デジタル・修正版
mesuochi bl
完全に座裏屋先生目当てで手に取りました。むしろ若輩者ゆえこのジャンルにあまり造詣がなく、なんだこの折り返し屏風絵はとおののくばかりで恥ずかしいです。
結論、お話も画もものすごくストライクで好きな人には雌イキいいねとなりました(完全にアウトな文章)
理由として大半を占めるのは個人的に好きな他でもない座裏屋先生に加えてためこう先生、緒川先生、うさちこ先生、松基先生、日野先生が他の商業作品ではまるで触れないレベルの露出に挑んでいるからでして…雌イキテーマであれば是非みなみ先生、阿仁谷先生あたりも参画していただきたかったです。
特に好きで仕方なかったのは例にもれず座裏屋先生のねむり男とこい男のロイスとジュードで、このふたりはどこまで楽しませてくれるんだ!と思わず叫びたくなるほど扇情的にアテられました。割と成熟しきっているCPの印象なので関係構築がまだまだこれからなのは見ていてすごくドギマギしたのは憚らず惜しからずで、加えて夢遊病描写がなかったからかロイスを普通の彼氏として思うジュードがすごくよかったというか。これまで夢遊病対策に追われすぎていたからかハッピーなふたりが見れてとても幸せでした。
書ききれませんが、ためこう先生はこれまでにないジャンルに挑戦されていて通常運転で一時読者置いてきぼり展開ありつつの最後にきちんと種明かしされていてエロ描写も女性っぽい受けは苦手ですがそれを上回る病んだ攻めの狡猾さと美しい受けはやはり最高でした。既に実力のある先生なのでまだ見ぬ定番CPであれこれ楽しく展開していただきたいです。
日野先生は既知でしたらすみませんがXBL初登場でしょうか?宦官シリーズで見知っていたので見つけてとても嬉しかったです。
他にも緒川先生のガチムチは全然見たくなかったとかうさちこ先生は病みをどこへやったのかとか色々言いたいことはありつつ一旦しめくらせていただきます。XBLは本当に好きなので今後も期待しております。
座裏屋蘭丸さんの「眠り男と恋男」に惹かれて購入しました。
ロイスの天然ぶりとジュードの甘えぶりに磨きがかかっています。最&高…
ためこうさんの権力者の息子と妹の身代わりに婚儀をする兄の葛藤も良かったです。ラムダンのメス堕ちっぷりが嫌よ嫌よも〜の王道で萌え死ぬ!
このお二人の描くメスっぷりが特に良かったです。
アンソロジーらしく多様なので好み分かれるところもありますが、読み応えある一冊でした。
特筆すべきは、カバーです。座裏屋蘭丸さんなのですが…良い!!!!!
これ電子版はどうなのでしょうか?
上下のタイトルの書いてある黒い部分が折り曲げられていて、展開するとポスターに!!!
大きいロイス×ジュード!!!素晴らしい…
また、下手な修正が入るよりは、この本のように18禁指定でしっかり表現してもらった方が読み手としてはありがたいなと思いました。
座裏屋先生の『眠り男と恋男』目当てで購入です。
だけど、ためこう先生の『ララの結婚』と出会ったのもここでしたね。
ラムダンの気の強さとかわいさ、ウルジの執着心のとりこになり、続きを切望していたものです。
それが今では3巻までヽ( ̄▽ ̄)ノ
『眠り男と恋男』は、本編終了1週間後の2人のお話。
やっと恋人同士になったのに、照れが先だって手を出せずにいるロイス。
ジュードが控えめにお誘いアピールをしてるのに、気付いてくれないロイス(^_^;)
頭ヨシヨシとか、きゅんではあるけど、今はそれじゃないんだよ〜ヾ(^^ )
やっとジュードとえちになったと思ったらエロい!!
