空っぽだった俺を満たしてくれたのは 野杁 おまえだったんだ

世界の音がしない

sekai no oto ga shinai

世界の音がしない
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神12
  • 萌×24
  • 萌14
  • 中立5
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
6
得点
123
評価数
36
平均
3.6 / 5
神率
33.3%
著者
井伊イチノ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA(エンターブレイン)
レーベル
B's‐LOVEY COMICS
発売日
価格
¥680(税抜)  
ISBN
9784047308725

あらすじ

モテるけれど、誰かを好きになったこともなく、夢中になれるものもない高校生の千年。
そんな空っぽの自分に焦りを覚えていた千年は、
放課後の音楽室でクラスメイトの野杁がピアノを弾いているのを見つけ、彼にチェロを教えてもらうことに。
単なる思い付きで始めたものの、二人きりですごすうち、野杁に恋をしてしまう。
けれど野杁には秘密があるようで……?

表題作世界の音がしない

根津千年,人を好きになったことのない高校2年生
野杁翼,高校2年生,クラスメイト

その他の収録作品

  • トロイメライ
  • 君のためのハンマークラヴィーア(描き下ろし)

レビュー投稿数6

可愛い〜お話

初の作家さん買いです。
表紙の絵柄に惹かれて購入しました。
泣いてるから、悲しい内容なのか?シリアスなのか?と思ったら、とんでもない!
かわいいピュアなDK2人のお話でした。
絵柄の線が細いからか、ストーリーがとても良いのに、サラっと読めてしまいましたwww
思春期真っ只中、色んな悩みや、葛藤がある〜千年と野杁。
2人が、音楽を通して心を通わせて行く様子が素敵でした。
まだ、高校生の設定なので〜もう少し先が読みたかったです。

0

千年のような人に出会えて良かった

 千年の真っ直ぐだけどどこかちょっとズレているキャラクターが面白く、繊細でシリアスなシーンも多いのですが、雰囲気がしっとりし過ぎず常に柔らかかった印象でした。事故で小指を怪我し、大好きだったピアノが楽譜通りに弾けなくなった野杁。彼の絶望や虚無感は、きっと他人に推し量れる程度のものではない。

 でも、世界から隔絶されてしまわずに、周りに目を向ける敏感さを持ち続けていれば、千年との出会いのように今後彼の人生を導いてくれるものにたくさん出会えると思います。ピアノが以前のように弾けない代わりに得たのではなく、ピアノに加えて新たな人生の彩りを手に入れた気持ちでいて欲しいな。将来千年が編曲した曲で、彼にしか弾けない曲を弾いて欲しいと願います。

0

せんねんくん

攻めくんのあだ名が気になりすぎました(笑)
まさかの最後まで「せんねん」くんなんて…(^_^;)
2人はそれで良いのかもしれないけれど、私はちゃんと名前で呼んでる所が見たかったです。
題名からシリアスな感じかと思いましたが可愛いお話でした。
エッチの時はウブで可愛かったです。エロさを感じなかったのは残念ですが…。

1

可愛いふたりの優しい話

好きな人ができたこともなく、やりたいことも見つからないのが悩みの千年(攻め)は、放課後の音楽室でクラスメートの野杁(受け)がピアノを弾いているところに遭遇する。このことは黙っていてほしい、となぜか頼んでくる受けに、攻めは口止め料としてチェロを教わることになったが、やがて受けのことを好きになって…。


とっても可愛い話でした。
イケメンでモテるのにちょっと変人な攻めと、天然でほだされ系の受け。受けは攻めの訳の分からなさを宇宙人のようだと思っていて、攻めは受けをとにかく可愛い、天使のようだと思っています。
タイトルや表紙の雰囲気から、何となくシリアスな話かと予想していたのですが、誰一人として悪人が出てこない、ほんわか優しい作品でした。

受け攻めは逆でも成立したと思います。攻めもすごく可愛いので。
でもこちらの組合せで収まって個人的には良かった。

3

ストーリー重視です

当サイトで知って買いました。
本作はピアノを鍵として物語が進んでいきます。
根津くん野杁くん共にピアノ経験者ですが、根津くんは幼少期で辞めており、野杁くんは指を怪我しつつも止められない といった感じです。
感情の変化は少しゆっくりで、根津くんの片思い期間が長め。
物語はものすごくピュアで、恋特有の心情の悩みが多く描かれててストーリー重視です。
あと、物語とは直接関係はないかもしれませんが、井伊先生の字がきれいでした。

2

百合っぽい可愛らしい2人でした

1冊全部でひとつのお話を楽しむことができます。
タイトルや表紙から受けたイメージよりは、
あまりシリアス過ぎない、可愛らしいお話だったなという印象でした。


最初は攻めの視点から始まります。
(途中で受け視点にも切り替わります)
モテるけれど実は今まで恋をしたことも、
そしてやりたいことも特にない高校2年生の攻め。
放課後になると時々聴こえてくる、
きれいだけど少し切ないピアノの音色が気になっていたら、
意外なことにその奏者はクラスメイトの男子(受け・表紙の子)。

ピアノを弾いていたことを秘密にしてほしいと言う受けに、
代わりにピアノを教えてと頼むと、なぜか断られ、
チェロならいいよと、チェロを教えてもらうことに……

なんで教わるのがピアノじゃだめだったんだろう?と思っていたら、
それは受けの抱えている秘密の過去のせい。

しばらくして分かったその過去とは、
音大附属の学校に通いピアノ漬けの毎日を送っていた受けが、
事故にあって左手の小指が動かなくなってしまった…という辛いもの。
受けはもう、楽譜どおりに弾くことすらできない状態でした。
コンクールに出て上を目指していた受けにとって、
誰かのために弾くだけのきれいなピアノなんて意味がないもの、
だけど恋をしてしまった攻めは、そんな受けのためにと……


夢中になれるものが何もなかったちょっと天然な攻めが、
受けに恋をして、受けのためにと今出来ることを探して頑張る、
そしてその想いがちゃんと受けに届いて、ふたりで奏でる美しい音色…
とても温かい気持ちになれました。

ただ、
絵がキラキラ瞳ですごく可愛らしいだけじゃなく、
中身もほんわか~なふたりで男っぽさを全然感じなくて、
中も外も百合っぽくて、わたしはちょっと萌えづらかったな。
それから受け攻めの外見が、
逆の方がしっくりくるような気がして、そこも少し気になりました。

エッチは最後にサラッとだけあります。
始める前の攻めのセリフが可笑しかったです~

6

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