本気にならせてみたいんじゃ

honki ni narasetemitainja

本気にならせてみたいんじゃ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神6
  • 萌×238
  • 萌15
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
14
得点
228
評価数
60
平均
3.8 / 5
神率
10%
著者
千葉リョウコ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
発売日
価格
¥620(税抜)  
ISBN
9784796408660

あらすじ

「好きじゃ、マナちゃん!」
マナちゃんこと真中は、大学入学以来、同級生で方言丸出しの桧垣に98回も告られ続けている。
告白したついでに勢いで襲おうとしてくるので、「待て」と言って桧垣をおあずけ状態にする日々。
しかし実は真中はゲイで、もともとノンケの桧垣の一途さに惹かれてゆくが、過去のトラウマで素直になれず、桧垣を傷つけてしまい…。
表題作の方言ラブほか、純な男子のムネきゅん作品集!

表題作本気にならせてみたいんじゃ

桧垣祐星,受に告白をし続けている大学の同級生
真中拓斗(マナちゃん),大学1年,ゲイバーでバイト

同時収録作品愛していても

辻恭吾,付き合って2年の大学生の恋人,21歳
伊織,大学生,高校時代の後輩で恋人,19~20歳

同時収録作品愛しいひとりよがり

大地,米屋の跡取り息子
ショウちゃん,リーマン,遠距離恋愛中の恋人

同時収録作品おいしくいただきます!

鴻上,大学生,中学時代の同級生
津田,太っていたが痩せて大学デビューした大学生

その他の収録作品

  • 本気になったらどうなるん?(描き下ろし)
  • 作品解説・あとがき(描き下ろし)

レビュー投稿数14

岡山弁に弱いんじゃ

岡山弁。ここ数年よくテレビで聞きますね。いいですよね〜。

こちらの攻めくんが岡山弁で迫るんですよ〜。岡山弁を話す人ってなんでか包容力があって、気取ってなくて、なんでも受け止めてくれそうなイメージが勝手にあって。

そんな攻め桧垣がノンケなのに拓斗に迫るんですよね。
100回も告白して。

拓斗は苦い過去があってノンケの好きを信じられなくて。うんうん。

なんかさら〜っと可愛らしいお話でした。
絵もきれいだし、桧垣のワイルドさと岡山弁がとっても良かったです。
待てができるって…。拓斗ったら。

0

一途なイケメン方言男子、プライスレス

【本気にならせてみたいんじゃ】(2話+描き下ろし) 萌2
イケメンです。方言男子が見た目も心意気もイケメンです。
大学入学から8ヶ月、いとしのマナちゃん(真中)に告白すること98回目を迎えた桧垣。
真中には桧垣の告白を受け入れられない理由があって…。
つらい過去のせいで踏み出せない臆病で意地っ張りの話でした。
マナちゃんは美人だし、桧垣はイケメンだし、マナ兄と兄の恋人もいいキャラなので、このCPでまるまる1冊読みたかったー!
CP成立からの大学でベタベタ→みんなの公認に→桧垣を好きな女子がガックリとかいうのも見てみたかったし、このCP、全然読み足りませんけど?
マナちゃんの元カレと桧垣がバッタリなんてエピソードも読んでみたかったです。

【愛しいひとりよがり】萌
知り合って20年、付き合って6年、遠距離になって2年の幼馴染みCP。
米屋の後継ぎの大地とリーマンのショウちゃんでございます。
「お前は後継ぎだからー」「俺じゃ子供産めないからー」なやつです。
ほぼえろす、かつ「後継ぎとは?」という事実が出てきます。
出だしはカッコ良かったんだけどなー。