先生ありがとうございます(///ω///)♪
体位っていうか、ロイスがジュードの手を掴んで、ジュードのかわいいとこ全てがよく見えるようにしてるんですけど、うわゎゎゎ(///∇///)
ジュードがエロいんだか、ロイスがエロいんだか。
どっちもなのね(#^.^#)
萌えとエロスの後に、ふふっと笑いで締めてくれてます。
あと、表紙ですよね。
ジュードとロイスのえっちぃ姿に、ヤバい(;゚∇゚)と慌てて裏返したらそっちもかいっていうね(^^;)(;^^)
不用意な場所には絶対置けないです。
アンソロは正直アタリ・はずれの差が激しい。。。
しかし、この「メス堕ちBL」は大当たりパンパカパーン\(*'ω'*)/な1冊です
豪華な執筆陣に最高なカバー
このカバーが先ず神、紙本ならではの秀逸アイディアです
内容は多くのレビューが上がってるので後出し感で申し訳ないのですがなるべく自分の好きなエロ特化作品のレビューは残したいし、布教活動に少しでも繋がればと思うのでこのアンソロは外せない、という事で書いてます
アンソロの宿命ですが好みの作家様も居ればその逆も然り
その辺はしっかり自己判断は必要だけど、意外な出会いがあったりここでしか読めない作品の希少性などの最大の愉しみがあるのも事実
その点に於いてこの作品は後者の役割を大きく担っておりとんでもない満足度を浴びせてくれます
お題は「メス堕ち」
快楽に乱れる様をR18仕様で見る事の価値を是非その目で確かめて欲しい
受けのグズグズトロトロ具合はモチロンですが受けをこの快楽に堕とす攻めのあの手この手も堪能しまくれます
ガッチリ余裕のリードを魅せる攻めも興奮マックスで本能で攻めまくる攻めも選り取り見取り♡
座裏屋先生は当然最高でしたが(ほんとにかわいいジュードと余裕をなくすロイス…最高!体位もセリフも完璧で甘くて眼福♡)普段読まない獣人BLや宦官BLなどの出会いは新鮮だったなーあと小説も読まないからこんな感じなのかBL小説って!と知れて良かったです
こんな出会いはアンソロならでは
紙本の購入はもう出来ないんですかね、、、そこは残念ですがDLでもレビューを確認する限りちゃんとクオリティー高くR18の役割は全うしてるようなので是非乱れるエロがお好きな方には…
また、座裏屋先生の眠り男~がお好きならこれを読まないのは【罪】というか本気でもったいないので全力で推します!!!
R-18を謳い文句に、人気作家さんを何人もぶっこんでくるX-BLのアンソロシリーズ。いつもそれぞれのテーマを、それぞれの作家さんの感性が堪能できるので楽しみにしているのですが。「メスイキ」とか「メス堕ち」って今流行りなんでしょうかねえ。個人的にそういう表現があまり好きではないので購入をためらいましたが、表紙が座裏屋さんときたら、これ、買っちゃうよね?という事でお買い上げ。
ええ、もう表紙から神懸ってます。
『眠り男と恋男』のロイス×ジュードだよね?とテンションMAXでした。
座裏屋さんが描かれているので絵柄が麗しいのは当たり前として、カバーがちょっと凝ってて素敵でした。これ、考えた人天才だなあ、と。
だがしかし、レジには持っていきづらい。あえての「見せる」デザインですなあ。
アンソロゆえに複数の作家さんが寄稿されているので、個人的に気になった作品をチョイスしてレビューを書こうと思います。ネタバレ含んでいます。ご注意を。
ためこうさん『ララの結婚』
ためこうさん、実は初読み。
双子の妹・ララの代わりに、彼女が望まない結婚を身代わりとして花嫁として結婚式に出る兄・ラムダン。
なぜゆえに女と勘違いしたまま初夜が迎えられるのかと思いきや…。
ラムダンの方にはウルジ(花婿さん)に対する恋愛感情はないようだけれど、ウルジはずっとラムダンのことが好きで。
反対に言うと、まったく恋心を抱いていないラムダンを、催淫剤のようなものを飲ませていいように凌辱しているウルジ、というストーリーなのに嫌悪感がわかないのはこれいかに。
短編のお話のようですが、彼らの過去の話やこれからの二人を描いて、1冊のコミックにしてほしいなと思います。
座裏屋蘭丸さん『眠り男と恋男』。
言わずと知れた座裏屋さんの超人気作品のその後を描いたお話。
もう、彼らの可愛さは筆舌に尽くしがたし、でございました。
今まで友達だったのに、「恋人」に切り替えるのが恥ずかしいと抜かすロイス。
抱いてほしいのに遠慮して口に出せないジュード。
ヤってることはエロエロなのに、なに、この甘酸っぱい恋人さんたちは。
エロのほうは勿論座裏屋さんなので、文句のつけようのないエロさと美しさでした。これを両立できる作家さんて数少ないと思うんですよね。
最後のオチが!
