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この恋、後悔したくない
koboreru
森世先生は人の陰湿さ、狡さ、弱さを絶妙に表現されるなーと今作を読んでも感じました。
自分の学生時代は、パシりカツアゲなんかの上下関係意識するような事なかった。けど、確実に一軍、二軍。その中のランクも無意識にあった。
自分がどのポジションと思われているのか、自分の思う立ち位置と周りからの扱いの違いに苛ついたりモヤモヤしたりってある。
今回の主人公良科は学校で目立つ男子グループに居てるけど最下層の扱い。カツアゲする時の見張り役とか、揶揄われる対象。
そんな彼が東京から転校してきたみんなが憧れる長身イケメン文と仲良くなる。
文は、目立つ外見に反して引っ込み思案で大人しい性格。何故か懐かれてパシリのような真似させても喜んで応じてくれる。
今まで下に見られていた自分が、みんなに一目置かれる文に特別視されてる優越感、それを利用して自分の立ち位置よくしようという嫌らしい考え。
どろっどろした部分がしんどいけど面白いのです。
可愛い、好きと言われて友達以上の関係になるも、恋愛感情かと確認するとビックリされたりして、ちょっと私的には文の事は理解できなかったんですが、良科くんについてはとても理解できました。
途中、グループの中心人物数志からめちゃくちゃひどい目に遭わされる。可哀想なのだけど、良科くんの泣き顔めちゃくちゃいいのですよ。
現実にあったら地獄。これからも同じクラスだよ。
良科くん、メンタルつよつよだよ。
ドラマCD化を機に読みました。
ドラマCDには、特典としてその後の初体験話の小冊子と、ミニドラマが収録との事なので、楽しみです。(原作読んでから聴こうと思ってたので買って温めてました)
シーモアで、購入。
白抜き修正。
ドラマCDを購入したので読みました(既読で聴くのが好きなので)。漫画発売から7年経ってのCD化です。
森世先生は「ぴゅあ」「白い朝に」を拝読していて、かなり重めの作品を描かれる印象ですが、本作もなかなか胸の痛む作品でした。
とにかく主役の2人よりも、当て馬ポジの数志の方が気になりました。
最後まで読んで読み返すと、初めから数志の良科への執着や独占欲が見え隠れしています。
でも良科は全く気づかず、文に惹かれて数志から離れようとする。
数志はそれを許せずお仕置きのように、良科を酷い目にあわせ、良科はますます数志から離れていく。
たぶん数志はかなり良科のことが好きだったのに(本人は気づいてないかもですが)、大切にできなくて手放すことになる、そんな数志が哀れで切なかったです。
かなり酷いサイコパス的キャラではあるのですが。
主役の2人には、正直あまり感情移入できなかったんですが、ヘタレでワンコな文が、良科に「かわいい」を連発して発情する場面はなかなかエッチでよかったです。
あと終盤、良科と文がお互いに必要としあっている場面(「文がいい」「亘理くんがいい」)は、キュンとしました。
内容には関係ないですが、3人の名前ちょっと変わってるなって思ってたら、「古文」「理科」「数学」が隠れてたのでクスッとなりました。
こちらの作品は無理矢理な場面が少しあるので、苦手な方はご注意ください。
同時収録の「青少年流」は逆体格差の高校生CPで、エロエロで明るいお話でした。攻めにSっ気があるのがなかなか良きでした。
紙本 修正はかなり甘く、少なめの白短冊
主人公がイキってるのも、調子乗りすぎて仲間にいたぶられるのもキツイ…
森世先生、容赦ないっ!!!!
あんな態度しか取れなかった首謀者・数志もしんどいね…
しんどい、しんどいが際立つ作品だけど、成長や可愛さも見れて救われた。
「みっとない恋」にも収録されている「青少年流~」はアホエロ!!可愛い!可愛い!!だったので、前半のえぐさは解消されました。
しんどい、しんどい、といいながら面白かったんですけどね。
痛いなぁと思いながら楽しめるタイプで、痛さの中にも引き込まれるのがあったので。
これは良いホン。胸が締め付けられる
いじめっ子グループの底辺(パシリ)なリョウカと、東京から引っ越してきた根暗なイケメン、フミ
学校という閉鎖的な空間の中で、誰もが、もがき苦しんでいる。自分のポジションを確立しようと、何者かであろうと、自分のココロなど捨てて、必死にしがみついている。守りたいもの、大切にしたいもの、それよりも、自分を優先してしまう弱さ。儚さ。そんなものがいっぱい詰まっている作品
なかなか酷いいじめのシーンがあるので、地雷な人もいるかもしれません。ラストも、本当に解決したのかはわからない。皆さんのレビューにもあるように、カズシのその後もすごく気になります
表題作+1の2作品です。
表題作は暴力、いじめなどが強めなので苦手な人はバック推奨です…。作者さんの絵柄が好みなので、それと相まって私は性癖ぶっ刺さりでした‼︎‼︎
もう一つの作品はガラッと変わってイチャラブな男子高校生カップルの話です。男子校なのかな?周りは受け入れている感じで嫌な人は1人も出てきません。
暴力表現が苦手な方は副題だけ見てもいいかもしれません。まだ未開拓だ、という方も絵柄が柔らかめなので挑戦してみるのもありかも…?
