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深井先生の90年代の作品、『祈る人』の2巻です。
しょっぱなから受けさんのお姉さんがとんでもない人です。
「二人の関係を黙ってて欲しいなら、私の目の前でセックスしなさい!」
みたいなことを言うんですよ。
そしてお姉さんの前で二人は服を脱いでセックスするというトンでもない展開。
お姉さん酷すぎる~!
さて、二人は高校を卒業してそれぞれの道を歩むことになり、
攻めさんは会社員、受けさんは大学生になり、離れ離れに。
そして受けさんは大学の演劇サークルで脚本を書いて、賞ももらったりしています。
そしてリバあり!陵辱あり!最後には受けさんに天使のはねが生えて終了、な自由すぎる展開です。(色々端折ってますw)
無茶苦茶だけど、エロも多めで割と面白いです。
今読むと90年代って古く感じますけど、でもすごく味わいがあって捨てがたいものがありますね。
一冊丸っと「祈る人」の2人。ややポジティブな雰囲気になりました。深井先生に良くあるハイテンションさと暗さの波が激しいそれ。
就職と大学で離れ離れになる前の蜜月…
男と女でもそうそう野外では抱き合いませんけどね!
男と男にセックスさせて楽しむって…姉よお貴族様の遊びかいな。身内のそんなもん見たくないわ。この姉のテンションは不愉快だったので、滝野が一喝してくれてまさに「かっこいい…」でしたよ。
離れ離れになる前の…と書いたけど、母親のこともあり存外しょっちゅう会ってる2人。どれぐらいの距離なのかな?近距離でもあるときはあるし、大学生同士でもあるときはあるすれ違いが、距離と大学生/社会人のコンボで一層増す2人。ニアリバといい別れ話といい、好き展開多めで大変嬉しいですが、深井先生はシリアスの方が好きなので、もうちょっと深町が情緒あるとなぁ笑
深町がこの感じで脚本上手いという不思議。
全裸で仁王立ちする漫画に久々に出会う。どうしても笑ってしまう。