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右还是左
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
40の大人同士ってがいいなぁ!好きな話!あっけらかんとしてて!長年の友人同士だった関係が変化していく中に少し甘さもあって。リバップルなのか…?!と思ったらいい大人がじゃんけんしてるのも笑っちゃったけどそんなもんだよねw 2人とも会社ではけっこうビシッとしてて、家とのギャップがいいー!
橋本あおい先生の『ふたりの熱量』に同時収録されている『右か左か』の続編のようです。
20年来の親友関係から恋人になったお話なのですが、『右か左か』を読んでいなくても楽しめます。
商品開発部長の北條 高宗さんとレストラン事業部部長の南海 吉彰さんのお話。
同じ高校のバレー部で、偶然大学も一緒だったことから仲良くなった2人。
そして就職先も同じです。
ここまで一緒だと、もう付き合うしかないでしょう(笑)
この作品では、すでにお付き合いがスタートしています。
北條さんと南海さんは、同棲することを検討しているようですが、周りに「この関係」を説明することで悩み中です。
最初に登場する古澤さん(女性)は、北條さんと結婚間近だったそうです。
でも、2人はわかれてしまい、その古澤さんが2人に付き合いを焚き付けたそうです。
もはや、お互いに感じる居心地の良さは「20年来の親友だから」だけではないでしょう。
この2人には「どっちがどっちに突っ込むか問題」があります。
ノンケCPが乗り越えなくてはいけない壁なのですね(汗)
この時点では、じゃんけんで負けた南海さんが、ア〇〇に指を入れられる…までです。
この作品には、個人的に嬉しいエピソードがあります。
それは『スーツを脱いだら』の深田くんと藤井くんが登場したのです!
南海さんの後輩の結婚相手の同僚が深田さんで、結婚式の二次会で名刺交換したのが縁になり、南海さんのプロジェクトに深田さんの会社が参加することになったのです。
プロジェクトの打ち合わせの後に、深田さんを飲みに誘う南海さん。
「彼もどうですか?二次会の時に深田さんを迎えに来てた」
そうです。お迎えに来ていたのは藤井さんです!
そして、後日4人で飲むことになりました。
もう深田さんと藤井くんは交際3年目らしいです。安定していますね。
仲良しの2人が見られて嬉しかったな~。
最後は「どっちがどっちに突っ込むか問題」も決着が付きます。
他にも、同棲や会社での立場、親への紹介の問題もあり、シリアスになりがちなエピソードがありますが、この2人の性格で明るく前向き描かれています。
「隣にいるのがこいつで良かった」
親友としての付き合いも長く、すでに大人CPなので、キュンキュンしたピュアさはありませんが、ほのぼのした安心感があります。
ただ、2人のキャラなのか、Hシーンに色気はありませんが(笑)
家族以外に人生の半分以上を一緒に生きているなんて、ほとんど「奇跡」です。
この2人なら、どんなことがあっても手を取り合って乗り越えていけるだろうとな思えます。
橋本先生が描くキャラが魅力的なので、大人CPが好みでない方にもぜひ読んでいただきた作品です。
『ふたりの熱量』に登場していた2人のお話だということですが、そちらが未読でも特に理解しにくい部分はなく、十分楽しめました。同級生で同じ会社の同僚ということはライバル関係なのかな、と安易に考えてしまったけれど、恋人としての穏やかな関係は既にすっかり出来上がっていて、仕事で何かを競い合うシーンはなかったですね。むしろ、夜の関係について上下を争っているシーンの印象が強く、常に強気なのに一向に上ポジションを取れない南海が可愛かったです。
ただ、北條のどんと構えた性格、南海のことは大概知り尽くしているという態度はとても好みだったのですが、一方の南海の性格にあまりハマれなかったところが少し残念な点でした。彼が20代ならまだ分かるのだけど、仕事ができて部長という肩書きもある四十路の男にしては、落ち着きが足りないかなぁと。キャラとして多少誇張されているのだとしても、北條相手にほとんど叫んでいたような印象だったので、ちょっと疲れてしまいました。せっかく美味しい要素が詰まっているので、もう少し彼に渋さがあっても良かったかなぁと思います。