一つだけ残念…というか気になったのが表題作の終わり方ですね。丸々表題作で続きを見たい!という気持ちが残りました。
電子試し読みで読んで、「ああ、これ絶対痛いやつや」と思ったもののストーリーが気になって仕方がなかったので購入。
やっぱり痛かったですwww最初のほうは良科が完全文を利用している感じ。だけどそこからだんだん文の優しいところに惹かれていく...というストーリーなのですが、
途中の良科のエロ動画を無理やりとるシーンすっごい怖かったです。おびえて何もできない文。
これからどうなっていくんだろう。と期待したのですが、、、
すごく個人的な意見になるんですけど読み終わった後に「え?結局文は何もしてなくない?」と感じてしまいました。
最初に好きになったのは文の方だったとは思うのですが、その後は良科が変わっていくばかりで文は流されているだけに感じました。もっと良科を守ってほしかった。
あと良科の精神がいくらなんでも強すぎる。強いなら強いでなにか理由があるならいいんですけど特に何もない。良科の回想シーンが欲しかった。
でもストーリーとしては普通に良かったと思います。
あと数志の心情ももっとかいてほしかったかなー
◆こぼれる、(表題作)
受けの良科が典型的なクズ男子なので、好みが分かれやすい作品かもしれません。私はこういう根っからのワルじゃないのに、カースト上位のグループにい続けるため必死にワルぶっている未熟な男子が好きなので、結構楽しんで読むことができました。良科と、彼の属している数志率いる不良グループとの関係性については、良科の気持ちに共感もできてとても読み応えがあると思います。一方で、良科とメインの攻めである文との関係性は、正直ツッコミ所も多いです。いくら文が良科を友達として好きでも、すんなり性的行為に至ってしまうのはさすがに流されやす過ぎないか?とも思ったり。でも、森世先生の繊細なタッチでエロや同情を誘う受けを楽しむには、十分な作品でした。
◆青少年流〜シリーズ
ビジュアル面では攻めの終平も受けの鳩も、同じくらい可愛らしかったです。既に付き合っているので、濡れ場がメインになっています。終平が攻めているはずなのに、時々鳩に喰われているような感じになったり、力の強い鳩に押し付けられたりしてしまうところに萌えました。
レビューであんまり数志について書かれている方がいらっしゃらなかったので書きます。
まず、わたしは甘々よりも暴力が好きなのでかなり数志を贔屓目で見てしまってるかも知らないです…。気分を害したらごめんなさい。
作品のあらすじは他の方が書かれているので省きますが、全体的に学校特有の人間関係の息苦しさがよく描かれていると思います。良科が文を利用してのし上がろうとするところも、文が暴力を振るわれている良科を目撃しながらも去ってしまうところも、人間らしくて、自分にも思い当たる節があって辛い気持ちになってしまうほどでした。だからこそ、そんなふたりが成長して自分にとって大切なものがなんなのか、それを守るにはどうすればいいのか気づくシーンは本当に感動しました。
そして二人とも可愛いです。良科が文に初めてナニを弄られた時の良科は本当に最高に可愛いです。もーーほんと可愛い…。感じている良科を見つめる文の目も優しくて…。2人がくっついた後ラブラブエッチシーンはないんですが、あーこんな感じで初夜迎えるんだろうなーっていうのが容易に想像出来てしまうくらい甘々シーンです。最高でした。2人がくっついてくれてよかったです。
さて、上で書いた通り2人がくっついてくれて本当に嬉しいし良科と数志にくっついて欲しかったとは思わないのですが、それでも言わせてください!数志と良科の関係性にめちゃくちゃ萌えました!作品中一番萌えました!