これまたかわいくて最高でした。
緒川千世さん『カーストヘヴン』
緒川さんのガチムチって、これが初見かな?結構意外でした。シュッとした絵柄を描かれる作家さんのイメージだったので。
いいように騙されて犯されてしまう受けが可哀想に思って読んでましたが、さすが『カーストヘヴン』、やられっぱなしじゃないのがカッコいい。本編では見かけたことのないCPのお話でしたが、コミックス化されたときはぜひとも入れてほしいお話。彼らのその後も超気になるのでぜひ続きを描いていただきたいです。
山本アタルさん『ハートのchoker』
ギャル男の受けさんと、彼をまるごと愛する攻めさんのお話。
これって読み切りのお話なんですかね?
ギャル男の受けくんが薄幸ぽくて、彼の過去の話とか気になりました。
ギャル男くんてあまり好きではないのですが、彼の見た目と中身の可愛さとのギャップが良かった。
松田うさち子さん『ファッションエフ』
松田さんは、ちょっと病んでるCPを描かれるイメージですが、このお話もいい感じに病んでます。ストーリーもなのだけれど、絵柄が松田さんならではの独特の世界観がある、というか。
ドS×ドMのお話。
受けくんを開発したのが女性だった、というのにちょびっと萎え萎えでした…。そこはやっぱり男性にしてほしかったなあと思いつつ、割れ鍋に綴じ蓋な彼らが可愛かったです。
丸木文華さん『女装したらイケメン友人たちにおいしくいただかれました。』
コミックばかりの中に小説が1本。
まあ、エロくて「メスイキ」と言ったら丸木さんはテッパンですかね。
攻め三人に対して受け1人、なのですが、4Pというのとはちょっと違うのかな?
お仕置きの意味を込めて攻めくんたちは受けくんを抱きますが、攻めの中の一人・海斗は受けくんがずっと好きだったんですね。
愛のない性行為を諸事情により強要される受けくんですが、海斗とのセックスシーンは甘々・エロエロで良かった。
ヤリチンだった受けくんが、友達たちに責められお尻でイっちゃうシーンは流石丸木さんというべきエロさを堪能できます。
『メス堕ち』って、作家さんによってとらえ方は様々なんでしょうが、個人的にただひたすら行為するだけとか、中イキするだけ、の話はちょっとなあ、という。やっぱりそこに愛があって、受けも攻めさんのことが好きすぎて感極まって感じ過ぎちゃう、というストーリーのほうがツボに入りました。
あと、ガチムチだからと言って、おっぱいが大きい(ガチムチだからというより、女の子のおっぱいみたいな…)受けさんにはちょびっと萎えました。男性向けのエロ漫画のようなのは苦手だなあ、としみじみ思ったりもしました(ごめんなさい)。『メス堕ち』って、あくまで男性が主体なんであって、女性っぽい、という意味ではないと思うので、ね。
けれど総体的には粒ぞろいのナイスなアンソロだったと思います。
テーマも魅力ではありますが。テーマで、X-BLで、という前にお目当ての作家名が二つもあれば、これはもう買いでしょう…と思える豪華なアンソロ。『眠り男と恋男』まで読んだ時点で神評価ボタン押して、たくさんの方におすすめしたくなって困りました。松田うさち子のファッションシリーズも私には神でした。カバーは、サイトに載せる用なのかと思っていたら実物もこのままでしたね。一枚の特大横長イラストの上下を折り返した部分、つまり裏のマット紙が帯のような役割をしています。カバーを外し丁寧に広げてから縦にして眺めたり、裏側から光に透かして見たり、うっとりが止まりません。既刊コミックスやアンソロの番外編というか続きがこちらに描かれているものもありますが、読み切りでいけます。逆に既刊が未読だとすぐにでも読みたくなってしまうかも(まんまとひっかかってますね)。
<収録作品順序>
◆ためこう『ララの結婚』28頁
◆座裏屋蘭丸『眠り男と恋男』30頁
◆緒川千世『カーストヘヴン』24頁
◆春泥『どうして先生になったの』34頁
◆山本アタル『ハートのchoker』24頁
