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心を殺す方法(1)

kokoro wo korosu houhou

心を殺す方法(1)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神133
  • 萌×236
  • 萌28
  • 中立19
  • しゅみじゃない18

--

レビュー数
26
得点
912
評価数
234
平均
4.1 / 5
神率
56.8%
著者
カシオ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
祥伝社
レーベル
on BLUE comics
シリーズ
心を殺す方法
発売日
価格
¥650(税抜)  
ISBN
9784396783853

あらすじ

親同士の再婚で義兄弟になった、10歳違いの春樹(はるき)と光(ひかる)。
人見知りな美少年・光は春樹にだけよく懐き、
春樹もそんな義弟をいじらしく思っていた。
時は流れ、高校生になった光は春樹への恋心を募らせる。
両親の旅行中、欲望が溢れた光は春樹の身体をまさぐり、
口淫を強要して、それをひそかに録画していた。
異常な関係に耐えかね逃げようとした春樹に、
光は音声を送りつけ、「逃げるなら親にバラす」と脅して
ついには春樹の後孔を犯し――。

愛憎極まる義兄弟インモラルドラマ、開幕。

表題作心を殺す方法(1)

篠原光,義弟
篠原春樹,義兄

レビュー投稿数26

共依存を描き切る

まず間違いなく人を選ぶ作品です。
義兄弟同士、性へのトラウマ、様々な偏見、親子関係の捻れetc…
そのどれもが不思議と間近に感じ、ストーリーに引き込まれます。

重たく決して幸せな話ではないですが、それでもこの作品を知ってほしいと思いレビューしました。
触れるタイミングや積み上げてきた人生経験によっても共感する部分や感想が大きく変わると思います。

勢いを増しながら嵐のように展開する物語。
最後まで読んで、これは愛の話だったんだと思えました。

0

天使と悪魔

兄弟ものウェーイ(ノ´∀`*)
そんなノリで読み始めてしまったから
思いの外重くて殺伐としてて
ぐふぅな展開にショボボンです。
義兄弟かよ、なんの問題もないじゃん、ヒャフー
なんて読み始めた私に腹パン。

親の再婚で10歳下の弟ができた
見た目もさることながら、他に懐かないコが
自分だけに懐いてくれるとか可愛さマンパワー
そんなふうに思ってた
数年の時がながれて、少し大人になった天使は。。。

他人からしたら好意
でもそれを向けられる側からも好意として映るかは
向けられた側にしかわからんよね。
たしかにねと
幼い頃からさらされてきた無意識の好意は
不快、嫌悪という気持ちを増長させる
ただ唯一を除いて

思春期だからてのもあるんだろうけど
気持ちのやり場がわからなくて
暴走してる感もあるなーと思いつつ
わけのわからんまま、その暴走に巻き込まれる兄も
なかなかにメンタルを削られていく

ポケポケBL読みすぎて
こういうハード系の感情あるの忘れてた
最後にハピエンなら問題ないなと思いつつ
やっぱりしんどいよなぁ

0

壊されていく日常

試しに買って読んだら大ヒットで、一気に全巻読んでしまいました。

義理のお兄さんに劣情を抱く義弟…一見人見知り風の可愛い高校生美少年演じてますが、その心は真っ黒だったりします。

そんな彼の一筋の光が義理のお兄さんでして、
本当にお兄さんにたいしては異常なくらいの執着を示すんですよね。

義兄と義弟の防波堤が決壊するともうなしくずしで
義弟の攻めに翻弄される義兄…

義兄の心が静かに壊れていく様子が描かれています。

そんな義兄には憧れの先輩がいて、彼の心のよりどころになっていたんです。

三角関係と静かに壊れていく心の描写がとても上手く描かれていると思います。

とりあえず一巻読んでみてください。
重たいストーリー好きなら刺さると思います。

0

予想外の展開続き

義弟×義兄ですが両親の再婚で兄弟になったので実の兄弟ではありません。
義兄弟とはいえ兄弟物には嫌悪感あるのですが、引き込まれてしまいました。

すごく面白くて最後まで一気に読んでしまいましたが、私はどうしても光くんを好きになれないし、最初に読んだときは最後まで嫌いでした( ;∀;)

当て馬の先輩が格好良くて良い人すぎるんですよね。最後はこっちとくっついてハピエンかなと思っていたら最終巻でどんでん返しがあり、びっくりしました。

0

執着さがいい!


