花といっくん

hana to ikkun

花といっくん
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神78
  • 萌×241
  • 萌10
  • 中立3
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
15
得点
587
評価数
134
平均
4.4 / 5
神率
58.2%
著者
阿部あかね 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
シリーズ
花にくちづけ
発売日
価格
¥620(税抜)  
ISBN
9784403665554

あらすじ

「花にくちづけ」の鈍感メガネ×女装男子のラブラブバカップル再び!
相手のために頑張ろうとする、いっくんと花。だけどすれ違ってしまい!?

表題作花といっくん

鈍く冴えない大学生の恋人
おとこの娘チアくらぶでバイト

その他の収録作品

  • 花のいっくん
  • 花がおしおき(描き下ろし)
  • あとがき
  • カバー下:イラスト

レビュー投稿数15

花のカッコよさ

まるごと一冊表紙のふたり、関西弁カップル。
『花にくちづけ』の続きです。

「痴話喧嘩すら愛おしい」
「鈍感メガネ × 女装男子のラブラブバカップル再び !」(帯より)

帯にすべて込められているような気もしますが、私にとって今作の魅力はなんといっても花太郎でした。花がプンプンしてるところから始まるのがあぁもうサイコーに惹かれる!いっくん目線多めで進んでいく今作『花といっくん』では、その裏で「花は今ごろ何してるかな?」「花はこれを知ったらどんな顔するだろう、何て言うだろう」といちいち考えてしまいます。カップルの間にいかにもありそうな、傍から見たら些細で、だけど実はそれが解決なしに積み重なると大変なことに…という日常の一コマ。それらはすごく共感したくなるようなもので、何も考えずに本の中に入ってしまいました。

大まかに言えば「わっ!!」となったり(←読まれた方わかりますよね)
「わ゛ぁーん!!」となったり(←これも)
ジェットコースターのようでもありました(もちろんエッチも全部いい)。花は明るく元気で相変わらずよく泣きもするけれど "いっくんのために" とお料理もがんばって、さらにチャーミングに。しかし窮地でみせる花の本気、カッコよかったな。そして...いっくんを育てるの上手い(笑)。

愛おしい花のカッコよさに、ふたりのこれからにも、神評価です。
いっくん、愛をもって"芋メガネ"って呼びたいんだけど脱いだらボディがけっこうすごいからなぁ。

13

読めてシアワセ♡

前作『花にくちづけ』の待ちに待った続編です。

おもしろくて笑ってほろりそして痛快でした!

いっくんのアパートに日々増えてきたであろう花の荷物や
部屋着がとてもかわいらしくて場面を探すのが楽しかったです。

花の勤務する『おとこの娘 チアクラブ』が再び登場も嬉しかった。
前作での行動により”レジェンド”と呼ばれる存在のいっくん。
同僚もお客さんもみんなあたたかい大好きな場面です。

今回いろいろあったけれど逆にふたりの想いがその都度強くなってゆきましたね。

これからも続けて欲しい大好きな作品です。

11

「に」→「と」→「の」の変化にすべてが詰まってる

前作「花にくちづけ」からの、一連のタイトルがいいんです。
「花にくちづけ」
「花とくちづけ」
「花といっくん」
「花のいっくん」
ふたりの恋愛が恋から愛に変化していく感じがタイトルに巧く詰まっていて、読み終わった後このタイトルを眺めると、ふたりの姿が順番に頭の中に浮かぶんです。

本作ではもう花ちゃんをダメ男だなんて言えませんね。
カッコよくて可愛くて、こんな恋人捕まえられたいっくん幸せ者過ぎて嫉妬する!
泣いてマスカラの流れた花ちゃんのぐちゃぐちゃ顔、いっくんじゃないけど愛おしかったです。

良かったなぁこれ。
きっとこれから何度も読み返す作品になると思います。


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5/9までの期間限定ですが、紙版と同じストア特典(4pリーフレット)が付いています。

【電子】コミコミ(ebj)版:修正×(白抜き)、カバー下なし、裏表紙なし

4

二人が好きすぎる!