南海と北條のイケオジCP❤️
良いですよねー!すごく良い。
どちらも男として、ノンケとして生きてきたキャリアは同じ。なかなか上下が決まらないのはしかたないですよね。
ほんとに、キャリアも体格もモテ具合も近い。
そんな2人が、一緒に御飯作って食べて、お酒を飲んで。たまらん。
真面目に、家具とか壁になりたくなります。
南海の方が、絆されやすかった。北條は抜かりないと云うか、クールで飄々としている。
そのくせ、南海センサーが発動するとランチするお店まで探しだす。
こういうエピソードは、探しだされた側がぐっと心掴まれちゃうなぁと思いました。(もちろん好意がないと怖いだけ)
あれやこれや有りまして。
ちゃんと上下が決まって良かった~❤️
2人は、きっとパートナーとしてずっと過ごしていけるんだろうな~
読んでいて楽しくて、読後感よし。
『スーツを脱いだら』のCPが相談相手として登場するのは、楽しいお得感でした。
「ふたりの熱量」同時収録の「右か左か」の続編。
「スーツを脱いだら」の2人も少しだけ出てきます。
主にカムアウトと攻受の葛藤で一冊表題作。
20年来の親友から恋人になったイケ40代お2人が、恋愛しつつ初体験しつつ友情と居心地の良さを確かめ合ってて、綺麗にまとまっています。
北條(表紙左)がきちんと言葉にして思いを伝えるので、変にこじれず、さっぱり落ち着いた大人同士の恋愛に。まま強引ではあれ。照れたりぐるぐるしたりする南海(表紙右)も可愛い。
エロも書き文字としずる感で、気持ち良さそうな表現がまさに橋本先生!
描き下ろしはエロ5枚です。ここでも北條はさらっと南海を照れさせることを言って、きちんと照れる南海が可愛い。
北條の元恋人の古澤女史、南海と付き合ったら案外とうまくいったのでは、と思っちゃう笑
兄弟になるけど。…古澤さんと南海は姉弟か〜
以下、もやっとポイント&注意点
本編中ほぼメガネなのに、表紙の南海は何故メガネoff?
南海(受け)が北條に挿入を試みるシーンがあるので、リバ苦手な方はご注意を。
※電子書籍
おまけは社内エピソード漫画1枚
白抜きが勿体ないので紙オススメ
最近のイケてる40代って感じで。激しめの体育会系だったからか、きっちり胸板も厚くて引き締まった躰。割れた腹筋。そして甘いマスク。オマケに二人共に180cm越えという長身。
親友同士の気楽さで、食の好みも似ていて。一緒に居ることの心地良さに慣れ切っていて。
それでいて愛おしさもあって、その肉欲も満たしたいと言って、どちらが抱かれる方かと揉める。
楽しくリバップルは無くて。「南海はそっちの才能がある。」と北條は言い、萎えっぱなしの北條のせいで、めでたく攻め受け固定となる。
読み手側としては、いくら体格が同じと言っても、南海が『抱かれる方』でフツーに違和感は無い。
もうちょい攻防戦として見たかったかも。
部署が違うといっても、北條の元恋人(美人でいい女)がオトナの対応だったり。
北條の両親が大らかに二人の関係を受け入れたり。
そういうサクサクと葛藤無く展開するところは割とファンタジー。
「スーツを脱いだら」の二人がちょこっと顔を出し、男同士で付き合うということを見せたりしています。深田さんは周りを気にし過ぎていて恥ずかしそうですが、藤井は泰然としたもので。この時二人は付き合って3年経ってるそうなので。仲良さげで何より。そう言えばこのカップルに関しては、深田さんがドンと受け止める男前さを発揮して、攻め受けすんなりでしたね。
作中にも『40は初老』という言葉が出てくるけど、それはもはや昔の話。
人生長くなってるし、全然青年だと思うのね。長く友人として付き合って来た二人がその後の人生を共に生きようとする選択をしたのが、とても自然な感じがして素敵でした♡
橋本先生らしく、美味しそうな角煮とか、美味しそうな餃子が出てくるのもいい♬
料理男子、良いですよね。趣味の一つと言えども、丁寧に生活を送る大人だからこそのカップル感だと思います。
「ふたりの熱量」に収録されていた「右か左か」の続編。
