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yosominante shinaide
「2乗な恋の駆け引き」と「最果ての君へ」でシリアス路線も描ける方だとは存じておりましたが、こんな良質な幼馴染BLもあったなんて…!
しかも珍しく攻め目線で、読んでて本当にドキドキしましたし、泣くシーンではウルっとなりました。
男性がすぐ泣く描写はもともとあまり好きじゃないんですが、本作はすごく自然で全く違和感なかったです。
しかも205ページ中、約半分くらいまでえrなしです!
表紙だけで「あ~またえrえr系かな?」と決めつけて敬遠してましたゴメンナサイ。
表紙の肌色率でちょっと損してる気がするんですよね。
著作ではかなり珍しい男っぽい不愛想受けなので、普段笑わない受けのレア笑顔がイイ!
風呂上がりに上から見下ろしたアングルが美しい…。
2016年発表作なので、2人とも体にぴったり沿った服着てるのが嬉しい。
176ページが表題作で、残り29ページは「華族の兄弟x男娼」である短編です。
明治or大正の学生服+マント姿のなんと美しいこと。
みなみさんの美麗な絵でまさか拝めるとは思いませんでした(拝む
この一コマだけでも読んだ価値があったというものですが、もちろんそれ以外も素晴らしかったです。
幼馴染BLをこよなく愛する、多くの方々に読んでいただきたいです。
めちゃくちゃオススメ。
幼なじみものは特に好きでもなければ地雷でもなく普通ーって感じなのですが、この作品は最高です。
まず受けが可愛い。口数少なくてクールな性格だけど攻めには甘えてるとことかもうほんっとに可愛くて愛おしい。なんなら私が付き合いたい(え)
攻めも攻めで受けのこと大切にしてるし甘いし、、、。はあ良いカップルですわ
エッチシーンは少なめ!最後に数ページあるくらいなので初心者にも向いてると思います!ただ一巻完結というのもあり内容がちょっと薄いかなーざっくり事が進みすぎかなーて感じなので好き嫌いは分かれると思います!
私は幼馴染ものが特に好きなのですが、この作品は幼馴染作品の中で、私が過去今まででトップクラスに萌える作品でした!
この作品の一番オススメしたいポイントは、とにかくもどかしい所です。
「何でくっついてないの?」と思えるほどの距離感で、「早くくっつかないかなぁ」とそわそわワクワクしながら読み進めていました。
幼馴染だからこその葛藤がしっかりと描かれており、かといってシリアスすぎるものではないので、この作品はBL初心者にもオススメだと思います。
そして何より絵がとても見やすく綺麗なので、大変読みやすかったです。
昔の作品も読んだりするので、それと比較すると
画が美麗ですごくときめく(n*´ω`*n)ま、エロシーンは相変わらずですが。
お話。
幼馴染の二人。
懐かれてからべったりの受のことが好き好きで好きで仕方がない攻の
奮闘記となっております。
相手を性的な目で見ていると気づいたその日から
相手を守り、尽くし、忍耐につぐ忍耐でそばにいたわけです。
そんな二人も成長し大学生。
見目美しくなった受から女を遠ざけるためにはどうしたらいいのか。
そうだ!自分に目を向けさせればいい。
無駄な努力の結果は・・・!?
展開的には王道。
ただ、キャラクター的にはわかりやすくて個人的には楽しく
読ませていただきました。
結果はわかっててもそれはそれで。
ただいかんせん、両想いになってらの受がなー
これまで何年も忍耐で耐えてきたのはわかるけど
反動でエロ行動が積極すぎて萎える。
エロに積極的なのは悪いことではないが、0か100かしかないのかとw
エロス・・・ではないんだよな。
幼馴染の稜のクーデレが過ぎて、柾也には全然通じてない。
柾也の稜への想いも、我慢し過ぎて、稜には全然通じてない。
みなみ先生らしい美形の二人が、ムラムラムラムラしている気持ちを押しとどめている様子を、
常に柾也視点から描いていて。とーってもジレジレします。
柾也が必死過ぎて、稜を見ている様で、見てないっていう。
稜は、結構好き好き♡サインを出してますし。
何だったら誘い受けです‼︎
それを、無視して、「幼馴染でいさえすれば、ずっと側に居れるから。」の一念で、
理性を総動員して我慢している、ヘタレの柾也。
しかし、ポーカーフェースで独占欲強めって、そんな誘い方では、鈍い柾也には通じません。
結局、欲求だけが肥大した稜が、他の男とホテルへ行こうとしているのを見て。
ようやく理性のタガを外す柾也。
両想いが叶った後は、実はエロエロの稜に翻弄されまくりです。
あの、クールな稜は何処へやら。
柾也のモノローグがめちゃめちゃ多いんですが、妄想もしておいて欲しかったなぁ。
ドギマギしてるだけで、彼は意外にもヘタレというか、真面目っ子かもしれませぬ。
描き下ろしでは、稜はさらにヒートアップ。
『俺の稜が、今日もエッチで可愛くて幸せです…♡♡』
同時収録は、エロくもメリバな、「濡れた蕾に墜ちた蝶」
華族の家に買われて、兄・彬也に抱かれている、男娼の莉生。
幼ない頃から沢山の男に抱かれて来た莉生は、まだ学生の弟の燈也の清々しさに焦がれる。
自分の様な汚れた身体では、燈也に相応しく無いと思いつつも、
燈也が自ら自分に堕ちて来たことを喜んでいる。
二人は家を出て、逃げようと言い合うところで終わる。
不思議なのは、兄・彬也は予め、莉生に弟に近付くなと釘を刺している。
どこか予見を匂わせている。近付くなと言われれば、近付いてしまうのが人のサガ。
兄は弟を家から追い出すつもりだった…とか描かれていれば面白かったかなぁ、と思います。
ショートストーリーなので、そこまでは描かれず。
全部表題作で、良かったのになぁ。と、思ってしまいました。
同時収録『濡れた蕾に堕ちた蝶』
当て馬・兄の彬也がちょっとねちっこいだけでw悪い人じゃないから
自費で買った男娼に弟と逃げられてかわいそうで…
攻めは士官学校か帝大あたりに通ってるのかな?
お坊ちゃまが中退して駆け落ちしてどうするの!?
幼馴染みの両片想いです。
ストーリーは王道あまあまです。予想外な展開とかはないですね。
みなみさんの絵が結構少女マンガチックな為、苦手な方は苦手かもですね。あと、最後まで攻め視点の話なのでその点もご注意を。
攻めの柾也は見た目クールなイケメンなんですが、脳内はいつも何か喋ってる!!
好きで好きでしょうがない稜に悪い虫が付かないよう画策する柾也ですが、あるとき稜が男の人とホテルに入ろうとするところを目撃してしまう。
稜は柾也が好きなくせに、別の人を誘ってホテルに行こうとしてたわけですが、あれもし柾也が来なかったらその男の人と最後までいたしちゃったわけですよね?
自分の気持ちを言えなかったのはともかく、ちょっと軽率じゃないですかね?私としては、これがなかったら萌萌でした。
短編は男娼が自分を買い上げた主人ではなく、その弟に惹かれてしまうという話です。
みなみさんの作品はあまあまの王道が多い中、たまに淫乱受けが出てきますね。うーん、淫乱な受けに萌えられない私はイマイチでした。しかも、最後心を通わせ合ってはいるけど、この先幸せになれる気がしないのだが。