国民的スターに恋してしまいました

kokuminteki star ni koishiteshimaimashita

国民的スターに恋してしまいました
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神48
  • 萌×269
  • 萌40
  • 中立19
  • しゅみじゃない12

--

レビュー数
33
得点
655
評価数
188
平均
3.6 / 5
神率
25.5%
著者
小林典雅 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
佐倉ハイジ 
媒体
小説
出版社
新書館
レーベル
ディアプラス文庫
シリーズ
国民的スターに恋してしまいました
発売日
価格
¥620(税抜)  
ISBN
9784403523960

あらすじ

国民的人気を博す若手俳優・真中旬の、ファンクラブ向けクルーズの添乗をすることになった葛生。同僚の興奮をよそに冷めた態度でいたのに、生身の彼の美しさに思わず目を奪われる。船上でもファン全員に心を配る旬の態度に好感度は急上昇。葛生自身もファンになりかけていた時、ある男性ファンが行き過ぎた行動を起こす。旬の危機を葛生が救ったことから、二人は急接近して? 添乗員×スターのシークレット・ラブ。

表題作国民的スターに恋してしまいました

27歳,クルーズを担当するツアー添乗員
23歳,国民的スターの若手俳優

その他の収録作品

  • ハッピーエンドがお待ちかね
  • あとがき

レビュー投稿数33

Hの時限定 むっつり絶倫攻×淫乱誘い受

作家買いしています。今作も楽しみにしていました!
攻め視点の本編と受け視点の続編との2編です。

国民的スターである旬の、ファンクラブクルーズの添乗をすることになった葛生は、間近に見た彼の美しさに見とれてしまいます。
旬のことは知っていたものの、船上でのファンへの接し方、仕事の取り組み方に、葛生はファンになってしまいます。
目的地に到着する前の晩、葛生は旬の危機を救います。

旬は見た目王子様で、生まれながらのスターという感じなのですが、本当は超がつくネガティブで、時々プチうつの波がやってきては、膝を抱えてしまうのです。(結構うっとうしい(笑)
危機を救った晩も膝を抱えてしまった旬に、葛生が話を聞いて慰めて、頭をポンポンしてあげます。

旬は友達になってほしいと葛生に頼み、それが社交辞令だと思っていた葛生の予想に反して、2人は友達付き合いを始めるのです。

もっぱら旬の家を訪問して、話をしたり、映画を見たりしていたのですが、ある日、葛生は旬が持っていたゲイポルノのDVDを見てしまいます。「ゲイかもしれない」「好きなひとがいる」と泣いて動揺する旬に偏見はないと伝えようと一緒にそのビデオを見るのです。
このシーンですが笑えました。DVDのタイトル「アナルと雪の女王」ですよ?!
そしてだんだん高まっていく空気にドキドキします。

葛生はイケメンで優しくて穏やかで、ここぞというときは戦える男。かっこいい。旬は自分に自信がなくてネガティブだけど、一生懸命仕事をして、とってもいい子。
葛生が旬に癒されて、旬が葛生に受け入れられて、とてもいいカップルでした。
そしてレビュータイトルにあるように、Hの時はむっつり絶倫攻めと淫乱誘い受けになるのです。たまりません!

そして、今作も典雅節冴えております。随所に笑いがあります。
キュンときて、胸が痛くて、笑えて、甘くて、あっという間に読み終えました。楽しかったです!

佐倉ハイジさんの可愛いイラストも本作にとても合っていたように思います。
余談ですが、コミックでよくあるアレに白線って小説の挿絵で初めて見ました。

20

典雅節、炸裂☆

作家買いです。典雅さんの、「むっつり年上攻め×ネガティブ受け」って大好きなので、非常においしく読ませていただきました。内容はすでに書いてくださっているので感想を。

個人的に「キラッキラのオーラを身にまとった芸能人もの」ってあまり好きではないのです。なので「国民的スター」っていうのが、もしかしたらツボに入らないかもしれないななんて思いつつ読み始めたのですが、何ともまあ可愛らしい受けさんでした。
人気絶頂のアイドルなのに、自分に自信がなくネガティブな思考の旬くん。彼の、ネガティブで、グルグルした思考がもしかしたら苦手な方はいらっしゃるのかなとは思うのですが、個人的にはとてもツボ。何とも可愛らしいのです。

