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kenai reizoku
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
夜光花さんといえば執着攻めだと思うのですが、
本作の有生(攻め)はちょーっと今までにはなかった感じで新鮮でした…!
もう格好いいやら可愛いやら…。
慶次(受け)も可愛かったけど!(この子かっこよさはあまり無い)
ストーリーについては他の方のレビューなんかで分かると思うので、主にメイン二人のキャラクターについてレビューしたいと思います!
【微妙な点】
①慶次(受け)の魅力がもっとほしい
薔薇シリーズの啓みたいに凜とした強さとかがもう少し見たいなー。
慶次も意思だけは強いんですが、今のところ能力面でいいとこ無さすぎ。しょっちゅう有生に助けられてます。
これから覚醒するのかな?伏線らしきものもちらほら…。
【萌えたー!!点】
①無自覚執着攻め
有生(攻め)が慶ちゃん(受け)に対する気持ちを自覚してないことで読者をやきもきさせるんですが、本人気づいてないってのがむしろ可愛い!
気づいてない故に冷たい態度とる奴は許せん!てなるけど、有生はどう見ても慶ちゃんラブなんです、激甘なんです。
慶ちゃんの頼みは断れないし、慶ちゃんに悪の手が忍び寄る気配があれば触れるまもなく一刀両断だし。
慶ちゃんがちょっと女の子に触られただけで嫉妬心むき出しだし独占欲丸出しだしだし。
慶ちゃんですら「こいつ絶対俺のこと好きだろ…」状態(笑)
自覚しつつ裏から受けを搦め捕ろうとする陰湿執着攻めよりよっぽどストレートに愛を投げてくるので好感がもてます!
素直になれないというよりただのお馬鹿なので、自覚してからはオープン溺愛攻めになりそうでワクワク…。
②えっちシーンがめちゃくちゃ可愛い
有生(攻め)が性欲だけは自覚してるんで、肉体関係が先行しちゃうんですが、有生の独りよがりになってない!
むしろ慶ちゃん(受け)を気持ちよくさせようと必死です。全身舐めまくり弄りまくり。
「慶ちゃん、もっと気持ちよくなってよ……」
「気持ちいい?」
「慶ちゃんと繋がりたい…」
って慶ちゃん好きすぎだろー!
どう見ても単にヤれればいいだけの攻めじゃない!
あと最中に慶ちゃん慶ちゃん呼びすぎで可愛い…どんだけ好きなの?あと度々はぁ……、って吐息こぼすのがエロい…。
基本慶ちゃん目線なんですが、有生がこんな状態なんでむしろ有生のが気持ちよさそう(笑)
慶ちゃんとえっちできて嬉しんだね、よかったね、て気持ちになる(笑)
③もはや全員知ってる
有生が分かりやすすぎて、ほとんど有生→慶ちゃんが公認になってるのに笑った。
そんなに有生って慶ちゃん以外とは態度違うの?(笑)
有生の兄・耀司や弟・瑞人、さらに初登場の敵役・涼真にまで知られちゃってるって…。
瑞人の「慶ちゃんって有生兄ちゃんのお気にでしょ?噂で聞いたよ!」ってセリフに悶えた。
こういう第三者目線って好きだー。はたから見てもダダ漏れっていうね。
しかもそれが意外な奴であればあるほど萌えるんですよ…!
有生が慶ちゃんのために何かする度に周りが「あの有生が……」ってどよめくのにニヤニヤ…(笑)
2巻の特典ペーパーでは有生兄・耀司目線の有生ダダ漏れ具合も読めますよー!
個人的に有生→慶ちゃん←耀司の三角関係とか考えちゃってます。慶ちゃんって耀司さんに憧れてるし、ありえるんじゃ無いでしょうか…。
他にも萌えたー!!点は多々あるんですが、あまり書きすぎてもうざいと思うのでこのへんで…。
でもこの二人は本当に見てて微笑ましいやらキュンキュンするやらで、読者の萌えポイントを確実に射止めてくれると思うので、ぜひ皆さんにも読んでいただきたいです!
