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紳士で暴力的で、誰よりもやさしいヤクザ――
yasashii anata
帯が強すぎですよね、
こんなん気になるに決まってる。
[BL史上に残る、ヤクザ×ヤクザ最高の結末]
読んだ感想としては、
良かったとも悪かったともどっちともいえませんでした。
よかったところ
案外2人共素直なところ。敵対した関係だと分かってからも建前で生きずに気持ちを大事にしてる。
意地張って拗れる関係は見ててイライラするから、ヤクザなのに2人の時は可愛くなっちゃうとか何なんだよーって思いながらもよかった。
タチ同士だからどうすんのかと思ったら、好きだから抱かれてもいいとネコにまわっちゃうところ。実際問題、いざそうなった時ポジションどっちなん?ってムズイ問題だなと思うんだー。SEXありきで出会うならポジション知った上だろけどさ。
確認無しで付き合ったらネコ同士、タチ同士もあるはず。だから、ニュートラルにリバれたりどっちにもなれるといいなと思う。好きなら[抱きたい]も分かるけど、[受け入れたい]の気持ち持ってるの良い。
悪かったところ
キスされそうになって突き飛ばして逃げるところ。本人も言うてたけど、中学生以下かよ!と。
何純情ぶってんだか?!
バーで生バンドの演奏で歌うのが[モナ・リザ]すみません。教養がなくて知らなくて調べました。
アメリカの歌手ナット・キング・コールの1950年のヒット曲なんですって。この曲のフレーズがずっと2人を繋いでます。
なんでこの曲だったんだ。エピソードが欲しかったな。だって、主人公10代グレててロクな青春時代おくってなさそうだし。
家に乗り込んで、敵対する関係と分かって部下がいる手前乱暴なパフォーマンスとしてレコードプレーヤーとレコードを壊すところ。
私、人の物壊す人嫌いです。今、レコードもプレーヤーも貴重じゃない?もう手に入んないかもしれんのに。
ともあれ、最後は2人とも罪を償ってプラトニックラブをあんなところで楽しんでるのは面白かったです。いい年してときめいとるおじさん。
他には無い作品ですが、一読で好きー!とはならなかったです。時間を置いてから読むと感じ方が違う作品かもしれない。
シーモアで購入
白抜き修正
レビュー数があり、高評価だったので割引の機会に購入していた作品。好みじゃなさ過ぎて何度かチャレンジしましたが最後まで読めませんでした。ちゃんと読んでもいないのに評価するのは申し訳ないですが、最後まで読み切る事が今後もなさそうなのでレビューに踏み切りました。(ただし評価は読了していないので中間の萌評価にしました)
電子派なので配信サイトのあらすじレビュー確認済です。
あらすじで中学生のような…と書かれていたり、レビューでも純愛など評価されていましたが、読んでみたらヤクザ設定で驚きました。
地雷という程ではないのですがヤクザ設定は好きになれない事が多いので避けています。何故あらすじに表記がないの…。ちるちるさんに評価に来たらヤクザ表記があったので、読む前にここを確認していたら良かったなぁと思いました。
ヤクザ…他人には酷いことをしておいて恋愛だの幸せだの言われても話が頭に入って来なくなっちゃうんです。ヤクザだって恋愛はするでしょうが、感情移入したり応援したいとは余り思えず、それよりもヤクザに虐げられてるモブが可哀想、辛いという方に感情が引っ張られてしまいます。ヤクザ系が苦手であればオススメではないような気がします。
ここまでは好みと表記がなかった事による不幸かな、と思いますが、言動が日本人設定にはキザ過ぎることや絵柄も含めて好みとは違ったので読了していても評価は余り高くならなかったかと思います。
神です。
うわなにこれやられた!
ヤクザ版ロミジュリじゃないか〜!
そして本当に煽りのまんまの
「BL史上に残る最高の結末」でした。
ヤクザモノ好きな方は絶対読むべし。
本当に西田先生お上手です。。
ワンナイ繰り返してる様な男の
映画を一緒に見るだけの中学生みたいな恋
この方の描く大人の男ってほんと最高
やさしいあなた、、、
やさしいヤクザ
ジェントルなあなた
もう絶対バドエンもしくは死エンドもあり?
