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okaeri aureole
紙派の私ですが、電子で割引やっている時に古い作品に出会えます。
目に止まった表紙を適当に買っているのですが、良作に当たると飛び跳ねるような嬉しさが…。
この作品もとっても良かったです。
BL自体読み始めたのがここ数年な私には電子は有難いですね。
この作品は出来れば紙でも欲しいですが、なんせ古いので売っていません…残念です。
この作家さん、他には書いてないのかなぁ…と色々調べていたら…。
BLではないところで活躍されているようでした。
(私の情報収集に間違いがなければ…ですが)
才能のある方は、凄いですね。
この作品の続編とかは…もう書かれないかな…。
青い表紙のアオハル学生BL……正直言うと、あまり期待せずに読み始めたのですが、弓道部で練習中のモトをカズが垣間見るシーンでハートを撃ち抜かれました、弓道だけに。
カズがモトへの気持ちを初めて意識するシーンなのですが、額から瞼へ伝う汗が目に入るところに色気があっていいですね! 恋情とか愛情よりも先に欲情が来るという。しかも一見爽やかな青春シーンにそういう欲を感じてしまうという、背徳感が滲むところがいいなと思いました。いいな中学生……これぞ青春……!
今まで読んで来た商業BL漫画の中でも屈指の名場面だと思いました。
この場面を始めとして、心理描写が繊細で思春期の少年の傷つき易さと痛みがよく伝わってきます。すごい大事件が起こるという訳でなく、とある幼馴染みの学生時代の片想い物語なのですが、印象に残る作品でした。
BLを読むようになったくらいのとき(2年前くらい前)、この作品の高評価に誘われて購入したけど、この作品の良さが全く分からなくてポカーン…とした覚えがあります。
ただ静かに年数を重ねただけだし、エロもないし物足りないな…って思っていました。つい最近、電子書籍の本棚整理してるときに見つけて再読してみました。何か胸にグワァーッと込み上げるものがありました。
2人がついに恋人同士になった感動より、その間の数年の年月がめちゃくちゃ沁みる。カズの秘めた想いがグチャグチャになる描写がね…痛い。モトに彼女が出来たと知ったときのショックと、彼女への嫉妬がリアル。愛想笑い出来るほど余裕なかったんだなと。それくらいモトが好きなのが伝わってきました。
思春期の頃は気持ちのコントロールが難しいですよね、ただでさえ難しい年ごろだし。この難しい年代の、幼馴染への恋心を優しくも激しく描ききっていてすごいと思いました。
優しい絵柄と雰囲気で派手じゃない。日常の中の淡くて甘酸っぱい恋心を繊細に表現している素敵な作品でした。
私もこの2年の間に成長したのかな(笑)この作品の良さに気付けて良かったです。
他の方も言っているように、話が本当に良すぎます……!気になっている方はぜひ読んで欲しい!
ストーリーにものすごく大きな何かがあるわけではなく、本当にどこにでもいるような男の子の、かけがえのない青春を作者様の柔らかな作画で繊細に、丁寧に描かれた作品です。
あまりにも清涼感のある読後に、改めて表紙を見て、当然のようにもう一周読み直しました。
何度も読み返したくなる作品です。
この作品の良さを私の語彙で表現しきれないことが非常にもどかしい……!
文句なしの神評価です。
読了後なんか色々堪らない気分になりました。
こういう幼馴染BLって、抜き合いしたりから気持ちに気づく展開のものが多いような気がしますが、本作は攻めのカズの片思いがしばらく続き、思わず強引にキスしたりもするけど、疎遠になったり、付かず離れずの関係になったりゆっくり進みます。
そんな時間の経過と共に少年たちが青年に成長していく様が丁寧に描かれています。
両方の目線で描かれていて、そのどちらにも共感できるし、モト目線の時にもカズの複雑な心境とかが分かるしとにかく切ない。
いつの間にか自分より一歩大人めいていた幼馴染に感じる戸惑いや、知らない姿などに複雑な心境になるというモトの感情も表情でみせてくれます。
そばに居れたらいいっていう気持ちに落ち着いていたカズが、モトと両思いになれてどうしたらいいのか分からない感じというのも、黙ってただ手をつないで帰る夜道とかいうのも派手じゃないけど、すごく胸に響くシーンでした。
2年後、「おかえり」「ただいま」って言える関係になっていて嬉しかったです。
高評価なの納得。何度も読み返す作品になると確信しています。
マイノリティな、世間一般から異常や禁忌とみられる同性の恋愛対象、幼馴染のモト君へ、カズ君が秘める恋しい想いを理解してもらって、時間をかけて相愛に育む様子が描かれていました。
普通なら付き合わない性格の二人と、作者が解説していましたが、そうかな?
