アーモンドを七粒 2

almond wo nanatsubu

アーモンドを七粒 2
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神65
  • 萌×242
  • 萌22
  • 中立8
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
22
得点
567
評価数
139
平均
4.2 / 5
神率
46.8%
著者
夏水りつ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics ihr HertZシリーズ
シリーズ
アーモンドを七粒
発売日
電子発売日
価格
¥630(税抜)  
ISBN
9784813031185

あらすじ

律儀で不器用な葉月は、営業成績トップで顔も性格もいい渡辺を軽薄な男だと思っていた。けれど、一緒に過ごすうちに距離が縮まり、葉月の恋愛対象が男だと知られてからは体を重ねるようになる。渡辺を好きなわけじゃない―― でも、恋人のような関係が嬉しい葉月。そんなある日、渡辺にとって葉月は遊びで「ユウキ」という人物の代わりだと聞いてしまい…

表題作アーモンドを七粒 2

渡辺,営業成績トップで異動してきた同期
葉月,会社員,商品企画部

その他の収録作品

  • Eight Almonds
  • NINE!(描き下ろし)
  • あとがき

レビュー投稿数22

No Title

渡辺がとにかくクソで、葉月の気持ちを思うと切なくて。でもちゃんと言えた葉月えらいよ。 そしてバーのお友達がカッコよすぎるし上司が優しすぎて泣いた。かぼちゃ食え~ってなぁ 「アーモンドを七粒食べるっておまじない知ってるか渡辺」 からの流れ、切なくて泣けた。そして見事な攻めザマァだったね。 信頼を取り戻すために渡辺も頑張りました。夏水りつ先生の攻めも受けも大好きです。

0

攻めザマァの名作

今更語るべくもないくらい、攻めザマァと言えば必ずおすすめに出る作品ですが、本当に、攻めザマァや健気受けが好きな方には全力でおすすめしたい名作です。
受けと攻めの立場が逆転するところが攻めザマァの醍醐味だと思っているのですが、葉月が想いを語って、葉月と渡辺の立場が逆転する場面が何度読んでも切なくて泣けてしまいます。
攻めザマァからハピエンに辿り着くまでのラストの展開もページ数はそれど多くないのですが、傷ついた葉月が再び渡辺と向き合うまでの心の移り変わりが丁寧に描かれています。
何度も読み返したくなる名作です!夏水先生の新しい作品も読みたいな…

1

葉月がカッコよくて大好き(*^ω^*)

まず、表紙からいいです⸜ ( •⌄• )⸝
1巻では、表と裏とで別々だった2人が、2巻では笑いあってる表紙!
よかったねぇ(*´∀`*)


受け様の葉月と、攻め様の渡辺。
自分は渡辺にとって「ユウキ」という人物の身代わりでしかなかった事を知ってしまった葉月。
しょっぱなでの葉月がめっちゃ好き。
「このみじめさから逃げたりしない」という葉月の強さ、潔さ。
うわー頼りない感じだったのに、とってもかっこいい!
好感度爆上がりの大好きなシーンなのでした。

そして、吹っ切れて清々しい葉月の一方、覇気がなくなる渡辺に、心からざまぁ(ᐛ )です。
再び葉月に近づこうとする渡辺の姿がとっても気持ちよくてニヤニヤしっぱなしでした。

お泊まり計画が上手くいかなくて、ジレジレの渡辺もよかった(*´꒳`*)
独占欲見せてくれて美味しかったよ♡ありがとう!(´▽`)

0

さくさくハピエン

葉月がうじうじこじらせキャラかと思ったらそうでもなかったですね。勝手に思っていてごめん。
渡辺にすぐユウキのことを言って、自分の気持ちを伝えて、はっきりしていた。

