He is beautifulシリーズ完結!!

He is beautiful. 2

He is beautifu

He is beautiful. 2
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神73
  • 萌×253
  • 萌19
  • 中立0
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
18
得点
634
評価数
147
平均
4.3 / 5
神率
49.7%
著者
天禅桃子 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics ihr HertZシリーズ
シリーズ
He is beautiful.
発売日
価格
¥667(税抜)  
ISBN
9784813031109

あらすじ

ファッションブランドのデザイナー兼社長を勤めるミチは、8年前同じ専門学校に通っていた、モデルで俳優のヨシカと再会する。
キスをされたりスキンシップ過多なヨシカに戸惑いながらも、仕事もプライベートもヨシカとの時間は心地よく、充実していた。
そんなある日、ミチはヨシカのこれまでの行動がミチへの恋愛感情によるものだと知って…!?

表題作He is beautiful. 2

モデル兼俳優
デザイナー兼社長

レビュー投稿数18

美しい2人

変わらずヨシカがかわいくて。
普段は冷静で表情もそんなに変わらないのに、ミチのことになるとめっちゃ食いつくのがかわゆすぎる。

そんなヨシカのことを好きなくせにミチはヨシカを遠ざけちゃって。
ヨシカのためとか言いながらエゴだとわかっているのがまた。

しかし、この相手のことを思って(実は傷つくのが怖い自分のため)身勝手に身を引くパターン、何度見たことでしょう。
このあるある、受けの方が多い気がするんですが、どうでしょうね。

でも、ヨシカと話をして、ミチの気持ちがようやく通じて(ああやっと抱きしめかえせる)とミチが思っていたので、ミチも苦しかったよねと思いました。

好きな場面
ヨシカが髪を切ったり、セットしておでこを出しているとこ(普段前髪長すぎるよ〜w)

ヨシカがフードを脱いで2人くるまってキスしたとこ。1巻にもあった場面の反復。

(ミチの瞳の表面が一瞬だ涙に覆われるのがわかった)

タイトルの彼はヨシカと見せかけて、ヨシカから見たミチのことでもある。

描き下ろしで、ヨシカがミチ補給するとこ。

0

読み応えたっぷり!!

初っ端からミチの狡さにコンチクショー!!ってなりました。
今は恋愛面で好きではないけど、ミチの中で重大人物になってるから手離したくないって!
それに対して、「今まで通りキスする」って態度を変えないヨシカは強い!!

ヨシカが静かに確実に押して押して、ミチはペース崩しまくって、好き?いやでも仕事や相手の立場が…ってグダグダ、
最終的には好きが溢れてミチから気持ちを伝えて関係をステップアップさせてく展開が男前に描かれててツボでした。

お互いの才能に惚れ込んで高めあってく関係って良い!
盲目的だったヨシカを諭すミチも、その言葉で気づいて成長してくヨシカも良い!!
一緒に歩めるって良いですね。

えっちではミチの可愛い面がたくさん見れたのも
ヨシカが憑依型俳優なのもあって、いろんな面が見れるたのも満足!!
振り回され応えるミチがたいそう可愛くて悶えました!!

静かに着実に距離が詰まってくのがとてもとても良く、マイペースの質は違えど、自分の信じた道には真っ直ぐなところも刺さりました。
天禅先生の作品って、丁寧で沁みます。

1

「自分より相手」から「2人」へ

極限まで2人の距離が近付いたところで終わった1巻。
2巻は、疲労による熱に浮かされていたミチが、熱が下がって冷静になったところから始まります。

第三者から見たら、激しくまどろっこしい。
あそこまで気持ちが昂ったのに、まだ自分の気持ちを自覚しないミチにちょっともやもやします。
一度は思いが通じ合ったと感じたヨシカからしたら、「今まで通り」はスタート地点に戻るよりもつらいことだけど、ミチのために頷くんだよなあ。
自分の気持ちよりもミチが良い状態でいてくれるのが一番。
だけどヨシカの本心を綴ったモノローグが切ない。

そして今度はヨシカにもやる。
俳優一本で、と言うマネージャーに、ミチとの仕事を辞めたくないヨシカが渋ったことで、ミチに説得役が回ってくるという皮肉ですよ。
ミチだってずっとヨシカと一緒に仕事がしたい。
だけどヨシカの将来のことを考えたら、ヨシカにとっての自分の言葉の重みが分かるからこそ、本心では向き合えなくなってしまうんだよなあ。
ここ、ミチの気持ちが全然ヨシカに伝わらないのがまた切ないんです。

