いびつな恋のシーソーゲーム

ibitsu na koi no seesaw game

扭曲恋情的拉锯战

いびつな恋のシーソーゲーム
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神40
  • 萌×245
  • 萌44
  • 中立11
  • しゅみじゃない7

--

レビュー数
24
得点
523
評価数
147
平均
3.7 / 5
神率
27.2%
著者
嘉島ちあき 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
発売日
価格
¥639(税抜)  
ISBN
9784796407984

あらすじ

鮮やかな手口で狙った獲物は絶対に逃さない。
大泥棒グレイは盗みと変装が得意な大悪党だ。
専任捜査官の俺はヤツが盗んだものを必ず奪還していて、
世間からは称賛を浴びていた。
だが実は屈辱的なことに一発ヤるのと引き換えに取り返しているだけなのだ。
こんなことしてタダで済むと思うなよ。絶対に捕まえてやる──!!
刑事×泥棒、愛と宝石をかけたラブバトル!

表題作いびつな恋のシーソーゲーム

須堂怜一,刑事
グレイ,怪盗

その他の収録作品

  • かきおろし
  • あとがき

レビュー投稿数24

泥棒と刑事

ちょっとおまけの★3つ評価。

天性の泥棒と、いつもしてやられる刑事のカップル。
あっさりと有名宝石などを盗んでしまう天下の大泥棒ですが、なぜかそれを追ってきた刑事をHする代わりに盗んだものを返してくれるというお話、単話読み切りの雰囲気で、1話ごとに1盗みがありますが、それがつながって1冊になっている感じ。

設定は面白く、変装の名人でもある受け(泥棒)さんが、隣人になっていたり、はたまたあの人も?というサスペンス的にも面白いのですが、刑事の過去の人との関連がいまいちよく分からずその点がもやっとしました。
少し全体としてのまとまりがなかったかな?という点で実際には★2.5ぐらいです。

0

どっかで見たと思ったら…


刑事×怪盗という設定やテンポが、どこか既視感あるなぁと思ったら最近読んだ某刑事は~でした。

似通っている部分がありますが、対するこちらは肉体関係があり、進化版といった感じ。
BLっぽさが物足りないなぁという方にはいいと思います。

この一冊で終わってしまうのは、もったいない気がします。
また、続きがあるような終わり方で「どうなったの!?」と気になります。

某三世のように、このやりとりが永遠に続いてほしいなぁ(笑)

0

超良い。

一時的な(自分の中での)流行りではなく、
長い間好きな作品になりそうです。

0

んな、アホなw

んな、アホな!と思いながら読み続けました。
どこからどうツッこめばよいのかw
や、ツッコんではいけないコメディなのだろうけど。
頭空っぽにして楽しまないといけない作品なんですね、きっと。

にしても…それでも…リアルを押さえてこそのコメディでは?!との融通の効かない考えが頭をもたげまして。

ちょこっとだけ言わせてもらうと
須堂刑事よ!
グレイ専任捜査官によくなれましたねw
もうちょっと真剣に考えてはどうですか?!と何度思ったことかw

で、いろいろどうやってごまかしてきたのか。
事実関係を考えようかと思いましたが、無駄だわね、野暮だわね、とやめましたw

回想の、有瀬が藤堂の家できゅんときているところはよかったですが。

全体としてもう少しどうにかならなかったものなのか…と思いました、や、私にはこういう作品を楽しむ感性が欠けているのだわ、と「アキハバラフォーリンラブ」「僕らの最大公約数」でも感じたことを再度認識した次第です。はい。

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追いかけてるのはどっち?