だと思ってたからまあ帯がネタバレしとるやないか
でもあるのですが
こんなラストってあるの?ってびっくりしました。
よすぎです。
敵だと知らずに恋に落ちる2人ですが
三話くらいで決定的にばれるんですが
その時の慟哭がもうね。
せつなすぎ。。
不穏なラストにはらはらですが
水田の選んだ道
まさかの再会、、
独房の中でも春本はかわいく水田さんは
やはりジェントルでした。
これだからBLやめられんなって思いました。
最高BLです。
やさしいあなた…か…
西田作品の読後のやるせなさは堪らないです。世の中、善が常に心地よい訳でもなく。悪人と割り切って突き放しきれない、彼らの人間味が愛しい。
互いの素性を知らずに出会って、それを知った後の展開はいくつか作れるとおもいますが、目を逸らさないでかつ愛し合う2人…初恋のようでした。ムショの中で禁欲生活のまま、それでも恋愛を続ける様はまるで中学生。
そんな彼らは今までの人生、人を傷つけて生きてきたんでしょうから、手放しに心を寄せるわけにもいかないってのがまたヤクザ作品の良さ。
トイレに配慮してくれる水田…本当に彼はやさしい。
OPERAコラボカフェ開催記念本「in the cafe」に出所後、恋愛を続けている彼らが載っています。
西田先生作品でツイッターのTLでいちばん見かけたのが本作で、帯の煽り(BL史上に残る最高の結末!!)もあり、期待を高めて読みましたらば…最後、特大の 思ってたんと違ううう〜〜〜っっ!!!
ま、私が勝手にこんなんかなぁと想像していたんですが、まさかまさかこんな終わり方をするとは!!
あまりの驚きにそれまでのお話どんなんやったっけ!?とぶっ飛ぶくらいw
いい感じに出会い惹かれあってくっついて「ちょっと宇宙が見えた……」なんてセリフいいなぁと思っていたんですよ。
ちゅうする時、メガネをおでこにかける水田さん萌えとか…思っていたんですよ。
でも最後全部持っていかれた。
もしかしてこのオチのためのギャグ漫画なの!?と思ったりw
私のカチコチな感性ではおしはかれないのかもしれない。
なので普段あまり見ないけど、他の方のレビューを見たら…みなさん真面目に書かれていたやっぱ私がこの世界観についていけてないのかな
あとがきの楽しみ方も(あとがきはいつも通りカオスと書かれていて笑ったw
お互い素性を隠したまま、後ろめたい気持ちで逢瀬を重ねる2人…。
しかし隠していた秘密は、最悪の形でバレてしまう。
お互いを知ってもなお好きな気持ちに変わりはなく、むしろ強く止められなくなっていく。
最終的に刑務所まで追いかけ、たった数秒見かけるだけで感じる幸せ。
そしてシャバでの再開を果たし、2人で生きていく…。
いやもうすごくない?
2人とも映画好きだから、ロマンチストなんだろうね。2人の世界よ完全に。
世界の主役は間違いなくあの2人だよ。
特に水田さん、やさしい通り越してちょっとアホじゃない?
そういうの大好きだよ。
この2人ならたとえ地獄でも幸せに生きていけそう…笑
読んでてほっこり幸せを感じました。
たぶん30代半ばの年齢の大人の男2人。巻頭カラーの埠頭でのタイタニックごっこにまず心臓を射抜かれます。西田さんのこういうセンスが大好き。読み終わって改めて見ると映画が大好きな2人はいかにも恥ずかしげもなくこれをやりそうなキャラクターなんです。
恐らく今回のテーマは映画。ヤクザなのにロマンチック映画が大好きな春本と医者くずれのインテリヤクザ水田。水田もちょっとスカしてるけど心の中では本当の恋人を求めてるロマンチスト。相性が最高な2人はある物件をめぐって敵対関係になっていて、プライベートで親しくしていたのに、その現場で衝撃の再会をしてしまうというスリリングなストーリーです。でも結ばれるのは本当のお互いの姿を知ってからという…この辺の展開もすごいなと思います。
やはり西田さんのヤクザ受けは最高やー!と強く強く思います。私の中で西田作品のヤクザ受け第1位は「天国も地獄も」の姫野、2位は「願い叶えたまえ」の深見、この春本さんは3位ですが。「やさしいあなた」のカップル2人は前者の2作品に比べて恋愛脳すぎますがそこがこのカップルの魅力でもあります。
音痴な水田のピアノ伴奏と春本の素敵な歌声のモナ・リザはいつか必ず実現することでしょう。人に聴かせる訳じゃなく完全に2人の世界なんだろうなあ…このラブラブバカップルめ(笑)
