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tokyo boy meets country
御曹司の千秋は入社した祖父の会社ではやりたい放題で
周囲からも持て余され、そんな孫を見かねた祖父から
「大きなプロジェクトがある」と言われ、北海道の農村に
送り込まれます。
目の前に広がる一面の畑に呆然とする千秋でしたが、
農家の青年・総一郎の家に住み込み、
帰りの飛行機代を稼ぐまで農業を手伝うことに。
第一印象はワガママ坊ちゃんな千秋でしたが、根は素直でいい子でした。
苛めにあった過去から捻くれてしまっていただけだったんだな…と。
総一郎がゲイであることが原因で近隣住民たちに難癖つけられていると
恋人のフリをして庇ってやったりと、意外に男前な一面もありました。
あと、最後の「俺無職になったんだ(キリッ)」発言には
男前というか、潔すぎて笑ってしまいました。
「金も地位も全部捨ててきた」は格好いいけどさ…(笑)
一方の総一郎は無愛想な態度に反し、その中身は心優しき大男でした。
表情に乏しくはありますが、千秋の好き嫌いメモを貼って、
体の大きな総一郎がお料理に励む後ろ姿には萌えを感じました♡
千秋のことも当初は「嫁候補」が来ると言われていたのにもかかわらず、
突然やってきた「男」の千秋を世話してやり、面倒見がいいんだな、と。
あるいは一目惚れ?初対面時、千秋を見てお花とんでいるし…(笑)
でも、「嫁候補」って女性と結婚するつもりだったのかしら…?
総一郎がゲイであることや田舎にやってきた理由については
同じ農村に住む人間の口からは触れられているものの、
総一郎本人の口からは最後まで明かされることはありませんでした。
過去の写真も出てきていたのでそれについての説明も欲しかったなぁ…
二人がお互いのことを話し合い、二人の人柄や背景が深まる
場面があるともっともっと感情移入できたかもしれません。
上記の疑問のように全体的に心理描写が少々荒いように感じました。
ストーリーもきれいな絵も、個人的にはかなり魅力を感じたので
その辺りのやや足りなさが少し残念でした。
あと、登場人物は決して多くないのですが、なぜか意地悪な人間ばかりで
千秋を苛めてきた同級生、総一郎の近隣住民、当て馬…と他人の事情に
踏み込んで好き勝手掻き回してゆくような奴らばかりでした。
千秋も総一郎もそんなのに負けず、きっと二人で幸せになって欲しい…
描き下ろしでは初挿入に向けて千秋がナスで特訓しようとしています(笑)
結局、総一郎にバレてそのままえっちになだれ込み…
(途中、総一郎の「おいで」にキュン)
けれど、ナスどころか大根サイズでまたも最後までは出来ず。
総一郎、不憫な子…
この初えっちの続きや今回描かれなかった部分も含め、
いつか続きを読んでみたいなぁ…
キャラもお話も好きなのでまたこの二人にお会いしたいです♬
「北海道の農ボーイ×東京育ちのワガママ男子」という設定から、ワガママな坊っちゃん受けが農家で修行して成長していく話かな?と思っていたら、この受けが意外にも良い子で、良い意味で期待を裏切られた一冊でした。
あらすじ:
東京生まれのワガママ御曹司・千秋(受け)は、祖父の図らいで、北海道の農家に修行に出されることに。
その農家で働く総一朗(攻め)という男と一緒に暮らすことになり…
物語序盤はワガママでプライドの高い印象だった千秋ですが、田舎暮らしを嫌がっていたのは最初だけで、割とすぐ畑仕事に一生懸命になったのは意外でした。
実は千秋は幼い頃一時的に北海道で暮らしていたことがあり、東京に戻ってきた際そのことをクラスメイトにバカにされた過去が。
子ども時代のトラウマから東京に拘っていただけで、根は真面目で仕事熱心な人物だったのが好印象でした。
そんな千秋に畑仕事を教える総一朗は、実はゲイで、そのことで近所の人々から煙たがられる存在。
そんな総一朗を庇い、自ら「嫁」宣言して周囲を黙らせる千秋が男前でした。
切なく甘酸っぱい雰囲気は良いのですが、総一朗の過去について情報量が少なく、ややストーリーに入り込み辛いのがマイナスかも。
会社員をやめて農家で働くことになった経緯や、意味深に出てきた写真の意味など、よく分からない箇所がチラホラあったのが惜しい感じでした。
キャラクター的には、男前カワイイ千秋も、そんな千秋に(実は)メロメロな総一朗も魅力的で、想いが通じ合った後のほのぼのカップルぶりに和みました。
挿入の痛さを想像してあれこれ悩む千秋が可愛かったです。
ストーリーの細部は、もう少し…と思うところはあれど、北海道の温かく自然豊かな情景が伝わってくるような、リアルな空気感が素敵な作品でした。
北海道が舞台の農業BL。あらすじの東京の御曹司の文字と表紙を見て、あれ?もしかして時代物?と思ってしまいました。千秋の服装がなんだか古臭くないですか!?