【おいしくいただきます!】萌2
ぽっちゃりからのダイエットで大学デビューした津田に餌付けしてくる鴻上。
実は2人は中学の同級生で…、というこちら、大好きです!
「食べ物盛りだくさん 無表情系イケメンを添えて」って、どんなごちそう!?
ちょっと図々しい女子にきっぱりはっきり言っちゃうのもいいし、津田が潔いのもいい。
このCPもここから半同棲が始まって、社会人になって、きちんと一緒に暮らして、親への挨拶も津田はわたわたしそうだけど、鴻上はいかにも普通のことくらいの勢いで平然とやり遂げそう、と妄想が止まりません。
続きが読みたすぎるCPです。

【愛していても】萌2
付き合って2年ちょっとになる、伊織と過保護に伊織を溺愛する恭吾のCP。
1才下の伊織を「俺の可愛い天使!」と大事にしすぎて…。
恭吾の気持ちも分からないでもないけど、人形のように思われてるような、本当の意味で愛されてると実感しにくい愛情表現だよなあと。
こういうズレてる攻め、嫌いじゃないです。

続きを読んでみたいCPが2組も爆誕する短編集って、クオリティ高すぎませんか?
未読の方はぜひ読んで、一緒に妄想膨らませましょう!

0

方言男子の威力感じた❤️

色んなCP詰め合わせです。
タイトル名のお話がいちばん好きです。
方言男子最高か!
桧垣の標準語なんて気にしない、取り繕わない、自分は自分のスタイルが気持ちいいくらいのストレートさ。
ぐいぐいと真中に告白していくのが押しが強めだけど、悪くないですよね。自分だけを好きな品質保証と言いますか。

真中の抱えたノンケ元カレとのエピソード。元カレは、結構最低です。好きだったひとに傷つけられた記憶は、なかなか薄れないですよ…自分の全てを否定されてしまうわけですから。
桧垣が、一途で男前。真中を大切にしてくれる。元カレ事情を知るお兄ちゃんズも安心ですよね。
無事に付き合って良かった。

他のCPも、みんな恋人に一生懸命。闇無し、ハピエン保証のお話ばかりでした。

0

本気にならせてみたい‼︎甘々万歳な短編集♡

ずっと前に読んでいて、アレは何処に入っていたか忘れていて。読みたくて、探していた短編『愛していても』が一番好き♡本当に短いショートストーリーなんですが、萌えがギュギュッと詰まっています。高校生から付き合って2年になる恭吾と伊織は未だに軽いキス止まり。恭吾は「天使のように」可愛い伊織が宝物過ぎて。大事に大事に守ろうと…大事過ぎて手が出せないのだった。
「大切に、大切に愛しみたい。」
往来で抱きしめたりするくせに、「…一人暮らしの男の家に簡単に行きたいとか言っちゃいけません…」と、自分の家にも伊織を上げない恭吾。付き合ってるのに⁈
おそらく業を煮やしてるのは伊織の方で、伊織は20歳の誕生日に自分から誘う決意をする。「オレ、別に初めてじゃないし。」ショックを受けた恭吾は怒りのあまり伊織を押し倒すが、震えている伊織を見て嘘を見抜く。
「…伊織、だって知ってんのか?こんなかわいいせまいとこにっ俺のこれ入れんだぞっ⁈」と、自分の大きいのを触らせる恭吾。「バカっ…そんなに立派だとか自信あるならなんでっ それでオレのこと気持ちよくしてやろうとか思わないわけ⁈」
このやり取りがもぅ!馬鹿馬鹿しくて大好き♡です!やっと結ばれる二人。伊織が可愛くて可愛くて、「…なんで俺、2年もガマンしてたんだ」と、ごごごご…と恭吾がバカになっています。
あぁ、可愛い♡ 読む度に楽しい気持ちになります。

表題作は方言男子に迫られまくるマナちゃんこと真中が失恋のトラウマから癒されて本当の恋をする物語。「愛しいひとりよがり」は、ゲイである自分が跡取り息子の大地の為に身を引こうとする物語、「おいしくいただきます!」は、せっかく大学デビューした津田は太っていた過去を知られたく無くて…知られて恥ずか死ぬ⁈ といったコメディタッチのラブストーリー。
全編通して「本気にならせてみたい‼︎」っていう、甘々な想いをテーマにした、可愛い♡ って萌え転がりたくなる短編集です♬

3

ん~!あっさり!

