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俺だって愛されたい――― 性欲を満たせれば誰でも良かった、はずなのに……
kare ga kawaii to ittakara
春田先生って私の中ではポップなイメージなんだけど、こちらはいろんな趣の3作品収録。
【彼がかわいいと言ったから】
表題作。ゲイの掲示板で出会った辻さんにどんどんのめり込んでいく大学生の裕人くん視点のお話。
割り切った関係と思ってたはずなのに、彼から頻繁に言われる「かわいいね」に反応してしまう。童顔を指摘されるのが嫌で顎髭生やしてたのをない方が似合う、可愛いよと辻さんに言われて剃られちゃったり。(実際髭は似合ってない)
クールぶってる子が翻弄されていくのって余裕ぶってる相手からしたら手中におさめたぞって優越感半端ないんだろうよ。辻さんなかなかの悪い男なんよ。まぁ、出会い(ヤリ目)掲示板で出会った関係だからまともなお付き合いに発展しにくいってのもあるだろうけど好きになってしまったら切ないよね。とてもリアルにわかるわかるって読んでしまった。
【君の名前を呼んだなら】
先の話の辻さん視点。コイツ、なんかこの感じだと何人もと同時進行で付き合ってやがるな?付き合ってると言うかセフレ扱いの人物が沢山いるというか。しかも、男女問わずみたいだし。
って思ってたら、コイツの恋愛観が最後の方で出てきて好きになったら負けって考えなんだって。
それって傷つきたくないからやん。好きになり過ぎないように複数作ることでリスク分散してるってか?
でもね、最後の方でどんでん返しあるよ。
恋愛は思ったようにはなんないんだよ。感情はコントロール出来ない。裕人の可愛さが勝ったね。
【チョコレートセブンポット】
大学生同士。ゲイ成田×バイセクシャル芥川。
小悪魔的魅力の友達が同棲してた彼女と別れて行き場がないと転がり込んできて酔った勢いもあって一線超えてしまって…。やっぱり距離感近くなって一緒にいる時間増えたらだんだん好きになってしまって執着も出てきてしまうよね。わかる。
で、芥川がフラフラしてるし、いい加減だし、信用ができないから成田がイライラしたり、振り回されるのわかる。
もうこの作品もわかるー、しんどいよねと共感してしまうやつでした。
【なつかぜ】
最後のコチラは先の2作と違って甘酸っぱくて可愛い。DKの青春モノ。寮の同室で付き合ってる2人。夏休みみんな帰省していて寮には2人きりなんてイチャイチャし放題。夏休みのイベントとして浴衣で夏祭りからの雨宿りで野外イチャイチャもいいですね。
最後可愛いお話でいい気分で読み終えてこの順番が案外よかったです。全部しんどい恋愛もいいけど最後はいい気持ちで終われる。
シーモアで購入
見えない角度かトーン?修正
第一個故事是攻玩弄受,然後又被受的純情釣到了,不得不說受求親親求抱抱時候很萌ww 第二個故事是渣受配好人攻,我愛的橋段都有,喜歡,最喜歡!!第三個故事就是平淡甜蜜的小情侶,感覺這一本的三個故事都差別蠻大的,很好,我很喜歡ww
やっぱり春田せんせーは天才でした。セーヘキでした。短編集だからとりあえずスルーしよ、、とか思っていた自分をどつきまわしたいです、さいこう
①リーマン×DD
めちゃくちゃ好き…!!!!!!
紳士と見せかけて黒いリーマンめちゃくちゃ好き!!!!
このDDがどこまで落ちちゃうのかちゃんと見届けたいです(;o;)
きっとロシュツとかいろいろさせられちゃうんだろうな!な!(続きを渇望。表情が天才です
と、思ったら????
え?え?
