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この胸のうちの花が まだ枯れていないなら――
hanasaku ashita bangaihen
前から気になっていた作品。
しばらく積ん読でしたが、ようやく手に取ってみました。
絵柄はあまり好きではない感じで、主人公も周囲も少し裏稼業っぽい感じがあり上品とは言えないのですが、なんか楽しめました。キャラがよかったかな。
主人公は、好きではないけどセフレがいて、体も売るような青年。
しかし花やの強面店長に恋してしまう。
セフレの無口なガクがよかった。主人公が好きなのかと思いきや本命は別にいる。これが自分のことを大好きな極道おじさんという設定もいい。
強面花やがなぜ主人公を好きになったのか、やや説得力に欠けましたが、脇のカップルがなかなかよくて評価を1つあげました。
スピンオフあったら読みます。
この作品はある種、トラウマとしてこころに刻まれています。
なぜもう一度読んだのか。
それはわたしがMだからです、というのは冗談で、少しBLレベルが上がったように感じていたので、踏み絵的に読み直してみた次第です。
…全然レベル、あがってなかった…。
好きになった先輩に酷い仕打ちを受けたせいで、家出からの援交生活を送る勇太。
彼の荒んだ生活に潤いを与えてくれるのは、偶然知った花屋の店長・高見で…。
傷付いた少年が、包容力ある大人に癒される話かと思いきや、破天荒な若者に周囲が振り回される話でした。
振り回されてもいいんだけど、そうじゃなーい!という気持ちでいっぱい。
この作品は主人公を可愛いと思えなかったら、おそらく全く萌えません。
過去は可哀想ではあるけど、酷い先輩を庇ったのは自分の判断。
その経験と、体を求められる=必要とされているという認識が結びつかないので単なる淫乱に思えちゃうんだよなあ。
体を売ることでしか生きていけなかった弱さも同情できず。
高見と想いが通じ合ってからも緩い発言連発で、どこを好きになったらいいのか全く分からなくて…。
こういう子を「可愛い。守りたい」と思う大人が一定数いるのも分かるけど、萌えない〜。
ハッピーエンドにハッピーになれない〜。
つらい。
真剣に想った相手に「人生を狂わされた!」と責められたのは可哀想。
そこから自暴自棄になって、淫乱体質になるまでの心理描写がしっかりあったら、もしかして萌えたかもしれません。
ただただ淫乱押し、そういう子を守りたい大人が2人。
この構図がどうにも気持ち悪く感じてしまったわたしは、この作品とは単純に合わなかったのかもしれません。
ポイントは主人公を好きになること!
それに尽きると思います。
思ったよりキツイ展開のお話でした……
受けの勇太がとにかくビッチ!
心の病気?そこら辺がち曖昧で少し残念でした。
街の花屋・高見に一目惚れした勇太は、
セフレのマサトとの約束を破って売りをしています。
依存症?と思うほど身体ばかり求める勇太が、
ちょっとよく分からなかったです。
そして、トラブルを招いて誘拐・集団レイプされて……
という鬱展開には胸が苦しくなりました。
高見とマサトが助けに来るのですが、
どうせならヤられる前に来て欲しかったよー
ただ、そのことを勇太が引きずることはなく、
良いんだか悪いんだか……という気持ちになりました(^◇^;)
高見とマサトが勇太を放っておけないというところも、
理由がハッキリしなくて乗り切れなかったかな。
高見が勇太を自分のものにしてハッピーエンドなのですが、
またまた勇太が高見の身体ばかり求める……
もうね、勇太の気持ちに寄り添うことが出来なくて辛かったですよ^^;
ただ、高見のオラオラパワー系Hには大変萌えました♡
全体を通して、攻めの高見とマサトに助けられた作品だと思います。
この2人がひっじょーにカッコ良かった!
マサト目線のお話も収録されていますが、
恋に発展するようなものではなかったので少し残念。
次はマサトのラブストーリーに期待したいなぁ〜
けっこうなボリュームの話。
他の方もおっしゃってますが、辛い展開もあるわりには、読後の悲壮感はないです。
私もメインのカプよりマサト派で、彼のその後が気になります。
色々盛り込んであったもののどのエピソードや要素も活かしきれておらず、話の流れもギクシャクしていて読みにくかったです。
勇太が辛い過去があるとはいえ、ここまで落ちぶれるのがちょっと行き過ぎな感じが。
貞操観念もなくなっちゃって、自分を必要とされたい価値を見いだしたいお金の為からの売りや、やらせるのもなんだか高校生にしては荒みすぎて。
高見ともいつの間に高見は勇太を?だし、くっついてからも高見に対して勇太のやろうやろう、何でエッチしてくれないの?がしつこくて。
高見も考えがあったのに、いざやってしまうと結局やるんじゃんって感じで。
マサトのお話もよくわかりませんでした。本命はヤクザの人?違うよね?