花にくちづけの続編です。

花といっくん

まぁ~バカップルっぷりが面白くて幸せで心がホカホカします。
いっくんが鈍くてねえ、女心?乙女心がわかってません。花が健気で。
でもいっくんが成長したり仲直りしたり。いつまでも見ていたい二人です。
いっくんが花の事が可愛くて仕方ないですね。

花のいっくん

花の為にも経済力を上げようと家庭教師のバイトを始めるいっくん。花は反対です。いっくんを養う気満々です。
家庭教師の生徒の中2の将太がこじらせてなくて可愛かったのになんてことでしょう!
いっくんの危機に花が大活躍。男気を見ました。いっくんよぉ…。でもとっさに花を庇って。
部屋に帰ってからの二人が愛しくてたまりません。

花がおしおき

おしおきでいっくんのお尻をぶつものの可哀想でペロッ、でも思い出すとイライラしてまたガブっの繰り返しでした。

花もいっくんももうお互いがいないと生きていけませんね。こんな幸せなお話に私も幸せに。あ~二人が好きすぎる!

1

何があっても安心な夫婦漫才

ヘタレで色々と鈍感で、それでも花が大好きないっくん。
そんないっくんの言動に一喜一憂しながらも、元気にいっくんを愛する花。
こいつらめっちゃ可愛い!!

今回、花の昔馴染みでクズヤンキーとそのキノコな弟に引っ掻き回される二人。

キノコに襲われて半ケツで逃げ惑ういっくんと、それを見つけてブチ切れる花ちゃん。

女装してんのに小汚い関西弁でブチ切れて、キノコを蹴り飛ばしてチョーパンくらわす花。すごく強い。可愛いのにガラ悪い。

そのくせ、家に帰ってからは「いっくんのばかー!いっくんが乗っかられてんの見てしもたー!!」と号泣する花。めっちゃ可愛い。

そんで平謝りしながら「ごめんて。俺は花のいっくんやで」と花を抱きしめるいっくんが、かっこいいのとはちと違うけど、すんげー胸キュンポイントでした。

このシリーズ、大好きなので、続いてほしいなあ。

0

愛を感じる1冊!

「花にくちづけ」で作者さんのを初めて読んで、花といっくんの2人のアホっぽさや不器用さが可愛くて面白くてとっても良かったので、続編が出ると聞いて楽しみにしてました!結果、面白かったです!
前作とセットで読むと良いと思います♪

いっくんは相変わらずの地味メンだけど、花のことが愛おしくて…♡花もいっくんのことが大好きで尽くしちゃう可愛らしさ♡2人のラブラブおバカっぷりが可愛くて、ムラムラえっちもエロくて良かったです(*´ `*)
でも、いっくんのへなちょこさと言ったら…相手の気持ちに疎いというか鈍いというか。そんないっくんにイライラしながも愛しちゃってる花が健気で一途です。
いっくんの自分の不甲斐なさに気づいて反省して謝って仲直り♡

そんなへなちょこいっくんに波乱が!
はなに良いとこ見せたくて始めたバイト先でまさかの襲われかける(゚ロ゚;)なんてこった…
そんな事態に遭遇した花は怒る怒る。
めっちゃ怒って相手を突き飛ばす!
でも投げつけられた壺から花を守るいっくん。へなちょこだけど頑張った!
そして勇ましくいっくんを助けた花ですが、帰った後はわんわん泣き始め…(;_;)その姿にはぐっときました。めっちゃ怒ってたけど、同じくらいショックを受けてたんだよね(;_;)そんな花をしっかり抱きしめるいっくん。お互いに気持ちを口に出して伝えあう2人が愛おしくて深まる愛を感じました♡

結局あの兄弟たちはちゃんと手を引いて解決ってことでいいのかな?そして最後にまたエロがあるかと思いきや、それはなかった!
でも心温まる愛を感じられたのでそれはそれで良かったのかも(^^)
描き下ろしは「花のおしおき」。わんわん泣いた後は、いっくんにおしおきですよ。やっぱり愛を感じるやりとりです(笑)

続編も満足な1冊で、いっくんの鈍さや、花の明るくて可愛いところ、そして2人のちょっとアホでラブラブなやりとりが楽しかったです!
楽しめるシリーズなのでおすすめです!