お互いが自分の気持ちよりも相手のことを尊重するって、すごく大きな愛。
なのに、どちらの愛もきちんと相手に伝わらない。
もどかしい。

この辺りまではすごく盛り上がるんです、何度読んでも。
だけどわたしの苦手なパターンがこの後にやって来るんだよなあ…。
そもそも芸能界の話が苦手。
人気俳優で、イケメンで、憑依型なんて、才能と外見とすべてに恵まれた状態。
そういう「周囲から評価される条件がすべてが揃った人間」がどうも苦手で。
ここで冷めてしまうんです。
これはわたしの潜在意識の問題なので、作品は何ひとつ悪くないんです。
ただわたしがそういう人物に魅力を感じないというだけで。
しかもミチが自分の気持ちを認めて、しっかり、理解してもらえるように話したときに、芝居を捨てられない、芝居が好きな自分に気付くじゃないですか。
ミチのモデルになるために始めたことが、自分の生き甲斐になってた。
本来であれば喜ぶべきことなんだけど、喜べないんだよなあ…。
才能があっても全力で、全人生かけて、ミチだけ!なんて理想を抱いてしまう。

好き嫌いは別として、深いなと思います。
2回目の会話の描き方が素晴らしくて、この会話を表現できる力量に感服してしまう。
伝わらない相手に、どうしても伝えたい。
盲目的に自分を選ぶんじゃなくて、しっかりとそれまで自分が築き上げてきたキャリアや人生を、自分で見て、考えて、それで選んでほしい。
どんな言葉で言えば伝わるか。
最初のときは伝わらないから、一番酷い言い方で傷付けてしまったから、今度は失敗しないようにきちんと伝えたい。
ミチがしっかりとヨシカに向き合っているのが、ひとつの台詞ごとに読者にも伝わってくる、素晴らしいシーン。

ミチのためではなく、自分のために。
そしてこれからは2人のために。
良い作品です。
わたしが人気俳優という設定にわだかまりのない人間なら、「神」評価をつけられたんだろうなと思うと、自分が残念です。

0

役が抜けてないヨシカに抱かれるのはエロい

 片方が芸能人で、さらにシリーズ続編となってくると、ベタな展開が訪れるのはやはり避けようがないのでしょうね。案の定ヨシカはスキャンダルを押さえられ、ミチはヨシカが自分で人生の選択をすることができるように身を引いてしまいます。1巻で自分の気持ちに正直に行動し、何度もヨシカを引き止めたミチが好きだったので、そこは少し残念だったかも。ただ、2人を取り巻く状況が1巻の時よりずっと大きいスケールになっているので、話の流れとしては自然に受け入れられました。

 確かに、ミチを中心にして生きているヨシカが自分の仕事のことを純粋に考えるには、ミチと離れている時間は絶対必要だったと思います。でも結局はミチが誘導してやっと、演じることが好きだということに気付くんですよね。彼の中ではどこまでもミチが中心で。私はそれも彼の人生だし、悪くないんじゃないかと思います。1人の人間にひたむきに情熱を注げる人生なんて素敵。そして、ヨシカと一緒に仕事もしたいし、演じているヨシカも観たい、と最後にとても正直な気持ちを吐いたミチはさすがでした。正直者同士、すごくお似合いのカップルだと思う。離れていたシーンが長かった分、濡れ場のページ数も多く、展開はベタだったけれど十分満足できた続編でした。

0

お洒落

お洒落ですね!服とか行動とか設定とか。

ミチがヨシカの今後の仕事の為に突き放す。大きな岐路にいるヨシカの為にも。

でも離れてみたらミチはヨシカの雑誌やテレビ、ドラマ、映画はみんな見てるし。やっと恋愛の意味で好きだと自覚して。

両方のスタッフも理解があっていいですね。

再会はロンドンで!
ミチは無事に言いたい事をヨシカにきちんと伝えてからのエッチ。
ヨシカの体も好きなミチでした。

短編では役が抜けられないヨシカがなんだか強引なお風呂エッチをするおいしいお話でした。
でもそのうちミチに会いにこなくてもヨシカは一人で切り替えできるようになるのかなと寂しくも思うミチでした。

0

ミチの愛があってこそ

そこで終わりか!と突っ込みを入れたくなってしまった1巻。
ヨシカの盲目の想いがミチを苦しめます。

ヨシカの行動に起因するものはすべてが『ミチ』。
そのことにひどく戸惑い歯痒く思うミチは、ヨシカと距離を取ります。

苦しくて切なくて。
精神的にミチのが上なのでしょうか、ヨシカのバカ!違うだろ!と説教してやりたくなってしまいました。

どんだけミチLOVE!なんだと呆れつつも、それだけ盲目的に愛せることは羨ましい気もします。

古澤さんがいい仕事をしてくれたおかげでミチとヨシカはやっと分かり合うわけですが。
その時のミチの涙がなんだか眩しくて綺麗で。
良かったね~!と嬉しくなっちゃいました。

ミチの『悪くなかったよ お前にゆさぶられるの』のセリフにノックアウト。
ミチの基本男前なとこが好きです。
ミチがこうじゃなかったら、ヨシカは成長できなかったかも。
為にならない、と離す強さを持つミチの愛があってこそ、ですね。