で、しばらくしたら、もうユウキのことはいい、と言うのが好感持てた。

逆に、ややこしかったのは渡辺の方かw
ユウキのことが深刻そうだったので、どんだけ〜?と思ったらそこまでではなく。ちょいと拍子抜けしましたw

そんなこんなを乗り越え、表紙通りハピエンでようございました。

タイトルの意味になるほどと思いつつ、ほんとは美容のためじゃないの?のオチはおもしろかったです。

0

お互い初めての本気の恋をこれから存分に楽しんで

 もっと拗れてしまうのかと思っていたけれど、想像していたよりは易しい展開でした。結城とのことは、思春期にはよくある過ちなんじゃないでしょうか。同性愛者だろうが、異性愛者だろうが、好きという気持ちを素直に認められないこと、周囲からの見た目を気にしてしまうことってままあると思います。少し後味が悪かったかもしれないけれど、渡辺の人格を疑うような内容ではなくほっとしました。結城と会ってわだかまりを解消したシーンまで入っていたら、もっとすっきりできたかも。

 葉月の言動には常に好感が持てましたね。結城のことを知ったことを隠すのでもなく、渡辺に自分の正直な気持ちをぶつけたり、一度仲が拗れたにも関わらず、渡辺の良い所はちゃんと認めて、素直に自分の方からまだ好意があることを伝えたり。真っ直ぐで、変に迷うことがない。渡辺のような臆病な人には彼のようなタイプがちょうど良いのかもしれません。ここぞというタイミングで電話が鳴ったりするなど、少しドラマチック過ぎるシーンもありましたが、葉月が疎遠だった家族との関係を改善する一歩になったようですし、終わり良ければすべて良しですね。全体的にテンポも良く、余分なシーンがなくて、非常に読みやすい作品でした。

0

期待ほどのザマァではなかったけど…

不穏な1巻のラストに胸がざわつきましたが、この表紙でバドエンはないだろう…と。

ユウキの代わりにしていた事が葉月にバレて、言い訳もできるわけなく拒絶されてしまった渡辺。
会社でも行きつけのバーでもやさぐれた態度をとってしまい、負の連鎖にハマってしまいます。
そんな渡辺を放っておかないのが葉月の優しい所ですね。
葉月は1巻と全然印象が変わって、凄く強くなったと思う。傷つく事で強くなったのは切ないけどだからこそ優しくなれたのかな。

分かりやすく荒れてる渡辺に対し、傷つきながらも淡々と毎日を過ごしている葉月に気づいてくれる上司が居て良かったです。

同級生からの電話で、渡辺とユウキに何があったかがふんわり分かるのですが、その時の気持ちはユウキへの未練じゃなくて後悔だったんじゃないかなと思いました。
ユウキに再会して、何を話したのだろう…凄く気になる部分ですが、描写はありません。

葉月にやっぱり好きと言われて、それでも受け入れてもらえない渡辺。
前半の負の連鎖がまだまだヌルイと思っていたのですが
そう、ここからが本当の「ザマァ」なのだよ!
と悪い笑いが出てしまいました。
言うほど苦しんでなかったので、まだまだ不満でしたが描き下ろしでも運命に翻弄されていてちょっとスッキリしました。
もう少し苦しみの描写が多かったら神だったかも。

最後はまるく収まりホッとしました。
紆余曲折を経た2人には、ユウくんとアイリ以上のバカップルになっていただきたいものです。

そしてシャンパン兄さん…スーパー攻め様だと思ってたのにまさかの…w

2

美容と健康と、恋の為に。アーモンドは適量をどうぞ。

うーん、これは。期待していた程の「攻めザマァ」展開では無かったかも。
と言うのが感想です。期待し過ぎてしまったのかも。

渡辺は、過去の初恋を拗らせていたものの。当時の、10代だった自分の性癖とその気持ちを受け入れられなかったこと。それは、家族に気付かれて恥ずかしさに心を閉じてしまっていた葉月と似ていて。
それでも葉月は素直に自分の気持ちを伝える。「ちゃんと、好きだった…っ。」と。
渡辺はどうだったのか。彼は過去の自分を清算する為に片恋で初恋の相手、葉月に似ていたという結城に会いに行く。結城は出て来ない。
過去のセフレだと言う男には水をぶっかけられたりして。うーん、その位では「攻めザマァ」では無いよね。しかも彼には後に赦されてもいる。
そして、時間的にも物理的にも隔たれていた葉月にも赦されている。
会えなくて、話せなくて、謝りたくて。渡辺はギリギリしてるけども。それで顔色悪くなっちゃったりするけども。それだけでは「攻めザマァ」って程では無かったかも。
許されてからは、割とアッサリ甘あま後日談。
早く2人きりになって、イチャつきたいのに、仕事などで中々2人きりで過ごせない事に苛立つ渡辺。そう、まるで渡辺の方が本気になっているみたいで、そういうのが「攻めザマァ」って事なの⁈ かなぁ。うーん。自分でも何が見たかったのかは謎ですが。
葉月との恋が本物なのだと、ガツンと知らしめて欲しかった、かな。