えー!!!!辻さん、、もっとがんばって!(最終的には受ちゃんを幸せにしたいけど、でもしばらくは「すき、くるしい…」もやってほしい光属性と見せかけた黄昏属性の腐の叫び/長い
②DD×DD
受ちゃんがどクズ様パターンも、春田せんせーのは美味しいですね…!『可愛いゲス』ってイイ♡
攻の成田くんのSみあふれる表情も素敵です(*´◒`*)
③DK×DK
エモ…!高校最後の夏かあ、、卒業したら彼らはどうなるのかなー?と妄想しながら読み終えました。同性カップルが堂々と手を繋いで歩ける世界になってほしい(@リアル)という思いと、いつまでもバレたくない世界であってほしい(@創作)という思いで、ウッとなってます。
短編集です。
表題作は、ヒゲを生やした大学生。最初おじさんかと思いましたが、主人公は大学生、相手が社会人の年の差カプでした。
2話目で、視点が社会人の攻めに入れ替わります。体の関係だけなのだが、かわいいと言われ続けて本気になってしまった受けでしたが、攻めは実は恋愛ごっこをして相手をもてあそんでいるだけ、というネタばらしがあります。
でも、ラストは攻めの方も本気になってしまった、という余韻を残す終わり方。
他には、居候に本気になる攻めの話がありました。知人から、彼がビッチでヒモで有名なんだよ、という話を聞いてだまされたと思う攻めですが、受けは今回は本気みたい。。とこちらも恋の予感(余韻)でラスト。
最後は明るいBLで、寮生同士。なかなかおおっぴらに出来ない関係であることに悩む攻めですが、あっけらかんとした受けで、なんとか二人で歩いて行こうと前向きになる、というストーリー。夏のお話でした。
短編だけに少し物足りない気もしますが、余韻のある終わり方のお話が多く、これは短編の形としてはあまあまハッピーエンドよりはいいかもしれません。
春田先生初読ですが、特に「なつかぜ」の絵が綺麗で読みやすくてすっかり好きになりました。
◾︎彼がかわいいと言ったから
もどかしさに叫びたくなる終わり方で、そうかそうか裕人(大学生 受け)は幸せにはなれないのかぁと思いつつ、続けて描き下ろし「君の名前を呼んだなら」…もう一度もどかしさに叫びたくなりました。辻(攻め)よぉ…。
◾︎チョコレートセブンポット
表題に引き続き、愉快犯的に人の感情を弄ぶキャラを描くのがお上手です、春田先生。
◾︎なつかぜ
こちらだけ雰囲気が違う素直な高校生のBL。単行本に前2作と同時収録されちゃったのはちょっと不憫。純粋で可愛い高校生BLです。
※電子書籍 他の方のレビューであとがきの記載がありましたが、電子書籍には無く。カバー裏だったのかな?
表紙のアンニュイさどおりのビターな恋の物語。春田先生は「ようこそ!BL研究クラブへ」や「俺のパンツが人質にとられています」を見る限り、ハイテンション・ラブの人かと思うのですが、こちらはグッと趣きの異なるちょっとだけオトナのストーリー。
表題作が一番切ないかな。表紙の彼が大学生の裕人。掲示板で知り合った大人とセフレの関係になる。この「彼がかわいいと言ったから」裕人は童顔をからかわれるのが嫌で伸ばしていたヒゲを剃り、「彼がかわいいと言ったから」求められれば、身体を開く。「彼がかわいいと言ったから」何だか期待をしてしまう。よく知らない人なのに。裕人の寂しい気持ちを思うととても切なくなります。「俺も愛されたい」ただ、そう思っている。
相手の男ーー、辻さんは大人で、手練れで、暇つぶしだと思って男を抱くような不埒な男だ。えーん。裕人、逃げて‼︎ と、私たち読み手側はハラハラする。そして…。という、よくある、と言えば、よくある物語だけど、その体温の低そうな、涼しい顔の辻さんに、ゾッとする様な冷たさを感じてしまうのだ。辻さんの背景をちょっと覗いてみたいのだが、この物語はそこまでは描かない。
