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aogeba koishi
表紙含めて30ページ。
あらすじ以上の進展はこれといって特になし。
ふたりで夜の校舎に忍び込み、ぽつりぽつりと思い出話をして...
で、
......で?!
ってところでまさかのEND。
かなり唐突に終わるんですが、最後の台詞が良かったです。
まだ何も始まってない。
けど、何も始まらないわけないよね?
そういう甘酸っぱい予感たっぷりな終わり方。
友情なんだか、憧れなんだか、恋なんだか。
ふたりの間に漂う曖昧な空気感がたまらない。
決定的な台詞がない分、丁寧に描かれている表情も◎
片眉だけ下がってる笑顔とか、照れたような横目とか。
ほんといちいちキュンキュンしました。
ココミ先生らしい、きゅんきゅんさせる短編だぁ〜
短い作品の中に、切なさや愛しさがギュッと詰まっているのを感じます。
先輩・安芸と後輩・榛名の甘酸っぱいストーリー。
安芸の中学最後のバスケの試合でシュートを外し、責任を感じて部活を辞めてしまった榛名。
そんなこと何年も気にしてたの?って、感じなんだけど、安芸が好きだったから自分に腹が立ったんだと思う。
安芸に中学の時と同じセリフを言われたときの榛名の表情が堪らないよ〜
キューンて感じで、ホントに可愛い♡
両片想いなの?何か始まるの?っていう、ラストも好きです。
きっと、これから素敵な恋が始まるんだと思いたい^^