しかしこれ……はっきりシリーズものと明言されてないんですよ…。
2巻のあとがきで作者さんが「また何か書けたら嬉しいです」ってそれ確定じゃないんですか??( ; ; )
せめて両思いまでは見届けたいな…とひそかに願ってます。
夜光さん作品の面白い所は一重に設定や世界観が特殊で、よくある鉄板で誰でも予想できそうな展開ではなく、先の展開が予想できないハラハラ感があるからこそだと思います。
今回もドキドキしながら最後まで一気に読み耽ってしまいました。素直に面白かった!
軽すぎず重すぎず、適度な笑いもあり。
話が面白いのももちろん、私はキャラ萌え出来るかが結構重要ポイントなのですが、その点も大満足でした。
とにかく攻めの有生のキャラがツボで萌えました!
一見面倒臭がりで自由奔放ないい加減キャラだけど、仕事となると真面目に取り組む所のギャップ。
慶次がピンチな時にはちゃんと現れて助けてくれる。けど正義のヒーローって感じでは全然なくて、面倒臭さを全面に出してるやる気ないヒーローみたいな(笑)
好き嫌い別れそうな性格ですが、そのチグハグさというか、出来すぎてない所が個人的にすごくツボでした。
慶次を好きなことを自覚してないのか認めたくないのか、言動と行動が反してるのが萌えます。ツンデレ攻め好きな方にはぜひ読んで頂きたいです。
「慶ちゃん」呼びも可愛い(*^^*)ツンデレ攻めというと口調が荒い攻めが多い気がするんですが、有生は結構マイルドというかチャラ男系?なのでこの手のツンデレ攻めって結構珍しい気がします。新たな扉を開いた感じです。
受けの慶次は熱血で猪突猛進タイプ。努力家で体育会系っぽいんですが、笠井さんの絵で見ると小動物が頑張って背伸びしてる感じで可愛いです。
頑固なようで自分が悪いと思ったら素直に認めて謝る所もあり、騙されやすい面もありますが今後どう成長していくか楽しみです!
眷属の子狸ちゃんは文句なしに可愛い!「ご主人たま」呼びや、語尾の「ですぅ」、一人称が「おいら」など夜光先生、ツボを解っていらっしゃいます(*´ω`*)
狸だからいずれ何かに化けたりするのかな?と期待大ですがずっと子狸でいてほしい気も(笑)
絡みも有生が理性飛んで狐耳出たり、慶次も乱れて狸耳出たりとエロくて良かったんですが、もっとイチャイチャラブラブな絡みが読みたいので続編に期待します!
2巻はまだ読んでないので即効読みます(*^^*)
凄く面白かったです!!!
現在2冊出ていますが、継続の願望もかねてシリーズの一作目、と言いたい!
眷属を率いて害なす人ならざるモノと戦う討魔師とそれを目指す青年同士のお話です。
それだけを聞くとピリッとした和製ファンタジーモノのようですが、読んでみると、眷属は「ご主人たま〜」て話しかけてくるモフモフの子狸でめちゃくちゃ可愛いし、受けの主人公は熱血根性純情少年で熱いし、攻め様は激ツンデレという最高に楽しい内容でリアルに何度も声を出して笑っていました。
CP二人とも恋愛に不慣れで全然素直じゃなくエッチ以外のすべてがもっだもだです。徐々に、シリーズ(←勝手にシリーズ化)通して甘々になっていったら良いなぁと勝手にウフウフしてしまいました。
タヌキと狐の絵の表紙。
笠井あゆみさんがイラスト担当なので、読みました。
それと、年末なので読んでお祓いしたかったので。
面白くて大笑いした場面。
討魔師を目指す慶次は、気が強いけれど幼いおこちゃま体系。そして貧乏くじを引く超不幸体質らしくて、試験でくじを引いたら、それは⚠な崖っぷちにいかねばならない番号だった。慶次は有生の助けが無いと合格できなかった。
・・慶次の場合の神の助けは、常に有生を介したもの。ピンチの有生お助けを繰り返すのは何故なのかは、これから謎明かしがあると思うので楽しみ。
眷属を選ぶ場面で、慶次は「狼」を希望したのに、使い魔の応えは「子タヌキ」しか来なかった・・大人じゃない「子」=幼いタヌキにガックリする慶次。
この場面、物凄くオモシロくて、激しく笑った。慶次とソックリな子タヌキ。
子タヌキの使い魔って、あんまり聞かないのですけど、ムジナなら強いのかもしれないなー、想像すると楽しくなってしまう。
子タヌキの武器は待ち針、これも弱すぎて笑っちゃう。
