好きになってはいけない相手を愛してしまった

はれもの水風船

haremono mizuhusen

はれもの水風船
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神92
  • 萌×239
  • 萌28
  • 中立5
  • しゅみじゃない6

--

レビュー数
17
得点
705
評価数
170
平均
4.2 / 5
神率
54.1%
著者
赤星ジェイク 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
ふゅーじょんぷろだくと
レーベル
POEBACKS Baby comic
発売日
価格
¥675(税抜)  
ISBN
9784865890969

あらすじ

天真爛漫な義弟×劣情に溺れる兄
寝食を共にし、
家族として育った相手に
欲情する日々。


ぬけだせない、歪で淫らな三角関係

後見人から性的虐待を受けていた沿(そう)を引き取った要(かなめ)の家族。
2人は本当の兄弟のように仲睦まじく、大切に育てられた。
辛い過去を抱える沿のため、頼れる兄になろうと努力してきた要。
しかし思春期を迎えた頃から要は沿に対して欲情するようになる。
いやらしい想いは日に日に増していくばかり。
はじけそうになる願望をもてあました要は、
そのはけ口として教師・大場(おおば)と肉体関係を結ぶようになる――。

優等生の兄・要
無邪気な弟・沿
生徒から人気の若い教師・大場

愛欲にもだえ苦しむ男たち

表題作はれもの水風船

義理の弟,小学生→大学生
沿の義理の兄,小学生→大学生

同時収録作品はれもの水風船

教師
義兄への恋心に悩む生徒

その他の収録作品

  • 晴れもの紙風船(描き下ろし)
  • あとがき

レビュー投稿数17

良い話?悪い話?

いや〜……裏切られた。
良い意味でも悪い意味でも。

主人公は、要。
小学生の時に一目惚れみたいに大好きな「沿」が家に引き取られ、兄弟として育てられることになる…
…んだけど、沿が好きで、その思いが欲望になって苦しい毎日が続き…という展開になっていきます。
ところがその悶々が1人の教師に知られて。
要はその教師と隠れて性行為をするように。
この辺、ザワっとして、何この教師ってキモチワルサが膨れ上がって、要の心と体が心配で、とにかくザワザワしながら読んでました。
だけど。

あっけな〜く最終章になって。えっ⁉︎って。
いえね、良かったんですよ。要、よかったなぁって。それはホントにそう思ったのだけれども。
なんというか、これストーリーに横やりでも入って急に結末変えました?って感じるくらい違和感。
だから裏切られたっていう感想。
良い意味では、バッド展開を予想してたのがハッピーエンドになったから。
悪い意味では、途中の緊迫感と整合性が無いと感じたから。
教師に関してもそう。
良い意味では、無かったことにしてくれたから。何?いい人だったの?的な。
悪い意味では、生徒とヤるな。本当にいい人だったらヤらないだろ。
どっちかわかんないんですよ。要するにチグハグ感を感じました。

0

みんなが主役だね。

赤星先生、さすが〜!
ストーリーの進み具合と、絵柄の見せ場がゾクゾクして面白かった。
普通の少年の要の、イロが濃くてワクワクした。

この物語を読んで、まず最初に要母!
この方、本当の意味で人格者。最後の最後まで、沿の人権を守った人だね。

そして、大場先生。
沿と要の気持ちを最初から知りながら受け止めたね。
んでも、大場先生も要に情が沸いて本気だったんだろうな。
ここは、沿ではなく、大場先生と要ハッピーエンドでも良かったと、私は思ったけどね。

メインの御二方、沿と要。
要の初恋である沿と、兄弟になり、それから恋人になり。
沿も父親代理とは合意だったと解釈。
でも、要母に引き取られ〜要に頼り自らの意思で歩だし、要とハッピーエンド。

最後に要の電話の相手は大場先生だよね。
大場先生のスピンオフがあればいいなぁ〜と、思ったけど。後ろで、子供の鳴き声聞こえてたもんね。
はぁ〜、大場先生のネコシーン希望だったわ。

0

義理兄弟だけじゃない!背徳エロ

義理兄弟でイタしてしまう話か・・・と思いきや、、それだけでは終わらないのが赤星ジェイク先生ですよね!このやるせなさ・・・んん・・・。

冒頭のシーンだけでもオトナ汚いなぁ、なんですが、まさかお兄ちゃん(義理)まであんなことになるとは。ここはぜひ、ネタバレせずに読んでいただきたいです。なお、ラストはハピエンなのでご安心ください。

エッチなシーンは、さすがのジェイク先生・・・真面目なDKがどんどん沼にハマっていく姿がいやらしくて可愛くて、、。エッチな下着とかほんっとに性的で素晴らしいのです。眼福。

0

ゾクゾクとキュン

義兄弟、先生の三角関係。
信頼しあっている無二な兄弟・要と沿の崩れそうなバランス、思春期の脆さに心揺さぶられる。
沿の過去もあって邪な気持ちを抑えなきゃ抑えなきゃと葛藤して抜いちゃう!!
沿の興味の対象を動かすために近づいた大場先生と関係しちゃう!!
心と体がどうしようもなく、もがいている要の背徳感にゾクっときます。
太ももの内側を火傷して、大場先生に薬塗ってもらう描写のエロスといったら…
どんどん依存して、心も依存したいのに、できないのがもーーー切ない!!