少しだけ、期待をさせて終わっている。
「チョコレートセブンポット」は、うっかりクズを拾ってしまった男の話。たかられ、居つかれ、モヤモヤさせられ、身体の関係はある二人。大学生の成田が養うのは結構大変なのだが…。芥川が可愛い顔してクズ過ぎます。けど、憎めない苦労性の成田。彼は立派なオカン攻めになるでしょう。
「なつかぜ」はその名のとおり、この話だけは爽やかに高校生同士の恋。親や友人たちにはオープンに出来ないけれど、2人で居るから大丈夫、という物語。
いずれもショートから中編程度なので、寂しくてたまらない。物語の向こう側できっと幸せになっていて欲しいなと、願うばかり。とても寂しい気持ちになるので、心が寂しい夜にはおススメ出来ないよ。
本棚整理中につき、読み直しです。
タイトルと表紙の雰囲気からほわほわあまあまな作品だと思って購入した記憶があります。
あらすじを確認しないで購入するとこういう間違いが起こります。
ご注意を。
前後編2つと短編が1つ収録されています。
あとがきを読んで、「それなら表題作の続きを描いてほしかった!」と思いました。
【彼がかわいいと言ったから 前後編/君の名前を呼んだなら】
毎週金曜日、出会い系掲示板で出会った辻と会っている裕人。
情はいらない、カラダだけの関係を求めていたのに、辻から繰り返される「かわいい」という言葉がどんどん心の中に溜まっていって…。
裕人はどうも付き合う男に毎回泣かされる尽くす系男子のようです。それが分かるとそっけない態度も絆されないように自衛しているように見えます。
そして辻がもう怖い。人生はゲーム、ひとを駒というタイプ。自分色に染めようとしてくるところや本編最後の表情で察してはいたけど、裕人、面倒なのに引っかかってしまったなあという感じ。
一箇所読み違えていて、辻が約束を反故にしたのは裕人がまた髭を伸ばしていたのを見て「言うこと聞かない罰」として帰ったのかと思っていました。もっと酷かった…。
あとがきの内容で続きが読みたいです。ただ辻が泣いて縋ったら絆されてしまうんだろうな。そしてループ…。
【チョコレートセブンポット】
筋金入りのヒモ男くんを懐に入れてしまった大学生の話です。
先が見えてるのになぜヒモ男にハマるひとはみんな「自分だけは違うかも」と思ってしまうのか…。
表題作の名残りで、この作品も表情や行動のウラを読みすぎてしんどかったです。
【なつかぜ 前後編】
要ウラ読みな作品が続いたせいでこちらも些細な点まで気になってしまって、最後に「素直に読んでよかったのか…」とどっと疲れが襲って来ます。
駆け引きが好きな作者さんなのかな。
夏休みに寮に残った高校生カップルの話でした。
裏切りやひとを利用するという展開が苦手な方にはこころが疲れ過ぎる作品でした。
3組のお話が楽しめる短編集。
普通に楽しめたし萌える箇所があったにも関わらず、
読後の余韻は気が沈んでます。
3組中たった1組の短編が合わなかっただけですが
どうにもこうにも嫌悪感が優ってしまい、その印象だけが残りました。
全体的なトータルで言えば萌え評価としたいのですが、
ごめんなさい、凹んだまま起き上がれないので中立で…。
◆彼がかわいいと言ったから
天邪鬼な受けがとても可愛かったです!
素っ気なく振舞ってたけれど、
相手から突き放されてボロボロ泣いて弱るのは切なキュン(;ω;)
傷つき萌え属性持ちにはめっちゃツボに来ました。
色々経て、素直に甘えるギャップも良き。
しかーし!!!