ヨシカの憑依型に戸惑いつつも優越を感じるミチ。
確かに、羨ましい。

デートは海外、となんともスケールのデカい二人。
これからもお互い刺激しあっていくんだろうなぁ。

4

表紙の衣装が素敵

1,2巻続けて読めてよかった。けっこう間が開いていたので、これを待ってた方は辛かったことでしょう。
1巻では、なんとなくスキャンダル的なことで離れなきゃいけなくなるのかなもと予想してたけど、そっちかー!と、なりました。
きっと元鞘にってわかってても、離れてしまう二人は見ていられなかったので、ランウェイから戻ってきた時のハイタッチがすごくよかったです。
いやしかしこんな美しい男が自分だけに見せる可愛さもたまらんだろうけど、いちいち憑依して別のタイプで迫ってくるなんて、お得すぎやしませんか。ご馳走様ですた。

2

期待が大きすぎた

1巻が大好きだったので、2巻目が出版されるのを本当に心待ちにしてました。
その期待があまりにも大きすぎたようです。
2巻での展開が思ったよりもあっさりしてたし、何度読んでも納得がいかない部分が残りました。

2巻では、もっとファッションに焦点を当てて、二人でさらなる高みを目指すんだろうなぁと勝手に思ってたからかもしれません。
拍子抜けしてしまいました。

再会も、このタイミングで再会しちゃうのかい?と疑問。
どうせなら、もっと時間を置いてからにしたほうがよかったのに。
海外で再会すること自体はロマンチックですけどねぇ。

1

どういう意味での評価か悩みましたが・・・

1巻を読んでからずっと2巻が出るのを心待ちにしていました。実際2月下旬から3月上旬は自分が個人的に漫画など読んでいる場合ではなかったにも関わらず、色々かなぐり捨てて読みました(笑)天禅先生が「通算20冊目の単行本で初の続巻」と1巻のあとがきで書いていらっしゃったのでそれもあって待ち遠しかったです。
ものすごく心を揺さぶられるわけでもなく、丸ごと持って行かれるわけでもないんですが、個人的に「少女漫画的」喜びを久々に感じられた作品だったので、少し悩んだのですが今回1~2巻の総合評価としてこの評価にさせていただきました。
悪者があまりいない上に、登場人物みんなとてもいい人達でわかりあっていて、そういう意味で大きなドラマはないんですがストレスもない。もう少し具体的にお洋服のことや他の人物にスポットが当たっても良かったなと思いましたが、個人的には名越さんがイイ仕事をしてくれたのでOKです。
ヨシカの行動はほとんどが無意識下のもので、それを最終的にミチがカウンセリング?にも近い方法で自覚させたのは少し驚いたけど、ストレスのない結論付けで納得できましたし、ミチって大人で男前だなと改めて感じました。
そしてやっぱり最後のロンドンデートとか、間のジャケット・イン・キス(?)とか・・・とにかくふたりに少女漫画的喜びをいただきました。
気が狂いそうな現実から逃避させてくれた意味でも、いい歳した大人を乙女の心にしてくれたという意味でもシンプルに素敵な作品だったと思います。

6

会話で納得できる展開と、見惚れる絵!

モデルだけでなく演技の評価も高いヨシカ、事務所も役者業で推していこうとしているのに、ヨシカ本人はミチを何より優先してしまう。このままではヨシカのためにならないと判断したミチはヨシカと離れることを選ぶ。
ヨシカとミチは会うこともなくなったけど、ヨシカは相変わらずミチが作った洋服を大事に着てるし、ミチは生地からヨシカを意識して洋服を作る。
こんなに想い合ってる二人の道が重なって欲しいと願いながら読んだ二巻でした。

「離れてみたけど好きだった―」なハッピーエンドはありがちだけど、ミチしか見てなかったヨシカに何が大事か気付いてもらおうと言葉を駆使するミチ、気持ちがこもった会話で展開していくストーリーは説得力がありました。とっても幸せな気分にさせてくれるラストです!

役がのりうつってしまったヨシカが、ON/OFFスイッチを切り替えてもらうためにミチを訪ねてくる番外編。OFFはヘタレっぽいヨシカなのに、ミチをとって食いそうな役に憑依されていて、その勢いでいたしてるHが素敵でした!

第9章の扉絵はらせん階段を上がっていくミチ。四角いらせん階段にはシンプルだけどプラスアルファなデザインがあって、この絵がとにかく好き!続きが気になるのに扉絵に見とれてしまってページをすぐに進めることができませんでした。
ミチは服飾デザイナーで作中には洋服が出てきますが、これも天禅先生がデザインされているんですよね。天禅先生はデザイン畑の方なのかな?
こんな素敵な絵で、おもしろいストーリーを描く天禅先生の作品を読めることが幸せ。

5

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