数志は多分良科に明確な恋心は抱いていないとは思うんです。でも、良科が自分以外を優先するようになってから良科をいじめたり男に売ったり暴力を振るったり……明らかに良科のせいで行動に変化があります。口では「ムカつくから」と言ってますし、それも本心なのでしょうが、ハブるという選択肢は彼の中にありません。多分彼にとって良科は所有物だったんでしょう。しかしただのものというわけではなく、「可愛くて構い倒したい俺の所有物」。大切にしたい、相手を尊重したいという思いはありませんが、確かに愛情の一つだと思います。
そしてわたしがめちゃくちゃ好きなシーンが、倉庫にて気絶している良科に文が話しかけ名前を呼ぶ見開き1ページのシーンです。(次のページで文が助けに来てしまうのですが…。)あのページがホントに好きで、美しくて、額縁に入れて飾っておきたいくらいです。森世先生は天才です…。それまでは、自分が優越感に浸るために良科に執着してるのかもなーとかちょっと思ってたのですが、あのシーンを見た瞬間思いました。あの時、数志が良科の名前をよんだ時、そこには愛しかなかったと。大切に包み込む愛ではないと思います。でも、暴力的で自己中ですが確かに愛情のようなものが感じられました。特に数志が良科に顔を近づけて名前を呼ぶシーンが最高です。多分あの後文が入ってこなくても、彼は良科にキスとかはしないと思います。そこがいいです。肉欲的なものではないし一般の愛情とはかけ離れてますが、良科が離れようとしたら思わず殴り倒してしまうような愛情…エロにはいかず拳だけで傷つけるのが最高でした!正直、あのまま文が現れなかったら良科と数志の薄暗い微妙な関係が続くのかと思うと興奮します…。
文と良科のカップルはほんと可愛いしいつまでも仲良くしてほしいと思うのですが、わたしとしては数志にも注目して頂きたい!例のシーンは本当に美しいので必見です! 作品としてもキャラたちの成長が丁寧に描かれてるしエロもあるし可愛いし最高なので暴力苦手でない方はぜひー!
(ところで少し気になってるのですが、良科と数志達が縁を切っても同じクラスで席が近いのは変わらないんですよね…なんか大変そうだなぁと読後思ってしまいました。)
森世先生の作品が大好きでこれも読んでみたのですが、設定もカップリングもストーリーも何もかもドストライクでした。
まずは受けの良科。最高です。ヤンキーグループに属しているのですが相当無理してメンバーの顔を伺っていないと付いていけない感じ。悪いことがしたいからそのグループにいるのではなくて、落ちこぼれたくないから、失敗したくないから合わせている感じです。そこがまたとても人間らしくて良い。
そして攻めの文。こちらはど天然のイケメンで、転校してきてすぐ女子の人気者に。ですが、そんな他者からの羨望の眼差しを彼は嫌がっています。目立ちたくない、特別扱いされたくないと文とは真逆のタイプです。それがまたドストライク!!イケメンでクオーターで性格もこんなに可愛い上に根暗とは何事!あと良科一筋な感じが良いです。彼にパシらされたりお金取られたり自慰まで強いられても「好き」という感情を持ち続けます。
そんな二人が出会うのだけれど、利用出来る存在としか見ていなかった文に良科が惹かれ始め、段々変わっていく描写がとても良いです。ヤンキーグループの中ではそれが原因となり逆に孤立状態に。無理矢理Hな動画を撮られたり金を搾り取られたりと散々です。そこもなんとなく萌えてしまった私。
最終的にリーダー的存在の数志にグループを抜けると決意を話す良科、良くやった!!脅されて、グループに居続ければ酷いことをしないでやる、俺が味方になってやると言う数志に、「文がいい」と言い切る良科。泣きました。大感動。だってあんなに必死にグループに溶け込もうとし、、浮かないように試行錯誤していた良科がタダでは済まないことを承知の上でそう言っちゃったんです!んんんーーワンダフル!!
文も文で一度は良科が嬲られていた現場を見てしまいながらも逃げてしまった時がありましが、今回は数志に怯えながらも勇気を振り絞って良科を助けに来ます。
色々あってやっと想いが通じた最後もまたとても感動的でした。そして、二人の出会いによってお互いが変わり、成長した様子がとても微笑ましい。
何から何まで最高でした。文句なし。暴力が苦手ではない方にはとてもオススメです。
とても私の好みが詰まっている作品でした。一つ、受け視点だったこと。私は受けが語り(受け視点)な作品が好きなので、最高でした。二つ。受けがすれててヤンキーっぽい。私はヤンキー受けの、ツンツンな感じの性格が好きなのでこれもポイント高めでした。ですが、こんなひどいことするやついるの?というキャラが受けの友達として出てくるので暴力表現が苦手な方は注意です。私は好きですが。