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ore no ningyohime
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
ARUKUさん著作は同人誌と雪居ゆきさんの作画作品以外全て読破しました。
最後の砦が絵柄だった…今までなんとなく避けてたんです絵柄で。
それでも評価が高いので、初めて読む作家さんですが読破。
ストーリーラインはまさに人魚姫、せつないです。
吃音に向き合う決意を固めた主人公を見たとき、目頭が熱くなりました。
ていうかアレを破るシーンや雪のシーンでも、読んでて何度も涙出ました。
好きな人の眠る姿を「幸せで怖いような気がした」と表現されてて、
「それちょっとわかるかも…!」
ってなる感じ。そうそうこれがARUKUさんだよなぁって安心する。
同性であることの葛藤も描かれていて、著作でここまではっきりとセリフで攻めから同性を理由に拒絶し、さらに当て馬女性にプロポーズまでする描写って珍しい気がします。
私が本作を好きな理由の一つに、受けを想う当て馬が重要な役割を担っている点が挙げられます。
彼がいてくれて本っ当~に良かった。
人に優しくしたい。そう思える神作でした。
とにかくいろんなバランスがすごく良く、作品としての完成度が非常に高いと思いました。
<注意点>
・ウザさMAXの当て馬女が出てきます
・自○念慮を思わせる描写アリ
どちらも無理な人は回れ右です。
<こんな方にオススメ>
・不憫受けがお好きな方
・とことんせつない展開(でも最後はハピエン)がお好きな方
後半に進むにつれて、試し読みの絵柄よりはだいぶ読みやすくキレイになってらっしゃるので、私と同じ理由で読まなかった人もぜひ。
ARUKUさんの作画を惜しむ声もありますが、私は逆にARUKUさん作画だと痛々しさが際立つので、柔らかい雪居ゆきさんの絵柄で読めて本当に良かったと思っています。
では当て馬男性のスピンオフがあるので行ってきますね。
同時収録はこれまた不憫受け、「使用人x病弱な長男」。
受けが適度に筋肉のある、ちゃんと男らしい男性なのが良かったです。
そうか、買収したのはあの社長だったのね!納得…!
165さんのレビューを読まなかったら気づかないとこでした。
(ありがとうございます!)
とても繊細で終始胸が締め付けられるほど切なくて涙が出そうになる1冊でした。
現代ではないにしても現実世界が舞台のリアルなお話だけどストーリー展開と健気で心根が美しい青年、意地悪な継母のような性根が腐った女性、なんでも持っていて傲慢な男というキャラクターがまさにタイトルの通り童話のような雰囲気がある作品です。
結局嫌味な女は成敗され、傲慢な男は改心し愛に目覚め、心根の美しい青年が救われ恋が実るというドラマティックでロマンティックな結末ですごく良かったです。
物語中旬まで切ないもどかしいムカつく〜でいっぱいだったのが最後に怒涛の種明かしと展開を迎え、すごくボリュームを感じつつあっという間に読んでしまいました。
まさしく『人魚姫』なお話。
受の道雄くんが不憫で不憫で……!
その彼が、王子様な城之内に、
惹かれ、憧れ密かに想いを募らせていくのですが、
誤解やすれ違いに読者ははらはらヤキモキさせられるのです!
途中『人魚姫』の原作のように、泡と消える恋なのか、
BLの王道を貫くのか、心配になりますが、
その辺は柏原が救ってくれます。
不憫受が幸せになる展開は嫌いではないのですが、
今回は道雄くんが徹底して可愛くていい子なのに、
城之内にいまいちスパダリ感が足りないのです!
私的にはその辺が物足りない!
同時収録の短編も、
後半の方にもうちょと盛り上がりがあると、
もっとすとんと溜飲が落ちる感じになるのなと。
どちらも前半とことん不憫な分、
後半はこんなに幸せになりました!vってところを、
もう少しガンガン見せつけてくれてもいいんですよ?
