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deichu no hachisu
タイトルである【泥中の蓮(でいちゅうのはす)】…実はこれ“ことわざ”の1つなのですね。
「汚れた環境の中にいても、それに染まらず清く正しく生きるさまの例え」とされています。
作中では最初、兄から弟に花を贈るシーンが有ります。
自分を買った男からの貰い物ですがw
その時に「泥中の蓮」についてのことがちょろっと描写されています。
“花”は希望であり、それに似ていると称される自分は兄にとっての希望なんだと。
でも果たしてこれは兄弟どちらを例えたものなのでしょう?
“どちらか片方”という意味合いではないのかもしれませんね。
→兄…(弟視点)売り専という泥の中に身を落としても弟である自分を育ててくれた兄の姿は清らかに見える。
→弟…(兄視点)一般的に宜しくないとされている家庭環境下において“一見”優等生に育った弟の姿。
正直、読み終わった感想としては二人とも花とか泥とか以前にもう“沼”だろ。
一度浸かったら最後抜けることができない底なし沼。
でも、でもですよ。
例え二人がいる場所が泥だろうが沼だろうがもういいんじゃない?
二人が幸せならそれでいいんじゃない?
って…兄に贈る花を選びながら穏やかな表情をしている弟の姿を見て思ってしまったのです。
本編終始ヤンデレ具合を発揮していただけにね…。
途中まで弟×兄のヤンデレだなぁって普通に読み進めておりました。
王道ヤンデレ弟による執着攻めだなーと。
…王道の使い方間違ってる気がしないでもないけれど、ヤンデレ分類の中の王道ということで!
そんな感じで割りと油断していた模様です。
うん、割りとヤンデレ読むしね、抵抗ないしね、寧ろヤンデレ話を探そうとするしね。
なのですが…こ、これは…((ヽ(゚ω゚;;;)ノノ))
もう最後の最後でゾワッとしました。
どんでん返しとはまさにこのこと。
エピローグのモブキャラと兄との会話(兄とモブキャラの表情、コマ割り)…特に166~169ページには惹き込まれました。
ラストがブツっと切れるような終わり方なのが余計にそのぞくりとする感覚を際立たせた気がします。
このことを踏まえて後で読みなおそうと思ってます。
オチを知った上で読み返したら面白そうと思いましてw
あー…兄が売り専なのでモブキャラと本番行為をしていたり、ヤンデレこじらせた弟がバイト先の女の子を兄に見立ててDT捧げつつ本番行為をしている描写があるので苦手な人はご注意下さい。
それにしてもあれですね、家庭訪問に来た高校の担任教師、兄の身代わりにされていたバイト先の女の子、兄の職場の同僚…どんまいです。
ってかあの場面見られて普通にその後も高校行って卒業…先生内心かなりの修羅場だったんじゃなかろうか。
いやまー本番行為していたわけじゃないけど相当あれですよ。
取り敢えず次作もチェックしようと思います。
Twitterにためこう先生がUPされていた3刷発行感謝画像(兄と弟)可愛かったです。
現代のジャン ジュネですね。
作者はジャン ジュネを知ってて描いたのか、知らなかったのか、知りたいです(笑)
そんなこと作品にはどうでもよい事ですが。
素晴らしい、です。大絶賛。
日本人にこれを描ける人がいるなんて。
日本に生まれて良かった(大袈裟?)
レビューが割れているのも、面白かったです。
わからない、モヤモヤ、暗い、ですよね〜。
それでも、1人でも多くの人に読んで欲しい。
純文学とかBLとか、そんな枠組をブッ飛んでいる傑作です。
兄弟ものが好きな方には本当におすすめです。
でも、この作品の影響で兄弟ものに目覚める同志さんが増えたらいいなぁとも思っております。笑
最後まで思いもよらない裏切りが何度もあり、その度に震えが止まりませんでした…。何度も読み返したくなります。
そして、ためこう先生のタッチが本当に素敵で、そこにも引き込まれます。
感激、という言葉がぴったりです。私の最も好きな作品の一つとなりました。
ここからが少しネタバレとなりますが、この作品は依存ものです。
依存系の結末ってどうでしょう?
ハピエン…?
そうです、メリバなんです。
この作品はそういう意味でも好き嫌いがわかれそうですね。
ただ、私はこの作品に出会うために今までいろんなコミックを読んできたのかもしれないってくらいにこの作品に感動しました。
ためこう先生に感謝の気持ちでいっぱいです。
すんばらしい作品に出会ってしまいました。。これで近親相姦モノのよさに気づいてしまいました、、、笑
ウリ専兄と真面目な弟?っていう設定からしておいしすぎ。!
絵のタッチがはっきりしてない感じで優しくてフワフワした雰囲気の絵でとても私の好みでした。
一見普通の兄弟なんだけどお互いに心の中でドロドロしたものを抱えてて、そのドロドロさがえげつない。
依存しあってる感じがいい!!