◆だん『雌イキ♥健康診断!!』22頁
◆松田うさち子『ファッションエフ』32頁
◆松基 羊『Sense of loyalty』32頁
◆丸木文華(挿絵/葛西リカコ)『女装したらイケメン友人たちにおいしくいただかれました。』31頁
◆へぶん『コントロール』32頁
◆日野 晶『帝國の宦官 -右弦皇子殿下の嫁取り-』32頁
以下、ピックアップして。
・ためこう『ララの結婚』(巻頭カラー&イラストカード)
親同士が決めた結婚で、街一番の金持ちに嫁ぐことになったララ。しかし彼女のフリをして式に出ていたのは双子の兄だった…。妹思いのやさしい兄が服を脱ぐまでは男だとわからないほど見た目は可愛らしいのです。嫁ぎ先の男はきれいな顔してもうドスケベなんですが(笑)、これがよかったな~。やはりこの方の短編はキレがよくて、読むたびセンス抜群だと思っちゃいます。絵も大好き。
・座裏屋蘭丸『眠り男と恋男』
萌→キュン→萌萌→神エロス→キュンキュン→LOVE→萌萌萌→ラブラブラブ
有名すぎるので書くまでもないですが、既刊コミックスで表紙にいたふたり。仕事場も家も一緒で、カラダから始まったふたりですね。今回はメローな香りが漂ってました。ロイスがとっても紳士でセリフごとキュン度も高いです。身長もそうだけど、ふたりは肩幅も首や腕の太さも同じぐらいで、だからこのテーマだとさらに萌えるのかもしれません。朝起きて一緒にご飯食べて、仕事して、お酒はそれぞれで飲んでから家に戻って(ジュードのシャワーは済んでて)、またお酒片手にテレビちょっとだけ見て、誘い誘われてベッドへの毎日…という妄想をお気に入りの曲みたいにエンドレスリピートしてます。どうか世界の片隅に、彼らがいてほしいです♡
・松田うさち子『ファッションエフ』
「腹黒ドS×快楽に弱いドMちゃん(自称ドS)」
他テーマアンソロに収録されていた『ファッションエス』(や、エム)の続きですね。今回のエフはなんなのか…。これ好きな方多いだろうなぁ。コミックスにまとまるのすっごく待ち遠しい。でもきっと白抜きになってしまうだろうから甘修正で読めるのは今だけなんですね。うーん♡
・松基 羊『Sense of loyalty』
面白かった。虎さんがふつうにスーツを着て口にはタバコ。すごくクオリティの高いマスクをつけたヤクザたち…ではなく獣人でした。登場人物も人間なのは受けの一人だけ。攻めは理性を保つことのできる忠犬です。
・丸木文華『女装したらイケメン友人たちにおいしくいただかれました。』
こちらは小説です。エスカレーター式の金持ち高校に通う主人公が、実は現在お金に困っている。そんな彼がお金目当てで女装し、アプリゲームで出会った相手をだましてホテルに向かうが…着いた先でイケメン悪友3人に順番に犯されてしまうという、作品タイトルどおりのお話です。その悪友たちというのが、主人公が中学から仲良しの何でもできちゃうクールなお坊ちゃま・アメリカ帰りで外交官の子息・成績トップクラスで大病院の息子というタイプの違う3人で、また"おいしくいただかれ"順がよかったですね。
・日野 晶『帝國の宦官 -右弦皇子殿下の嫁取り-』
この長髪攻めいいですね。捕虜→宦官→皇子の愛人になったということでだいたいの経緯はわかったのですが、ああこれはコミックス読んでからにすればよかった! 嫉妬心が伝わってきて萌えます。そして、いいラスト。(※追記:こちらのカップルのお話は作者既刊コミックスで読めるわけではなく、電子書籍配信中の『帝國の宦官』にあるのですね。私は既刊『皇帝と宦官』にふたりが登場すると思い込んでおり上のように書きました。失礼いたしました。)
メモ「カバー・本文デザイン:ウチカワデザイン」
詩雪さん
ファッションエフのエフはこれかなーと思いました!他にあるかな〜考えながらまた読み返してみます♡
グッときてるポイント似てそうですね( ´艸`)ふふ。嬉しいです。
表紙が素晴らしいです!