対して攻めの葛生さん。
彼もとても好き。大人の包容力と誠実さが行動の端々に現れていてとてもカッコよかった。
それなのに『むっつり』で『絶倫』なんです。もう最高☆

ところどころで出てくる典雅さんらしいギャグも健在。
旬くんの切ない恋心と葛生さんの大人な対応に萌え、ギャグで爆笑。典雅さんらしい1冊だったと思います。

が、ごめんなさい、まったくもって好みの問題なのですがハイジさんの絵柄がちょっと苦手でした…。いや、別に嫌いじゃないんですよ、ハイジさん。でも、挿絵の背景が白すぎたり、あと、絵柄が可愛いので旬くんがちょっと女の子っぽく見えちゃったからかな、とか思ったりしました。

サクッと読めて楽しめる、非常に楽しい一冊でした。

13

セリフ回しが上手いヽ(゚∀゚)ノ

さて、次は何を読もうかと思った時、以前ランキング上位にあっため電書で購入し、けれども未読だった本書を選びました。長いけど楽しそうなタイトルに惹かれて。にしてもタイトルだけで中身が想像できてしまいますね。上手いな(゚∀゚)

愉快でした♪しかも爆笑というのではなく、読んでる最中思わずクスッとくる面白さ。セリフ回しが特徴的で楽しかったです。一つのセリフの中に、「~だし」「~たり」「~けど」など何度も、いやこれでもかと続き最初は驚きました。でも終わるころにはそれが癖になり、思わず「うまいなぁ!病みつきになりそう!」とまで思うようになっていました。

学生時代、書く際の基本として「簡潔に句点をつけるように」と習いました。あまり長く書くとだらだらしたイメージになり読みにくい為です。けれどもそれは書くことに不慣れな一般の人向けのアドバイス。文章を生業とした方が書くと、こんなにもコメディタッチに、ユニークに、面白おかしく表現できるんだなと感心しました。

2章あり、1章目は攻め視点、2章目は受け視点で語られます。攻めはノンケで、受けはゲイです。そのため攻めが如何にして、女性ではなく、男性を好きになっていくのか、攻め視点のお陰で実にすんなりとその心の変化をうかがい知ることが出来ました。そして2章目以降は、自分的には嬉しい受け視点。ホントは受け視点の方が好きなので♪とくにネガティブ受けは私のツボです^m^

終始ニコニコ、クスクスしながら読んでおりましたが、受けが同僚の俳優に嫌がらせを受けるシーンは悲しくてほんのり涙ぐみました。どこの世界にもいるものですよね、ソリの合わない相手って。しかもこんなに頑張っている受けに、ネチネチとした低俗な嫌がらせを仕掛けてくる。人気のある受けに嫉妬しているのです。でもついに攻めが良い場面で登場し、その現場を押さえ、嫌な同僚を暴力ではなく言葉で打ち負かしてくれて、ホントスッキリしました。

あと、読んでいる最中「福山の義弟役」とか、(「家族になろうよ」ではなく→)「家族になったよ」など福山雅治さんを思わせるフレーズや、「サユリスト」などの名前が出て来て笑いを誘うシーンがあり受けました。最後になりますが、幸せ気分になれるこの作品を落ち込んだり元気のない方々に読んでほしいと思いました( ´∀`)bグッジョブ!

8

相性ぴったり

とっても面白かったです!

国民的スター(真中旬)と、
海外ライブツアーに同行した添乗員(葛生惇史)が出会って、恋に落ちるお話です。

この二人を見ていると、相性が良いってこういうことかぁ…としみじみ思います。

仕事もプライベートもまるで異なる二人ですが、はじめから自然と距離が近くて、無意識のうちに相手を自分のパーソナルスペースに招き入れてホッとしている感じ。

スターとしての「真中旬」を頑張って演じている旬君が、葛生さんの前でだけ素の自分に戻って、膝抱えポーズで盛大にヘタれ、かと思えば「頭ぽんぽんしてください」なんて甘えているところが可愛いです。

葛生さん視点で
「いじけて隠れていた子猫が寄ってきて撫でろと甘えてきたみたい」とありますが、まさにそれ(笑)!
弱いところもさらけ出して、心を開いて懐いている姿がとても可愛いです。