いつものように脳内で映画変換して読んだ為に深く感情移入してしまった。
似ていないから引き合うことも有ると思う。
動のカズ君にとって、静のモト君は理想のタイプ。
以下、読後の備忘録。少しネタバレ。
オーレオール、aureole とは(殉教者などに与えられる天国の)報賞、栄冠、栄光、(聖像の頭部または全身を囲む)後光、光輪、光輝、とありました。
作者の意図は、これ。
モト君が18才になって、カズ君の想いを受け入れるまで長い時間をかけて、近づいたり離れたり、諦めたり期待したり、カズ君は想い人であるモト君と、お互いに想いあえるまでが描かれていました。
モト君が、カズ君の想いを受け入れて、理解して歩み寄ってくれる時を待つ。
なんとなく時間が経っただけで、期待しなかったかもしれないけど、諦めたりはしていなかった。
・・カズ君のように待つ事ができる人、そういうじっくり待てるタイプは恋愛だけじゃなく仕事でも交渉上手な有能な人物の資質を持っていそう。外交折衝向き?。
子供だけど、大人のように冷静に自分の中を観ることが出来る二人というキャラ設定かな。
帰宅して「おかえりー」「ただいま」
安定した毎日を送っているシーンで終り。・・幸せなんだね、ヨカッタ。
キスとハグ以上の交渉が描かれていない作品です。
マイノリティの恋愛を成就させる心得を書いたハウトゥーものかもしれない。
ココに書かれている、想いを育む為に必要な粘りと待ちは、どうしても手放したくない対称との人間関係構築に、なにかと大事。
息遣い、目線、後ろ姿に心理描写を込めた、作者の思い入れを感じる作品でした。
神評価。
これは話が良すぎた…
何が事件があるわけでも、特殊な設定があるわけでもないんだけど、読んでるうちにジワジワ心に染みてくる話でした。
話の雰囲気全体がカズの気持ちを表してるような感じを受けました。
切ないけど綺麗で純粋で、諦めようとしてるけどカズといる時の幸福感とか、うまく言えないけど、作品から受けるイメージがカズの気持ちそのままみたいな。
だから読み終わったあと、幸せなような切ないような、泣かないけど泣きたくなるような、不思議な気持ちになりました。
エッチなシーンはないので、それ目的な人は物足りないかもしれないけど、私はなくて良かったと思います。
綺麗で純粋のイメージを保ったまま終わらせたのは英断だったと思います。
それはそれとして、2人のそういうシーンを見たい欲はありますけど。
ぜひもう一冊、続編を描いてもらって、その時は今回書けなかった部分もガッチリ書いてもらいたいです。
大大大好き作品です!
素朴な絵柄に惹かれ購入しました。
思春期真っ盛りの中学生の、壊れ物のように繊細ながらもどこか飄々としていて呑気なところが丁寧に描写されていて、カズくんモトくん両方の気持ちが痛いほど伝わって後半は終始涙目でした…。表情の細やかさが天才的です。
たまーに小さな変化がおきて、でもすぐに日常に戻って…。ドッタンバッタンてんやわんやBLも好きなんですが本作の絶妙なリアル感というか、探せばありそうな話感がすごく好きです。
思い出してはふと読んで、心を浄化しています。
青春の眩さを思い出させてくれる作品です。
ソムリエさんがお勧めしてくれた事と帯のなんとも切ない言葉で購入したのですが、もっと早く読んでいれば良かったと後悔しました。
モトにキスされそうになる夢を見たり、モトが部屋に遊びに来てドキドキしたり、モトに彼女が出来てイライラしたり…思春期の男の子が恋愛感情を持ち始める描写がすごく丁寧に描かれていました。
カズが泣きながらモトに告白する場面は涙なしでは読めません。両親の離婚でいっぱいいっぱいだったところにモトが寄り添ってくれてキャパオーバーしていたのに「高校も違うとこ行くし、もう話しかけたりしない。いつか絶対諦めるから」とモトの事を1番に考えているカズ。「俺だって一緒に考えたい」と答えてくれたモト。あの年齢だと「幼馴染の男の子から恋愛対象として好かれている」という状況ってなかなか理解できないし、どう対応すればいいのかすごく迷うはず。それなのにカズが離れるという選択肢がそもそも存在していないモトの中学生とは思えない包容力に驚きました。こんなに良い子と幼少期からずっと一緒にいたらそりゃあ好きになりますわ…