【本気にならせてみたいんじゃ】
ノンケ:桧垣祐星×ゲイ:真中卓斗の大学生ものです。
過去の恋愛がトラウマで桧垣からの告白をずーっと断っていたけど、桧垣の根気勝ちな感じでお付き合いする話でした。
長編というわけではなかったので、結構駆け足な感じで展開も早かったし、わりとあっさりしている感じだったのでレビューがしにくいのですが、真中が可愛かったですね。
できれば、描きおろしが読みたかったですし、お兄ちゃんの話も読んでみたいなと思いました。
お兄ちゃんたちの話も描きたいとあったので楽しみにしております。

【愛しいひとりよがり】
米屋:大地×リーマン:ショウの幼なじみものです。
出会って20年、付き合って6年、遠距離恋愛になって2年のCPのショウ寄りの話でした。2ヶ月ぶりに会った大地に別れを切り出しますが、突然のことで納得できずに怒った大地がショウに別れたくないと言い、無理やり押し倒しちゃいます。このとき少し拘束されています。

別れを切り出した理由は大地の親に孫の顔を見せられないという理由で別れを切り出すものの、やっぱり別れられないということで仲直りをするのですが、正直短編集に濡れ場は必要ないという持論があるので、ちょっと残念でした。恐らく半分以上濡れ場シーンだったかと・・・

「おいしくいただきます。」
鴻上×津田の大学生ものです。
いつもご飯を食べない津田に鴻上がお弁当を作ってあげているところから始まります。周りには言っていないけど、太りやすいからということであまり食べないようにしているとのこと。
初めは断っていたけど、お弁当は栄養もあり低カロリーでおいしいというありがたいお弁当で、作ってもらうことに・・・。
しばらくお弁当を作ってもらっていて、今度は作りたてを食べないか?といわれ鴻上の家に行くことに。
そしたら、実は中学が同じで、津田が中学生のときにぽっちゃり系だったという。。。津田は鴻上のことを知っていたけど、鴻上が知らないと思っていたけど実は覚えていたという罠。
で、なんじゃーかんじゃーと濡れ場に突入してました。まぁ短編だからしょうがないとは思いますが・・・。個人的に津田の男前受けは好きでした。

【愛していても】
先輩:恭吾×後輩:伊織です。
高校のときの先輩・後輩で卒業後に付き合うことになったのですが、それから2年キス止まりでその先は全然進んでいないというBLではわりと珍しいCPと思いました。
伊織はずっと恭吾の部屋に行きたいというけど、断られ、悶々としていましたが、自分の20歳の誕生日にホテルの部屋を予約しているといい、恭吾を誘います。
そして案の定、もっと早く手を出しておけばよかったと後悔している恭吾というね。

今回はほとんど短編の上、あっさりめの作品だったので、めちゃくちゃレビューしにくかったです。

1

ハッピーエンド・ボックス

一言、安定!
ベテラン作家様の千葉リョウコ先生の作品ですから、安心して読めます。

「本気にならせてみたいんじゃ」「本気になったらどうなるん?」
ノンケのはずなのに真中に告白しまくる方言男子、桧垣。
拒否、拒否、拒否しますが実はゲイの真中。以前ノンケ男との恋で散々な目にあっていて、素直に桧垣の愛情を受け止められません。本当は好きなのに…
方言男子のイメージって、嘘を言わない、直球。本作の桧垣も何度かわされてもずっと「好き好き」言い続けて、トラウマで苦しんでる真中を大きく包み込みます。
一言。Hは二人とも全裸ですよ〜。全裸Hイイ!