眷属の可愛い子ダヌキに懐かれて、慶次は楽しそう。
慶次に「XXしよう」と誘い続ける有生は、慶次の資質や性格がお気に入り。
仕事で慶次と有生はペアを組むことになる。
なんだかんだと有生は、慶次のピンチを助けて世話を焼いて、慶次には甘い。
1巻には、二人には謎の縁があるらしいと書いている。今後の展開が楽しみ。
怖い魑魅魍魎を祓う物語じゃなくて、有生と慶次のラブコメディ。失敗ばかりの弱い慶次と半人前の子ダヌキ。慶次が何故か大好きなにツンデレの有生がぞっこん。二人とも突っ張ってすなおじゃないので笑っちゃう。
HONTで電子版を購入。
㈱リブレの電子版は、奥付は有ったけど、あとがきが無い。残念。
あとがきは、紙版をチェックするしかない。
「きつねに嫁入り」「狼に捧げたい」(←スピンオフ的な話)「狐の告白 狸の添い寝 」「恋する狐」と続く【眷愛隷属シリーズ】の第一作目です。
けも耳もので一番好きな作品は「狼の妻籠み」なのですが『同じくらい好きなのキターー』と感激しています。
大まかな、
討魔師試験→慶次の兄である信長の受難→その騒動後の余波→有生、慶次・バディとしての初仕事
という流れがあり、致し方なく行動を共にするうちに、お互いに対しての理解と(謎?)を深めていく運びとなっております。
好ましいなぁと、ニヨニヨした箇所を挙げるとすれば、慶次の素直さと へこたれなさがいい。
有生の慶次への口癖、何かにつけ愛ある罵り「馬鹿なの、馬鹿なんだね」というやつが好き。
あまり乱れた生活は眷属である白狐が許してくれないからと、意外とちゃんとしている有生のギャップがいい。なんか凄くいい。
攻めと受けの関係性、愛情なんてナイナイと言い切った直後に無自覚デレをぶっ込まれた時の読み手の情緒の振れ幅よ・・・
攻め視点で語るとすれば、
初めて会った時から気になる子がいます。
熱血野郎だし、運は悪いし、眷属は子狸だし。その子の兄貴がとんでもないピンチに…助けてくれって言われたけど、ヤだな、めんどい。本人の一大事なら別だけど。気分の乗らない仕事は引き受ける気もないし やる義理もない。
でも俺とふつうに会話できるの あの子ぐらいだし、助けてくれたらなんでもするって言ってるし。なんか俺、興奮してきた。どうにかして犯したいなぁ。
はぁ?俺があの子のこと好きかって?大いに興味はあるけど、嫌いに決まってるでしょ。
というテイストの本作、めっちゃ面白かった!!
【BL アワード 2018】BEST 小説 19位
少し前に既刊全て読了しました。
1巻の試し読みから始まり、すごく面白くて止まらなくなり、既刊を一気読みした作品です。
夜光先生はファンタジー作品が多くて、何作か拝読してますが、こちらは舞台が現代でファンタジー要素があるという内容です。それが私的にはがっつりファンタジーよりも読みやすくて好きです。
受けの慶次は外見は可愛いけど硬派で男気のある、でも天然な高校生。
攻めの有生は外見は完璧なイケメンで、討魔師としても一流ですが、性格に難ありで、慶次をバカにする感じでちょっかいをかけてきます。
この2人の関係がコミカルで楽しいです。喧嘩するほど仲がいい、って感じ。
討魔師になると眷属の動物を身に宿すのですが、その眷属達が可愛かったり格好よかったりと魅力的です。
特に慶次の子狸がめっちゃカワイイ!(表紙をご覧ください!)「ご主人たま〜」とか言いますw
有生についている白狐は、二千歳の強力な眷属で手下も大勢いて、有生のお世話までしてくれますw
この眷属達が作品の魅力の一つになっています。2巻以降も色々な眷属が出てきて楽しいです♪
1巻では慶次の討魔師試験があったり、慶次の兄絡みの事件が起きたりして、飽きさせない展開です。
濡れ場は2回、結構なページ数を割いています。
1巻ではお付き合いには至りませんが、慶次は不本意ながら体から関係が始まってしまいますw
夜光先生の他の本でも感じますが、文章はライトノベル風なタッチで読みやすいです。
エンタメ感のある楽しい作品となっています。
1巻は切りのいいところで終わっていますので、あらすじや試し読みで気になった方は、とりあえず1巻を読んでみてください♪
電子(シーモア)購入
後書きなし。(紙本はあるのかな?)