お互いの事を1番に考えて大切に思っている2人の青春に立ち会う事が出来てとても幸せでした。切なくて眩しくて暖かくて…優しい気持ちになれる作品です。
2年振りに再読です。
基本的に分からないことはとことんまで調べ倒すのに、なぜか当時は調べていませんでした「オーレオール」。
たぶん「オーレ!」みたいな響きが気に入って、そこで終わってしまった気がします。
コロナのことだったんですね。
でも意味を調べたところでタイトルに託した作家さんの気持ちまでは分からず…。
どういう意味だろう。
深読み裏読み得意なはずなのに、うーむ。
幼馴染に恋をしていると自覚したものの、到底受け入れてもらえる気持ちではない。
しかもいろいろなことが重なってついに相手にぶつけてしまったときに自分の中に尊敬できなかった父親と同じものを感じてしまったら…。
攻め目線だとこういうお話です。
相手をこれ以上傷つけないために、自分もこれ以上自分に失望しないために距離を置く。
思春期を経て変わっていくのはどうしようもないことだけれど、攻めのカズの変化が痛くて読むのがつらかった記憶があります。
1回目に読んだときにレビューを書けなかったのは、ここを深読みし過ぎたせいです。
自分の気持ちを受け入れてくれることはないであろうモトのことを思ったら、さらにそういうモトに対して受け入れられない苛立ちをあんな風にぶつけてしまった自分が母親を殴っていて父親と重なってしまって、そんな自分になりたくないと思ったら、距離を置くしかなかったのは分かるのです。
しかも女子にモテる見た目だし、母子家庭になってバイトをしている辺りで、手っ取り早く気持ちから目を逸らすには楽しいこと(バイト先の大学生の家にたむろって飲みとか)に逃げていくのが一番楽なのも分かる。
でも痛い。
離れて、お互いに知らない部分が増えていくのがつらい。
初読のときはここでつい女遊びも、うっかりしたら男遊びもしたかもしれないなあと深読みしてしまったので、何だか気持ちがざわざわしすぎてしまいました。
今回再読して思ったのは、カズは意外と一途だし、モトの懐が大きいということでした。
小さい頃から泣き虫で、カズが引っ張ってあげないとだめだと思っていたモトも思春期を経て、ふつうの高校生活を経て、その間ずっとカズの気持ちと向き合って来たんだろうなと思うと、カズのバイト先の宅飲みに参加した場面がより胸に来るというか。
小さい頃は立ち止まって泣いていたモトをカズが歩み寄って引っ張っていっていたのに、自分が知らないカズの世界に踏み込んだモトの一歩がとても大きなものに感じました。
「諦める準備なんかするなよ」
という台詞があるのですが、1回目に読んだ時もグッと来たはずなのに、今回は涙がブワッと出てしまいました。
友達に囲まれて、モトのいない新しい仲間たちともつるんで、世に言う「リア充」のはずなのに、中2で自覚して、高3になるまで、そばにいなくてもカズのこころの真ん中にはずっとモトがいたんだなあ。
でもそう考えるとモトが嫌なやつに思えてしまう。
自分には2年半付き合った彼女がいて、でも中3のときにぶつけられたカズの想いも忘れられない。
彼女にフラれたから、そこでやっとカズの想いに向き合ったみたいに感じてしまう。
彼女の方もモトのこころの真ん中に本当は自分じゃない誰かがいるのを感じていたんだろうなと思うと、もっと早くにモトが向き合っていたらなあと思わないでもないのです。
初読では気付かなかったモトのズルさのようなものを読み取ってしまいました。
良い話だし、最後なんて某食べた?系作品を彷彿とさせてくれて、きっとこのふたりはこれからもこうしてほんわかと暮らしていくんだろうなというしあわせを感じさせてくれるのですが、モトの気持ちの変化が「フリーになったし、自分をずっと好きだった相手とちょっと向き合ってみるか」という風に読めてしまうと感動が台無しになってしまうので気をつけてください。
別に悲しいことなんてないはずなのに、読み終わったら胸が詰まって泣きそうになる作品でした。
ストーリーが、ものすごく普通の何でもない日常のように描かれています。事実何でもない日常なのですが、当人にはものすごく大事で、でも当人もその事にはまだ気づいていない、あるいはずっと気づくことのない一瞬一瞬。
中学生から成人ぐらいまでを追いかけますが、この雰囲気でずっと続けて読んでいたくなる2人でした。
