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neon sign amber
琥珀色的霓虹灯
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
おげれつたなか先生の大ファンです!
こちらは涙無しには読めない作品…。本当に先生はキャラ一人一人の表情の喜怒哀楽を繊細に描かれているのが1コマ1コマから伝わってきます。
クラブ店員の緒方と毎回違う女の子を連れては毎回振られているギャル男のサヤ。偶然サヤにお金を貸した緒方はそのお礼と言って仕事帰りの緒方に毎回朝食を作ってくれる事に。見た目の派手さと違う温かく繊細な料理に緒方はサヤに惹かれていきます。しかしサヤには隠していたことがあり…。
この作品が描かれたのが約10年前。その時代背景を考えると登場人物の気持ちにより深く入って行けると思います。当時は同性同士の付き合いに今ほど柔軟ではなかったでしょう。作品にも色濃く出ているような気がします。
男が好きな自分はダメ、気持ち悪い、誰にも言えない、こんな思いを抱えながら明るく振る舞うサヤの姿が痛々しくも愛しく思えてきます。
ラストシーン、とても大好きなセリフがあるのですがもう、ここだけ切り取って神棚に飾って置きたい泣泣泣
また、表情に乏しかった緒方が笑顔になって来るんですよね…。その変化も素晴らしい。
とことんどん底まで落としてからの、あっま甘Hが最高です!!先生は夜明け腐女子の神です、GODです(あ、同じだわ)
先生の作品には珍しく1冊完結で読めるので気軽に??(気軽なきもちで読むとティッシュ足りなくなります)手に取って欲しい作品です!!
サヤと緒方、それぞれの内面が丁寧に描写されていて最初から物語の世界に引き込まれます。
明るくチャラチャラして見えたサヤの過去や内面を知るうちに、自身はノンケであるにも関わらずサヤに惹かれていく緒方。だけどいざ身体に向き合ってみると…というシーンはあまりにリアルで衝撃的で。日頃BLばかり読んでるとこういう感覚を忘れてしまっていたのかも。今まで異性としか付き合ってこなかったのだから当然起こり得る話ですよね。それでももう緒方の心の中にはサヤの存在が大きなものになっていて。そこからラストまで夢中で読みました。すごく良かった〜!
健気に生きてきたサヤが報われて本当に良かった!大好きな一冊です。
"クラブに居る感"が伝わってくるキラッキラな表紙が本当に好きです。
爆音なクラブの中にいるのに、サヤの視線だけは静かな空気を感じるのもたまらん。
そんな表紙も素敵なこちらの作品、久しぶりに読み返しました。
「女好きのチャラいギャル男」という鎧をまとったサヤの心の内側はめちゃくちゃ繊細で、少しずつ素が見えてくるごとにそのギャップが切なく刺さります。
ゲイである自分自身のことをキモいと思い込もうとしたり、緒方が傷付けた時だって自分のせいだから気にするなと笑ったり。
無邪気に笑う姿がものすごく可愛いだけに切なさを含んだ笑顔が余計に悲しく見えて、本当に胸が締め付けられました。
サヤの笑顔と自分を理解してくれたサヤの優しさに惹かれたけれど、彼の裸を見て急に怖気づいてしまう緒方。
その行動は自分勝手だと言ってしまえばそれに変わりはないのですが、ただただ彼を責めることもできない気もして。
それがノンケとの恋のツラいところなんですよね…。
かつてサヤが好きだった先輩のように否定したり馬鹿にする奴は論外ですが、自分と違うことを無条件で受け止められる人もいれば、覚悟がなければそれをできない人もいるのはある程度仕方のないことで。
その辺のすれ違いが苦しかったけれど、その壁をふたりは一緒に越えて幸せなところに着地してくれたのが素敵でした。
おげたな先生の作品って時間を置いて何度も読み返したくなる魅力があるんですよね。
なので何度目かわからないこの作品の世界も、また新鮮に楽しめました!
恋愛をする上での痛み。それが同性同士であることの痛み。それらが見事な塩梅で描き出されるものだから、等身大の恋愛を見せられているような、生きる上での痛みを見せつけられたような心地さえするのです。
私は普段から、おげれつたなか先生の前に飛び出して咽び泣きながら地に頭をこすりつけ日頃の感謝を述べたいと考えている限界ファンなのです。今更ですが今作のレビューも書かねばと使命感に駆られた次第です。
今作は2人が人間として生きるなら当然のように持っている長所と短所、それらが互いと居ることで埋められるはずだったが……というすれ違いのお話。ここのすれ違いがまあリアルなんですよね。
リアルな恋愛が読みたい人は必見です。読まないとちょっと勿体無い!
