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namaiki hierarchy
3本の短編集。
□表題作
の割に短かったです。
ドラマCDになるのでタイトルにしたんですかね。
先輩が後輩を抱いてやるぜぇと息巻いているのが盛大なフリとわかるやつですね。
逆になって、先輩が抵抗せず素直に受け入れるところがよかったです。
□イトコの秘密
先生がデビューされてすぐの作品、スランプになったというのがなんとなくわかります。
□背中の熱
いちばん好きでした。
めんどくさい脚本家が好きな役者に自分を投影した役を当て、振り向かせようとする。
そのやり口がめんどくさいw
役者の言い分に一理あるなと思ったし、役者が振り向いてくれてかわいらしくなった脚本家がよかったです。
タイトル用の表題作という感じで、おそらくメインは3話構成の同時収録です。
3CP収録されていますが、最初と最後の短編はクセのあるキャラに面白そうな設定なので、単話だと物足りない…。
【生意気ヒエラルキー】(1話+描き下ろし) 萌
中・高・大と一緒の一個下の後輩・みっきーに甘えっぱなしの唯。
唯のわがままにみっきーはいつも生意気な返しをしてくるけれど…。
年功序列に胡座をかいていたら、飼い犬に手を噛まれるどころじゃないよという話。
短すぎて、唯の性格が悪すぎて、あと1話くらいないと判断し難い短編。
足りない感じは、描き下ろしで若干カバーされてます。
【イトコの秘密】(3話+描き下ろし) 中立
のらりくらり飄々系のイトコと、「重い」と言われて恋人にフラれた栄満(はるみつ)。
居候生活なのに、甲斐甲斐しく栄満の世話を焼いてくれる充の負担を考えた栄満は…。
イトコ同士、同居、社会人と大学生です。
イトコが飄々としすぎてて、いまいち熱量が伝わってこなかったせいか、蛇みたいに見えてしまいました。
【背中の熱】(1話+描き下ろし) 萌
劇団員の怜央(大学生)に好意を寄せる脚本家の要。
自分の性格を投影した役を怜央に振ってみたところ…。
こちらも短すぎて、評価しにくい!
面白そうな設定だから、えろすをゴールにしないで、せめてあと1話読ませてほしい。
こちらも表題作と同じく、足りない感じは描き下ろしで多少カバーされてます。
表題作他2編が収録されています。
どのお話も読み切りじゃ物足りなくって
丸ごと1冊で読めたらなぁと思ってしまいました。
『生意気ヒエラルキー』
唯の前ではクールを装っているけれど、実は小学生の頃から
今に至るまで自分を追いかけてきた健気な後輩・みっきー。
そんな彼の一途な想いに気付きながら焦らしていたら、
返り討ちに遭っちゃったアホ可愛い先輩の唯なのでした。
普段は無表情なみっきーが唯のことになると
頬染めちゃうデレ顔が眼福でございました♥
生意気なみっきーの方が小さいという意外な体格差も萌え要素となりました。
番外編では唯を強引に押し倒すも、
怒られてしまい、しゅんとなってしまうみっきー…
これは…なでなでしたくなる!
雄スイッチON時の攻め顔もかっこいいけれど、
やっぱりみっきーは愛でたい派です。
『イトコの秘密』
元カレと別れていとこの充の元に居候している栄満。
充は普段は温厚で優しく、容姿もふんわりとしていて、
個人的にはこちらが受けと言われてもアリな印象ですが、
その中身は豹変型の執着攻めのお兄さんなのでした。
栄満が自分から離れようとすると、それまでの草食系の仮面を脱ぎ捨て、
男の顔を露にして、半ば強引に栄満に手を出しちゃいます。
このときの充のちょっと腹黒さと獣性を滲ませた表情、
普段とのギャップにドキっとしちゃいました。
『背中の熱』
劇団のNo.1役者の怜央に恋する脚本家・迫田は
愛しの彼に振り向いてもらうため一計を案じます。
それは自分を投影した役を怜央に演じさせること。
迫田としてはその役を演じることで自分の恋心に気がついて!
ということらしいのですが、怜央は面倒くさい心情が理解できず。
理解不能な役柄にイラつきながらも迫田の想いに気がつき…
結果的には迫田の作戦勝ちのハッピーエンド!
