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uchu de ichiban kimi ga suki
普通に可愛いファンタジー
農家の息子が、地球に嫁を探しに来たと言う宇宙人の子供を拾う話です。
最初は外見年齢10歳くらいの小さい子供で、カップリングは農家の息子×宇宙人だと思っていたのですが、逆でした。宇宙人攻め、農家の息子が受けです。
逆体格差というわけではなく、同居することになった途端にぐんぐん攻めが成長を始めたのです。最終的には二十代前半くらいの外見になって、受けと見た目同年代になっていました。
このあたり、どういう設定なのかなぁ。嫁を見つけると育つとか、宇宙人が地球に来たら育つとか、このまま成長が止まるとか緩やかになるとか、そういう設定があるんならそう書いておいてほしかったな。でないと数ヶ月で10歳分くらい育ってたら、1年くらいで攻めが老衰になりそう…。
まあそれはともかく、可愛いお話でした。
日常が農家（スイカ農家）なのでほのぼのしてるし、宇宙人攻めはおっとりしてるし、受けのことを好きな近所の女子高生が出てきたけど悪役にならずじまいで終わったし。この女の子、みくちゃんがとてもいい子で好感が持てたんだけど、恋敵のはずの攻めに協力するように恋する感情を教えたり、最後はあっさり身を引いたり、ちょっと都合のいい使われ方すぎて物足りなさはありました。
同時収録が一点。こちらはうって変わって電車で出会った大学生×リーマンという現代的な話でしたが、攻めが「自分のことを好きな人か、好きになる予定の人がにおいでわかる」という特殊能力の持ち主で、ちょっとファンタジー要素はありました。
まあこちらも、普通に可愛いお話でした。あまりドラマティックな雰囲気はなく、地に足ついた印象…というか、地味？
エッチシーンは表題作も同時収録作もあっさり気味でした。
可愛いですよ
ファンタジーですね。
で、表題作品はエッチもほとんどなしです。
初コミックと言うことですが、ほのぼのした可愛らしい作品でした。
前半の再会してしばらくは、宙ちゃんが小さい子で、ショタかぁと思って敬遠される方もいるかもしれませんが、安心してください、可愛いまま身長だけ伸びます。
宇宙人設定って、“可愛くても攻め”なのって、ある意味ルールなのかな。私的にはショタな見た目は、良いとして、遠慮気味な宇宙人より、小悪魔で俺様な宇宙人の方がキュンとします。