1巻の冒頭で、世のバカップルたちに毒付いて、自分には手に入らないことと諦めていた葉月が恋をして。「世界は俺たちのためにある。」と、渡辺に言われて。手を握り合う。そのシーンがとても好きです。誰憚る事なく恋をしたい。その気持ちは誰が何と言ったって、恋人たちだけのもの。それはかつて、自分の気持ちに蓋をしていた渡辺にとっても、家族に後ろめたい気持ちを抱いていた葉月にとっても。奇跡みたいで普通のこと。誰にも訪れる普通のこと。結構重ためなテーマをそっと滑り込ませた様な。

ところで、私が読んだコラムでは、美容と健康の為に、アーモンドは25粒食べるのが良いみたい。けれど、恋には7粒が効きそうね。

0

もっとざまぁを・・・

私にはこれダメなやつでした。

よく漫画とかドラマとかにある(これも漫画ですけどね)誰かと重ねるって感覚が私にはまったく理解できないのですよ。それって普通にあることなの?
似てる人を好きになるってのも私には理解できない。そんなものなの?
そういうの理解できない人間が読むなって?(笑)そうですよね。

なんか似てるから気になってちょっかい出してまではいいとして、かたくなにその後悔の相手に寄せようとしていた渡辺が許せない。眼鏡にこだわるとか!なんだそれ(怒)
つまり葉月自体を全然見ようとしていなかったのに、いつ本当に好きになったよ?
葉月に拒絶されてからもフラフラ遊んでたじゃねーか。
そんな奴がこんな簡単に改心するのか疑問しかない。

それと職場のおかっぱ女、鬱陶しい。いちいち心配顔で干渉してくる親切の押し売り女。
私の中でこのおかっぱ女すごい存在感放ってて。気持ち悪かった。
ある意味渡辺よりも嫌なキャラだったわー。

渡辺に葉月はもったいないなぁ。って思った。

4

♯世界は二人のためにある

何度も読み直している、大好きな作品です。

終始、葉月がカッコいい!
惨めな自分から逃げない姿勢、大人な対応…
そして、相手が自分のことをどう思っているかわからなくても、きちんと自分の気持ちを伝えられる強さ…
とても好きなキャラクターです。

それに対して、意外と子どもな渡辺。
イライラさせられたし腹もだったけど、自分の気持ちを自覚してからは好感が持てた。

世界は2人のためにある…そう、周りなんて気にしない。
そして、意外と周りも気にしてない。

素敵なハッピーエンドでした。

ちなみに、アーモンドの成分にはモテ効果があるらしいですね。
あながち、アーモンドのおまじないも遠からずなのかも…

3

表紙に幸せの予感

表紙から幸せそうな二人の様子にほっとします。

アーモンドを七粒食べるのも、渡辺が葉月やメガネにこだわるのも、青春取り戻したと浮かれたり男相手にとか葉月のこともう切るとか暴言吐いたり。みんな理由がはっきりしましたね。

葉月がアーモンドをきっちり七粒食べてた理由が切ない。そして渡辺にちゃんと好きだったと潔く言ったのも悲しいけど立派。
その後元気のない渡辺を心配する葉月がいい人すぎる。
渡辺が葉月に好きと言っても届かないのも仕方ない。
時間をおいてやっと二人の気持ちが通じます。渡辺もいいやつになりましたね。
今度は渡辺が葉月に対してメロメロで独占欲わいちゃって、なかなかお泊まり出来なくてもどかしい感じなのですが最後はメガネなしでエッチ。

葉月に素敵な恋人ができました!
サラッと読めますが余韻が残るお気に入りのお話です。

1

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