都会が大好きな御曹司の千秋が、北海道のど田舎に到着した場面から物語は始まるのですが、スーツやコートのサイズ感とか帽子の形や被り方が全然洗練されてなくて、都会っ子に見えない(笑)そしてあっさりと田舎生活に慣れてしまったのもあって、ちょっと拍子抜けしてしまいました。熊のように現れた総一郎との体格差で、華奢でやわな感じは出ていたので、もう少し洗練された感じがあれば、都会への執着が表現できたんじゃないかなぁと思うのですが、読み進めると実は全然都会に執着なんてしていなくて、執着しようと自分に言い聞かせてきた人なのだなとわかります。それをこの微妙に洗練されていない服装で表していたのならすごいな。
千秋の頑張る姿に惹かれて行く総一郎と、総一郎の優しさに絆されていく千秋は、総一郎を疑う住民達を黙らせる目的でしたキスで、お互いにとても意識しあうことになります。
総一郎は寡黙と言うほど無口でもなく、割と台詞もあるキャラなのですが、どこか不器用な様や穏やかな話し方と、ガッシリとした体の男くささの相反するところが魅力的です!千秋を抱きしめたり気遣うシーンの男らしさにドキドキしました。それだけに総一郎のキャラが生かし切れていないのが残念でした。総一郎のことにもっと触れてほしかったし、もっと積極的な所がみれたらよかったな。ちょっと受け身すぎてました。攻めなのに^^;
見た目に反して男前な千秋ですが、二人を邪魔することになる千秋のライバルに「変わった」と言われて「素直になれただけ」「好きなものは好き」と言えた千秋が一番カッコよかったです。北海道が千秋が素直になれる場所でよかった。
ちょこちょこでてくる犬がとても可愛いです!これはパグですよね?『アオイロチョーク』の同時収録作品にも出てきましたよね、もろみそって名前のブサ可愛いわんこ。先生がお好きな犬種なのだろうなぁ。
同棲BL、と書かれている帯につられ甘々な話かと勝手に期待し事前情報もなく衝動買いしました。この作家さんの作品自体初読みです。
最後まで読んで1番思ったのは「主人公らの周り、酷い人たちが多いな…」ということでした。もちろん、みんながみんな酷いというわけではなく良い人もいますし、逆にこの周りの反応こそがリアリティがあるのかもしれませんが、あまりにも同性愛などに偏見を持っている人たちの描写はいくら物語でも読んでいて気持ちの良いものではなかったです…。
対して、主人公とその相手である総一郎はとても人としてかっこいい、男前な人達でした。
ただ、総一郎に対する情報をもっと細かく知りたかったです…。
事前に花嫁修行と話が行っていたとはいえ、なぜああもすんなりと主人公との生活を受け入れたのかよくわからなかったです…。
また、途中から出てきた嵐という主人公のライバル会社の男性も、何がしたいのかよくわからない人でした…。
主人公らがとても良い人なだけに全体的に勿体無いと思いました。
設定とか展開とか、すごく好みで面白かったんですけど
けど、なんか物足りない
そういう意味では、もったいない
ワガママで世間知らずな受けが、仕事と称して北の大地へ放り出され、そこで出会ったちょっと影のある攻めとの共同生活
設定はすごく興味深いのに、展開がちょっと急ぎ過ぎてるというか、2人の気持ちの通わせる経過の描写がちょっと残念
個人的に、ぐっとくるものがなかったなぁというのが感想です
キャラクターはどちらも魅力的なので、もう少し読み続けられたなら、感想も変わるのかなと思いました
表紙のイケメンが持つトマトに良い食べ物の気配を察知して購入。
ほんのり出てきました、おいしそうなごはん。
東京にある会社の御曹司が人間性を磨くべく田舎へ修行に出されるという話でした。
しっくり来ない設定や違和感があって集中できず。
何か引っかかるとその時点から粗探しと言うか違和感探しをしながら読んでしまう悪い癖のせいで…。
気になったことを挙げると
1) いじめられた過去と現在のおばかボンボンが結びつかない
2) 外面しか見ていないことに嫌気がさしたなら、おばかボンボンな態度が祖父の株を下げることに気付くはずなんだけど…
3) いじめの内容が変
・離婚後、会社経営する母方に引き取られているのにビンボー呼ばわり(父方は財閥系とか要深読み?)