B3サイズかな?の大きいものを折って表紙にしてある一風変わった仕様。
広げるとドーンと座裏屋さんの美麗カラーイラストが拝めます( ´͈ ᐜ `͈ )
中々お目にかかれないポスターのようなデカイサイズで
2人がまぐわう姿を隅々と・・・(^//^)眼福!
後ろ弄られてるジュードの泣き顔がたまりません///
さて、内容ですが。
さすがメス堕ちBLだけあって概ねエロが濃かった印象。
(18禁なのでそれが当たり前ですが、昨年はエロが薄い18禁アンソロという例があったので…)
お目当ての「眠り男と恋男」は最高に楽しめて神!!!
アンソロなので萌え〜中立と色々なので間を取って萌え×2評価です。
◆眠り男と恋男(座裏屋蘭丸)
本編で恋人になった1週間後。
ロイスの反応を伺いながらチラチラアピールして待ってる健気なジュードと
恋人になったはいいものの、どう接していいかわからずモダモダなロイスのお話でした。
やーもぅジュードがとにかく可愛すぎる!!!
日常のクールな顔とベッドの中のギャップは最高ですね( ´͈ ᐜ `͈ )
ロイスからキスされただけでトロトロになって
中出しされてところてん///
ジュードのエロ可愛さが堪りませんでした(∩´///`∩)最高
(あ、可愛いしか言ってない…でもそれしか言えない…)
そんなジュードを見て蕩けた優しい顔してるロイスも萌えでした!
◆カーストヘヴン(緒川千世)
本編には登場しない生徒のスピンオフ。
ハイクラスの柔道部部長とゴスにいる陰気な生徒です。
「柔道部員はハイクラス以上」が絶対命令。己の強さを信じ真っ直ぐに歩んできた柔道部部長は、カーストゲームのカード探しの最中に嵌められて…というお話でした。
・・・うん。
個人的に緒川千世さんにはガチムチは求めていなかった(T ^ T)
そしてトロ顔というよりアヘ顔寄り…。
意外だったな、という意味では新鮮かな?
強さを求めて強くあろうとする者が陥落する姿は良かったです///
◆帝國の宦官-右弦皇子殿下の嫁取り-(日野晶)
内容はサブタイトル通りw
エロだけで言うなれば18禁も全年齢もあまり変わらないような…。
18禁になるような濃さは感じませんでした。
でも宦官シリーズは大好きなのでアンソロに入ってたのは嬉しかったですヾ(*´∀`*)ノ
すっごくヤキモチ焼きな皇子殿下にニヨニヨしてしまう〜!
互いに独占欲でモヤモヤしてるカップルに萌え堪能しました♡
早く単行本にならないかなぁ…楽しみだー!!\(^o^)/
◆ララの結婚(ためこう)
本編未読なので内容割愛。
双子の妹の身代わりをしてるので、見た目はほぼ女の子。
というのがちょっと好みから外れたけれども、攻めが良かった!!
エッチしてるのに男って気付かないのおかしいな?と思ったら、
ちゃんと分かってて女の子扱いしてたのと、裏の思惑が良き( ´͈ ᐜ `͈ )
ううう、本編が気になるなぁ…。
(↑訂正:表紙の宣伝を本編と勘違いしてました(・・;)
こちらはこの本のみの短編です。)
◆メスイキ❤︎健康診断!!(だん)
本編未読なので内容割愛。
おおっと、コレがずば抜けてピアス風味で圧倒。
エロ描写が激しかったです。
3人でお付き合いしてる関係が気になる。ムムム。
『メス堕ち』ってタイトルからして惹かれる18禁アンソロジー、電子化が待ち遠しかった!
紙本のカバーはポスターにもなる特殊装丁のようですが、電子は普通にイラストで紙本と比べると味気ないかもしれません。
座裏屋蘭丸「眠り男と恋男」
メス堕ちと聞いて真っ先に思い浮かぶのはジュード!
今回も期待に応えまくってくれてます♪
恋人になってから一週間、ロイスは照れがあって恋人らしくできない。さりげなく誘うジュードはかわいいのに、ロイスが気付いてくれないのが不憫…
おあずけで焦らされて、ロイスが欲しくてたまらないジュードの乱れっぷり!