最後の展開にびっくりです。
ためこう先生の他の作品も読んでみようと思います。
すごく引き込まれました。
物語全体に終始違和感が漂っていて、
気味の悪いような、でもなぜか惹かれてしまう…。
全部ひっくるめて一言で言うと、"きれい"
違和感を持ちながらも、垣間見える人間臭さ?のようなものが、美しくも悲しくて。。
なんて言えばいいんですかね。とにかくめっちゃきれいでめっちゃ好きなやつです!(笑)
身構えてないとやられちゃいます。ページめくるのにも一呼吸おきたくなる。最後までどきっとさせられちゃいました。
個人的に兄弟ものが好きで絵がきれいっていう理由で買った作品でしたが、すごくお気に入りの作品になりました!ためこう先生のお話、もっと読んでみたいな(^^)
歪んだモノが大好物の私にはクッソ堪らんかった‼︎
執着系キャラが好きだけど、執着の行き着く先ってこういう事か‼︎
ってぞわぞわした。
自分の欲しいものを自分の望む形で手に入れれるなら、相手が傷つこうが苦しもうが関係ない。むしろ、もっと傷ついたり苦しんんで欲しいと望んでしまう。
そして、そんな歪んだ欲望を持ってる自分自身も肯定してしまう。
倫理とか道徳とかぶっ飛んだとこで、ただただ自分の望みだけを叶えようと前にだけ進んでいける。
サイコパスな弟だけど、歪んだ一途な愛に興奮する!
そして、最後…
最後にまさかのゾワっとするような終わりが良かった!本当に良かった(。>﹏<。)
こんなアドレナリン大量発生するようなハッピーエンド始めてでした
表紙の絵が綺麗だったのと、ちるちるでもよく目にしたのでなんとなく手に取ってみたら
とんでもない作品でした。
もちろんいい意味で。
中盤あたりでこれ絶対バッドエンドだろうなー…と思っていたら、(2人にとっては)ハッピーエンドなのかな?とにかく、予想打にしない展開。作者さんにはいい意味で裏切られました。
あらすじは、売り専でダメダメな兄とその事が好きな完璧な弟…序盤はそうです。序盤は…でも、物語が進むにつれてどんどん二人の関係は歪んでいきます。
読んでてとても楽しかった作品です。でも、読了後考えさせられるというか、何回でも読み返したくなります。
でも、苦手な方は本当に苦手だと思います。まず兄弟ものが苦手な方(だったら最初から手に取らないと思いますが…)萌えを求める方にはおすすめしません。bl初心者なんてもってのほか。
新人さんとは思えない圧倒的画力とインパクトのあるストーリー、これからが期待の新人さんです!
ためこう先生の絵柄が好きです( *˙ω˙*)و
内容も良かったぁ…最初から最後までドロリと重たい雰囲気に呑まれました!
途中、女の子とのシーンがあるんですが、お兄ちゃんの代用とのことで、そこも上手く描写されてて良かったです( ˘ω˘ )
最後、まさかお兄ちゃんが…?って感じでしたが、そう考えると、彼女と会ってしまった時のやりとりや、その後家に男連れ込んだりとか…全部計算だったのかな…ゾッとしました←いい意味で
数年後―とゆう切り替えシーンがありましたが、そこがもう少し丁寧に描写されてるとより良かったかもしれません。少し気持ちが切れてしまいました。ページ数の関係上しょうがないのかもですね。
全2巻くらいで読みたかったです!
申し分無しの神評価ですヽ(。・ω・。)ノ
ガチ兄弟ものが好きな私にはご褒美のような作品です。ガチ兄弟で明るくハッピーなものももちろん好きですが、こういうドロドロした重苦しいものも好き。
タイトルがこの作品の全てを物語っていると思います。手に取ったきっかけは、あらすじの前にタイトルでした。表紙の雰囲気も好きです。
ビッチ系があまり好きではないので、少々構えながら読みましたが、兄弟二人のヤンデレ具合のおかげで何の問題もありませんでした。デレ部分が微妙なのでヤンデレと言い切ってしまって良いのかわかりませんが、病んでるのは間違いないです。弟の病み方は序盤から描かれていて「ヤンデレありがとうございます!」状態なのですが、最後に投下された兄の病み方が衝撃的!素晴らしい!兄が一番病んでいました、という落ち。しかも、計算し尽くされた狡猾さ。時間をかけて弟を捕獲する檻のようです。檻(罠)は仕掛けておくけれども、そこに入るかどうかは弟次第。という感じで、弟に判断を委ねているように見せかけて、捕まえる気満々の兄でした。見事です。こういう兄のようなキャラクター好きですねー。苦手かもしれないと思っていたビッチ兄に全て持っていかれました(笑)
弟ももちろん好きですよー。高校生の頃は隠していたものが爆発して勢いのまま突っ走ってしまいましたが、兄を手元に戻すために立派な社会人になって環境を整える辺りはやはり兄弟だなぁと。高校の頃の勢い任せな病み方も、社会人になっても変わらない一途な病み方も好きです。社会人になってからの方が厄介ですね、腰を据えた病み方。そうして弟は兄を捕らえる檻を用意したつもりになっていましたが、まさかその檻を用意することまでも兄によって誘導されていたとは……。やはり、お兄ちゃん最強(笑)
全編通してシリアスに進むので、息つく暇がない。ストーリー展開も然ることながら、画面の使い方・描き方が上手く、まるで映画を観ているかのようでした。本編最後の橋上で、兄と兄の昔の客が話す場面は特に印象深いです。あのページの直後、画面がブラックアウトしてエンドロールが流れ出す錯覚まで感じました。脳内BGMまで流れていた気がします。音量を増すBGMがブラックアウトと共にブツリと切れ、静かなED曲が流れ出す……。そのくらい、あの場面は印象的で衝撃的でした。
その後のおまけページで、少し暗さを残しながらも和やかな二人の様子が描かれていたのが良かったです。これはこれでハッピーエンドなので、やはり二人の幸せな姿がないと!
あ、ガチ兄弟でがっつりやっていますので、苦手な方はご注意ください。