Ghostdog

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Ghostdog
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神28
  • 萌×28
  • 萌5
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
7
得点
187
評価数
42
平均
4.5 / 5
神率
66.7%
著者
小野浜こわし 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
日本文芸社
レーベル
MeltyBulletComics
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784537145953

あらすじ

外は雨、間もなく閉店のバー『ラ・メール』にひとりの客が訪れた。
喪服を着た男が雨だれを零しながらドアをくぐる。
目を奪われていたバーテン・志村に男がオーダーしてきたのは、前オーナー里見の十八番だったカクテル『チャールストン』だった。
恐らくこの客の来店は初めてではない···
そんなことを考えていた矢先、二杯目のサインが出る。

「ゴースト・ドッグを」。

「もしこのカクテルをオーダーしてくる奴が現れた時は気を付けろ、そいつは本物の犬の幽霊かもしれねえぞ」。
志村は昔、里見に言われたことを思い出していた···。

表題作Ghostdog

志村大輔、バー『ラ・メール』店長
姫川司、遺言執行人、元ヤクザ

その他の収録作品

  • あとがきまんが

レビュー投稿数7

私の癖を撃ち抜くイケおじ!!

筋肉美、肉体美、イケおじ、煙草に歳上受け!!!!!!!!!!!!

私の癖を撃ち抜く要素をふんだんに詰め込んだ一作品。

ある意味狂犬と癖のぶつかり合いにドキドキしてしまいます!!

バーテンダーの志村×遺言執行人の姫川
夜の街と裏社会、過去から繋がる現在へ狂気。

ストーリーを彩るお酒と脇を固める味深いキャラクター達と時折現れる笑いにも心持っていかれます。

単話配信時より、加筆修正な上に描き下ろし部分のふたりのエロスに悶えること間違いないです。

今宵の素敵な一杯にいかがですか??

5

これぞBL漫画の醍醐味!

ふわふわBLも少女漫画BLもキラキラDK BLもいいだろうが、それじゃ満足できんのじゃ!そう!こういうのを待ってました。演歌調で決して今流行りのBLではないのだろうけれどもお金を出して買って時間を割いて読んだ価値があったと思わせてくれるBL漫画でした。受けがおっさんでどこからみてもおっさん、そのおっさんが男に惚れて乳首をたたせて喘ぐ、これですよ。女の子がいっさい透けて見えない本物の男!これこそが私がみたいBLの受けだと思いました。
ハードボイルドで独特の色気のあるイラストとバーと裏社会を舞台に繰り広げられる愛憎劇、カ〜〜〜!いい!ちょっと難しいけど時間をかけてゆっくり味わうカクテルのような(上手いこと言ってると思ってる)味わい深い漫画でした。素晴らしい。
濡場もぶつかり合う想いと肉体!って感じで素晴らしかったです。何度も読み返したい作品です。

5

カクテル飲みたくなる!

ちるちるさんで紹介されていたのか?なんとなく表紙を覚えていてほぼ何も知らずに購入しました。
初BLと作家さんが書かれている、少年マンガを描いているとのこと。
読んでいて面白いし残りのページ数が少なくなると残念な気もして、、
ただ読み終えると結構よくある年下攻め×色っぽい受けのラブストーリーやん、と気が抜けますねー
作者様はヒゲのおっさん受けで読者にウケないんじゃ、と懸念してらしたようですが、今どきヒゲおっさん主人公にはBL読者は驚くこともないですよね。
このおっさんは充分妙に色っぽくて、で若い頃は美形で眼福。
首筋のキズがセクシーなんで攻めがエロい目で見つめるとこが良い。
攻めのバーテンダーもイイカラダしてます。
登場人物、お母さん2人以外全員メンズで似てるようでちゃんと描き分けしてくれていて分かり易かったです。
ただ、ギャグふうな絵柄になるのが多すぎる。
私がミニ柄、ギャグ柄が嫌いなせいもあるんだけどちょい興醒めです。
お話がまた小出しに過去を出してきているせいか分かりにくいというか私の理解力が足りないせいか、最後投げ出しそうにもなりました。
でもまあ似たような話、「キスアリキ」で読んでいたんだよな。

