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doesu na kareshi ni mou mucyuu
まず、絵柄は好みで、表紙だけではなく、中身も画がキレイで安心して読めました。 ストーリーはわりと王道ですが、やはり読みたくなるのはなぜでしょうかね。 続きが気になります。早く続き読みたいです。
最初に謝ります。
S攻めは苦手です。
この作品、タイトルに「ドS彼氏」と分かりやすく入っていて、わたしのような三度の飯より溺愛系攻め好き派を篩にかけてくれていると分かっているのに読んでしまいました。
挙句「中立」評価なぞして本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
この申し訳なさを少しでも貢献という形で還元すべく、レビューさせていただきます。
共学に通う淳平は学校のモテ男2トップのひとり。
チャラい淳平に対して、もう一人のモテ男は女子から「天使君」と呼ばれるほどの整った外見と柔らかい人当たりの翔奈。
接点のない2人だったが、ある日、突然翔奈が淳平に声をかけてきて…。
という始まりで、inoranwingさんのレビューの通り、王道ストーリーです。
みんなには天使君、淳平だけには悪魔。
そんな悪魔の手管にそれはもう簡単に陥ちてしまう。
そしてひとりテンパる。
そんな淳平の姿に「ニヤリ」とほくそ笑む悪魔。
ドSというほどドSではなく、Sくらいのレベルですが、何せ当方溺愛系攻め好き。
受けを愛して愛して愛しまくってまーす!と隠しもせずにガンガン行く攻めが好きなので、Sに限らず攻めが「受けが好きと言うまで絶対に気持ちを言わない」パターンがツライ。
それでもふとした瞬間の表情や視線で「あ、受けのこと、愛してるね!?」と感じられる作品はまだいいのですが、翔奈がそういう気配を見せたのは6話中たったの2回、えろすの最中のみ。
その一方で淳平は「翔奈じゃなきゃ勃たない!」「オレ、翔奈が…ス…キ…」という感じであっさり陥ちているので、溺愛系攻め好きあるあるの「プライドのある受けが好き」という点においても「ああ、やっぱり、そうなるよね…」という受けがひたすら意識しまくりのわたわたに。
せめて、せめて足腰立たなくなった受けをそのときだけでも優しく介抱してくれるとか、軽口を叩く程度でサンドウィッチを食べさせてあげるとか、そのくらいの意思表示はしてほしかった…。
ただ、このあっさりばっさりきっぱりな「何もかもお断りだ!」感がS攻め好きさんにはたまらないのかもしれませんね。
こういうS彼氏系は攻め視点だとわたしのような「分かってない」人間にも萌える要素は多々あるのです。
この作者さん、作画は好みなので、ぜひS攻め視点の作品を描いてくださらないかなあと思いました。