うーん、途中で読むのを諦めそうになりながら最後まで読んでみたけど色々ひっかかり、ほとんど萌えられず。
暗かったり痛々しい設定のはずなのに、最後まで明るく、楽しい気分で読めました。ほんと言うと、最後まで通してあんまりテーマとしては好みじゃなかったかな、と思います。
ウリ少年、ドラック、ヤクザの抗争に暴力、輪姦…
なのに、なんか楽しかったんですよね。
主人公の勇太は風俗嬢のような性格なので、ここでかなり好みが分かれるのではないかと思います。
一日10人でも相手できる、とか、セックス大好き!とか言ってるし…これでほんとに高校生なのか…。
家出少年の勇太は、身体を売って生活していますが、これではダメだとどこかでわかっている。漫画のキャラとしてみたらかなり痛々しいというか、イタイというか…。
そんな勇太が、2人の大人の力を借りて立ち直って行くお話です。
不幸な境遇といえなくもないですが、勇太はかなり恵まれている。
赤の他人、しかも2人も、が無償で彼を助けてくれます。
そして愛情で包んでくれるのです。
ただ、勇太は好きでこういう生活を送っている部分があり、家庭もあるし、親にも愛されていると思うので、同情心のようなものは芽生えません。
とにかく勇太の性格が底抜けに明るいです。
かなり分厚い本なんですが、そんなに続くストーリーなのか?と思いつつ最後までさらっと読めてしまいます。
でも一番評価できるのは、やっぱり最初から最後まで鬱にはならない明るさとこのテンポのよさ。
清清しいくらい明るい、というか、笑っちゃう楽しさとキャラの会話。
あれ、重くてシリアスなお話読んだんだよね?ギャグ漫画じゃないよね?という奇妙な感覚が残ります。
暗いお話のはずなのに、なんだか気分が落ち込んだときにまた読みたいと思えるような、読んだことの無いタイプのお話でした。
読み応えがあると思います。
マサトくんヤバすぎますよ〜!
ガラ悪いのになんだかんだイケメンで優しい色男!
番外編の笑った顔がさらにやばいです!!
メインの二人の話もとっっても好きなんだけどマサト君の話もじっくり読んでみたいな
ドラマCDにならないのが不思議なくらいオススメな作品です!!!
真ん中の評価ですが私としては設定の割には高評価です。セフレもいるし、援交もしているようなちょっと緩い主人公。そして、その援交が原因で何度か痛い目にもあっていると言う描写、おまけにヤクザがらみと言う、地雷だらけのものでしたが、とにかく攻めの花屋と、セフレで面倒見のいいマサト君がタイプど真ん中!あ、私ってばビッチな主人公と趣味同じだわ。
飛ばしたくなるようなシーンもあるのですが、そのあとの二人のイケメンパラダイスに全てがプラスになってしまいます。
他のレビュアーさんと同じく、私もマサト君と組長のカップルがお気に入りで、二人のこれから始まりそうな恋の駆け引きがものすごく萌えました。勇太とはタチだったマサト君が最終的には組長のネコになってしまっているところが読みたいですね。
花屋の店主と、ビッチ少年の物語。
けど、ビッチというよりは昔?(それほど昔ではない)のトラウマからヤることでしか愛を見出せない少年といったほうがいいかな。
花屋店主以外との陵辱な描写もあるので、苦手な方にはオススメしません。
家出をしているビッチ少年、その少年を匿うセフレで情報屋。セフレなので、もちろんマサトとの描写もあります。
花屋店主、情報屋とも少年のことを考え、まっとうな道に戻そうと奔走する、お話でした。
少年が心理的に少しずつ成長して、前向きになっていく様がよく描かれていたと思います。
私としては花屋×少年より、セフレの情報屋にハマりました。是非ともヤクザの組長×情報屋のお話も描いて欲しいと切実に感じてしまう作品でもありました。
本屋で見かけて、聞いたことのない出版社とレーベルだなぁ、と思いつつ手に取りました。普段は電子書籍のコミックを出されているレーベルなのですね。
背表紙を見たら、他のBLマンガと比べてかなり分厚く、でも値段は他と変わらないのでお得感がありました。
さて内容は、ビッチゲイな家出少年受けが花屋の店長攻めに一目惚れし…というお話です。
受けには他にもセフレがいるし、売りまでやってるビッチくん。でも攻めに対しては告白なんてできず、純愛片想い。
攻めは見た目チンピラだけど、花屋の店長として真面目に仕事しています。受けがビッチゲイだと知らないとは言え、付きまとってくる受けを邪険にはしない心の大きい人。ちなみにノンケ。
受けはセフレと同居しているのですが、そのセフレ・マサトさんが本当にカッコいい良キャラ。短髪でピアスでタトゥー、という出で立ちで、バーを何店も経営しています。受けに恋愛感情はありませんが、とても大事に思っている模様。
そんな3人の三角関係っぽく話は進みます。
かなり読みごたえのある作品でした。作画はしっかりしているし、ストーリーも骨太。セリフが誰が喋ってるのか分かりづらかったり、状況が分かりにくいところもちらほらありましたが、まあ許容範囲内。メジャーなレーベルから出たら(失礼)かなり人気が出る作者さんだと思いました。
受けがビッチで複数とヤッてるし、モブレなんかもガッツリあったりするので、苦手な方はお気をつけください。
受けと攻めが、セフレのマサトさんの大いなる助けによってくっついたあとの、マサトさん主役の番外編も収録されていました。
お相手は、マサトさんのことが大好きな、ダンディなヤクザの組長。
このカプがすごくよかった! 悶えちゃいました。本編でマサトさんには本命がいるらしいとほのめかされていて、どうやらそれが組長さんらしいのですが、顔を合わせたらクーデレ全開なマサトさん。
エロは全くなく、どちらが受けか攻めかも分かりません。対等な距離感、そして一筋縄ではいかないマサトさんに翻弄され、更にマサトさんへの執着を強くしていく組長。
いやー、すごくいい!
こちらのカプの続編出ないかなぁ。すごく読みたい。