ただ甘えるだけじゃなく、葛生さんと親しくなる為にちゃんと自分の方から積極的にもなるし、彼とのお付き合いを反対されれば、ビビリ返上で戦う芯の強さも持っています。
あとスターだけど素朴!
旬君が葛生さんの部屋に遊びに行く時、相手の好きな袋麺をコンビニで大人買いして行くシーンすごく好きでした(笑)

対する葛生さんは、包容力かあって愛情の豊かな人。
いじけ虫の旬君にも、おおらかに励ましと愛の言葉を注いで、安らぎと同時に活力も与えられる出来た恋人です。

葛生さんも旬君の頑張る姿に力をもらってるし、本当に出会うべくして出会った二人…


レビューを拝見していると、長い台詞について様々なご意見があり、「なるほど」とも思いながら、私はこの長台詞、好きでした(^^)

旬君のネガティブスパイラルな発言も、溜め込んで何も言わずにいるよりは、ダメな部分も素直に吐き出している方が個人的に性に合ってるのかも(笑)

葛生さんの告白も同じで、
相手に気持ちを伝えるために、言葉を尽くす姿を見ていると一生懸命さに共感しちゃいます。
小林典雅先生の書かれる会話を拝読していると、言葉は相手と繋がるためにあるんだなぁって感じます。

すれ違いもありますが、相性ぴったりの二人は、お互いのことがとっても好きで、付き合ってからは想いを一切隠さない素直さが快いです♫

楽しく温かい気持ちになれるので、何度も読み返してしまう…

続編の『国民的スターと熱愛中です』では、恋人と一緒にいられることの喜びが、さらにクローズアップされていて、心が常春モードになりますよ(笑)!!
本編と合わせて、ひたすら幸せな続編もオススメです♫

3

可愛くて悶ます

人気絶頂の俳優真中旬のファンイベントを受け持つことになった旅行会社勤務の葛生。
芸能人には疎い葛生は、旬と初めてあった時に見つめてしまうくらいに惹き込まれ、気付けば目で追うように。
クルーズ船で、旬がファンに襲われそうになったのを助けた事から、2人が友人として付き合うようになるが。。。

キラキラ光る真中旬が、小心者ですぐに落ち込むタイプと言うのが最初は信じられなく、実は演じてるのでは?!と思って読んでいましたが、あれ?これ本当だわ!!そう思うと、ネガティブさも可愛さに見えてきます。
葛生は頼りがいがあり、Hの時も旬を一番に考えながら盛る攻め様!!
旬が性的なことに積極的なところがかなりツボです。普段が真面目なのにってたまらないですね!

典雅先生は、言葉のチョイスが好きでスカッとする清々しさがあります。ホント大好きな作品です。

1

安心して読める、きゅんきゅん作品

ちるちるのYouTubeのどれかで紹介されてて気になってた作品です。
初読み作家さんです。
芸能人と一般人のお話っていうのはタイトルからわかってたのですが、表紙のイラストで勝手に出会いは街中なんだと思ってました。

出会いは、[真中旬と行く台湾クルーズツアー]
200人のファンを乗せた4日間の船上旅の人気俳優と
添乗員。
こーゆー旅行、ホントにあるよ。
しかし、39万円だけあって内容も豪華でファンなら大満足だなー。

・本人のお出迎え
・美味しそうな食事
・未公開のデビュー前写真のスライドショー
・各テーブルを回っての本人の私物が当たるクイズ大会
・ドレス&ヘアメイクの上本人とのウエディングフォト撮影会(200人全員!)
・ジャンケン大会優勝者と各テーブルを回るキャンドルサービス
・台湾観光
・台湾ライブ参加
・参加者特典レアグッズ

ってこれ、安くない?行かないと後悔するやつ

この日まで、真中旬くんの事なんて全く知らずに参加した旅行会社勤務、ツアー添乗員として参加した葛生惇史。
男性俳優なんて興味なしって思ってた葛生、出会いから心奪われてスターの煌めきとファンサの素晴らしさに急速にファンになってしまう。旬くん、すんごいキラッキラしてるんだろなー。
大人の男性が涼しい顔しながら心の中でキュンキュンしてるの面白い。

