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mata shita
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
吉見(受け)は、忘れ物を取りに戻った教室で、自分の席に座り自慰をする尾形(攻め)と遭遇してしまう。クラスでも派手なグループのイケメンがなぜ地味な自分の席で、と混乱したが、偶然勃っちゃったのを偶然自分の席で処理しただけだと思おうとする。どうしても意識してしまうが、頑張って挨拶していると、尾形はすごくいい笑顔で笑ってくれて…。
王子様タイプの派手なイケメン攻めと、地味で目立たない受けの、ほのぼの微笑ましい恋愛です。
ゲイであることに悩んでいて、実際は超ネガティブなのに、目立つ友達ばかりが寄ってくるので派手なグループに所属している攻め。自分でも、何でこんなグループにいるんだろう、と思いながら日々を過ごしています。
去年から同じクラスの受けは、クジで当たってしまった委員長を真面目にこなしていたり、何事にも一生懸命で、攻めはそんな地味なクラスメートを目で追っているうちに好きになってしまいます。で、好きな子の席に座ってついオナニーしていたら、当の本人に見られちゃった。どうしよう!
…パニクるも、外見はクールイケメンだし、あまり焦っているようには見えないのがおかしい。本人はすごく焦って、それからずっと長い間それを黒歴史だと思っていたりしてるんですが。
受けも、イケメンクラスメートの自慰シーンなんて目撃してしまって、こちらもパニクってます。でも普通に接しようと努める優しい子です。気まずい思いをさせてはいけない、と毎日「またあした!」って声をかけてます。
何とまあ可愛らしい恋愛。微笑ましいし、青春の悩みやキラキラした感情やなんかが眩しい。ゲイであることに悩み、好きな子と付き合ったりエッチしたりできるなんて思ってもいなかった攻めが、受けとイチャつけてすごく幸せを感じているのが、見ていてとてもじんわりします。お部屋デートでもぴったりくっついてちゅっちゅちゅっちゅしてるのが、悶絶するくらい可愛かった。
表題作以外に短編が1本入っていました。
こちらは派手なハーフイケメン受けが、美大予備校の講師攻めに「モデルになってください」と頼まれるところから恋人になる話。
ハーフの超絶美人が、地味な講師にベタ惚れ、というのがすごく可愛い。攻めはマイペースで、ちゃんと受けのことが好きなんだけど、受けはあんまり自分に手を出してくれないし、欲求不満で悶々です。でも好きすぎて「エッチしたい」なんて口には出せない。
こちらも微笑ましい話でした。
日野ガラスさんの作品は全て読んでいますが、その中で一番好きなのがこちらの一冊です。
もし日野さん作品どれから読めばいい?と聞かれたら、私ならまずコレを勧めます。日野さんらしい丁寧なモノローグ・心情やセンシティブさに溢れているし、高校生ものならではの可愛らしさもある。
「また、あした」という高校生もののシリーズが5話分&描き下ろし、それから別のお話(前編&後編)の計二作品が収録されているのですが、どっちも好きです。
【また、あした】
攻めの尾形は学校一のモテメンなので皆の前では明るくリア充っぽく振舞っているけど、実はゲイで絶望感に囚われている子。
そんな尾形はクラスメイトの地味で目立たない吉見に想いを寄せていたのだけど、思い余ってこっそり吉見の席でオナニーをしていたところを本人に目撃されてしまいます。
死にたい気分いっぱいだったけど帰り際に吉見が必死で言ってくれた「また、あした」と言う言葉に救われる尾形…。
「また、あした」という挨拶がとてもいいなぁと思います。
クラスメイトだけど属する階層があまりに異なる為に、会話どころかろくに挨拶すらしたことがなかった二人が、朝夕の挨拶を交わすことで細い糸で繋がり始めるんです。
片方は恋心で、片方は恋心かどうかわからないけれど繋がった糸が切れないよう、途中切れてしまいそうになりながらも勇気を振り絞って何とか必死に紡ごう、繋げようとしている姿がとてもいいんです。
キラキラリア充で遠い存在だと思っていた尾形が、実は自分と同じようなネガティブだと知って親近感を抱くようになる吉見。
この吉見がこれまたとーってもいい子なんです。
尾形の好意を知ってパニクったりするけど、どんな決死の思いでそれを伝えてくれたのかとか常に相手の事を考えられるような超絶いい子。
尾形は自分の性癖に絶望感を抱いていて、こんな自分が好きな人と手を繋いだり、楽しいひとときを過ごしたり、キスしたり、その先なんて一生縁がないかもしれないとまで追い詰めているので読んでいて可哀想になるくらいなのだけど、その行き場のない気持ちをいつもいつも吉見が救ってくれるんです。
決して器用な人間ではない吉見が一生懸命考えた言葉によって、張り詰めている尾形の気持ちがフッと軽くなる様子を読んでるといい二人だなぁと心から応援したくなります。
恋に不慣れな初々しい二人が真っ赤になりながらも必死になってる姿が可愛いし、目の前にある糸を頼りにそれを恋に発展させていく様子が愛おしいし…とにかくオススメ!