5

言葉選びが秀逸

男の娘チアくらぶで働く花と、21歳のイケテナイ大学生いっくんのお話です。
これって2冊目なんですよ。
わたし知らなくてこちらを先に読んでしまったのですが、意外に大丈夫でした(笑
最初から関係は出来上がっていて同棲中のようなので、きっと前作が付き合うまでだったのかなーという感じです。
これって花と付き合う前はいっくんD貞だったんだろうなぁと予想させられる、いわゆる勉強だけしてきました系のニブチンに花がとにかくせっせと尽くしていて、なぜ彼にそこまで??(良い人ですけどね)と思わされてしまったので、前作も買わねばという気持ちにさせられました。

阿部あかねさん自体初読み(雑誌等で短編などを読んでいるかもしれませんが)かなと思うのですが、生地薄くなったスケスケパンツとか心眼で男を見るとかセリフ選びや描写が異様にリアルで笑えます。
絵柄はいわゆる山田ユギさんのようなペンの太い感じで、キラキラした美麗とは真逆なのですがわたしは好きです!
多分試し読みなどで最初の方を読んで大丈夫ならば本編もいけると思います、途中のクオリティは変わりませんから。

2

元ほぼドウテイくんの成長日記

前作読まずに読んでしまったので大後悔。
これは前作読まないとだめですね。

話の筋は分かるのです。
女装クラブでダンサーをしている花とダサむさ眼鏡の大学生いっくんのラブラブ同棲ライフだと。
日々のちょっとしたことがきっかけで、恋愛スキルゼロっぽいいっくんがちょっとずつ恋愛スキルを上げていくのだと。

でも瑣末なことかもしれないけどわからないこともありましたよ。
いっくんがクラブでレジェンドと呼ばれている理由。
なぜ「ほぼ」童貞なのか。
どうやら花がいっくんにべた惚れして必死で落としたっぽいけど、その過程は…。
これは何としても資金を工面して、近日中に「花にくちづけ」を手に入れねば!

前半は気の利かない男子あるあるでしたが、なんだかんだとやらかしたことに気付けて直していけるいっくんは男前度を上げてるなあと感心します。決して面倒くさがらない。愛ですね。
ダメンズ製造機っぽい花の考え方も可愛いけど、ちょっとずつスキルアップしていくいっくんにあまあまにしあわせにしてもらえる姿も見てみたい。
後半は怒涛の展開がありましたが、それぞれがカッコ良くて痺れました。
もうふたりともラブやんなー、という感じで、あっという間に読み終わってしまった。寂しい。

寂しいので続編も出してほしいです。
クラブのみんなで妄想したいっくんの年辺りまで、むしろその先まで描き続けてほしいです。

2

笑いが止まらない

 前巻は途中まですれ違っていて最後でようやく甘い2人が見れましたが、この巻ではすっかりバカップルと化した2人のやりとりが盛り沢山に描かれていて、すごく読み応えがありました。いっくんの彼氏としてのダメっぷりが面白い。でも、ハナの言う通りちょっと鈍いだけで、ハナへの一途な心は本物なので、そんなダメなところも可愛らしいなぁと思えました。むしろ、鈍いながらも一生懸命ハナの気持ちを考えようとするところが、健気で愛おしいくらいです。

 中盤からはいっくんが家庭教師をすることになった、中2の将太というキャラが異彩を放ち始めます。彼もハナと同じように女装癖があるけれど、心はれっきとした男。こちらも関西弁で男らしくいっくんに迫ってくるのでどうなることかと思いましたが、鉢合わせたハナが一刀両断するのには惚れ惚れしましたね。中学生だからって、本気で来てるんだからそれなりの覚悟もあるはず、だから手加減する必要はない。愛し合っている恋人達を邪魔する権利は誰にもありません。それをはっきり示してくれたハナがかっこよかったです。その後ハナにお仕置きされるいっくんのお尻が可哀想で、笑ってしまいました。愛も笑いも楽しめる、素敵な作品でした。

1

相変わらずのパワー

続編といえどもだらだらせず非常に良かったです。

花のプレゼントを開けもせずにためこんでいるいっくんに、おこな花。ある日自分が無神経だったことに気づいて直そうとするところが偉い。
それから、無神経エピソードがもう1個。前作から、なぜか女子(弱みを握っている)にまずいお弁当を押しつけられているいっくんですが、花がお弁当を作ってあげようと切り出したのに、いらないと言って花がしょんぼりしてしまう。
これも後で無神経を悟って、バイト先の女装カフェに乗り込み、俺のお弁当を作ってくれー!とプロポーズしてしまういっくん。いやー、こういう男に惚れないはずないよね。

あとは、花に経済的に頼っててはいかん、とカテキョーを始めたはいいが、そこがヤのつくおうちで、あげくに教え子にのっかられそうになるいっくんという波乱。花はそのうちの知り合いで、たまたま寄ったところにいっくんのピンチに遭遇し、とんでもない息子を撃退するというお話でした。

きっとこの二人はずっと離れないだろうなーと思います。

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