその頃1人ポツンと家で帰りを待ってるわけで…。
遣る瀬無い切なさと誰も幸せじゃない不憫な時間にジワジワきます(;ω;)

不安がどんどん増して甘えっ子に拍車がかかる受けに
攻めは優しく優しく接して甘い時間となるのですが、とても不安定で。
虚像の中にある甘さは切な萌えでした。

虚像は虚像でしかなく、1度は全て砕けてしまうのですが、
全てが「嘘」だったわけでなく、虚像の中にいても「本物」が育っていた。
再構築していく関係で嘘偽りなく求め合う姿がすごく良かったです!(∩´///`∩)
片想いしてた高校時代に戻ったかのようで、
思春期みたいなヤキモチや会話の応酬にニヤニヤでしたw

ちょっと引っかかったのは、なぜ攻めは当て馬の病院へ連れて行ったのかなぁーと。
同期で医師としての腕が信用出来たとしても、仮にも元彼なわけで。
元彼に恋人の診療をお願いする流れにイマイチしっくり来ない…。
そういったことが気にならない攻めが鈍感だったということなのかな?(´‐ω‐`)?

お次は当て馬・佐伯さんのスピンオフが始まるそうなのでとても楽しみです!
一癖も二癖もある佐伯さんの恋は一体どんなんだろうなー(﹡´◡`﹡ )ワクワク


2

受けたり、攻めたり…

丸々一冊同じ話&全編通してエロが満遍なくあります、そして濃いめ。冒頭からありますしね。
というのも、雨宮×梶という主要カプの他に、雨宮の元カレ佐伯が登場して口封じのために雨宮が抱かれてしまうんです。
雨宮は攻めたり受けたりと大活躍〜

雨宮がずーっと片思いしていた高校の同級生・梶が、事故で高校卒業後の記憶を失ったことをいいことに、雨宮は「俺とおまえは恋人同士で付き合ってる。」と吹き込んだ挙句、恋人としての同棲生活をスタートさせて…というお話です。
そこに雨宮の元カレ佐伯が梶の主治医(心療内科)として登場し、雨宮が嘘を吹き込んでいることを見抜いてそれをダシに雨宮に迫っちゃうんです。
つーか、雨宮。なぜわざわざ元カレに梶の診療を頼むかなぁ。思慮がなさすぎでしょう…このおバカさん。
だけどそのおかげで佐伯に抱かれて打ち震える雨宮の姿が読めちゃうんですけどね。ごちそうさまです。

恋人同士だと信じている梶が雨宮に抱かれるようになって、どんどん甘えん坊のおねだり上手になっていくんです。そこがエロい。
それにしても梶ってバツイチだし女抱いてた男なのに、抵抗感なさすぎ&めーっちゃ素質ありすぎでしょう…と思ったら、なるほどーと。
雨宮がもともとネコなんでネコとしての気持ちいいところ知ってるからどんどん梶を開発しちゃう。いいネコはいいタチになるってやつです。

同窓会の夜に、梶が結婚を告げたときのお互いの気持ちの隠しあいが萌えました。不器用で愛しいヘタレどもめ〜ってな感じで萌え萌え。
そのせいで随分と遠回りしてしまったけど、辿り着いた二人の関係がこれまたもう…。お互いのフィクションを受け入れることができた二人って最強だなって感じでした。
お話の伏線も綺麗に回収されてたし楽しく読めました。

元カレの佐伯が捉えどころのない男で、私は好きでした。(今、佐伯スピンオフが連載中)
元カレの雨宮と梶の仲を壊そうというつもりはないけど雨宮ってやっぱりかわいいよね〜、たまらんわ…みたいな気持ち。
……わかります。

2

どっちもズルイ

受けが記憶喪失になったのを利用し、自分が恋人だと嘘をついた攻め。
戸惑いながらも一生懸命受け入れようとする受け。
しかし、どちらも秘密をかかえていて、、、。
みたいな流れですが、エロいです。
ありがとうございます。エロいです。

攻めのメガネの方は、作中受けになる場面があるので苦手な方はご注意あれ!
私はそういうの凄く熱くなりました。
滾りました。

ストーリー性もあってエロいのが読みたい
エロいけどストーリー性も欲しい
って方は読んでみてもいいかと

2

スピンオフの続巻が出るから購入したけど

「ダブル・スタンダード」の続巻を予約したので、こちらも購入して読みました。
まだ「ダブル・スタンダード」の方は未読なので、佐伯の印象は最悪です。

碧本さり先生の「不実とエディプス」は趣味じゃなかったんですが、こちらの作品はとても良かったです。

不器用な大人たちの恋愛にとても萌えました。
ほんのちょっとだけ雨宮に勇気があったなら遠回りしなかったのにとか、でも遠回りしたからこそ今の二人に落ち着けたんだとか色々と妄想してしまいました。

エロも多くて雨宮の梶に対する執着とか、梶と佐伯の雨宮を巡る火花の散らしあいとか面白くて、スピンオフ元の作品を読むつもりだけだったのに夢中になっていました。

4年前の作品なのでちょっと線の荒さは感じますが、梶の表情とかハッとする場面も沢山ありました。

これから「ダブル・スタンダード」を読むので、佐伯の印象がどう変わるか楽しみです。

2

本編と読みきり、ともにラストのしあわせそうに2人にきゅん

 初めて手に取った作家さんでした。
だいたいこちらでのレビューを参考に買うことが多いのですが、今回何も見ずに買ってしまい、読み始めて途中、うっ!となった所もありましたが、なんだかんだで好きだなー、と思いました。

 まず受け様の梶くん。頭を打つ怪我のせいで高校生以降の記憶をなくしてしまい、頼る存在が攻め様である雨宮だけな上に、サッカー選手として顔が売れてるから外に出るな、と雨宮から軟禁状態にされてる状態なので雨宮だけに甘える姿はかわいくて、いじらしいです。
 
 攻め様の雨宮。
梶が記憶をなくしたと聞いて、「俺の恋人はお前だ」と言い募って抱きしめるとこの、甘さと切なさが交じった表情がとてもいい。
嘘から始まった関係でも、今更手放せない、という梶に対する執着もいいですー。

 うっ!てなったのは、ハイ、攻め様の雨宮が、元カレと脅されてとは言え関係を持つ上にまさかの受けにまわっていた事。
攻め様はあくまで攻め様でいてほしい私としては、ここだけはなんとも…なのですが、読み直していてこの雨宮と元カレの佐伯の2人の性格やらその当時を考えると、この2人だったらまぁそーなるのかなぁ、と一応納得。
 ついでに、この作品はドラマCD化が決定してる訳で、という事は、雨宮役の方の受け攻め両方のお声を楽しめるのかと思ったら、それはそれでおいしいのでは、と思ったりして。

 そしてこの2人、相手に甘えてる時とか、甘えられてる時とかの表情が2人してかわいい。
なんか嬉しそうな甘々な顔を見せてくれてかわいいなぁ、しあわせなんだなぁ、ときゅんきゅんさせて頂きました。

1

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