描き下ろしではめでたくくっついた二人の様子がこれまた可愛らしくて、攻めがベーッたりしてる様子とか微笑ましいし、攻めが押し倒したときの顔がカッコよくて萌えます。なのに二人とも顔真っ赤とか可愛すぎる。
【sketch book】
ハーフで目立つ容貌の受けに、画家志望の攻めが絵のモデルをやってくれないかと頼んだことから始まり、やがて恋人同士になった二人のお話です。
受けがあられもない姿でポーズを取ってもちっとも欲情せずキラキラした目で絵を描き続ける攻めと、身体の疼く熱を抱えて一人悶々とする受け。
求めれば応えてはくれるけど、それだけじゃ物足りない…淡白すぎる…とモヤモヤ過ごしているときに、酔っ払って帰ってきた攻めがいつもとは違う積極的な様子を見せてくれて思わずドキドキする受けがめちゃくちゃ可愛い。
ここのやり取りがコミカルで、かわいらしくて、微笑ましくて本当に好き。
日野さんってデフォルメの使い方がとっても効果的で上手だと思う作家さんなのですが、ここのやり取りでもデフォルメのちびキャラが効果的に使われて、思わずクスっとしてしまいます。
大変好みな可愛いいお話でした。
高校生で同じクラスの尾形×吉見のお話
クラスメイトに名前も覚えられてないくらい地味な吉見(かわいいし、とても地味とは思えませんがそういう設定になってます)が教室に忘れ物を取りに行った際、学校一のイケメンで同じクラスの尾形が吉見の席で自慰をしているのを目撃してしまう場面から話は始まります
非常に萌えさせて頂きました(o^^o)
初めの出だしは正直驚きましたが、、、
当て馬などもいませんし、安心してよめます。
きにもしなかったけど、また、あした。改めて良い言葉だな
繊細な心のやりとりやら、お互いを想いやる気持ちが一生懸命でかわいいんですよ。これまた、吉見が凄ーーくいい子なんです。尾形もいい子だし。ほんと、良い子を好きになったね、両方とも男見る目あるな。ずっと笑顔で幸せでいてほしい。と心から思う。
あっさりよめますが、だからといってつまらなさは全くないし、なんだかすごくほっこりしましたよ。2人の天然ぽい優しい雰囲気も大すきでした。
付き合ってからもお互い苗字で呼んでるとこがまたかわいい。
とにかく攻めも、受けも同じくらい可愛かった。
表紙の雰囲気を裏切らない、内容の2人でした♡
もう一つ表題作と関係ない短編がありますが、一冊丸々2人の話がみたかったくらい、この2人をもう少しみていたかったな。
後、クラスメイト達、初めからクラスメイトの名前くらい覚えてあげて(^^;
めっちゃ好きです!めっちゃ萌えました!
男子高校生のウブさが素直に描かれてて、とても微笑ましいですね。笑
すれ違いがすれ違わずに済んだのは、2人が一生懸命、想いを伝えようとした結果だと思いました。
うん、青春には素直が1番!