警察 vs 怪盗ものですが、そのつもりで読むとだめなやつです。
警察と周囲のあらゆる人間を巻き込んだ、壮大な恋の駆け引きでした。

予告状を出して一度はターゲットを盗み出すものの、すぐ返して来る。
盗られたものは戻っても、決して捕まらない。
怪盗グレイと刑事の須堂の追いかけっこは今日も…。

いやはや、解決するかと思いきや。
盗んでは須堂を捕まえて、からだを頂く代わりに物を置いていく。
高度な変装技術で須堂の周辺に神出鬼没。
あれだけ完璧な変装をされたら、自分の周りにいる人間すら誰も信用できなくなりそう。
そんなグレイと、過去にしがらみのあったある人物が須堂の中でつながるものの、すべては藪の中でした。

途中で何かが紐解けそうで、何かが分かりそうで、あともう少しですっきりするのかなと思いきやすっきりしない。
盛り上がった気持ちの行き場がない状態で放り出されてしまいます。

全部が明かされてすっきりした方が良いのか、それともこの有耶無耶な終わり方の余韻に浸るのが良いのか。
それは読んだ方、それぞれの判断に任されています。
ちなみにわたしは最初は納得いかなかったものの、このレビューを打っているうちに「これで良かったんだな」と思うようになりました。
明かされないから、今日もあの攻防がどこかで続いていると思える。
簡単に捕まってすべてを知ることができるなら、怪盗とは名乗れませんもんね。

グレイのターゲットは須堂のこころ。
それが確実に手に入るのはもう少しでしょうか。

0

翻弄されます★

刑事の須堂怜一(攻め)が、泥棒のグレイ(受け)に翻弄される話。

ストーリーはこの一言に尽きるのですが、展開がなんともテンポよく面白いです!
グレイは変身の名人だし、スリはできるし、手錠抜けも得意。
須堂は追い詰めたと思った途端、するりと逃げられるというのが毎度のことです。

事件以外でも日常的に須堂の近くにいるグレイ。
須堂に執着する謎がとけるかと思いきや、どこまでが嘘で真はあるのかといったオチに笑いました。

笑顔の合間に見える真面目だったり寂し気な表情がすごく魅力的です。
本心を見せない襲い受けがお好きな方には絶賛お勧めです!!

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結論を出さないという結論がループを生む

私も「花とうさぎ」を読んで、作家買いした口です。
ヘタレな刑事さん×変装が得意な怪盗。怪盗さんは盗みを働くものの、刑事さんとのエッチと引き換えに返す愉快犯的な犯罪者。某探偵漫画の二次創作を見ているような気分にもなりつつ(^^;)

刑事さんはエッチしてくるのと引き換えに宝石を返してくるような怪盗グレイという姿しか知らない。だけどいつしか、昔出会ったあいつと同じでは、という疑念が。しかしはぐらかされます。シリアスに真面目な事を言い合う時…も偶に有ったりしますけど、エロとコメディではぐらかします。ある意味それが肝。
刑事さんは知らないだけで、あの人とあの人は実は同一人物だったり…「俺はいったい何人のおまえに会ってんだ?」という言葉の通りです。

他の方がレビューしているとおり、この話に結論は有りません。刑事さんは自分に対する執着を示されるけども、それは一体「誰から?」。グレイと刑事さんが会った事の有る「誰か」が同一人物である確固たる証拠は無いのに。ただ自分に向けられる恋や愛と表現してもいいのかどうか不明の執着だけは示される。一方で愉快犯的な怪盗には乗っかられる。この2つは繋がる事が有るのか無いのか。その結論も出ません。いや、繋がってるでしょ?と思っちゃうのは、読み手側の希望や推測でしかないんですよね、結局。

個人的には、ある意味、結論を出さないままで終わるからこそ、良い終わり方、となっている話だとも思います。勿論、他の方が書かれているように「続きを!」「結局この2人はどうなるの!」「え、これで終わり?」というのも解りますけど、1冊丸ごとこの2人(?)についての話な中で、関係が進んでいるようで進んでいないようで、同じところをぐるぐる回っているようで、な感じを楽しむ、っていうのがいいんじゃないでしょうか。
読み手がこの続きを勝手に妄想したり、また違った形で刑事さんの近くに現れるのを想像したり、今まで彼とあの人は同じ人だと思い込んで読んでいたけど実は違う人だったり?という可能性を考えてみたり。読み手の想像力・妄想力を掻きたてるような話だと思います。結論を出さないエンドレスループな話ならでは、ですよね。
二次創作を見ているみたい、と書きましたけど(原作があってその世界観に反しない範囲で話を妄想するのが二次創作ですけど、その世界観に反せない以上ある意味結論を出せない、というのも二次創作の話の作り方だと思います)、この話もまた、そういう風に読んだ側に二次創作を妄想させるような話だなあと思います。原作者が答えを出さないからこそ、話が読み手の妄想で拡がっていく、みたいな。