…とうとう手を出しました。
いや、やっと手を出せました。
もう絶対ハマると思っていたので大事にとっていました。
薔薇シリーズ、少年シリーズを経ての今シリーズ。
一巻はまだ自己紹介程度。
これは他のシリーズものとスピード感が一緒でした。
受けがワー!キャー!と賑やかなタイプです(笑)
対する攻めはクールだけれど狐っぽいイタズラ好きな、受けをおちょくるのが好きなタイプ。
一巻は憧れの討魔師になるまでのお話。
ここで眷属の子狸と出会うのですが、このタヌキがま~~可愛い。
動いている姿が目に浮かぶくらい、いいキャラクターしてます(笑)
もっと恋愛っぽくなったら更に面白みが増すようなスタート巻でした。
夜光花先生の作品はどのタイトルも続編が多いので、なかなか手が出ませんでしたが、こちら、狐と貉の眷属ものということで読んでみました。
凄ーくハマりました。結局、2冊目、3冊目と、続編読み進めています。
ここに出てくる新米討魔師の慶次は、体は小さいものの、物凄く熱血でちょっと自信過剰なところが鼻につく少年でした。そして、その慶次の相方として出てくる有生は、力の強い白狐を眷属に持つのに、何故か不真面目に討魔師の仕事に取り組む青年。
慶次も有生もあまり好きになれるキャラでは無いんですが、そして、実際お話の中でもお互いに「好きじゃねーし」と言い合う様な関係なんですが、
それでも読んでいると慶次は自分が突っ走った行動を取った為に周りに迷惑をかけたことを反省したり、そして、自信満々だったのに、ついてくれた眷属は可愛らしい子狸で、自分も子狸も力が弱い事を思いっきり実感しながらも頑張ろうとしてもがいているのが、読んでいて段々と好きになってきました。
そして有生も、多分慶次をとても気にしているのに、もの凄くめんどくさい根回しをして慶次とコンビを組む為に行動していたり。有生は本心がよく分からないイケメンでしたね。
相反する二人がこれからどんな風に恋人になっていくのか、とても楽しみになりながら読み終えました。
笠井あゆみ先生の絵がとてもセクシーで見応えがありました。
どうし慶次には悪い悪霊などが見えないのか?そして、有生が人間に対してする精神攻撃が慶次には効果がないのか?それが最後まで謎だったので、今後のお話でその謎が解るのが楽しみです。
そして、討魔師としての仕事の部分のお話がとても楽しく読めました。アクションファンタジー的なお話が好きな方はとても楽しく読めると思います。
夜光さんに笠井さんの挿絵。ときたら、即お買い上げ。
笠井さんの描かれる表紙はいつも麗しいですが、今回の作品の表紙はとっても可愛い系。
狸。狸が…!
