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hidamari ga kikoeru koufukuron
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
耳が聴こえにくい難聴の航平・攻めと、ちっこい元気者の太一・受けというカップリングのほのぼの切ないBL、第2弾です。
1冊目で出来上がるところまでいかなかった2人ですが、今回はちょっと進展しています。
分厚い本で、すごく読み応えがありました。
大学生同士だった2人ですが、途中で受けに大きな転換があり、離れてしまいます。心の中ではお互いのことをいちばんに想っているのに、離れ離れで、もう悶絶するほどもどかしかった。
でもそのぶん、想いが伝わった時のきゅんきゅん度はすごかったです。攻めの笑顔と攻めの涙に萌えすぎて胸が苦しい…。
この子が幸せになれると思うと自分のことのようにうれしいです。
攻めと同じく難聴の女の子が新キャラとして出てきて、気の強い子なので受けとバトってます。悪い子ではないのですが、受けと攻めが仲良くするのを邪魔してくれちゃうので少々イラッと。
でも彼女にも、いい人ができたらいいな、と思います。
今回どこまで進展があったか書いていいのかな、と悩んだのですが、もうどなたかの手によって情報登録がなされているし、エロ度でわかると思うので…。
今回もエロなしです。ちゅー止まりです。
ですが、巻末でビッグニュースが書かれておりました。またこの「幸福論」の続編が連載されるそうです!
番外編をひとつはさみ、新連載だそうです。
すごくうれしい。今度こそは本懐を…!!!
描き下ろしがページ数多い上にラブラブで、カバー下も面白いので、雑誌連載で読まれた方も要チェックです。
とても想いを大切に描いている作品だと思いました。
いくら好きな相手でも、他人な以上 相手の立場にならなきゃ理解できない
事はある。当たり前だけど見失いがちな事を気づかせてくれる
作品だと思いました。
進展が少ないとかエロ描写が足りないと不満を持つ方々は
恋愛ではなくエロ目的でBLを読まれてるんでしょうね、、
Hが無きゃBLじゃないって、、、欲求不満をBLに当たらないでほしい。
エロ目的な欲求不満な方々には不満でしょう。
相手を想う事、恋愛話を読みたい方にはオススメです。
前作が面白かったので今回も楽しみにしていました!
今回は新しいキャラクターも登場し、二人の間に色々な出来事が起こります。
そんな中でちょっとずつ進展する二人の関係。
もどかしくも通じ合った、好きという気持ちに思わず涙。
「好き」という言葉はどのBLにも頻繁に出てきますが、この二人の間にあるたった二文字の尊さといったら…。
言葉でも手話でも、これほど尊い告白の仕方は今まで読んだ漫画の中でもありませんでした。
心から、想いが通じ合って良かったねとあたたかい涙があふれます。
続編でさらにどうなっていくのか楽しみです!
読み応えのありそうなページ数を全く感じさせない、無駄のないストーリー展開。前作でも間延びせず、性急でもない軽妙なテンポで描かれる、作家さんのさりげない語り口に魅了されていました。コマ割りが上手だから読みやすいのかな。絵も優しい雰囲気で好きなんです。
難聴の中途障害を持つ航平と、彼のお弁当に惹かれ?大学でノートテイクを引き受けた太一。航平は物静かで内向的、太一は単純で直情径行。対照をなす若い二人が、お互いを気に掛けながらそれぞれの生き方を模索していく懸命な姿は、思わず応援せずにはいられません。今作で二人の関係は新たな局面に行き着きます。
障害者を主人公に据えたこの物語を読むにあたって感服させられてしまうのは、作家さんのニュートラルなスタンスです。頑なだった航平の心を動かした太一の言葉や、今作に登場する航平と同じ難聴のマヤのセリフがとてもリアルに響いてくるのは、彼ら登場人物の立場や境遇について、深い理解と共感があるからこそだと思うのです。かといって、物語では障害者(に対して)はこうあるべき、こうしてはいけない、といった社会通念に絡めとられた、一方的で偏っているかもしれない見方を読者に押し付けてはきません。そのフラットさが航平と太一の純粋な気持ちを引き立ててくれて、二人の関係にきゅーんとさせてくれるのです。