2人が離れ離れになるなんて事も、とても悲しいけれど、あるかもしれない。でもそんな事があるからこそ、一緒に居られるって素晴らしいなぁ。
この本を読む前にドエロ漫画を読みましたが、この漫画で心がすーーっと浄化されました
攻めの気持ち、いや受けの気持ちにも感情を寄せすぎて終始苦しみながら読んでいましたが、結果幸せな気持ちになりました。読んだら幸せになります。
優しい雰囲気の絵柄だったのですごく読みやすかったです。カズがトモに片思いしている時の悲しそうな表情がとても印象的で、辛い場面なのに、素敵だなぁと思ってしまいました。心情の説明は多くはなく、表情や雰囲気で進んでいく所が素敵だなと感じました。一冊まるまるカズとトモのお話だったので、ゆっくり進んでいく感じが良かったです。
個人的に特に好きなシーンは小学生の時にカズが骨折した(させた)モトをおぶって帰る話です。カズが覚えてないのが残念でしたが、そこがまたやけにリアルな感じがしました。
最後までどうなるのか不安でいっぱいでしたが、最後の最後で二人が一緒に幸せになってくれて良かったです。他の作品も是非読みたくなりました。
こういう社交的でイケメンの攻め×地味で目立たない受けという組み合わせで、攻めの方が受けに懸想する作品というのは珍しいように思います。序盤に受けのモト目線もあったものの、彼の不安はあくまでも攻めのカズが自分と一番近しい親友でなくなってしまうことにあり、恋愛的な意味での好意は持っていないんですよね。一方、今まで幼馴染として付き合ってきたそんなモトのことを、別の友人のちょっとした発言から意識してしまい、徐々に彼に恋していることに気付いたカズ。彼女もいるモトのことを諦めるには離れる選択肢しかないと思っていたところに、モトから「一緒に考えよう」と言われ、同じ高校に進学します。
一緒に考える、って素敵な言葉だと思うんですよね。ゲイではないし、相手の気持ちを今初めて知って、じゃあ付き合おうかなんてすぐに言えるわけもない。でも、今まで何年も隣で過ごしてきた関係を壊さなければならないほど、別に悪いことをされたというわけでもない。幼馴染兼親友と、離れたいと思うわけもない。だから、一緒に考えよう。胸にすとんと落ちるような言葉でした。高校に入ってからのカズは自分の気持ちを押し付けることもなく、時々会ってはたわいないことを話す関係が続きます。そして、そんなカズにモトの方から何年か考えた結論を告げるんです。劇的な展開も濃厚な絡みもない、でも静かに変化していく2人の関係性が嬉しい、そんな作品でした。
最初は絵がちょっとと思いましたがすぐに気にならなくなるくらい夢中になりました。
遠回りしながら気持ちを育ててきましたね。
最後の二年後を読んでとっても幸せな気分になりました。
カズとモトは幼馴染。いつも一緒でしたが内気なカズと社交的なモトはだんだん距離ができて。カズは寂しく思ってましたが自分の居場所を作って。
モトはカズのことがいつからか好きに。カズに初彼女が出来てショックを受けて。
モトは気持ちをカズにぶつけますが、好きになってごめん、諦めるからって。切ないです。
でもカズは勝手に決めるなって。一緒に考えたいよって。
カズはその後も彼女と付き合い続けましたが高校で別れます。
モトのバイト仲間と仲良さそうなのに対抗したり、カズが他の男にもたれて寝てるのを見てモトが引き離したり。お互い嫉妬?執着してますね。
モトはスクーターの後ろに初めてカズを乗せて流星群を見に行ったり、カズの誕生日に水族館デート?したり。ロマンチストですね。
とうとうカズが誕生日に好きだよって告白。
諦める準備するなよって。男前でした。
遠かった。けど必要な時間だったのかな。
拙いレビューで作品の魅力が伝わらないと思いますが。紆余曲折あって幼馴染が好きだよって言い合うお話ですね。
恋人になったのかは謎です。ただ睦まじげに同居してる描写で終わります。
初読みの作家さんでしたが当たりでした。
友情青春遠回り。いいですね。
心理描写が細やかで表情も豊かでとてもぐっとくる話でした。
親友同士だった2人の話です。
攻めの片思いの気持ちが切なくて健気な所に応援したくなり
告白されても拒否せず離れずにいる受けに
お互いをほんとうに大切にしてるんだなあと伝わって
うるうるしました。
受けの子には彼女がいますが読後の嫌な感じは一切無く