攻めよ、攻め。なにあれ。
あとがきにあった攻めザマァ展開が見たかったな…。
本気で受けに捨てられればいいよ!って思っちゃいました。
◆チョコレートセブンポット
撃沈したので辛口で。
クズ受けのギャップがあればよかったですが
最後の最後までクズのままで、イラっとしました。
攻めが可哀想。
攻めに捨てられても平気で次行きそうだしラブを感じない。
そんな男相手にしてないでさっさと追い出せって思いました。
とにかく受けのクズさが合わなかったです。
◆なつかぜ
男子高校生の寮生活。
夏休みの人が少ない寮。
夏祭り。
DK好きにグッとくる素敵ワードが揃ってます。
でもセックスばっかしてるので爽やかって感じではないかな…?
マイノリティの怖さを吐露する場面や、
ファーストキスの下りがすごくキュンとしました(﹡´◡`﹡ )
表題作と2つのお話が収録されています。
表題作は最初受け目線でその後に攻め目線。
リーマン辻さん×大学生裕人
この攻めがなかなか悪い男。受けのことが大好きな攻めが好きなので私にはあんまり刺さらなかったです。でも普段はそっけないけど段々攻めにとりこまれてしまう?裕人は可愛いです。でも辻さんにあんまり心が入ってないから切ない…ラストの余韻はよかったかな。もっと裕人のこと好きになっちゃえばいい!笑
2作目は大学生の成田×芥川
この芥川がビッチっぽいんだよなー。ビッチもあんまり好きじゃない…笑
3作目は高校生のナオヤ×太一
このお話が1番好き!!!2人が仲良くなって突然太一がナオヤにキスする流れが…!たまらないです。赤面してる太一の可愛さがもう!!デートしたいっていう太一も可愛いし周りにバレるのが怖いって言ってる2人も切なくて高校生らしくていい。神社での太一も色っぽくて可愛い。
春田先生はコミカルでポップな作家さんだと思ってましたが、あらすじも知らずに読んだこの本でイメージ変わりました!
3カップルのストーリーが収録されてますが、どれも話のテイストが違っていて、作風の幅広さ、短編集としてのアソート感も楽しめました。
「彼がかわいいと言ったから」「君の名前を読んだから」
※この話は作者さんが用意した展開を順通りに読んでいくことにトリッキーなおもしろさが隠れているので、レビューを読まずに、まず本を読むことをオススメしたいです。
金曜の夜だけ会うセフレの二人。受けの大学生・裕人はヒゲがあって、態度もそっけないし、まったく可愛げがないのに、攻めのリーマン・辻は「かわいい」を連呼する。
裕人自身もかわいくないだろと思ってるのに、言葉には力あり!だんだんかわいくなっていき、辻に冷たい態度を取られたら、すがり系男子に変わって…
1話目は裕人の視点、2話目は同一時間軸の辻の視点で語られます。
あの時、辻はあんな態度を取りながら、実はこんなことを考えていたのか!と、真実を小出しにしていくトリッキーな展開にゾクゾクさせられました!
裕人は真実を知らないまま終わりますが、この余韻が残る終わり方も好き。
(あとがきの後日譚予想は見なかったことにします。私も編集さんと同意見です)
「チョコレートセブンポット」
【あく】たがわ【ま】さきは、家に居つく・借りた金は返さない・浮気するで、後輩女子から【あくま】と呼ばれてる。
そんなヒモ体質まさきに真面目大学生・成田がつけこまれるコミカルなストーリー。
成田の視点で語られるから、まさきの甘い言葉は本心なのか、ヒモ的戦略なのか、一瞬考えてしまうのもトリッキーでおもしろいところ。
「なつかぜ」
寮住み高校生の、誰もいない寮で盛り上がったり、夏祭に行ったりの日常を切りとったストーリー。すれ違いや問題が起こるわけではないのだけど、なにげない一言やちょっとした仕草から、恋する気持ちが読み取れて、青春の探し物みたいでくすぐったかったです。
あらすじも知らずに買った本でしたが、何も知らないからこそ楽しめる本でした。