ロイスに手を抑えつけられ、露わなままメスイキしまくってるジュード…尊い♪
ジュードは男前でガタイも良いのに、ロイスにだけは遠慮がちな乙女。
「自分の男なんだからおねだりしていい」ってロイスの言葉、こんなにエロエロな絵なのに、乙女の想いが届いたようでウルっとしてしまった。
ためこう「ララの結婚」
金持ちの息子・ウルジと、妹・ララの身代わりで結婚した兄・ラムダンの新婚初夜。
中国~シルクロード辺りが舞台で民族風な衣装や装飾が素敵。
金太郎スタイのような胸当てや下着を取らないまま愛撫されるのがなまめかしい!
後ろをほぐされ、殺そうと剣を取ろうとするけど、快感に流されてしまって…
なぜ花嫁の後ろを?って謎は最後に明かされます。
その執着的オチすごい好き!ラムダンはメスイキで意識が飛んじゃってるからウルジの本音は知らない。この二人は続きが見たい!
松田うさち子「ファッションエフ」
腹黒ドSな百枝と、Sと言いつつ実はドMな麻倉のファッションシリーズ。
今回は麻倉を開発した元カノが登場して、百枝が嫉妬…からのスマホ画面見せながらのハメ撮り。
うさち子先生の絵って色気があって、受けのイキ顔が涙・鼻水・ヨダレまみれでも下品にならないのが好き。
カラダから始まって心の距離が近づきつつある二人、早くコミックスにならないかな。その際は電子だけでも18禁のまま出して欲しい。
メス化を際立たせるための演出とわかっていても、筋肉盛りすぎで逆に萎えた作品も…
緒川千世「カーストヘヴン」
世界観は同じでも完全な新キャラ。占い好きのナヨっちい男×柔道部の屈強筋肉男。
onBLUEのインタビューで「痩せたガリが好き」と仰ってましたが、緒川先生の絵に筋肉男がビックリするくらい似合わない…
だん「雌イキ健康診断」
彼氏が二人いるラグビー部男子に健康診断医がセクハラ、それを彼氏達が見つけて…
受けの子は顔がかわいいから着衣の時はグラマーな女の子にしか見えないし、脱いだら授乳ママの乳首みたいだし、絵がやりすぎてて、もはやギャグにしか見えない。
18禁にはセクシーさを求めてるんです!絵も展開もやりすぎると萎えます!
いろいろな話が入ってるのがアンソロジーの良さとはいえ、ギャグはいりません。
おめあての座裏屋先生とうさち子先生は期待以上に良かったし、それにためこう先生のも意外に良かったので満足度は高いですが。
表紙担当が座裏屋蘭丸さん!
ラインナップにためこうさん、座裏屋蘭丸さん、緒川千世さん、松田うさち子さん!
お題は「メス堕ち」!(=私の中で今最も沸騰中のエロ萌えワード♪)
と、期待要素たっぷりの今作。
発刊をめちゃくちゃ心待ちにしておりました\(^o^)/
まず装丁のアイデアすごい!
座裏屋さんの美しいカラー絵がこんな大きなサイズで拝見出来るなんて(๑>◡<๑)♡♡♡
しかも折角帯が掛かってる風にしてるのに、表紙も裏表紙も「おまえらがレジで隠したいとこをわざと出してやんよ!」的ドSっぷりがなんとも素敵です♡
このX-BLシリーズは変な方向に凝り過ぎた装丁が読者に受け入れられない過去もあったようですが、今回の装丁は素晴らしいと思います!
お目当の作家様の作品がどれもとても良かったので、それだけでだいぶん長いレビューになっちゃって他作品にあまり触れれずじまいなんですけど、良かったら読んでください。
・ためこう「ララの結婚」
ためこうさんは、長編も書かれてはいますが、私個人的には“短編の名手”だと思っています。ポップでキュートながら切れ味よく刺してくる作風が魅力!
今回は作者初の民族モノです。このアンソロ向けに描かれた完全新作かと。
結婚初夜のお話です。
ためこうさんの可愛い絵柄とエキゾチックな衣装での着衣エロが可愛くって滾りました。
脱がせてから(=下着姿)がとっても可愛いんですよ♡
ストーリーは、初読時「ん?ん?」となると思いますが、種明かしはちゃんとありますので気にせず読み進めてください。
アンソロの幕開け作品としてナイスな役割を果たしている、非常にキレの良い短編でした!