とあるキッカケで2人は連絡先を交換して友達付き合いがスタートするんだけど、葛生が浮かれてしまうのわかるよ。日常か急にカラフルになる感じ、足元10センチくらい浮いちゃう感じするだろなー。

可愛くてキラキラの旬くんが、実は超ネガティブ思考で自分の頭ポンポンで元気チャージ出来るなんて言われた日にゃ嬉しいさ。
人気者で見た目可愛くて外ヅラ良いタイプって、実は腹黒ってキャラばっか読みがちなだけに、旬くん!本当良い子。かわいい、私もファンになったよ!
もう、憧れ芸能人と友達がってだけでもウキウキなのに、「一度でいいから抱いてほしい」だと?!
けしからん!(もっとください)
しかも、キッカケ!
新作ライブDVDくれるっていうから旬くんのカバンから漁ってたら(本人の許可済みとは言え、人のカバンの中を漁るのはどうかなと思った)、一緒にケイビが入ってて、どうせなら一緒に見てみようよって流れ。
最高か!もう、エロいことしか起こらんシチュじゃないか。

そして、初体験の旬くん。はずかしがりながらもエッロい。最初から何度もおねだりして朝までコース。(2人共お盛ん)

ここからお互いに勘違いのすれ違いが起こるけどなんて事なくラブラブハッピーエンド♡

完全に秘密のお付き合いは難しいから、マネージャー達にも協力してもらいながらの交際。
交際の掟が身も蓋もない感じだったり、明日の仕事の事もあるから、◯◯だけにしとけよとか言われてるの面白いw

確かに俳優なら着替えとか撮影とかあるから身体に跡ついちゃダメだもんね。気を使うね。

旬くんは、葛生さんが望むならSMとかハードな事も大丈夫だからねっていうてるけど本当は自分がしてみたいんじゃ……って思っています。割とエロい子なので。

しかし、葛生の元カノ3年ぶりに留学先から帰国して別れたつもりはなかったってどんな思考回路?って思ってしまった。連絡もしてなかったんでしょ?向こうでも何人かお付き合いしたけど、やっぱり惇史が良かったってそれ、やっぱ別れてたけど寄り戻したいって事やん?
ちょっと理解できなかった。

ともあれ、この2人と更にマネージャーのお話が出てるみたいなので読んでみたいです。

0

むっつり絶倫攻め×健気淫乱小悪魔誘い受け

 お互い、今の関係性が壊れるのが怖くて、本音を言えずに誤解すれ違いが起こる。
 葛生は普段聖人のような優しさだけど、ムッツリ絶倫。旬は健気な淫乱小悪魔誘い受けでめちゃくちゃ神です。
 フェラしてる時に攻めが声を漏らすのが好きで、ちょっとでいいから舐めたいなって思ってるのも可愛い。
 マネージャーがデリカシー皆無でスパイスになってる。

0

スターが可愛い!!

面白かった!
スターのオーラは別格なので、葛生が旬のオーラに圧倒されてドキドキしてると勘違いするのは解る。その上謙虚に懸命にお仕事してるの見たら更にキラキラして見えるよね。
旬にしても危うい所を助けられ、甘えさせてくれたら嬉しいと思う。人見知りの旬にとって、友達になってほしいって告げるの勇気がいっただろうな。
一般人とスターだけど気が合う2人
それが1枚のDVDからあんな方向に進むとは。どちらもいっぱいいっぱいになりながら進んだのは正しかったのかどうか。
特に旬は勇気を出す方向性間違ってるけど、勇気を出したからこそ想いが通じたと思う。葛生の危機察知能力というか、ここぞってタイミングで必ず現れる所もグッジョブでした。
とにかく旬が可愛くて、面倒くさい所もあるけどそこも含めて葛生には魅力なんだろうな。葛生が旬を大事に大事にしてるのも伝わるしお似合い。
周りにフォロー?叱咤?されながらも想いを貫いてほしい。
2作目読むのも楽しみです。

0

典雅さんの年上の余裕のないムッツリは最高

典雅さんの新刊ー!しかも久々の年上攻め!待ってましたよ〜。
ディアプラのここのところの三冊は年下攻めで、典雅さんご自身もお好きだというひたすら優しいアンドレ攻め(後書きより)とはちょっと違っていたために、個人的に今回はかなりテンション上がりました。
他社さんから出された『嘘と誤解は恋のせい』の攻めと同じ属性ですので、そちらがお好きだった方には朗報ですよ。
視点は本編は攻め。SSは受けとなります。

