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voice or noise
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
結局、成澤は骨折して入院。
連絡先としてアフトの前の飼い主を口にしてしまった成澤。成澤は屋根の上に「あるもの」を見ていた。
そしてイサドアも…。
成澤の怪我を知ってやってきた高橋(兄)が屋根裏を調べようと言い出して、そこで突然振一郎が意識を失ってしまう。
亡くなったアフトの飼い主、愛犬フラッピー、動物達?あの世のような場所…
拾った巨大ウサギは霊媒なのか?
入院中の成澤と振一郎のちょっとイチャイチャシーンもあったけど、謎とオカルト色の強い巻です。
「静寂の呪文」
ご自身のオリジナルBL2作目の作品だそうです。
出版社の編集部社員鈴原が出会った絵本作家川上。川上は耳が不自由だった。
川上との静かだけど雄弁な交友。
エロは勿論、まだ恋情も淡い。でも心を通じあわせる努力をする2人のお話で、素敵です。
ずっと続編が出るのを待ちわびていました。
でも前作から間が開きすぎて、前回どこで終わったっけ…となり4巻から読み返しました。
前回の「亡くなったはずの生き物が徘徊している」というお話が続いています。
ストーリーとしての進行は早くないので、このまま最終回までこのお話で行くんだろうなぁという雰囲気です。
前回のラストで怪我を負った成澤は自宅療養をすることになり、その間振一郎は成澤の世話をしながらイサドアとともに事件の謎を追います。
内容がちょっと怖くて、私はホラーは苦手ではありませんがビクっとなる場面がありました。
もともと超常現象、という言い方とは違うのかもしれないけど、不思議な力が絡んだお話です。でも前から「死んだ者はどこへいくのか」というかなりフィーリングな要素もあって、ちょっと解釈が難しいなぁと思う箇所もあります。
これは最後まで出たら、全部まとめて読み返したほうがわかりやすいかもしれません。
イサドアは前回振一郎に手をだしてちょっとワガママだと思ったりしたのですが、この複雑な力に悩んでいて、なかなか難儀なキャラだと思います。でも不思議とキライにはなれない。
最初は「動物と話が出来る」という可愛く不思議な設定だったのが、今はもっと広い意味で、何とも説明が難しい抽象的なお話になっています。
でも振一郎が騒がしいからか、猫のアフトが可愛いからか、そんなに読みにくいこともなく、この雰囲気は好き嫌いがありそうだけど、何故だか結構好きなんです。
今回は怪我をした成澤が薬の影響(?)で振一郎に本音をツラツラと吐くシーンがあるのですが、普段クールな成澤がイサドアに嫉妬していることなど正直に話してくれて微笑ましかったです。
甘いシーンがどんどん減っているような気がしてたので今回は4巻より糖度が上かなぁと思いました。
間が開かず最終巻の発売が決まっているので楽しみです。
終わって欲しくないというのが普通のファンの真理でしょうが、この作品に関してはかなり長びいていますので、何とか早く幕引きを見たいですね。
最後に読みきりが載っていますが、15年くらい前の作品でかなり古い!
今の絵柄とかなり違います。でもそういえばこの方の読みきりを読んだのは初めてかもしれません。
時間の経過が重大さを薄めてしまい、緊迫した続きのはずなのに気持ちがなかなか追いつきません。
けれど次の6巻で最終巻と前書きにあっては、色々と投げっぱなしのままだったあれこれが回収されていくのかもと自ずと気が引き締まっていきます。
不思議チックよりもオカルトじみた方へ進み始め、以前アフトが訪れた並行世界で、振一郎も意味深な単語を投げかけられ物語は佳境へ向かっていきます。
一旦は成澤の負傷に、解決の糸口がまだまだ遠くなりそうな気もしたのですが、振一郎の巻き込まれ体質か、好奇心の賜物か。
重要なキーワードをあれこれゲットし、これからどうまとめあげられるのか。
色々推測したい気持ちもありますが、早速6巻で確認したいと思います。