ノンケとの同性愛は難しいんだと実感させられる作品でした。
BLあるあるでどんなノンケも迫られれば結局落ちるって定説な気がしますが、そんなの夢物語だぞ、と。今作は気持ちは本当に好きなのに身体がついていかないってもう誰が悪いとかそういうのがないので余計に辛くて切ない。それでも最終的にちゃんとハッピーエンドに収まったのがやはりフィクションのいいところという感じがしてよかったです。
あと個人的に恋愛ものって互いに傷つけあって、でもそれを許し合いながら絆を深めていく展開が多いと思うのですが、今作は本当に緒方くんが一方的にサヤを傷つけ、それを許される訳ではなくてそれ以上にサヤにとって必要ない人間になっていく絆の深め方だという印象でした。
とにかくストーリーの展開とかキャラの表情とかガチで殴り合っちゃうところとか、現実的だけど日常ではない雰囲気がすごくよかった。
ふと読み返し
いやぁ~いいなぁ…
久々に読んだら以前より好きになってる
嬉しい、また幸せ作品が増えた(´▽`*)
前読んだ時はおげれつ先生にしては強烈な印象は少ないかな?って思っていたのですが今回読んで分かりました
この作品は強烈でないからいいんです‼
デフォルメし過ぎない、現実にいそうな子達の小さな恋の物語
すっごく好き…♡
勇介の最初の時のあの反応もノンケならではの反応だし、サヤの頑張って何でもない振りをしようとするのも今迄クローゼットとして(と言うより認めないように必死に抗って来た)事を考えたら当然の処世術、悲しいケド…
こういうドラスティックではないけど普遍的な感情を切り出す事が本当におげれつ先生はお上手‼
ゆっくり読み返すとこういう所がより見えてきます
順番を追ってカラダとキモチがカチっと重なった後の2人がかわいいコトかわいいコト(*ノωノ*)
えっち前もかわいいケド事後のピロートークならぬ”労り”!かわい過ぎカヨ♡
お下品ですが…ぁ、おげれつですが(笑)私の好きな1シーンを語らせて下さい
やっと初めてを迎えた時の挿入前に勇介とサヤのtkbとtkbがコリっとtkbキスにエッロ…となった後に「”まさき”の発音は?”ささみ”と一緒」って和ませてる隙に挿入してあげる勇介のエロテク…!えぇオトコゃ・・・このtkbキスからの流れがちょーーー好き♡
前はサヤがかわいいお話しって印象だったけど今は勇介も人間味を感じて好きだしとっても好きな2人だな~って思います
好きだな、ちょー好きだ!!!!!!!!!!
途中まで神だったのに~ (><)
ああ しかし全体的にとっても面白かったです!
最後がね、なんかチープな片付け方で非常に残念でした。
「偶然にも中学ん時のクソ先輩(名前忘れた)が店に現れて、攻めと喧嘩して結局ボッコボコにされて受けに謝って消える」のくだりが急にファンタジーっていうか、話が出来過ぎていて正直なんの完結にもなってい。
そもそも勇介はどうやって男の体がOKになったの?それって生理的な問題だからさ、サヤちゃんが好きでも少しずつ慣れていかないとやっぱりムリなんじゃないかな? あんなアッサリといけるもんなんですかねぇ…?
まあ、最終的にサヤちゃんと勇介の関係がすごく可愛かったので許す(←何様)
友人に貸していただき、拝読しました。
おげれつ先生の作品はヤリ部以外未読だったため、当作品もギャグ中心なのかな?と思っていました。
ですが内容はシリアス中心であった上とっっても良いお話!良い意味で裏切られました。
サヤちゃんもめちゃくちゃ可愛いです…。
経験豊富な遊び人を演じているのに「ずっと男に抱きしめられてみたかった」と…!
なんて健気でピュアで純粋で純真なのでしょう…!?!?
最高でした。最高すぎました。
おげれつ先生の作品はヤリ部しか買っていなかったのですが、これを機に他の作品も買ってみようと思います(*´∀`)
バーテン:緒方勇介×食堂(実家)店員:佐矢真崎です。初読み作家さんです。正直、作者さんのお名前からして多分エロギャグとか下品な作品だろうから苦手なんだろうなー。と思って敬遠していたのですが、お友達に勧められて購入しました。
めちゃくちゃ普通でした!(と言う言い方は失礼かもしれませんが)全然エロギャグもなく、下品でもありませんでした!!
緒方の勤めているクラブの常連で、ふとしたキッカケで仲良くなります。そして真崎は実はゲイだとカミングアウトし、緒方も好きだと告白するのですが、いざHをすることになったら怯んでしまい、謝って逃げてしまいました。
正直そこは、えー!と思ったのですが、しばらくして真崎のトラウマの原因の西山が偶然、彼女と食堂に来て一悶着あったのですが、こいつがまた最低の奴で!何で人の告白を言いふらすのかが分からないですし、西山の彼女も緒方と西山が言い争っている時に何故か真崎に抱きつくし意味わかんないです。大分イラッとしました。
でも、緒方が西山をボコボコにしてくれたので良かったです。
一応、真崎に謝ってはいましたが、ボコボコにされたから謝ったから本心では悪いとは思ってなさそうではありましたが、それで真崎がトラウマを払拭できたなら、良いんですけどホントイラつくなーと思いました。
あと、最後の緒方の笑顔がめちゃくちゃ良かったです!
前から気になってたし、評価高いし…で。やっと読む機会が出来てたった今読了しました。
さ…さ…最高でした!!
あらすじ読んでひよってましたが、高評価に違わずすごく面白かったです。
サヤの最初の印象がページを追うごとに変わっていきました。最初の印象はあまり好きじゃないな…と。いや、しかし。どんどんどんどん可愛くなっていくんです!!
笑顔も性格も可愛い。チャラさも彼なりの防御なのかと思ったら、ギュッとしてあげたくなりました。
すごく繊細な子ですね。私も人の顔色を伺うところがあるので、サヤの気持ち…そうならざるを得ない過去のトラウマが、もう胸にギュッときて。心臓がもげるかと思うくらい痛かった。
だからこそ勇介に拒絶されたとき、どんだけ苦しかっただろうかと、サヤの痛い気持ちがこちらにまで伝播しました。
人生色々あるよね、って人は言うけども、子どものとき、思春期の"いろいろ"ってダメージでかいと思うんです。それを受け入れられる程の許容がないし、精神的に未熟だから…。
中学のときに心を傷付けられたサヤ。今後は勇介と共に楽しい思い出を作っていって、心の中を幸せで満たされていって欲しいなと思いました。
心に響く素晴らしい作品でした。