大場先生は悪い大人だったのか、要を救いたくて、けしかけたのか真意は分かりませんが、「好きかと」聞いたときに見える執着、なかったことにしたけど顔を合わせらない気持ちに大場先生なりの愛が感じられて切なさいっぱい。最後に近況を電話していた相手は大場先生?明るい未来を歩いているといいな。

気持ちを打ち明けるところは今まで溜め込んでいたわりには少し唐突さも感じたけど、今まで溜めこんできたものをここで出さなきゃねというのと、2人の深い想いにギュッときます。

間違ったことをしていたけれど、必要なことで、それがあったから2人の未来ができたというのにも考えされられました。
どうなるか展開が読めない仄暗さ、要と沿の距離感の葛藤や変化、好きです。

0

好きじゃない人に抱かれてもいいやという投げやりに共感

 いつもエッチなことを考えてしまう要がいやらしくて可愛かったです。義理の弟である沿に欲情してしまう彼。沿も要に好意を持っているであろうことは、読者には早い段階から分かりますが、表面的には弟らしく可愛らしい爽やかな態度を崩さないので、2人はずっとすれ違います。個人的には、思い詰めた要が教師の大場に抱かれるようになる展開にすごく萌えたので、大場とくっつく結末でも良かったくらいでした。長らく悩んでいたのは何だったのかと思うほど、最後はあっさりとした沿の告白で想いが通じるのですが、ハピエンは嬉しいけれどちょっと拍子抜けした感はありました。

1

この三角関係、アリじゃないでしょうか

〖DMM電子書籍〗
修正 : 白抜き、白線
カバー折り返し : なし
カバー下 : なし
帯 : なし
裏表紙 : あり
備考 : 白抜き多めな中でたまに出てくる修正甘めなコマ。どういう違いなのか。

〖紙媒体〗
未読

0

いい女性キャラのいるBL

・絵柄はあまり緻密じゃない系。だけどセックスシーンはすごく湿度を感じたし、思いを告げるシーンで構図がかっこいいキメゴマがあるなど、要所要所が決まっていて綺麗
・お兄ちゃんが弟と先生のどちらを選ぶのか、終盤まで気持ちが揺れ続けるのがよかった
・兄弟のお母さんがすてき。実子である兄はもちろん、虐待を受けて引き取った弟のことをよく考えていて、適切な距離感の親でいてくれてる感じ。いい女性キャラのいるBLは良い。

2

切ないなぁ…

丸ごと1冊表題作です。
いつも個性的なお話と絵柄で楽しませてくれる赤星さんですが、今回はなんとも切ないお話でした。
ストーリー的にはよくあるお話かもしれませんが、主人公2人のお互いへの好意が見えるだけに一層切なさが募る作品だと思います。
主人公2人は1学年違いなのですが、子供の頃に出会って一緒に育ち、2人が大学生と思われる頃までのお話が描かれています。
その中で2人とも思い悩んで関係をどうにかしようと葛藤します。
教師の大場先生は要の悩みに気づいて助けてあげようとするのですが、大場先生の立場から見ても切ないです。
でも根はいい人なんですよね…。
結構重い雰囲気から始まるお話ですが、優しい人も沢山いて心温まるお話でした。

2

大好物の兄弟物

兄弟物ですが血のつながりはないです。
さらに義父子、師弟とふんだんに盛り込まれている背徳感がたまりません。

兄と弟である沿は男であると自分を納得させようと葛藤し、それでもやっぱり嫉妬心は抑えられず弟を独占するために考えた作戦がなんとも可愛いらしくて拍子抜けしましたw

肉体は快楽に溺れても好きな人でなければ精神面は満たされないと身を持って知った二人。
先生が最後まで優しくて可哀想でしたがちゃんと明るいその後が知れて良かったです。

とても淫靡でとてもピュアなお話でした。

5

先生…!!

す、す、すばらしく好きです…
恥ずかしながらエロ目当てで読み始めましたが、読後はもう物語に酔いしれてました…
こんなに素晴らしいものを読み損ねていたとは…!

三角関係、義兄弟、先生と生徒、これでもかと背徳感が詰め込まれていますが、不思議とドロドロしていない
大場先生が私は好きでした…
本当に好きだった、んですよね?

当て馬好きの私としては、先生ルートも見てみたいです…

大場先生について語りたくて、この作品の良さを書き記したくて、初めてレビューを書きました

11

この作品が収納されている本棚

レビューランキング

漫画(コミック)

人気シリーズ

  • 買う