最近は連ドラが終わってもすぐに「第2期を!」「スペシャルを!」と言い出す人が居たりと、きっちり完結している筈なのに作品が続いていく事を求めている様をよく見ますが、この話はこれで完結しています、と示されたなら、結論が出されていない事にモヤモヤして低評価!というより、その結論が出ていない事を楽しむ・続きを妄想したりする事を楽しむ、というのでいいのではないかなあと思います。
まあ勿論、そういうモヤモヤを残されるのが嫌、という方もいらっしゃると思いますし、そういう部分で評価が下がる、というのも解ります。個人的にはこれで終わり、というので良いと思うんですけど、「神」評価はやっぱり付け辛いかなあ。

1

煙に巻かれた感がモヤモヤを残す!まさに煙!

色々ツッコミどころは多々あれど、
私は好きでしたよ!このドタバタ加減!

最近なぜかこういうドタバタちっくな作品に当たることが多いのですが、
その中でも一本筋が通っていて、まとまっている方かと!

前の方々が書いていらっしゃるように、
ルパンと銭形の関係を、う〜んとBLチックにしたようなお話!
コメディにまとめていますが、
受のグレイの須堂さんに対する思い入れの強さや、
須堂さんのグレイへのほだされ具合がなんだか切ない。

刑事の須堂さんも怪盗グレイも、中々魅力的なキャラクターで、
特にグレイはまだまだ謎の部分も多いので、ぜひ続編を読んでみたいところです!

それにしても!
「花とうさぎ」の印象が強いのか、
今までの嘉島さんの作風からみたら、
全体的なエロ度が急激に上がっているような気がするのは、私だけ⁈

いまいち完結しきってる感に欠けるのと、
もう少しドラマチックなエピソードも欲しかったというところで、
評価はちょい神寄りの「萌×2」で!

0

刑事に恋する泥棒

受けの攻めへの執着が可愛いけどすごいですね。
変装が得意な大泥棒グレイ。ルパン三世みたいですね。体型まで変装できます。
須堂の周りをウロチョロそんなに大好きなんだね!
お隣さんにまで成りすまして最後は須堂の部屋が見える所に引っ越して。まだまだグレイを続けるのかな?押し入れに須堂の財布と自分に繋がる携帯を残していったのはどうして?気がついて欲しかったの?

結局有瀬はグレイなのか?わかりません。
最後のシーンでは髪の色は同じだったようですが顔が違うような。

でも盗んだ獲物と引き換えに襲い受け!そして須堂が毎回反応してるってどゆこと?そっちの人なの?
須堂は今でも有瀬を待ってます。

謎ですがユルい気持ちで読めます。

0

その時ハートは盗まれた

かなり面白いです(^^)ではなぜ"神"ではないか…それは、何回読んでも謎が解けないからです笑!あやふやなままなのか、続くのか、ハッキリした終わり方ではないのですが、その分読み手の解釈によって結末が変わるのかなと思います!
Hする代わりに盗んだお宝を渡す、そんな怪盗グレイ(受)と刑事の須堂(攻)をコミカルに描いている作品です。グレイの正体は誰にも分かっていませんが、須堂は、過去の記憶を辿り、首の3つのホクロを頼りに、昔自分につきまとっていた有瀬という男を思い出します。グレイの正体は有瀬なのか、マンションの隣人である灰崎なのか、別の誰かなのか…。
グレイが一途に須堂が好きだということ、また、須堂も、グレイに特別な感情があること、その2つは、読んでいて伝わります(^^)
いつか続きを読みたい!そうワクワクさせる作品です(⊙▽⊙)/

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