……って感じで、少々物足りない。
しかし決して読後感は悪くないし、
絵も可愛いと思うので、評価は「萌×1」で。
やっぱり神です。
これがARUKU ワールドか。。ARUKU先生の作品は4番目ですが、
やっぱり心臓が痛くなるこんな話、大好きです。切ないのに最後はハッピーエンドなのが胸がいっぱいになって最高すぎる。
最後まで本当に面白かった。でも二人が結ばれた次の話がもっと見たかったです。
それといつも思うけど受けが男の経験どころか、童貞なのがたまんない。。
攻めはもうあっても構わないけど、受けが純粋なのが萌える
絵も可愛かった。ねずみちゃんの泣き顔とか超かわいい
ゆきい先生とコラボした作品がまたあるらしいので読みに行きます。絶対好みだろうと思います。
まさに人魚姫ですね。
BLというより童話を読んでいるような気分でした。
どこまで受けが不幸に見舞われるのか。
遠く手の届かない攻めを慕い、毎日辛くて孤独に暮らし。傲慢な攻めには悪魔のようなお嬢様が近づいて。
攻めの友人に好かれ付き合うか?となるも事態が変わり。
人魚姫のように話せなくてもそばに寄り添い話を聞いて味方になって。角膜を提供しようと自殺まで試みて。
なのに悪魔のお嬢様の企みで窮地に陥り。
攻めの機転でやっと事態が好転し結ばれます。
しかし受けが不憫すぎる。
ダリアの恋
長男と下男の恋ですね。長男なのに結核を患い後妻に疎まれ腹違いの弟に家督を奪われ。
一心に尽くしてくれる下男は長男を救う為に大陸へ渡り。
数年後長男の家の会社を吸収して迎えに来てくれます。
こちらも受けが不憫です。不憫BLというジャンルがあったらARUKUさんは絶対入りそうですね。
ARUKUさんですねぇ。
作画を別の漫画家さんが担当されても、ARUKUさんの作られるお話には絶対的なARUKU感があると言いますか、読むとあぁARUKUさんのお話だなぁ!ってなるから凄いです。
さて本作ですが、
猿和香ちみさんの「いっそ声がなかったら」を読んで、そういやARUKUさんの作品にも【エリート×吃音青年】のお話があったなって流れで再読したんですが、こうして読み比べてみると、“古風”(ARUKUさん)と“今風”(猿和香さん)という感じのお二方の作風の差が何気にそのまま時代の流れを反映しているようにも思えます。
ARUKU作品で描かれるような不憫さって今の時代のアタマで読むと現実味のなさを感じるのですけど、でもこれを例えば30年前読んでたらどうかな?って想像してみると印象は結構変わる気がしてくるんです。
その要因が何なのかと考えてみると、昔は弱き者は弱きままでいるのが美徳のように教えられていたところがあったから、道雄(受)の健気さが美しく見えるし、傲慢な悠馬(攻)が目を怪我した途端に弱くなる姿もまた美しく見えていたんじゃなかろうかなと。
でも時代は変わって考え方も変わって、そんな押し付け糞食らえって反逆する人たちが増えて、自分もその1人だし、そうなると道雄の弱さからも悠馬の弱さからも途端に「美しさ」は消え去って、喝を入れたくなるような白々しい「弱さ」になってしまいます。
この作品だけを読んでいた時にはこの感想に辿り着けなくて、ハピエンなのになんだかスカッとしない曇り空のようなハピエンだなぁと感じながら読み終えていたのですが、猿和香さんの作品を読んだことで、あぁ多分自分的には悠馬と道雄にこちらの2人みたいになって欲しかったんだろうなと、ようやくモヤモヤの理由に辿り着けました。
ARUKUさんが道雄という吃音キャラを何故ここまで「弱い者」扱いするのか、ARUKUさんと私はおそらくそんなに年齢が変わらないだろうと思っておりますのでその理由は解らなくはないんです。
ですが、そこがもう時代錯誤に感じられるし、共感もしにくくなりつつあります。