個人的に読んでいて清々しく感じるのは、航平と太一がどこまでも対等なところ。二人のあり方は自然なんです。できないことはできる人に頼めばいい。できることで返していけばいい。一緒にいて心地良いから側にいたい。それでよくない?…みたいな、シンプルなメッセージが胸に刺さります。
太一のキャラがもの凄くいいんだなぁ。彼は若いけれど辛い経験をしていて、他人の痛みがわかる人。人生の途上で彼なりに一段階乗り越えているから、友人として躊躇なく航平に手を差し伸べ、寄り添ってあげられる。航平は航平で、腐った目で見た時、個人的に萌え度が上がるキャラなんです。。他人には理解してもらえないであろうことを、全部一人で引き受けようとする潔い男っぽさの中にも、時折見せる弱さがたまんない。更にムッツリなのがイイ。(←ムッツリ好き。)太一を見つめる眼差しが…。。組み合わせが王道だけど神。やっぱりこの物語はBLなんです。だから素晴らしいんです。
航平と太一はお互いに出会ったことで、「特別な誰かのために生きる」ことに目覚めます。この後気になるのはBLとしてどう展開していくのかなっていうところだけれど、きっと作家さんらしい、そして二人らしい歩みになるんだろうな、と。どうかそうであって欲しいです。
エロを描くのは相当難しいと思うのと同じくらい
日常描写だけで表現するのも相当難しいと思っているので、
ご自分の得意な表現を100%発揮される作家さんなんだなあと
前作からリスペクトしておりました。
定期的にエロがどうだ、BLがどうだ、身体障害を話に~うんたらという
声が聞こえるかと思いますが
ご自分の表現を貫いていただきたい作家さんです。
例えばホモでも何でも無いキャラクターが1つのコマに居るだけで萌えたり、3次元で男の子の距離が近いだけで萌えたり、
そういったのと似た萌えを感じます。
この二人の空気に萌えるんですねー。
正直太一のような猪突猛進型キャラは、実際に近くに居たら
その真っ直ぐ過ぎる所に、ウザいと思ってしまうと思います。
でもその実際に居そうな欠点もあるキャラクターが航平にとっては
救われるのだと思うとニヤニヤしてしまう。
前作と今作丸々どこにどう萌えたというのは無いのですが、
ずっと見守っていたい、そんな作品です。
ひたまりが聴こえるの2巻が出るとは思ってもいませんでした
1巻の素晴らしさもさる事ながら2巻では二人の気持ちの距離も縮まりその過程で涙しました
文乃さんの描く太一の誰に対する時も思い込みや偏見、同情のないフラットな姿勢と思考に胸を打たれます
新キャラのマヤも後天性の難聴で、マヤなりの努力で懸命に生きるも周りには「大した事ない」と思われます
「私の平気を何故他人が決めるんだ」
この台詞に胸が痛みました
そうです、これが人間の持つ傲慢さ
解ってるのは自分の尺度の中でも範囲で
他人の気持ちもその範疇でした計れません
太一はこのものさしを持たない様で、誰に対しても
その人を見てその人の現実だけを正しく理解します
憶測や推測、思い込み、同情なしに
これを描ける文乃さんの感性に感服でした
そういうマヤも又、勝手な尺度で他人を計っていました
立場が変われば...という又しても人間の身勝手さが
ストリーと絡めて巧く描かれてました
そして、太一は健常者も障害者も隔てなくユニバーサルに共感出来る世の中を作りたいと思い叶えられる仕事につきます
大学も辞めて
でも、そこに行き着いた根底には航平がいつも笑える世の中にしたいがありました
その心が恋だと気づくまでの紆余曲折に号泣でした
ようやく想いが繋がった二人に今度は嬉し泣きです
文乃さんの作品はBLというカテゴリーの中でマイノリティとマジョリティの線引きについても深く問うていると思います
同性愛もマイノリティだから、そこにも伏線がありますね
文乃さんの作品の素晴らしさはこうした深さにあると思います
3巻では二人が心から笑って恋してる事を願いながら楽しみに待ちたいと思います
文乃さんは人格を垣間見た気がする秀作です
本当にすごくよかったの作品でした。
エロさの求める方は、やっばりがっかりですね。今回もエロさゼロ。
でもBLはただ男二人がいっちゃいっちゃしてるものではありません。と私は信じています。
前作はBL度が薄い。でもこころをすごく温めました
今回いよいよ本題。二人の気持ちの行方の話。