特に吉見くんは自分のことを陰キャだと言っていますが、とても真面目で優しい思いやりのある人ですね。
だから尾形くんも自分を見せられたのかなと、思ったりします。
あれだけ悩んでいた性癖を、友達でも幸せだと言えていたところから、それは本当の幸せではないと気づけたのは、やっぱり吉見くんが尾形くんの諸々のやらかしを見ても引かなかった(繋がりを持とうとしてくれた)のが大きかったのかなと思います。
何があっても挨拶だけは〜っていう2人の気持ちが青春そのもので、本当に微笑ましいカップルでした!
同時収録も悪くはないのですが、表題作が良すぎてちょっと霞んでしまった感じが…もったいなかったです…。
でもこちらもこちらで良い2人でした。
作家買いです。綺麗な絵と青少年たちの葛藤、心情が丁寧に描かれていて特に大好きな作家さんです。
ショコラコミックスでは初ですが、日野ガラス先生の良さがちゃんと出ている作品だと思います。
表題作「また、あした」は学年一のイケメンでゲイ(隠してる)と平凡な男子のお話。繊細な高校生たちが小さなことで傷つきながら、でも諦めきれなくて密かに期待しちゃっていっぱいいっぱいになっちゃって溢れちゃう…というよくあるお話といえばそうなんですが、日野先生はとても丁寧に描かれるので読後ありきたりな話だったという印象はなく、よかった…!と思わせてくれます。
唯一引っかかったところは、自分の席で自慰してるのを見たからと言ってすぐ自分のこと好きなんだ…!?となるかな…?というところ。でもなんで自慰してたんだろうって考えたら他に理由も思いつかないしまぁそうなるかー…とも思います。自分でもなぜ引っかかったのかよくわからない(笑)
もう1作短めのお話「Sketch Book」が収録されていて、そちらは画家の卵?(美大予備校の講師)と絵のモデルを引き受けているハーフのイケメンでゲイのお話。モデルを頼まれた2人の出会いから1年後まですっ飛んで、そこから話がはじまります。そしていつの間にか画家にすっかりはまってしまったイケメンくんはヌードモデルも引き受けているので誘惑するんですが、なかなか襲ってこない…!頑張れ、イケメンくん!
酔って帰ってきた画家さんはちょっと強引にキスしたりしていて、かっこいい!とドキドキしたんですが安定の…。(笑)
画家さんが何を考えてるのかわかりづらいのですが、絵描いてるときすごく目がキラキラしてるよねと言われ、「一番好きな人のことを描いてるんだから」とさらっと言うのが…!もう!!
普段言わないくせに!態度にも出ないくせに!と思いながらキュンとしました。
かわいいお話がたくさん詰まった、幸せになれるコミックでした。ありがとうございました!
日野さんの作品は『花園の記憶』以来、久しぶりに読みました。
表題作は、高校生同士の不器用な恋模様を描いた物語です。
忘れ物を取りに教室に戻った吉見が見たのは、モテ男尾形のまさかの行為。
気まずいし恥ずかしいけれど、なんとか話しかけたい尾形は少し辛そうな表情で吉見に「バイバイ」と告げ、急ぎ足で帰ろうとする。
吉見はその背中に「また、あした」と声をかけた。この、一見なんでもないようなシーンが、タイトルになっています。
派手な見た目とは裏腹にネガティヴで、ちょっとしたことで赤面したり青ざめたりする尾形の心理描写が絶妙です。
短編の『sketch book』は、美大予備校講師の章人と、章人の絵のモデルをしている慧のややアダルトなストーリー。うーん…、私は表題作の方が好みだったので、こちらは中立寄りの“萌”です。慧がビッ◯だった過去を匂わせるのに抵抗があったのと、二人が恋愛に発展したキッカケがよく分らなかったのが残念です。
日野ガラス先生は作家買いしている作家さんのひとり。
お名前の通りまるでガラスのような繊細なイラストとストーリーを描く大好きな作家さんです。
お話の幅がとっても広い方ですが、今回の表題作は比較的王道な高校生二人のピュアなお話。
読んでいるこっちが恥ずかしくなるくらい可愛いふたりです。
可愛い中にも日野先生作品の醍醐味?であるすれ違いによる切なさの表現もしっかり描かれており、やはり王道でも読ませるな~と思いました。
イケメン×地味な子のお話がうますぎますね!