・座裏屋蘭丸「眠り男と恋男」
この方が「18禁描くぞ!!」で描いた作品はやはり凄い…////
言い換えれば、18禁作品とそうでない作品を明確に描き分けてらっしゃるということなのでしょう。
先に告白しておくと、私、この作品は単行本発売時に中立評価を付けております。
残念ながら私には萌えるカップリングじゃなくって(^_^;)
でもねー!今回は激萌えでしたね!!!!!
やっぱすげーわ座裏屋さん。
お題に対しての作品づくりが巧過ぎる・・・
「メスイキ」の何が萌えるかを代弁して貰えてるかのようなロイス(攻)のセリフの数々に同調しまくりながら読みました。
ベッドの上でのジュード(受)の可愛さに、ため息混じりの「かわいい・・・かわいいかわいいかわいい(๑>◡<๑)・・・かわいいよぉぉぉ!」が止まりません!!!(興奮)
・緒川千世「カーストヘヴン」
単行本でしか追っていないので不明確ですが、たぶんこれはこれで読み切りのエピソードと思われます。
肉体・精神ともに屈強な体育会系男子(柔道部部長)が本人すら知らなかった心の奥底を暴かれるお話。
ガチムチ受けです!緒川さんこんなキャラも描かれるのかΣ(゚д゚lll)
これも巧かったなー!
「カーストヘヴン」という作品に敷いているテーマはブレさすことなく、アンソロのお題にも対しても明快な形でクリアされていてとても楽しめました。
部でもカーストでも常に上位を取って当然と思っている臣(受)に対して秋尾(攻)が投げかける「臣くんは一度下になる人間の気持ち分かるべきだよ」というセリフのダブルミーニングにはしっかりと気付いておきたいところですね( ´艸`)巧い!
・松田うさち子「ファッションエフ」
ファッションエス、ファッションエムと来て、今度のファッションエフとはなんぞ??と一瞬考えましたが、おそらくfemale(生物の“雌”)のエフですね。
トコロテン特集のアンソロで出会ってとにかく萌えに萌えた性癖ドンズバカップル。続編読めて嬉しいです!
自称“S”の麻倉くん(受)のあまりの可愛さにメロメロになってる百枝くん(攻)の可愛さがこれまた可愛い、ダブル可愛いカップルです!
今回は、ゲイでもマゾでもなかったはずの麻倉くんのお尻がなぜすんなりヌプヌプ状態だったのかの謎が明かされます♪
こんだけ簡単に分かるクソ可愛いマゾネコちゃんですもの、そりゃあ過去に1人くらい気付いた人もいますよね。(人によってはNL注意かも)
麻倉くんの無自覚な攻めゴロシ発言の数々に、今回もまた百枝くんと一緒に完全ノックアウトでした・・・///
麻倉くん可愛すぎだから!!!
ほか、好きだなと思った作品。
・松基羊「Sense of loyalty」
獣人(狼)攻めです!
私、実際の狼も檻の前で咲ける\(^o^)/くらいには本気でカッコいいと思ってるんですが、この狼くんめっちゃカッコ良かった!!
カッコいい従順なワンコがお好きなら、これオススメです!
これは続きモノなのかな?
ストーリーはこれだけだとちょっとよく分かんなかったんで、そこはすっ飛ばしてシチュ萌えに没頭させてもらいました。
受けのオミ(人間)が色気のある誘い受けで最初からメスっぽいのでメス堕ち感は低いんですが、おねえさまが獰猛な狼くんを操ってる感がステキな、おねショタ味あるカップリングに萌え萌えでした♡
既刊のX-BLアンソロと並べても結構良いんじゃないかと思える1冊でした。
個人的にはPG2、PG5に次ぐ良作!
ちょっと短絡的かな?と感じるモロAVみたいな作品も中にはありましたが、「メス堕ち」というテーマは作家さん的にも18禁アンソロとしては比較的描きやすかったのではないかと思われますね。
次のX-BLもこの調子でしっかり濃いやつをお願いします!
この作品は、18歳未満の方には不適切な表現内容が含まれています。
18歳未満の方のアクセスは固くお断りします。
あなたは18歳以上ですか?