なのですが、怜央が役を演じることで迫田への気持ちが変化していく
過程が描かれていないので、「嫌い」だったのがどうやって「好き」に
なっていったのだろうと少し謎が残ってしまいました。
もう少しページ数があったらなぁ、と少し悔やまれます。
本編だけだと怜央の性格がいまいち掴みきれなかったのですが、
番外編で「付き合ってもらいますから」と不敵な笑みを浮かべる
怜央にほんのりSっ気を感じました。
3編通して共通していたのは攻めにSっ気がありそうってとこかも(笑)
可愛いカップルが多くて良かったです。
表題作は、ちょっと軽い先輩、唯と、一途だけど懐の深い黒髪後輩、みっきーのカップル。
焦らせて遊んでいたら、他人にキスさせたことでついに切れたみっきーに抱かれ、年貢を納めた唯先輩でした。年下ながら包容力あるみっきーがステキ。
もう1つは、優しすぎる年上のいとこが、時折見せるオスの顔にドキドキするかわいい短髪男子のお話。
ヤンデレかなと思ったけど違った。彼氏と別れたばかりの傷心な子が、優しく癒されてハッピーになります。
どれも意地悪な人が出てこなくて、可愛い恋のお話なので気持ちよく読めました。
全編通して、下克上がテーマかなぁ。関係性はそれぞれ違うんですけど。同じテーマが作品を貫いている様な、読みやすさを感じました。
なんと言っても表題作の表紙に描かれたこの2人が可愛い。左奥にちょこなんと描かれたデフォルメされたちみっこの2人も可愛い。
「どうしようもない人だから。」と、ムスッとしながらも先輩を構い倒すみっきー。
そんな彼を可愛いと思い、まんざらでも無い唯は、煽っては引く。みっきーの心中を弄んでるつもりで油断していたら…。激しい恋の逆襲に翻弄されちゃうよ!というエッチなラブコメ。
顔面力が高過ぎるみっきーのタガが外れたその時。唯は壊れそうな程 愛されちゃいます。
同時収録も、『従兄弟だからしょうがない』と諦めていたのに。まさかの自分以上の執着を見せられ、戸惑いながらも受け入れて、メロメロにされちゃう「イトコの秘密」
想いを寄せる相手に自分を投影させた役を与える脚本家「背中の熱」
思いもよらなかった相手から寄せられた想いは特別だから。戸惑いは隠せないけど、メロメロにはなるよね。
ひなこ先生らしい、涼しげな目元の端正な美形たちが組んず解れつ、いつも通りエッチです。
それぞれに番外編が付いていて、お得感はありますが、それぞれを丸っと読んでみたかったです。
特に最後に収録されている「背中の熱」は、短過ぎて軽過ぎて残念。テーマとイジイジさから言ってももうちょっと描き切って欲しい設定だったかも。
ひなこさんの絵大好きです。まさに眼福。
お話は生意気ヒエラルキー、イトコの秘密、背中の熱の3つ。繋がりはありません。全く別のお話での3カップル。
生意気ヒエラルキーは表題作なのに、えっ?!もう終わり??と思うくらい短かかった。話の内容も割と好きだった。だからもっと見たかったと思うのに次の短編よんでたら前の話どんなんやったかなと思うくらい話短い。
二つ目はイトコの同士の話。受けが彼氏に振られイトコの攻め宅で同居させてもらうとこから始まります。攻めは普段ふわっとした優しい感じなんですがたまーにみせる男の顔がよかったです
三つ目は役者さんと脚本家さんの話。役者さんのレオくん(攻め)がかなりかっこいいです(個人的趣味です)ひなこさんの描く黒髪攻め本当大好きだなぁ(*´-`)
この本の3カップルとも黒髪攻めだったので(イトコは真っ黒じゃないかも?です)そこは最高でした。黒髪攻め好きな方は是非。
どれも好きな話なのに何故かそんなに頭に残らない。短編だからページ数の関係でしょうがないのだろうけど、どれも展開はやいかなぁ。なんか、すごーくもったいなぁ。どの話も、も少し深くじわじわせめた話をそれぞれ丸々一冊よみたかった。どのカップルも好ましかったから余計にそう思いました。
あーすごーくもったいない気がします。続きが見たいというより、過程とかをもっとちゃんとよみたかった。あ、、でも、もし続きがあるなら勿論みたいです(^_^;)
表題作が面白かったです。萌えたりないっ!と思いながら続きを読んだけれど、『イトコの秘密』はエロくて盛り上がって、そのまま『背中の熱』を読んだら萌えに盛り上がっちゃって、それはそれで萌えたりない...。
どうせならせめて二つでもいいからそれぞれの話を長くしてほしかった。でも絵が好みだから読んでしまう...。