カシオ先生の中でもダーク寄りの作品。
というのも、攻めの執着がすごい…。

親同士の再婚で義兄弟になった二人。
受けは平凡そうな感じですが、義弟が受けにだけ懐く美形。

でも義弟も美形ゆえに大変なんだな…というエピソードもあり、どちらか一方に感情が傾かずとても良かったです。

視点が交差する良さは、どちらの気持ちも垣間見れるところ。
それ故にすれ違ってしまう時のもどかしさが味わえます。

義弟の光は兄である春樹しか見ておらず、子供っぽいといえばそうなのかもしれません。
この人さえいれば…と盲目になり、本意ではないことを仕出かして自滅して落ち込み…と不器用な思いをしています。

春樹も断れない性格をしていて、戸惑いを感じながらも光に流されてしまう…。
この上手くいかずモヤっとした感じも良かったです。

まだ一巻では全貌が見えないので、続巻が気になるところです。
とはいえ、雰囲気や方向性は少しだけ分かるので、気になる方にはまずは一巻!オススメです。

0

モラルクライシス

キャンペーンで恋愛談義を読んで、こちらも読み返したからレビュー。

全体の感想は好き嫌いは別にして、一度は読んで欲しい作品。

内容紹介にあるのでネタバレセーフのつもりですが一応下げます。






義兄弟とはいえ近親相姦と脅しによる肉体関係が精神に与えるダメージ。それらがこの巻に容赦なく描かれています。

これだけで充分読む価値がある。

両親が帰宅する日、春樹の
「俺が我慢すれば~」こういう思考になるのも理解しやすい。

逆に光に関しては理解しづらい。
人嫌いな性格はわかりますしモノローグもありますが、もっと決定的な描写があってよかった気がします。

春樹にだけ執着する理由はありますが、情欲を伴うようになる流れがなく唐突に感じました。

絵についても少し。
一般作品の探偵ものに比べて非常に不安定。これは多分本当に美しく描くとテーマに反する。もしくは内面の表出かも。

評価は絶望がよく描けていてそれだけで神。

0

4巻完結の1巻目

もともと長期連載が約束されていたのでしょうか?大方の作品がコンパクトに収めるであろうところがかなり時間とって長く描かれているので、この1巻でさしたる中身がないような印象になってしまいました。まだまだ光の本心も謎が多い。

ちるちるでの評価も神が多いながら結構ばらけてますね。タイトルと義兄弟の設定から、この類の作品が好きな層に読者が絞られてるせいかも。今のところはこの設定に興味がある人、あるいはカシオ先生が特別好きな方にオススメって印象です。

続きも読みます。

0

内容を確認せずに買った私がアホだった

無理矢理モノ苦手なのに、また内容確認せずに買ってしまった_| ̄|○ 私はアホだ。

義弟の光に無理矢理キスされて身体をなでまわされたのに「俺はきっと間違えたんだ」「ちゃんと向き合いたい」と思う兄・春樹よ、そもそもその考えが間違っていたと思うぞw と余計なツッコミを入れてしまうw

で、いらんことされそうな雰囲気満々なのに気付くのが遅すぎた春樹。

春樹が光にあそこまでされて流されず病むの、倫理観はちゃんとしているよね。さすが弁護士事務所勤務(そこ?)

これまで読んだ兄弟ものが1巻完結だったからか、イケナイ関係をあっさり受け入れるのがほとんどで。
春樹くらい抵抗感ある方が共感はできる。
ま、全4巻だからすぐに受け入れたらその先が続かないのかもだけど。

にしても、属性が「標準的」なのは違うんでないかい?と思うのですがw

話それますが、BL界においては近親相姦はタブーではないのでしょうか(本作は血縁関係ではないけれど)。
普通に血のつながった兄弟BLがあり最初すごく驚いた。
男同士だから妊娠しないから、タブーではないとの認識なんでしょうか(腐歴浅い者の素朴な疑問)。

話戻しますが…
病んでいる顔が怖いです。
怖くないと病んでいるように見えないからかもですが。

絵が安定していないように感じる。
わざとなのか。
その方が病んで見えるからなのか。
その点についても、2巻以降変化があるか見ていきたいです。

あ、あと、英先輩が気になる。
今後いい働きをするのかしら。
そこが楽しみw

※評価としては、趣味じゃない、ですが内容を確認せずに買った私が悪いので、中立です。

2

光くんはほんとに中学生なのか…?

いや、話はすごい続きも気になるし、もう設定が闇堕ち兄弟BLだったので、あぁ好き〜!となって買ったんですが、えぇ…?

光の行動があまり中学生と感じられず、せめて高校生、。
まぁ年齢にそぐわないことをしてるので異常なんでしょうが、あんまり光がそこまで春樹に依存するほどの魅力も春樹に感じられず…もやもやです。
でも続きは気になるので買うことにします。

2

二人でなければいけない

人の闇がまた他の人の闇をつくっていく連鎖、不安定な絵柄と内容がマッチしていてゾッとしながら読みました。(4巻まで読みました)

この作品には初めから悪い人間が出てきません(コマの外にはいるかもしれませんが)。
義兄に異常な執着愛のある光も、小さい時の可愛かった描写で、どれだけ周りの毒に歪められたのかがわかります。
言動に納得がいくものばかりではなく、逃げられるのに何故か逃げられない兄春樹に、疑問と腹だたしさを持ちつつ、読み終えれば彼らにしか知り得ない離れ難い感情があったのだろうな、と思いました。

1

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