「愛しいひとりよがり」
遠距離恋愛の二人。受けの方が、いつまでもこんな関係続けられないと別れようとするけど、やっぱり別れられない…というお話。
かなりの短編なので、読者的には「二人で泣きながらヤッてるだけ」のように読めてしまうのが少し残念。

「おいしくいただきます!」
中学の時おデブで、やっと痩せて大学デビュー。だが、中学の同級生が現れて…
一言で言うと「餌付け」展開です。
攻めの鴻上は割と無表情で何を考えてるのかよくわからないのですが、たまに見せるかすかな微笑みが受けの心にドキ〜ン!
短編のせいだからでしょうか、告白即Hですよ。でもまあ、いいCPだと思いました。

「愛していても」
受けの事を「天使だ!」と大事にし過ぎて、2年も清い交際の攻め。清純派の受けが焦れて何度も何度も誘うのですが、攻めは『まだ汚したくないんだ』。
うーん。気持ちはわかりますが。
結局、受けが嘘をついてまでの捨て身のお誘い。ああいじらしい!ラブラブな二人です。

4

1冊優しいストーリー

千葉先生は、絵が綺麗でお話も安定していて非常に読みやすいです。
表題の『本気にならせてみたいんじゃ』は、大学生二人のお話で、過去にトラウマを持つ真中くんが、桧垣くんの男気ある優しさ、真っ直ぐな気持ちに次第に心を開いていくお話です。
心を開いてからの真中くんが非常にかわいらしかったです
(*^^*)そして桧垣くんの方言がいい☆
前、後編、描きおろしでしたが、二人のもう少しを読んでみたかった…!!

5

やおい(やわらかい)可愛らしさ

めげない(辛抱強い)攻めと健気タイプの受け集合~!!

表題作をふくめて4作収録の短編集。
異なる出版社に掲載されていた作品とのことですが、私には出版社別カラーの違いはよくわからず(スミマセン)、どの作品も千葉リョウコさんらしい、ほのぼのラブを楽しめました。
全作、脱衣でシていて攻めさんたちのオシリも堪能しました!

【本気にならせてみたいんじゃ】
【本気になったらどうなるん?】
大学生の真中は入学以来、同級生の桧垣に口説かれているけれど、過去のトラウマから臆病になっていて…という王道のお話。

桧垣を憎からず想っているのにうまく口に出せない真中と一生懸命すぎる桧垣に途中、ちょっとしたスレ違いがあるものの素直になったツンデレパワー恐るべしで心繋げて体繋げて、あまあまなカップルの出来上がりです。
前カレに言われた言葉が傷になり服を脱ぐのを恥ずかしがる真中、可愛い~。

テンポよくて読みやすい作品です。
王道ゆえのインパクトの弱さを[愛媛弁]が盛り上げます。
もともと積極的な桧垣ですが、方言が飾らない性格をグイッと前面に出していて好きだ~。

描き下ろしでは桧垣が真中を見初めたエピソードが描かれています。
前カレの言動にうちひしがれている真中の姿をたびたび見かけていたなら入学式から口説きにかかるよな~と納得。

桧垣の背や首にガッチリ自分の腕をまわしている真中はさみしがりで、そんな彼には桧垣みたいな押せ押せ!!な人がお似合いで良かった~!!
真中のおにいさんと彼氏のノブさんの話も読みたい~!!

