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oujisama wa kudokibeta
幼なじみの再会ラブ
学園を舞台に繰り広げられる2組のカップルのピュアラブです。
表題作の前に1作品収録されていますが、
そちらは遠縁の親戚の子同士の再会もので、
キス止まりのとても可愛いお話でした。
ただ、私にはちょっと可愛すぎたかな……
少し物足りなく感じてしまいました^^;
個人的に表題作の方が好きでした。
こちらも幼なじみ同士の再会ラブで、
遊び人の周防とツンデレな那智が対照的で良かったです。
両想いになってから、周防が那智をマグロ扱いするのがちょっと気になったけど……
その表現はいらないような気がしました。
でも、手をつなぎながらする初めてのキスは可愛かったな^^
可愛くないのが可愛い
お話もキャラも可愛くて、何度か読み返した１冊です。
同じ学園を舞台にした、２カップルのお話です。どちらのカップルも、幼い頃の仲違いをこじらせて熟成させた恋を成就させる、再会ラブストーリーでした。
登場するキャラたちが生き生きしてて魅力的だし、好きなのに素直になれず意地を張ってて可愛くないのが本当に可愛くて萌えます。
ツンデレは苦手な時もあるけど、このキャラたちのツンデレは可愛くてニヤニヤします。
そんなツンデレくんに振り回されてハマっていく様子もキュンとなるし。
設定としては、女の子と間違えて…とありがちなんだけど、ケンカップルがどんどんバカップルに変わっていく様子が好きです。
ツンデレ同士と天然同士の2カップル
表題作はツンデレ同士の意地の張り合いです。
昔から可愛い女の子が好きだった攻め。初恋の相手は日舞の家元のご令嬢だったが、親にゴネて対面したその令嬢は男だった。腹が立つやら泣きたいやらで散々な対面だったのに、なぜだかいまだにその初恋を引きずっている。一方同じ高校に通っている家元の息子（受け）も、ツンツンした態度を取りつつ攻めに何かと絡んできて…。
自分が女だと勝手に勘違いしていたくせに、男だと知って罵り悪態をつきまくる攻めの子供時代がどうかと思いました。ちょっと受け付けないレベル…。高校生になってからの性格はなかなかいいツンデレだったので、子供時代の反応がもうちょっと抑えたものだったらよかったな。
受けは受けで、そんな態度を取られたのに昔から攻めがずっと好きだというのがちょっと理解しがたかった。
高校になってからのケンカップルっぷりは好みだったのでもったいない気がします。
表題作よりも先に載っていた『こいかつ』。
平凡なうちの子である受けは、御曹司の幼なじみがいた。仲が良かったはずなのに、昔一緒に遊んでいたときに穴に落ちた受けを放っていったことがずっと引っかかっている。それから疎遠になっていた2人だったが、高校で再会して…。
どう考えても誤解があるとわかる出来事で疎遠になってるので、ちょっと誰かに確かめろよ、と思いました。表題作と同じく、今現在の受け攻めの関係性はなかなかいいのに、昔の設定がいまいちでもったいない。
あと学園の設定が、家柄のいい御曹子たちと、平民だけど特別頭のいい子たちが通う学校だということなんですが、受けくんや受けくんのクラスの子たちが頭がいいように見えなくて混乱しました。
さらーっと読めます。
【こいかつ】
高校3年：南條大和×高校1年：矢萩陽です。遠縁の親戚同士の高校生ものです。
設定では大和が旧華族のお坊ちゃんで陽は母親が旧華族の出ですが、普通のリーマンと結婚したので庶民の生活をしていることになっていますが、正直あまり旧華族はあまり関係ないので、大和がお金持ちの坊ちゃんくらいの感じで見てもいいと思います。
えー、二人が小学生くらいのころに陽が床下に落ちてしまったのですが、大和に助けを求めるけど黙って去っていって、そのまま会うこともなく高校生になって久しぶりに再会するという話でした。
なんか、シリアスな感じっぽいですけど、そうでもなく陽が疑問に思ったことを母親に聞いたら、あっさりと答えてくれて、その後大和本人に聞いて解決っとエライあっさりした感じでした。
しかもキスはしたけど、両想いかどうかも有耶無耶でしたし、これは続く･･･の？って感じな終わり方でした。
【王子様はくどき下手】
津曲周防×花鳥院那智の幼なじみものです。大和の生徒会の後輩の話です。
周防の初恋の相手が那智だったのですが、男だと分かった途端に態度が変わって10年後の話です。
正直、どこかで読んだ事ある気がするような内容でした。
まぁ～中々のケンカップルで萌えましたね。でも、こちらもあっさり目でした。さらーっと読めます。
3ヶ月連続で発売されている中で、この話が一番あっさりしていたと思いますね。