表題作、二人とも可愛いです!!
連載時から大好きだったお話なのですが、書き下ろしが見たくてコミックも電子書籍で購入しちゃいました。
同じクラスではあるけれど、全く接点のなかった二人がある事をきっかけに親しくなっていきます。
尾形はモテモテのイケメンで派手なグループに所属しています。 しかし内心はゲイである事に悩み、派手な見た目とのギャップに悩んでいる繊細なおとこです。 対して吉見は地味グループでパッとしない設定ではありますが、十分にイケメンだと思います。 尾形程のキラキラはないけれど、キレイなお顔立ちの男の子で優しいしもてないのが不思議な位でした。
二人が仲良くなるきっかけ(教室で自慰)には驚きですが、二人が親密になっていく様子はとても丁寧に描かれています。
尾形の悩みは本当に思春期らしいというか等身大の悩みですが、吉見が高校生とは思えないくらい人間ができています。 尾形には今まで辛かった分幸せになってほしいです!
思いが通じあってからのエッチもドキドキしちゃいました!!
強引なのが好きかと思ったと押し倒すシーンの尾形のイケメンぶりに吉見同様、ドキドキしました!
書き下ろしでは尾形のグイグイ感がアップしていて、よかった! 二人ともまだ初々しくて、真っ赤になっているのが可愛かったです。
sketch book
今までそれなりに遊んできたであろう、慧くんが地味な恋人にベタ惚れで振り回されている様子が可愛かったです。
ただ、章人さんの気持ちがわかりにくかったです。
ちゃんと慧くんを大事にしているのは伝わってはきたのですが、もっと余裕のない所が見てみたかったです(*^^*)
「また、あした」って、いい言葉ですね。このお話を読んで再認識しました。
接点もないし、タイプが違うと思っていたイケメンが自分を好きなんじゃないか?そんなことあり得ないと否定しながらも、彼の笑顔や言葉にドキドキして、ついつい意識していく様子が丁寧に書かれていて良かったですね。恋愛に発展していく途中のもしかして、もしかして?って言う段階が凄く好き。自分の気持ちはまだはっきりしないけど、悲しい顔させたくない、笑顔がみたい、言葉で繋がっていたいと「また、あした」を言う吉見が凄く優しくて好き。
尾形のこれまでの苦悩をちゃんと考えてあげられたり、ホモの話題になっているのに気づいて話題を変えるために声をかけて話をそらしたり、よく周りを見ていて気のきく子っていいですよね。吉見くん、ほんと尾形じゃなくても惚れちゃいますね。
1つだけ、このお話で好感を持てなかったのは尾形の最初のソロプレイ。いやいや、ここ学校だし、授業中だし、好きな子の席だし、もうちょっと我慢しようね。
高校生のピュアな恋愛物と絵描きとモデルの恋愛物ですね。
『また、あした』
地味でクラスメイトに名前すら覚えられてない吉見。自分の席で自慰をしている尾形を見てしまう!
でも尾形は動じることなく挨拶してきて。
吉見がいい子ですね。気味悪がったり言いふらしたりせず、挨拶を交わしてどんどん尾形の事を意識していく。
尾形はゲイでずっと一人で悩んできて、誰も好きにならないように自制してきて。でも吉見を好きになってしまったら吉見はとってもいい子で友達のように付き合ってくれて。でもそれが辛くて。
吉見も尾形にドキドキして挨拶をとても大切に思って実はネガティブで趣味が合う尾形を好きになって。
尾形の恋人ができたらしたかったことを少しずつ実行していく二人。いいですね!
『Sketch Book』
予備校講師の絵描きの絵のモデルを引き受けたら、絵を描く攻めに惹かれ恋人に。
でも裸のモデルをしても攻めは手を出してこない。セックスレスでモヤモヤする受け。
でも攻めのスケッチブックには自分の絵ばかりだし、自分を描く時は攻めはキラキラしてとても嬉しそう。
攻めも受けが大好きということで。
それぞれのエッチのペースがあるのかなということなのかな?
絵がキレイで読みやすい本でした。