【愛しいひとりよがり】
THEワンコ攻め!
ショウは別れ話をしに2ヶ月ぶりに幼馴染みの恋人:大地に逢いに帰省します。
が、納得いかない大地は泣きながらショウを犯します。

ショウは大地のことを好きなのに跡取りの将来を思ってグッと飲み込み別れを切り出したものの結局、 大地の必死さに負けてしまいます。
涙ボロボロのケンカ→仲直りHエッチも幼馴染みの関係の延長戦みたいに可愛く見えました。

【おいしくいただきます!】
中学時代に肥満だった大学生:津田は食事の量を少なくして体型に気を使いますが、クラスメートの鴻上に弁当を差し入れられ、お昼を共にすることに。

実はふたりは中学の同級生で無口でクールな印象だった鴻上が微笑む姿に津田はときめいて…という再会もの。
ダイエットを頑張って痩せる津田は負けず嫌い、カロリー計算をしてヘルシー弁当をこしらえるマメな鴻上。
ふたりの初エッチが性格が出ていて面白かったです。
美味しそうに食べる津田が美味しく食べられていました。

【愛していても】
恭吾と伊織はつきあって2年になるのにキスどまり。
恭吾は伊織を大事にしたくて手を出さないんですが、伊織はそんな状況を不安に思っていて…。
からまれていた伊織を助けた出逢いから保護者みたいに伊織を守ろうとしている恭吾の真剣さが微妙にズレてて可愛い。
そして嘘をついてまで恭吾を誘う伊織のいじらしさが魅力的です。

‐‐‐‐‐‐

話としては定番ものばかりですが、人のために懸命になれるやさしさがじんわりくる1冊です。

2

穏やかな気持ちで読み終えられます

作者買いしている作家さんのお一人です。

このコミックスには、4作品収められています。
表題作は、ノンケ攻め、トラウマゲイ受け、で、更には方言攻めとなっています。
受け様が酷い男の人と付き合った過去があって、それがトラウマとなっているだけに、本当に良い相手と巡り合えて良かったね・・・と、ほっと一安心な感じでした。まだまだ不安感が取れない受け様に、「ずっと一緒におろうや」と、当たり前のように屈託のない顔で、でも確信を持って言う攻め様、清々しくって良いです。
そして、元彼は本当にゲスです(回想シーンでしかあらわれません)。
でも、受け様のお兄さん(同じくゲイ)と彼氏さんが、受け様の代わりにゲス男をブッ飛ばしてくれたそうで・・・
何気に、受け様のお兄さんカップルもなかなかに気になるキャラだったりします。作者様もこのカップルの話をいつか描いてみたい・・・とあとがきで書かれているので、その日を楽しみに待ちつつ・・・

他の収録作品も、色々考えすぎたり、グルグルしてしまう受け様を、大好き~!!!な気持ちから一途に構いつつ愛する攻め様・・・な構図のお話が楽しめます。
どのお話も攻め様が良い人で、読後感の良い作品ばかりでした。

1

優しい攻め様ばかりで安心

こちらの方言好きかも!「つらかったのうー」からの「じゃけんの、ほら、脱いでみ」の流れが方言に騙されてる感じで良かったぁ。慎重派のまなちゃんも方言のほっこり感に相当やられてると思います。

最後に収録されていた「愛していても」も面白かったですね。大切すぎて汚したくないとか、2年も待てる恭吾がスゴい!人目も憚らず可愛い可愛いと言われ、抱き締められ、小鳥のキッスで10時に送り届けてくれるなんて、いつの時代の男なんでしょうか。紳士的過ぎるっ!でも、それが伊織には不安だったなんて。わざと襲ってこさせようとして、「とっくに経験済みだし」と嘘をつく伊織が可愛かったですね。

どのお話も甘くて、攻めがちゃんと受けのことを大切にしているってとこ、両想いになってから体の関係になっているところが読んでいて幸せでした。

3

しかめっ面のツンデレくんは、あっちではかわいいです❤︎

千葉先生のこういう受大好きです。

方言一途な桧垣×実はゲイな真中

ずーっと頭から、攻めの桧垣が迫ってるのですが、真中はちょっと待て!のお預け状態だったので、、、
そうだよね〜。急に男に迫られてもね〜。
と思っていたら、、、
まさかの、真中がゲイで昔ノン気の男にズタボロにされたという可哀想な過去が…
だから、ノンケの桧垣が信じれなくて拒んでいたのですが…
でも、桧垣はストーカーのように真中を守って?追いかけて、絡んできます。