着衣でありながらそこはかとなく漂う色気。
そして狸の可愛らしさ。
ええ、もう表紙からKOされました☆
ネタバレ含んでいます。苦手な方はご注意を。
主人公は高校生の慶次。
彼の父親の家系は、動物を眷族とし、その力を使って人ならざるものを倒す「討魔師」がいる家系。
誰でもなれるわけではなく討魔師になるためには過酷な試験がありますが、子どもの頃に魔物に襲われたところを討魔師である伯母に助けられたことがあって以来、子どものころから慶次の将来の夢は討魔師になること。そのために日々特訓を自身に課している慶次で。
そんな慶次も試験を受けられる年齢になり、試験を受け、無事討魔師になるのですが…。
というお話。
夜光さんって、執着攻めのイメージが強いのですが、この作品の攻めさんである有生は「気になるからいじめちゃう」系の攻めさんでした。なので甘々な空気というよりも、小学生が好きな子をいじめちゃう、といったガチャガチャな騒がしい雰囲気。夜光さんの受けが好きすぎて執着し、甘々時々執着しすぎて怖い系の攻めさんが好きなので、読み始めたときはちょっと残念な気持ちで読み始めました。
受けさんも、夜光さんのイメージは「厄介ごとに巻き込まれて、仕方なく頑張る」受けさんが多い気がしますが、今回の受けさんは熱血情熱系。顔こそ可愛いものの、攻めさんが好きすぎて、とか従順な受けさんではない。
その設定がまず斬新でした。
夜光さんの描かれる受けさんは何かしら身体に秘密を抱えている、という設定が多い気がしますが、この作品もそれをたがうことなく瞳に何やら秘密があったり、過去に何かしらあったりする雰囲気。
今巻ではそこまで書かれていませんが、きっとシリーズものなんじゃないかなと思われるので、これからそのあたりの謎は解明されるんじゃないかと。
攻めの有生は慶次にいじわるを言ったりしますが、慶次がピンチの時にはいつも駆けつけてくれますし、慶次が好きなんだなあという気持ちは結構ダダ漏れ。
慶次の方も、眷族が子狸ということもあって能力はやや低いのかと思いきや、実はなにやら秘密を抱えているようでそれも気になります。子狸がこれからどう化けるのかも楽しみ。すんごい強い眷族になるんじゃないかな。
あとエチシーンの時、「理性が飛ぶ(ほど興奮する)」とケモミミが出ちゃうそうで。
その挿絵がめちゃんこ可愛いんです。
受けちゃんのケモミミはともかく、攻めさんがカッコいいのにケモミミって…!
夜光さんお得意の「人ならざるもの」系のお話ではあるのですが、攻め・受さん共に子どもっぽい性格であること、わちゃわちゃな雰囲気であることから怖い系というよりもドタバタコメディ系のお話でした。
攻めさんが「好きな子には意地悪しちゃう系」のタイプなのでもしかしたら好みが分かれるかもしれませんが、この二人が、今後どんなイチャコラなバカップルになるのか、非常に楽しみです。
まだ謎な部分も多くあるので、評価は萌え×2で。
夜光さんの昨今の読み切りの中ではトップクラスに面白かったです。
本編は受け視点三人称ですが、心情がかなり書かれているので印象は一人称に近いかな。
でも、読みやすいです。
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受けの慶次は18歳の高校生。
名前に反して童顔で160センチという小柄でありつつ中身は熱血系で気が強く、2歳離れた兄とは真逆の性格。
攻めは本家次男で、白狐を眷属に従える有生、22歳。
見た目はスラリとしたモデルのような体躯と顔立ちながら、性格が曲がり切っているために慶次とは犬猿の仲。
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和歌山の小さな山村が舞台のお話。
そこで暮らす慶次は実は討魔師の家系で、その試験に通ることができれば眷属と契約し、討魔師として悪霊や妖怪を払う仕事を生業とできることとなっています。
ちなみに慶次の家にはその試験に通った者はおらず、その為よけいに慶次はその討魔師を目指し奮起している状態。
攻めの有生とは何から何まで真逆なので、余裕のある年上チャラ系(会うたびにセックスしようと耳打ちする)×純情熱血少年というカップリングになっています。
夜光さんの作品は若めの子が受けというパターンが比較的多く、今この手の設定はなかなかないのでひじょうにありがたいです。
BBNさんで出される夜光作品は大抵面白い(個人的感想)ので、相性がよろしいのでしょうか。
この作品自体は続き物ではない(と思う)のですが、できれば続編やスピンオフとか出たら嬉しいなぁ。
期待して待ちます!