太一の鈍感も半端ではないですね、最後の最後にとうとう自分の気持ちを気付き、そして今まで気付かないの悔しさ、見てる私がすごく痛々しいです
そして太一が同じ気持ちを持ていないと思ってた航平は太一を困らせないように、大学で一緒にいられないだとしても、文句ひとつも言わず、自分が一人でも大丈夫だと太一を見守ろうとしました。私はそれを見て、片思いの切なさよく伝わって来ました。もう、太一いい加減自分の気持ちを気付きなさいよっと、こころから思いました
最後はとうとう両思いしました、本当によかったと思いました。もう何回も見ましたよ
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追記
本当はいくつの部分もっと詳しく知りたいと思いますが、例えば太一が就職した後のこととか、前作で航平の太一への感情が友情から愛情に変えるの過程とか。
レーベルはCannaですよね。作品はほぼ全部一冊終わり、ましてデビュー作家、この作品も最初は一冊終わりの予定でしょう。なんか作者が伝えたいこといっぱいあっただけど、ページ制限があるだから、あまり深く書けないと感じました。今回はなんか単行本にしては珍しいの厚さ。なんか無理やり一冊に押し込んでいるって感じです。
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まだ続編があるっとした時点で、ワクワクして止まりません、続編楽しみにしてます
前作では主に航平→太一の恋がメインでしたが、今作は一歩進んで航平→←太一の恋愛模様が1冊まるごと読めて、大満足でした。
航平と同じ難聴の少女・マヤちゃんの登場により、「マヤがいれば、自分は航平にとってもう必要ないのか」「ノートテイク以外に自分が航平のために出来ることはないか」と終始航平のことを考えている太一が本当に可愛いです。中盤で大学を辞めてしまう太一ですが、その理由も「航平の笑顔が好きだから、航平が笑顔でいられるような手伝いが出来ると思った」会社に入社するためという、航平のことだけ考えて動いている様子にきゅんきゅんしました。あと、そこまで航平のことを好きなのに、全然自分の気持ちに気付いていない鈍感具合も太一らしくて良かったです。
航平の方は、読んでて「本当に太一のことが大好きなんだな」というのが前作以上に伝わってきました。あまり表情の動かない航平が、太一のことになると照れたり、動揺したりするところが可愛い。「太一に出会えたから、耳が聴こえない自分でも良いと思えた。」「もし選びなおせるとしても、太一と出会えるこの人生をもう一度選ぶ。」難聴の自分も太一に出会えたから好きになれた、という独白シーンは航平の中での太一の大きさを知り、読んでて思わず泣いてしまいました。
ここまで「幸せになってほしい」と思えるBLってなかなかないと思います。表紙の満開の桜の中で微笑み合う二人の姿を見ているだけで、こっちまで幸せです。更なる続編も決まっているようで、今から楽しみです。それにしても、デビュー作で続々編・映画実写化決定ってすごいですね。素晴らしい作品なので、これを機にもっと広まってくれると嬉しいです。
前回の「ひだまりが聴こえる」が大好きだったので、今回続きが読めて本当に嬉しいです!!
序盤から涙が止まらず、ボロ泣きしながら読んでいました。ずっと涙が止まりません。
とても分厚いので読みごたえもありです。
購入を迷っていたら、是非買っていただきたいです。
本当に本当に大好きな作品なのでオススメですよ!
初心ですとにかく受けの子が初心で、本当に可愛かったです。前巻よりBLできてる!のコメントには笑いました。
女の子が出てくるけど色んな過去があっての台詞だと思うと悪くない子で、最終的にはめっちゃええ子!!可愛い!って思うぐらいにはいい子です。
久しぶりに純愛を読んだからか、他のBL本でエロシーンを見ても気持ちは高まらず、この2人の距離ともだもだしてる感じに心ウキウキでした。
気持ちが通じあってエロシーンがあるのもいいと思うけど、こんなゆっくり進んでいって抱きしめられるだけで心臓バクバクいってる初心な可愛さもいいなと改めて思いました。
読み終わった後の余韻が忘れられずに1日のうちに定期的に読みたくなる衝動が抑えられません。
ここまでうわー!!!ってなるのは商業本では初めてじゃないかというほどでした。
続きもあるっぽいので気長に待ちたいと思います。