そして、、、
エロになるとベテラン真中さんは力を発揮されてました❤︎
受が嫌がってたのに、最後は凄いってめっちゃ大好きな展開なので、ベットで転がりながら読みました❤︎

お兄ちゃんが登場しているのですが、バーで女装してて、かっこいい彼氏と一緒に働いてる仲良しカップル❤︎
普段は美人で、こちらのお話も期待してしまいます❤︎

残りのページは千葉先生が海王社さん以外で描かれた作品が3作品ありました。
どれも、ニヤニヤと読めました❤︎

2

「方言攻め」の威力を見よ!!

タイトル通り、攻めはなまり言葉(方言)を使うのですが、
これが愛媛だそうです。
「大阪っぽいし、九州っぽいし、でも広島っぽくはないな…」とか
頭のなかで、攻めの方言がどの地方のものか
いろいろ考えてしまいました。
方言って、いろいろ凄い!>< と、思った1冊です。

■本気にならせてみたいんじゃ

《CP》
恋に一直線の愛媛弁の大学生 × 過去に恋のトラウマがある大学生

受けに何回振られようとも、めげない攻め。
98回も振られているのに、まだまだ諦める気配はありません。
「男同士だから」という理由で、フラれ続けているのだと
思っていた攻めは、受けがゲイだということを知り、
何故自分はダメなのかと、受けに向けて暴走してしまい……?
----------
方言って「抑揚」も含めて方言だと思うのですが、
今回の作品は、その抑揚も頭に思い描けるほど、可愛く表現されています。
ただでさえ、ワンコ攻めで可愛いのに、
方言を使うことで、更に可愛さアップです♪
うおお、かわええええ!
ぎゅーしたいぐらいです。

意地っ張りの受けも最初から実は攻めに陥落してました。
と、いうことは両片想い~~。
ラストは大団円。
千葉さんは、ちゃんと最後はエロシーンに
持って行って、描いてくれるから好き★

■愛しいひとりよがり
かなり古い作品だそうです。
殆ど手直ししたそうです。大変だろうなぁ…。
攻めの将来を憂いて、別れを決めようとする受け。
健気で一途で、攻めは愛されているよ…。
幸せ者だね。

■おいしくいただきます!
太りやすい大学生の受け。
なんとか痩せた体型を維持しようとちょっとしか食事をとりません。
それを見かねた攻めが、受けのために
毎日お弁当を作ってくるというほんわかな話。
これは、胃袋をつかまされた受けの負けですね。

■愛していても
付き合っている受けと攻め。
しかし、攻めは結婚するまで(?)、
受けに手を出さないと決めていました。
それに受けはやきもきして、なんとか攻めと
エッチをしたいと、あの手この手で攻略しようとしますが…。
受けの照れながらも、攻めとひとつになりたいという
想いが伝わってきて、カワイイです。
最後は結局、受けに手を出してしまう攻め。
2年間も我慢をして受けに手を出さなかったのですが、
それを後悔するという、笑えるラストでした。

◆◆◆

いやぁ、私も転勤族(すごく転校しまくった!)だったので、
色々な地方の方言が話せるのですが、愛媛地方は話せません…。
でも、関西と九州がちょっと入り混じった感じです。(九州寄り、多分)

方言がこれほどの可愛い威力があるのならば、
もっとBLにも方言男子が増えて欲しいなぁと感じました。
でも、作家さんが方言が話せないと難しいなかな……?
調べても、なんとかなるって問題でもなさそうだしですね…。

ううむ、こんなに魅力的なのに…><
方言BL、増えろ~~!!