ふと思いましたが、「人魚姫」がそもそも今の子供達の中ではディズニーの「リトル・マーメイド」に置き換わっているかもしれませんね。
“王子様のために泡になって消える”ってのがもはや伝わらなくなりつつある古い美徳の感覚なんじゃないかしら…。
完全にARUKUさんの作品として感想を書いてしまいましたが、作画者の雪居ゆきさんの絵が可愛らしくて好きです。
ARUKUさんの絵柄だと道雄はもっと悲壮な感じになっていただろうなぁ。
それはそれでこのストーリーの説得力にはなるに違いないと思うのだけど、雪居さんの可愛らしい道雄だったからこそ、なんでこんなにモヤモヤさせられるんだろう?と気付けたのかも。
あ、本作で当て馬として登場する柏原ですが、新刊「こんな悲しい恋をするはずじゃなかった」の主役なようで・・・しかもどうやら結構非道い男なようで・・・
こちらでは完全に良い人にしか見えず好きなキャラでもあるので、読もうかどうしようかめちゃくちゃ悩んでしまいます。。
【電子】シーモア版:修正白抜き(表題作は修正なし)、カバー下なし、裏表紙なし、電子限定特典(カラーイラスト)付き
最近のBLとは一線を画す、とても古風な物語だと思いました。
時代感もそうですが、労働組合がストライキを活発にしていたりするところを見ると70年代頃か。事件が起こりますが、それも時代感を感じます。
吃音を気にして、引っ込み思案になっていて、貧しい孤児、道雄。話をすることが困難なところがさながら人魚姫。けれど彼はとても優しい心を持っている。
彼にとっての王子様は近所に住む、金持ちの息子、悠馬くん。幼い頃一度だけいじめっ子から助けてくれた、それからずっと憧れて、好きで。でも叶わぬ恋だと知っている。
本家、童話の人魚姫のように。とても切ないです。
「人魚姫は愚かだと思っていた。王子なんか殺してしまえばいいのに。
…でも違うな。たとえ自分はその場にいなくても、好きな人が幸せならいいんだ。
それが片想いの答えだ。」
ただ、作者は小さなハッピーエンドを用意してくれています。
盛大に鐘は鳴らないし、プリンセスになるわけでもないけれど。地味な生活を続けていくだけ。
ただ想い合って、側に居られるというだけで。小さな火が灯るように。
同時収録の作品も戦中戦後の頃の田舎が舞台で、やはりとても時代感を感じるショートストーリーです。病(結核、というのも時代ですね。)に伏しながら健気に生きる蒼也さま。
使用人だった泰二がちゃんと約束を果たして迎えに来る姿に涙。
どちらも切なくて優しい童話のようなラブストーリーでした。
誠に失礼ながら、ARUKU先生の絵柄が好みじゃないというか、苦手でした。
なんか動きもカクカクしているし、表情も浄瑠璃人形みたいだな・・・っていつも読みながら思っていました。
(ARUKU先生、ファンの皆さま方 酷いこと言って本当に申し訳ないです)
他のレビュアーの方々の中にARUKU先生の絵だったら・・・というレビューをされていらっしゃるのを以前から散見していましたが、自分がこの作品を読むまでは、かなり半信半疑でした。
しかし、この作品を読んでいて知らず知らずに脳内でARUKU先生の絵を思い求めて、脳内変換している自分に気づいてビックリしました。
パラダイムシフト的な衝撃。先のレビュアーの方々、疑ってごめんなさい。本当でした。
雪居ゆき先生の絵はとても可愛いし、綺麗だし、表情もとても繊細に描かれています。文句ないです。こちらの方が一般受けするのは確かです。
・・・でも・・・・受けの道雄が可愛い、可愛いすぎる。こんなに可愛いのに何故、そこまで皆から邪険にされるのか判らない。そして非常に上手に描かれている故に全体のムードが現実的というか、健全すぎるというんでしょうか。
ARUKU先生だったら道雄がもっと影が薄くていかにも薄幸で、それゆえ全体が非現実的な不幸感がもっと漂っていただろうなと思ってしまいました。