購入後にそれを知って急いで「ふたりのー」も追加購入してから読みました。
前作で苦手だった目の下のシワがなくなって、読みやすくなっていました。
そもそもあらすじは読まずに表紙の印象だけで購入を決めることが多いので、得意ではないover40の恋愛だと表紙からは気付けなかったという自業自得ですが…。
こちらの作品も他の作品(「スーツを脱いだら」)のCPが出てきます。
そちらは未読なので、いまいちコラボのありがたみを享受できず…。読んでいた方が確実に楽しめると思います。
それにしても線一本でひとの印象ってこんなに変わるものなんですね。
目の下のシワのあるなしで、話に入り込めるスピードも変わるとは驚きです。
前作ではイケメンに見えなくて困惑した北條のオールバックも、アンチエイジングに成功してくれたおかげでカッコよく見えました。
同棲問題、上か下か問題、家族との問題など、さまざまな問題が起こりますが、その都度長年腹を割って付き合ってきた友人時代の礎の強固さを感じられました。
20年以上「恋人」として付き合ってきた2人だと全然違うんだろうなあと思えるような、竹を割ったようなスパッと感があります。2人の性格の違いも面白くて、あまり口に出さずに計画を立てて「いけるだろ」という感じで実行しようとする北條と、計画の前段階からあーだこーだと問題点に悩む南海の対比がツボでした。これだけ正反対だから友人としても長く付き合ってこられたんだろうなあ。
友人としてはベテランでも恋人としては新人という初々しさもチラリとはありますが、もう若くはない40代なりのレベルなので、そこも妙にリアルに感じられました。
男子バレー部というと真面目、定番が好き、地味、実直というイメージがありませんか?
逆に男子バスケ部は奔放、流行追いがち、派手、軽薄というイメージ。
たぶん世間的にそういう印象があるんじゃないかと思います、と元バスケ部が言ってみる。ただ女バスは男バスよりも若干男子バレー部寄りに見られがちですが。
ふたりの外見もそのステレオタイプ通りで、こういうところもうまいなあと思いました。
同棲話は一件落着したものの、これから50代、60代になって直面する問題にこの2人ならどう対処していくのか見てみたいなあと思いつつ読了しました。良いコンビでした。
もともと親友だった二人がくっついているところから話はスタートしています。
別の作品のスピンオフのようです。
スピン元の作品は未読でしたが、こちらを読んでからのほうが楽しく読めると思います
くっつくまでが描かれていないこともあり、
恋愛としての萌え度は高くはなかったですが、
中年カップルの楽しい生活を描いた作品です。
じゃんけんで上か下かを決めてみたり、
(リバ描写はほとんど無いといえます)
職場や家族へのカミングアウトに悩んでみたり、
元ノンケ男性だった普通の男たちの姿が等身大で良いです。
橋本先生の作品ということでこちらも拝読しました。
絵柄はキレイですし、ストーリーも破綻なく、大人の同性恋愛の妙な現実感があって面白かったです。
絵柄が美しすぎて、キャラクターの設定年齢よりかなり若く見えてしまうのが難点ですが、個人的には絵柄はキレイな方がいいので、これで満足です。
橋本先生の描く素肌や筋肉のラインが好きですのでそれも堪能できました。
ただ、このカップルは恋愛というよりも家族っぽい愛情というか、こなれた関係性が強くて、もちろんそれがこの作品の持ち味だというのはわかるのですが、私にはあまり響きませんでした。
作品としては十分楽しめましたし、面白かったです。
購入した後、別の本にこれの最初の話が収録されていることを知りました。読んでませんでしたが、十分楽しめました。
楽しそうな、40代おじさんたちのお話です。表紙買いだったのですが、そんなおじさんに見えませんでした笑
仲良しの友達がカップルになった感じです。終始楽しそうで、やり取りににこにこしてしまいます。
世間体の事を気にしたり、歳をとるにつれて勢いでは済まされないんだろうなーと読みながら思ってしまいました。どっちが上になるなの攻防戦も、本人達は必死なのでしょうが、可笑しくて可愛かったです。
仲良しの男子なノリがお好きな方は楽しめるのではないでしょうか!