3

「待て」ができる方言ワンコ攻め♪

本の半分弱が表題作で、
他には他社で描いていたという短編が3つ載っていました。
どの作品も微笑ましくて、
短いゆえの物足りなさも少しはありますが、十分楽しめました♪


■表題作「本気にならせてみたいんじゃ」2話+描き下ろし
方言ワンコ(表紙右) × 心に傷を持つゲイ(表紙左) のお話。

「俺とつきおうてくれんかのう」
そんな 攻め → 受け への98回目の告白からお話はスタート☆
大学の入学式で運命的な出会いをしてから、
ずっ~と受けに告白し続けては振られている、ザ・ワンコな攻め。
このワンコっぷりが、まっすぐでとても可愛い♪
しかも、攻めは偉いことに、
ベッドで受けを押し倒しても「待て」と言われると、
ちゃんとそこでストップしてそれ以上はしない(BLでは珍しい?w)。

そんな攻めの誠実さを信じて、受けは向き合おうとするのだけれど、
思わず「待って」と言ってしまって、その言葉に攻めは……

作者の地元という愛媛の方言がとてもよくて、
(~~じゃ、~~じゃった、~~のう とか♪)
その方言を話す攻めと標準語の受けの対比も、それゆえの誤解も、
お話の中でとても効いていて、よかったな。
攻めが当たり前のように、
「ずっと一緒におろうや」と言うシーンはすごくキュンときたし、
脇役の受けの兄CPもいいキャラで存在感があって、
ぜひぜひスピンオフを描いてほしいなぁ~~と思いました。

■「愛しいひとりよがり」1話
出会って20年、付き合って6年、遠距離になって2年のCPのお話。
なかなか帰省できず、二ヶ月ぶりに攻めのところに来た受けは、
「お前のこと、捨てに来た」と言うのだけれど……
攻めも受けも泣きながらのエッチは、切なくも微笑ましい。

■「おいしくいただきます!」1話
寡黙黒髪イケメン × 大学デビューした元ぽっちゃり
もう太りたくなくて、受けが大学であまり食べないでいると、
自称:健康マニアと言う攻めが、
低カロリー弁当を作ってくれるようになって…そのワケは……
こ、こんな恋人がいたらいいなぁ…! タブン ワタシダケジャナイハズw

■「愛していても」1話
元高校の先輩 × 後輩で、付き合って2年ちょっとのCPのお話。
攻めは「俺の天使!!」と受けのことを溺愛しているけれど、
大事にしすぎてエッチはおろか、ディープキスさえまだ。
控えめな性格の受けが、
頬を染めて頑張ってエッチにもっていこうとする様子に、キュン。


どのお話にもちゃんとエッチシーンありですが、
ねじ込んでる感がなくて、さすがはベテラン作家さん!と思いました。
(通算19冊目の本だそうです)
サクッと読むのにちょうどよい、楽しく萌えれる1冊でした☆☆

6

王道

まずは表題作『本気にならせてみたいんじゃ』

「じゃけん」って広島辺りの方言かと思ったら、愛媛なんですね。

同じ大学に通う真中に告白しては、フラれること98回の桧垣。
ところが過去に辛い恋愛を経験した真中は、なかなか一歩を踏み出せない。
ある時、バイト帰りに客の男から誘われた真中。断っても強引に誘われて困っているところを、桧垣に助けられる。
その後、桧垣はとうとう真中を押し倒してしまうが…。
マナちゃんの元彼が酷すぎますね。何に惹かれてあんなのとつきあってたんだろう。
特別意外性のある結末ではなかったですが、桧垣の想いが報われてよかったよかった。お兄さん達のことも少し気になりました。

『愛しいひとりよがり』
短いストーリーですが、今回の作品の中では一番好みでした。米穀店を営む恋人に別れを告げようとするリーマンの話です。泣きながら抱き合うシーンに、私ももらい泣きしました。

あとの二作品は、大学デビューを果たした元ポッチャリくんの話と、2年以上付き合ってるのに大事にするあまりなかなか進めないカップルの話です。どれも安心して読める可愛らしい話でした。

5

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