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かいじゅうは、あいをしりませんでした。
itoshi no nneli.
「絵本のようなBLが描きたい」と作者さんが仰っている、まさにその通りの作品でした。
作中に登場する絵本のイラストもこの漫画自体のイラストも、
両方とも絵本みたいですごく可愛いです。
主人公が雑貨屋をやっているのですが、その店内がまた可愛らしくて!
毎話の扉+冒頭が作中に登場する絵本のストーリーになっているところや、
絵本の内容は本編ストーリーに絡んでいるのも面白かったです。
絵もストーリーも絵本のように可愛くほのぼのしているけれど、それだけでは終わらなくて、二人とも悲しい過去を抱えていて、感情移入して読めました。
ただ、ラリーに比べて、秋本くんの過去がぼんやりした感じに語られただけで終っていたので、ちょっと気になってしまいました…!
ラリーは感情表現が苦手なのか不器用なのか、
表情の変化が少なくてちょっと何を考えてるのか分かり辛いのですが、
逆に表情の変化があるシーンは引き立ってましたし、何より可愛い。
一方の秋本くんは表情が豊かで見ていて終始楽しい気分になれました。
巻末の「その後」の4コマ漫画のイチャイチャっぷりが可愛かったので、
もっとその後が読みたかったですね…!
続編があれば良いのに。
それから、1話1話の間に主人公が飼っているハリネズミとカラスの四コマと、
本編にちなんだギャク絵が1コマ入っています。
この二点も中々に面白くて可愛いです。
BL漫画にはあまりないタイプの絵柄なので、絵は好き嫌いが分かれるように思います。(ちるちるのインタビュー記事に数頁画像が載っているので、参考になると思います)
私もこう言うタイプの絵柄のBL漫画は初めて読みましたが、ほのぼのとしてて良いな~と思ったので、もっとこう言う感じのBL漫画読んでみたいですね。