ヤクザだってこんな風にお洒落でロマンティックな映画の登場人物みたいな恋をしたっていいじゃない、と新たな世界を見せてくれた作品でした。ヤクザものでこんなに穏やかで温かい雰囲気の作品は、今までほとんど読んだことがなかったと思います。攻めの水田が小説好き、受けの春本が映画好きというキャラなので、度々創作の中の恋愛になぞらえて進んでいく2人の関係がとても魅力的でした。だからと言って気障過ぎるとか、わざとらし過ぎると感じさせることもなく、あくまで心地の良いなぞらえ方だったと思います。
水田は組織に属してはおらずバックに組織が付いているだけですし、春本も仕事熱心ではなく職場にプライベートを持ち込むような人物ですから、ヤクザものらしい殺伐としたシーンはそんなに多くありません。いい歳した2人が仕事中も相手のことを思い出しながら、懸命に考えたメールを送り合っているのが微笑ましくて。もちろん仕事優先になって、相手と敵対したり距離を置かねばならない時もあるのだけれど、肩書きを脱いだ2人はしっかり想い合っていることが分かるので最後まで安心して読み進められました。春本を追って刑務所に入り、その中でさえも紳士的な水田がかっこ良過ぎて惚れました。
ただ、「一体どんな結末が?」と思いながら読んでしまいそうな帯のキャッチがあまり良くないですね。この作品の魅力は結末に集中しているわけではないので。一歩間違えれば作品の魅力を損ねてしまう帯で何を伝えるかは、もっと慎重に考えて欲しいと思います。
運命の人ですね。
いつものバーで偶然出会ってひかれあう二人。
もうお互いのことで頭がいっぱいです。
二人が仕事での自分と、相手のことを想像して彼の前での理想の自分とギャップがあって。
デートにわくわくしたりキスされそうになって逃げ出したり、中学生のようで紳士な二人のお付き合い。そう、お互い相手は紳士だと思ってるところがポイントですね。
ずっと関わりがあったのですがお互いが当人だと知らずとうとう顔を会わせます。
それでも二人でどこか南の島に行こうとしてたのに春本が行けなくなって刑務所に入る覚悟を。
そして水田も逃げられたのに自分から追いかけるように。
刑務所の中の二人も言葉は交わせないけど良かったです。出所後二人は会えるのでしょうか。
二人がお互いの素性を知らず、お互いを想い二人でいるときは素の自分でいられるのが良かったです。
深いお話だと思うのですが一読ではまだまだ到達できてません。いつかまた読み返して深く理解したいです。
中学もろくに行かなかったヤクザと、ヤクザ絡みで転落した医者崩れ。
そう聞いてイメージする荒々しくて激しい恋愛ものとは全く違う世界でした。
表紙の雰囲気そのままの紳士同士の切ない恋。
行きつけのゲイバーもサロンといった雰囲気で、バンドの生演奏に飛び込みでボーカルが入ったりするハイソサエティな空気の中、アクシデントで出会う2人の紳士。
ひとりは谷口会所属のヤクザ。もうひとりは対立する茜新会と繋がりのある元医者。
ロミオとジュリエットです。
素性を隠したまま惹かれていくふたりの姿が映画を観ているかのような美しさで描かれています。
仕事をしているときの自分と2人でいるときの自分、お互いがそれぞれを無理に演じているわけではないけれど、正直に言いたくない男のプライドや見栄、このひとには汚い部分を見られて失望されたくないという恋心、すべてが絡まって読んでいる側のやるせない気持ちがどんどん募っていくのです。切ない。全部を知っている人間としては、両方ともがより素の相手に惹かれているからこそつらい。
募りまくったやるせなさが大きければ大きいほど暴露の瞬間の衝撃も大きくなっています。泣いた。ふたりがひどい言葉を吐くほどに泣けました。
そこで終わらないほどの強い気持ちも本当に胸に迫るようで、しあわせな未来なんて見えないのに夢を見るふたりはフランス映画さながらです。
こんなに泣いた作品も久しぶりでした。こころがぐったり疲れましたが、いやな疲れではないのです。
感動のうちに終わった本編。
ふうと息をついて開いたあとがきのページにすべて持っていかれました。
西田さんのまんがは本編とあとがきのギャップが素敵すぎる。
大好きです。