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itsuka umi ni naretara
オメガバースが好きなので購入しました。
お話はとても良いです。
全体的にしっとりと切なくて、受け(オメガ)の抱えるトラウマもきちんと描いてあります。
お腹をいじって子供を産めなくしてある設定が最後まで残ったのは悲しかった…
またタイトルの「いつか海になれたなら」の「海」というキーワードが要所要所で出てくるのですが、こちらの伏線もしっかり回収できていたのが良かったです。
ただ、絵が少し荒削りかな?とは思いましたが、全体的には好みの作家さんでしたので自作も楽しみです。
オメガバースと聞けば読みたくなってしまうのは性でございます。
性懲りもなく。。もこデス(*'ω'*)ノ♪
総合、、まぁまぁかな。
お腹イジられた経緯が何もわからんのが勿体ない。
あんなに可愛かった子供が身体売り始める変わり目が見たかった。
身体を売るしかなかった受。
どういう経路で、どんなひどい目にあってきたのかというのが
断片的にしか見られなかったので読み込みが浅かったかなと思うのです。
ラストはちゃんとハッピーエンド。
終わりよければすべてよし。とは思うので悪くはないのですが
いうほどの感動もときめきもなく終了。
重たい過去や、子供を産めないなにかがあるのなら、もう少しその部分を
しっかり明白に読みたかった。
まずまず。
可もなく不可もなく。サラッと読了
オメガバース大好物です。
特にα×Ωものを読み漁っておりますが…最近は異色な設定が増え…それはそれで良いのですが…やっぱり次の展開が分かってしまうような、{ここでαが助けに来るんだろ!}的な王道ものが読みたい今日この頃です。
こちらのお話は、エリート階級のαと虐げられて生きるΩ、オメガバース基本の差別的な世界観がしっかりと描かれ初心者の方にも分かりやすいかと思います。
何、不自由もない恵まれた環境に生まれたαの青年が、自分を犠牲にしても強く生きようとしているΩ青年に出合い翻弄されながらも、その姿に惹かれ、やがて自分の置かれた立場が本当に幸せなのか、α主義の社会に疑問を抱くようになります。
引かれたレールの上をそのまま歩くか、たとえΩに問題があってもその全てを受け入れ与えられた幸せを捨てて、本当に好きな人と生きる事を選ぶか!…そして選んだ結末は…っと。
ストーリーとしてはラストもまとまっていて王道ないいお話でした。
お金をかけて読むのですから、やはりめでたしめでたしで終わる方が私は好きです。
絵は綺麗で読みやすく全般的に良かったです。
ただ、まだデビューされたばかりの作家さんでしょうか、コマ割りや動きの表現がまだイマイチかと思いました。
海にいていきなり次のシーンで海に浸かっていたり、「おーい、いつ入ったんだよ」
αが家族や社会から抵抗し、Ωを選んだところは、ナレーションのように済まさずしっかり描いた方がαの頑張りも伝わったと思います。
そういう細かなシーンの描き方はやっぱりベテラン作家さんとの違いかな、っと思いましたが、今後の作品にも期待いたします。