いつも思うのですがBLにヤクザ屋さんが絡む話はとてつもなく多く、私も実は好きではあるんですがあの「囀る、、」でさえも不自然極まりないと、私は思います。
ファンタジーとしては成り立つけど取材などしていない分不自然。
もちろん細やかにあちら様の取材が出来たら、取材すればするほどBLには向かない事が分かるのですから仕方ないか。
文句たらたらですが、この作家様がまたBLを描いてくださればまた購入いたします。

4

先が読めないハードボイルドストーリー

書店で見かけて気になって拝読しました。

初っ端から謎を秘めた展開で、作者様があとがきで書かれているように結末を知ってからまた読み返して伏線を探すのもいいなと思いました。
志村も姫川も重いものを背負っているし、軽く流しながら読める内容ではないので、頭を使って読みたいという方には向いてるのではないでしょうか。

謎解きのような要素のある作品ですのでストーリーの詳しいネタバレはしませんが、愛のあるハピエンです。
受の姫川は特殊性癖の持ち主でとんでもなくエッチです…
無精髭のオジサマですがあんな誘い方されたらたまらん。
志村は眼鏡がない方が私は好きでした。
絡みのシーンは貪り合うような痛々しさと快楽が混じった迫力がありますので、野性味や筋肉を好む方向けかと。
あとがきにあった玉置と幼馴染みの付人の話がとっても気になるのでぜひ読みたいです。

3

試し読みで気になったら是非

もっと注目されてもいいのに、いまいち伸びなかったのはレーベルの問題なんだろうな。連載から合板版発売までも時間がかかったそうですし。自分はたまたまTLに流れてきた作者のツイートで表紙を見て興味を持ちました。ただ、表紙から受けるイメージと主役の属性がかなり違う!もっとイケイケな年下攻めで、ややくたびれたおじさん受けを想像していたので…もろもろの事件解決後の、大輔が私服で客席に座っていて、姫がバーテンダーの格好をしている光景が好みには近い。
お話は一昔前のBLにはよくあったけれど、最近はぐっと減ったノワールもの。絵柄も今風ではないものの、作画もストーリーもきちんと作ってあって面白かったのですが、BLらしさは薄め。試し読みで気に入った方の期待にはしっかり応えてくれる作品でした。

萌〜萌2 主役の属性から個人的には萌ながら応援の萌2!

0

スリルがたまらない

前マスターから引き継いだバーを営む大輔。そのバーにとある日の閉店間際、客として姫川が訪れるところから始まるお話。
一見さんのはずなのに常連のような雰囲気を醸し出している姫川をひと目見て何かを感じ取っていた大輔ですが、その予想通りお互いの未来を変えていくことになる出会いとなり、そこから裏社会が絡む訳ありな男たちのスリルのある展開になっていくのでした。

大輔の父親である豪と姫川の関係が鍵となり、それが大輔の前に現れたことにも繋がっていて。
惚れた男との約束を果たす為、姫川は大輔を殺そうとするけれど。また新たな愛がそこに立ちはだかっていくというヒリヒリしたやり取りがたまらなかったです。

豪も玉置も親分も、それぞれに抱えていた苦しみ。そんな周りのキャラの立場も重要で、しっかりお話に結びついていたのも良かったなと思いました。

男らしいお話を引き立てるような絵柄がぴったりマッチしていて、とても読み応えのある作品でした。

4

刃傷沙汰の恋狂い

ダークでバッドでハードでドライで。でもウェットな。
大人の男の刃傷沙汰の恋狂い。

ほわほわと可愛らしい初恋BLとは真逆。ヤクザ絡み、雁字搦めの逃げられない邂逅。
主人公2人はバーテンダーと葬儀屋で立場上はヤクザではないけれど、2人ともある1人のヤクザの存在感から逃れられない。

舞台装置は画面同様に暗い。
ヤクザの実父にアルコールで壊れて死んだ母、前科者になってしまった息子と。
腕のいいバーテンダーだったのにヤクザに惹かれ、全てを捨ててしまった男。
そして親が誰だかわからない跡目継。
3人の愛憎、思惑、真実、覚悟、そんなものがぐるぐると暗闇の中でビルドなのかステアなのか。それともシェイク?
その中心にいる幽霊の影が、「豪」という極道。
しかし、豪の幻影の中でその面影に焦がれる男と、父に向けられたその感情を奪う決意を持つ息子の「愛」は、思いの外エロ甘い!
かつての豪への想いとその息子の大輔を目の前にしての欲情のミクソロジー。
傷跡萌え民にもゾクッとくる仕上がり。

0

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