表紙の絵がかわいくて思わず手に取りました。表題作『生意気ヒエラルキー』は思った通りかわいくて内容も面白くて良かったです。「生意気」、とお互いに思っているのでしょうね。どっちがどっちをしつけてるんだか...。ヒエラルキーでもなんでもない、もうただのいちゃいちゃにしか見えませんよ、お二人さん。
『イトコの秘密』は、エロくて内容もそれなりに良かったのです。イケメンでかっこよくて、察しが良くて、...嫉妬してるときは誰でもかわいく見えるんですよね。でも話が短すぎてなんだか読んだ気がしませんでした。
『背中の熱』は、受けのもだもだ感がかわいかったです。その思いを受け止める攻めのセリフ、かっこよかったです。あのセリフもう一度読みたい...けど立ち読みで読んだから読めないかも。
3つの作品の短編集。表題作があまりに短くて「物足りないっ!」と思ったものの、一番長い『イトコの秘密』も思いのほか面白くてエロくて満足できました。
・『生意気ヒエラルキー』
後輩のみっきーを翻弄して、”よし”も”待て”も俺次第と、わんこをしつけているような気でいる唯が可愛いです!わんこはあんただよ(笑)みっきーを好きなことがわかり過ぎるぐらいに顔にも態度にも出ちゃっていて、押したり引いたりしているつもりの唯は、猫のふりした素直なわんこみたいで笑っちゃいました( ´艸`)クフ
番外編ではホラーのDVDを鑑賞しながら怖がる唯も、みっきーの男の顔にドキドキする唯も、めちゃくちゃ可愛かった。ひなこ先生の描くつり目男子の照れる顔やとろける顔、好きだわ~。
・『イトコの秘密』
いとこ同士、気心は知れた同居のようだけど…。栄満は男と別れて充の部屋へ、充の過剰なスキンシップはどこからどう見てもわかりやすいのに、「イトコ」としての優しさだと思い込んでいる栄満。
いつも穏やかな充がエッチになると豹変するのがこの作品のポイントですね!穏やか→野獣って萌えるね!すごく良かったです(*゚∀゚*)イイネ!!
ただ、充が仕事でとても忙しいという設定なのに、仕事のシーンが無いし、スーツを着ているわけでもないので、忙しさが伝わりづらかったかな。
・『背中の熱』
大学生の役者と脚本家。脚本家の迫田が自分のことを「大人」と言っているので年上なんだと思うけど、小柄だし立ち居振る舞いも子供っぽい。せめて顔が年上っぽかったら良かったな。
どれも面白かったけど表題作がとにかく短い!この二人でまるごと一冊読みたいです。
久しぶりにリピートして読める作品に出会えました(><)
ひなこ先生の本は自分勝手。を読んだこともあり綺麗な絵を書く作家さんだな。という印象でした。
まず帯とあらすじを見てビビっときて即買いしましたが、、、素晴らしい!!!!
作品自体は3つほど収録されていましたが、もっと表紙の生意気ヒエラルキーを見たかったです(;;)
年下攻め執着攻めはほんと大好物過ぎました(笑)
受けの唯くんは余裕さえ見せてはいますがヘタレだったりでもみっきーのこと可愛いと思っていたりとなんとも微笑ましいカプですw
同時収録の従兄弟のお話は攻めの充くんが一瞬ゲス顔になるシーンがありそこにすっごくキュンときました!!
受けの栄満くんもいざ付き合うと重くて好き好きと喘ぎまくっちゃうというのもギャップ萌えを感じました( ̄▽ ̄)
ほっこりするので何回も読み返してしまいます( ̄▽ ̄)
ひなこ先生らしい、攻めがエロになると野獣化します。笑
3カップルあります。
❶生意気で世話焼き後輩×後輩の気持ちに気づいて絡む先輩
❷いとこ兄×いとこ弟
❸若手俳優×おじさん?脚本家
❶❷も良かったのですが…
私は断然❸の『背中の熱』が凄く好きです!
自分がモデルの役に若手俳優怜央を抜擢して少しでも自分を好きになって貰おうとする、綺麗なおじさん❤︎の恋物語です。
自分の本音は出さず、大人な対応の迫田が正直になっていく姿は、ニヤニヤでした!
大人のこじらせた恋でした!
わずかなページ数でこの満足感♪
ありがとうございます。
番外編も素敵でした!
ひなこ先生といえば、画力とやはりえろ!
今回もたっぷりです!
あと、今まで気づかなかったのか?初めてなのか?わかりませんが…
キスしながら話すのをセリフで表している所があって、そんな使い方もあるんだぁ…とビックリしました。
ドラマCD化、応募者全員書き下ろし折本もやる様です!