・北海道の子が東京から来た子を「田舎者」呼ばわり(余所者だけなら後の流れにもしっくり)
4) 北海道の知人が変
・千秋本人も顔見知りなのに「花嫁候補」と勘違いする不自然さ
・旧知の仲なのに本人が面倒を見ないで「余所者」に預ける理由が不明
「自分はもう隠居だから」とか納得できる理由があればすんなり読めたのですが
5) 余計な当て馬の意味が分からない
「余所者」と呼ばれた自分の過去と現在の総一郎の状況が重なって、みんなの前でキスをして総一郎を助けたところでこれからふたりの絆が強固に…と思った次のページから現れるライバル会社の御曹司。
学校時代からの友人らしいですが、「ここに来るまでの千秋」とそっくりなわがまま坊を投入することで「総一郎のところに来て変わった千秋」と対比させたかったのだと思うのですが、この友人のせいでますます「いじめられた過去」が千秋とつながらなくなってしまう。結局いじめは現在の総一郎の状況を理解できる人間だよと読者にアピールするためだけの要素で、千秋の人格形成には一切影響が出ていないようにしか見えず。
いじめの過去を総一郎に話して「だから俺もわかるよ」的な精神的つながりを強めるエピソードを期待したのに、この役割の薄い当て馬風に相当なページ数を割いている意味…。
キスしたことで意識し始めた2人の横にわがまま坊。しかもわがまま坊が千秋を好きということもなく、当て馬というより野次馬。修行に行かせて「自分で帰りの飛行機代を稼いだら戻る」と話していたのに、おじいちゃんがこの子に航空券を託した意味も分からず。
メインの2人のこころのつながりをもっと見たかったです。
2人に共有させるつもりがないなら千秋のいじめエピソードもいらなかったと思うし、キスで総一郎を救うのも、ただの向こう見ずなお坊っちゃまの奮闘というだけの方が人物設定にブレがなくてふつうに読めたと思うし、いろいろなネタを入れ込みすぎてつながりがぎくしゃくするくらいなら削るという判断をしてほしかった。
絵が好みだし、たまねぎのエピソードとか痺れる流れもあったので、脇道ネタのせいでメインの2人が霞んでしまったのが本当に残念!!
絵も繊細だし、表紙も洒落ていたので、イマドキな感じのお話かと思ったのですがそんなこともありませんでした。
初めて読む作家さんなのでなんの先入観もなく読みましたが全体的にストーリーがぼんやりしているように思いました。
千秋は小さいときのトラウマで田舎があまり好きでないこと、攻めの総一郎はゲイだと言うこと、友達でありライバルである嵐が嫌なやつだったことなどは分かったのですが総一郎がなんでそこに住むようになったのか、なんでゲイだとばれているのかなどが説明されていなくて、たぶんその細かいエピソードを省いているから二人がひかれ合っているのも唐突なような気がしました。一冊で生い立ちから出会い、ひかれ合うエピソードなどを細かく書くのは大変だとは思いますが色々広げずに二人の距離が縮まっていくところを深く書いて欲しかったなぁ。
熱中症で火照った顔が可愛かったです。
なにやら、さら~っと終わってしまった印象。
南さんのバックボーン?みたいなのが、さらっとだったからかな?と私的には思ってしまった。
北海道の農ボーイ×東京育ちのワガママ男子
ということで、確かに千秋くんはワガママな印象だけど、まぁ素直な子でした。若干そこに違和感を感じないでもないけど…まぁいっか!と。
しかし、南さんがよくわからなかった。
前の職場でゲイばれしてなにかあったのか、「田舎に逃げ帰ってきた よそものだから」と、他の農家のおっちゃんに言われてたけど…
逃げ帰ってきたのなら、よそものじゃなくない?帰ってきたんだもの。ていうか、田舎に逃げてきたほうがもっと色々大変じゃない?
しかも、そこでなんで農家になったの??
しかもしかも、スーツから落ちたあの写真はなぁに?写真を持ってるってことは、未練があるんじゃないの??
あと、嫁候補とは????あなた、ゲイなのでは?
周りの農家から、とやかく言われたから嫁候補の千秋くんを引き受けたの?
そして、それを面倒なおっちゃん達に言っちゃってたの?
とにかく、私のなかでは気になることが沢山あるし、特にすごい山あり谷ありみたいな展開がないからか、さらっと読了。