そこも一つのストーリーとして丁寧に話が作られていました。
絵も奇麗です。
脇役の男の子たちも魅力的です。
できれば続編描いてくれないかな…
ネットでの高評価を見てからの購入です。
「好きになった瞬間から、幼馴染じゃいられなくなった」
帯に書かれた文句を見てより強く心惹かれました。
男子高校生の純粋な愛の物語をずっと見守ることができる作品でした。
人物の表情の豊かさが作品へ読者を引き込む大きな力になっていると感じます。
特に目線の動きを大事にされていて、各所に"今この人物はこんな気持ちでこの子を見ている"と感じられるシーンがありました。この描写によって人物の動きのスピード感も伝わってきたような気がします。
「好きになんかなってごめん」「いつか絶対諦めるから」
カズがモトに伝えるシーンでは涙しました。豊かな表情、人物をとりまく風景などから、台詞の声色や人物の体温を強く感じました。個人的にこのシーンを見た瞬間に、カズを幸せにしてあげてほしいと強く願いました…
モトの気持ちが動くのか緊張しましたが、ラストでは2人の心から幸せそうな笑顔が見れて幸せな気持ちになりました。
カズとモト、2人がお互いを思いやっていて、とても優しい。そこに思春期という甘酸っぱい時期が重なっているからこそ心に響く作品でありました。
よくある設定ですが、心理描写が素敵で、
二人の思い出話も可愛らしく、片思いの描写は切なく、すごくいいです。
2人がくっ付いてからがほとんど無いので続編でもいいのでぜひ読みたいと思いました。
親友を好きになってしまうお話です。
どちらもゲイではなく、この人だからこそ性別を超越した感情になる、とてもBLらしい心の動きでした。
心情の変化や機微がゆっくりと丁寧にロマンチックに描かれていて本当に素晴らしいです。
基本的にカズが気持ちを意識する前までに構築した関係性が最強で、告白後はお互いの心が成熟するまでは関係を絶たないように頑張る、といういじらしいリアルな流れが穏やかで良かったです。
汚れた心の持ち主としては、もう少し中高校生の男の子の好き=性的な部分が描かれてたら良かったなぁと、ほんのり物足りなさもあります 笑
特にモト!君は仏か!
明るく社交的なカズと、地味で真面目なモト。
どこかにいそうな特別でない18歳の2人が恋に落ちるまでが描かれています。
幼馴染の2人なので、小学校のエピソードから、最後に二年後の20歳のエピソードが描かれています。
表紙の青空のように爽やかなお話です!エロは少なめです。日常生活でのさりげない萌えエピソードに、ほのぼのします!
後腐れも無く、読み終えた後、ほんわり心温まる感じです^ ^
朝から読みましたが重く無くて良かったです!
心理描写がとても細やかでグッときてしまいました
親友どうしだった2人のうち1人がいつの間にか友情以上のものを抱えるようになってしまう、という話の筋は志村貴子先生の『青い花』にも通ずるものがあります。
ただ、2人が本当に同じ気持ちなのかは微妙だなと。
本作は極限まで性描写が抑えられているのですが、カットされているのではなく本当に2人の間には何も起きていないのでは…と思ってしまいました。
同じ気持ちであることの証明になるような、モトくんからのアクションが見たかった…
もっともっとこの2人の丁寧な心の動きを見たかったです。
でも初めて感想書き込むくらい夢中になっちゃいました。オススメです。
幼馴染み同士で、攻めが受けのことを好きになってから、年月を経て結ばれるまでを丁寧に描いています。
受けは見た目が地味ーな感じですが、攻めは受けのことが可愛くて大事にしていて、恋心を自覚してからは受けに迷惑を掛けないようにと必死なところが辛そうでした。
個人的には受けが他人に背中を預けて寝ちゃってるところで嫉妬心メラッとしちゃった攻めに萌えました。
少し距離ができてからもどこかで繋がっているような若者ならではの甘酸っぱい青春を感じさせる作品でした。
じっくり進む若者同士のお話が好きな方にオススメです。
劇的なことは何もないけれどさらさらと川が流れていくように恋が描かれています
何もないってことはないか
でも、何かチョロチョロ湧き水からだんだん細く流れも速いでこぼこの川が、きっとゆったりした大きな河になって海にたどり着くんんだろうなと そんな印象がぴったりのお話です
エロはありませんがちゃんとblです