**********************
攻めは旅行会社営業の葛生、27歳。
爽やかイケメンで、それなりにモテるノンケ。
本来芸能人など世界が違うと認識する常識人。

受けの旬は、最近では歌手業もこなす若手人気俳優、23歳。
最低30歳までは恋愛・結婚禁止の契約を結んでいて、実はかなりのネガティヴ思考。
**********************

『真中旬と行く台湾クルーズツアー』なるファンとの船旅の主任添乗員として同行することとなった葛生。
ピンチヒッターとして搭乗することとなった葛生ですが、キラキラした瞳と笑顔、そしてファンへの誠意ある旬の対応にすっかり虜に。
そして旬もまた、葛生に一目惚れしていて…

やー、ムッツリスケベの攻めは典雅さんのお得意とするところですが、今回も随所にそれがちりばめられております。
特に視点が攻めなのでよけい彼の心中がだだ漏れで、笑える。
ただ本編は雑誌掲載のため、とにかくトントントントンと話が進んで参ります。
旬の天然な誘い受けっぷりに、鉄の意志で我慢していた葛生の理性が決壊し寝てしまうのはけっこうはやめなので。

後半のSSは旬が視点なので、けっこうなネガティヴっぷりです。
これは本編でも垣間見れというか書かれてましたが、なにせその時は視点が葛生なのでそんなところまで可愛かったりするんですよね。
なので旬のグルグルが本格的に書かれるのはこちらから。
そのことについては後書きにも触れられているのですが、わたし自身はあまり気にならなかったですね。
典雅さんの受けには時々ありますし、それに面倒くさいけれど旬は一所懸命で嫌な子ではないので。

典雅さんの凄いところは、例えば良く美形に形容される単語(アーモンド型の瞳とか)を登場させずとも表現することが出来る語彙の多さや、それをこちらへ印象づけられる力強さ。
とにかくその辺りの独自性は圧巻で毎回楽しみにしていますし、多分そのせいで典雅さんの作品は個性的で面白いのだと思います。
前にも書きましたが、頭の中を見てみたいくらいの才能ですね。
そしてエロもやってることは他のBLと同じなのですが、攻めが良く喋るし欲望が垂れ流しなのでガツガツ感が堪りませんね(笑
こういうところも大好きです。
このテンションを保って書かれるのは大変かとは思いますが、これからもこういう作品が読みたいですね。

18

笑顔で楽しもう、BL!

本を忘れて出かけ出先の本屋の新刊コーナーで購入。
気楽に楽しく読むには典雅さん外れないだろうし……、イヤでも、
電車で豪快に吹いたらどうしよう……と思いながら読んだのですが、
そこまでの破壊力はなく、ニヤニヤしながらサクサク読了。


旅行会社勤務の葛生×国民的スターの真中旬、
旬のファンサービスツアーの船旅に添乗したのをきっかけに知り合う。
この超人気アイドルスターが、その表面とは違って
めっちゃネガティブ。
で、彼のキラキラさに一発でやられちゃった年上の葛生が
慰めたり励ましたり甘やかしてメロメロ、
ついでに妄想が暴走〜って感じのお話。

例によって双方長台詞で喋り倒し、
本人達は大真面目っぽいのに、端から読んでいると超下らなくて
そこが笑えるところ。

攻めの葛生さんは、作者曰く「アンドレ攻め」とか。
うーむ、なるほど。
だけどね、私アンドレ好きじゃないのよね……(苦笑)
ということで、どっちも好感は持てるものの特に惹きつけられもせず、
まぁ、受けの旬くんも旬くんだから、
割れ鍋に綴じ蓋、お二人で楽しく仲良くやってて下さい。

個人的には旬のマネージャーの樫原さんと運転手の日暮さんが
なかなか好きでした。
いや、スピンオフ的な好きじゃあありませんが(笑)
ついでに、出てくる番組のタイトルが面白くて
これまた好きでした。


ハイジさんの挿絵もよく合っていて満足して楽しく読了。
再読はないかなと思うけれど、番外編とかはホイホイされそう。

11

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