さてお話ですが、道雄(受け)が王道をいく不幸キャラです。これが人魚姫に相当します。
ボロ家育ちで小さい頃からいじめられ、中卒後、文具メーカーの消しゴム工場で黙々と歯車のように働く。おまけに吃音持ちだから誰ともうまく話せないし、諦めている。そして周囲もその存在を無視している。
そんな彼の心を温かく灯すのは、悠馬(攻め)の存在だけ。
小さい頃、いじめっ子から助けてもらったたった一度きりの出来事を大切な思い出として心にしまっている。
そして、時々彼を見かけても声が出なくてひっそりと見つめるのみ・・・・。
本当にこの道雄がいじらしくて健気なんです。攻めの悠馬のためなら、命を捧げても惜しくないと思っているのに、その見返りは求めていない。
スムーズに喋ることができないから、周囲から濡れ衣を着せられても弁明もできない。童話の人魚姫とうまく重ねていて、さすがARUKU先生だと思います。
王子様役である悠馬は社長の息子だけあって俺様キャラでして、残念ながら私には最後まで魅力が判りませんでした。
だから読んでいる途中、彼に魅力に感じる事ができないので、なんで道雄はこんな悠馬のことを一途に好きなのか、という大前提すら忘れてしまいがちでした・・。
指輪を探してもらって、道雄の家に押しかけてきた時のセリフは酷いと思う・・なんでこの人はこういう傲慢な喋り方しか出来ないの?何はともあれまずはお礼でしょうがっ!と喝を入れたくなりました。
最後まで基本的に俺様でしたし、悠馬が道雄の事をちゃんと好きだという事をエッチシーン以外の表現で読みたかったです。
当て馬の柏原のほうが、遙かに魅力的で、彼のセリフに心動かされる事しばし。悠馬は柏原と付き合ったほうが幸せになれると個人的には思いました。
道雄のキャラと切ないストーリーは間違いなく神なのですが、どうしても悠馬<柏原が魅力に感じてしまって、最後まで悠馬の良さが判らなかったので、本当に残念なのですが神よりの萌萌です。
私がトピ立てした「ちるちるのランキング圏外だけど、心の琴線に触れた作品を教えてください」
http://www.chil-chil.net/answerList/question_id/4967/#IndexNews
で教えていただいたのがこちらの一冊。
ずーっと読もうかどうか迷っていたこちらの作品の読むきっかけを与えてくださり、本当にありがとうございました。教えていただかなければ一生読む機会がなかったと思いますので、深く感謝しております。
内容が人魚姫とリンクしていていい。
道雄の一途な想いが恋する乙女ですごくカワイイ!
自分は好きな人を見てるだけでいいという謙虚なところもカワイイ!!
最後まで結末が分からなくてハラハラ、ドキドキするマンガ。
道雄のセツナイ恋に泣くこと間違いなし❗️
物足りないと評価している方もいると思いますが、自分のツボなので神評価です。
ちょっと傲慢なセレブ攻め×貧乏で不憫で健気な受け
王道ですねwww ありがちな話ですが、漫画は小説とは違って、絵で表現する細やかな表情と雰囲気がすごく大事だと思うのです。
受けが吃音で話さない分、その一つ一つの表情がとてもキュンときました。
笑いながらも悲しさと寂しさが滲み出るのがたまらないです。私は雪居先生の絵に心が打たれました。
ストーリー自体の表現も好みです。人魚姫の話に絡んで、ところところで出来くる比喩が独特な雰囲気を作っているのがすごいなと思いました。
受けが不憫すぎてイライラしちゃうという声もありましたが、人魚姫ってそういう感じでしたからね。そこまで不憫だと本物の人魚姫みたいだなと感心しちょうね。
切ない!!とキュンキュンしたい時は絶対この漫画を読み返ししたいだろうな。
あとは当て馬の男があまりにもいい人で、逆に彼が主役でも喜んで読みますぐらいです。彼が主役のバージョンも読みたくなっちゃうね。