先パイなんか、俺に墜ちればいい。

孤独な鷹は人恋しくて

kodoku na taka wa hitokoishikute

孤独な鷹は人恋しくて
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神75
  • 萌×2110
  • 萌61
  • 中立17
  • しゅみじゃない11

--

レビュー数
28
得点
1015
評価数
274
平均
3.8 / 5
神率
27.4%
著者
黒岩チハヤ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
プランタン出版
レーベル
Cannaコミックス
発売日
価格
¥660(税抜)  
ISBN
9784829685709

あらすじ

学生時代、男の後輩・穂鷹から突然告白され、
恥ずかしさのあまり酷い振り方をしてしまった勇誠。
無愛想だけど一番懐いていた可愛い後輩だけに、
傷つけてしまったことを今でも後悔していた。
しかし、数年ぶりに偶然の再会を果たした穂鷹は、
酔っ払った勇誠を誘惑してくるような魔性の男になっていて――!?

表題作孤独な鷹は人恋しくて

リーマン,高校時代の弓道部の先輩
攻が昔ふった高校の部活の後輩

その他の収録作品

  • 最後までひねくれもの(描き下ろし)
  • カバー下:漫画「卒業」

レビュー投稿数28

これは良い魔性の男

Kindle unlimitedで読みました。
これは良い魔性の男です。穂鷹(受け)はツンデレ要素もあり、可愛さもあり、エロさもある。そしてこれらの属性が勇誠(攻め)との過去に起因するというのもまた魅力的です。しかも黒岩チハヤ先生の絵がすごく美しいので、どのシーンも美麗で目が離せません。オチに使われがちな上司も困ったときには協力してくれるけど常識的という人柄が最高で、今作のキャラクターは全員好みでした。
ちなみに二人の関係性は「付き合ってラブラブ」までいかないのですが、最後の描写を見ると、勇誠は穂鷹の攻略方法をすでに知ってる気がします。このエンドが好きなんですよね。まだ不安はあるけれど、勇誠は穂鷹を幸せにする方法を知ってるから、これからその不安を少しずつ取り除いていけばいい。二人には明るい未来があると思わせてくれる、そういう良さがありました。

0

攻めの決意が最高すぎて爆萌え!

とあるワンシーンに神超えレベルで爆萌え!!攻めがめちゃくちゃ好きでした!黒髪美人受けのネタバラシからのギャップも良くて、大好きな作品です。
勇誠はたまに無神経で酷い事言ってるんですけど、それが素なんですよね。すごく一般的なリーマンっぽいというか、攻め攻めしさがない。ビジュアル的にはもっとゲスでも納得の目つきなので、いじめに慌てて走っていく背中を見ただけでめちゃイイ奴に見えました。私チョロイ笑。
こういう、良いところも悪いところもごく普通っていう攻めが恋に落ちていくのが最高にツボなんです。穂鷹に惚れてからは自信なさげな表情も見せたりして、きゅんきゅんしました。
穂鷹はなんだかんだ言いながらも慣れてないところが可愛かったです。
で、初Hの後に勇誠は上田から穂鷹を奪う決意を!静かに上司への寝取り宣言!!いやぁぁ~~最高!好き!めっちゃ漲る!萌え滾る!このシーンに全部持っていかれてしまいました。熱いよー大好き!
描き下ろしはツンデレ穂鷹の涙にもらい泣き。こういうのも好きです。

1

過程がよくわからなかった

「ぐうたら恋愛の製法」「大事なことなので、二度。」と読んできまして、絵はいわゆる「きれい」でしたが本作でより見やすくなったと思います。
「ましたの〜」は数年前に読んだのでどうだったかちょっと覚えてないですが。

話の方は…ぐうたら〜、大事な〜、でもそうだったんですが、私はどうもこの作者さんと合わないみたいw すみません。
ましたの〜はそこまでではなかったと思うんだけどなぁ。

ぐうたら〜、大事な〜、とも攻めキャラが全く理解出来なくて。どちらもサイテーと作中に言われているので意図して描かれているんだけど。

本作の攻めはサイテーとは描かれていないんですが、最初からテンパりすぎてるわ、高校時代はゲイへの偏見の塊で後輩を傷つけるわ。仮にも部活の部長をしていたんなら、もうちょっとくらい理解とかもうほんの少しでも器が大きくてもいいのに…とは個人的に感じました。

話も、後輩が上田さんと付き合っているはずなのに、先輩に手を(口を)出すし、その後もなし崩しになっていって、私の中では、上田さんの存在は?付き合ってるってどういうこと?とずっと引っかかってしまって。
付き合っている、てのはウソだったと早く気づけばよかったんですが、それなら読者がもやらないようにほのめかしてくれるくらいしてくれればすんなり読めたかなと思います。

ラストはらぶらぶいちゃいちゃでよかったですけれども。
エロがふんだんで、こういうエロの描き方って読者は喜ぶだろう人気が出るだろうなとBL歴が浅い私でも思いました。

0

意地っ張りかわいいな〜〜!(大の字)

ドラマCDを聞いて原作も読みたくなり購入しました。

ドラマCD聞いてから原作のパターンだと結構絵が好みじゃなくてアレ?ってなったりすることもあるんですが、こちらは好みの絵でよかったです。

タイトル通りですが、意地っ張り穂鷹が可愛すぎてだいぶしんどいです。意地っ張り好きにはオススメ。続編とか読みたいですね。

絵も綺麗です。超超若干少女漫画感漂う絵ですが、好みが分かれるほどのクセは無く、読みやすいです。

ただ一つなんだかなって思ったのはたまに「アレそこそんなスペース使う必要ある?」「え、そこギャグっぽい絵柄にする必要ある?」みたいなコマがあったことです。絵やコマ割り?の好みがめちゃめちゃあるから気になっただけだと思いますうるさくてほんとにすみません…

ちなみにRenta限定のおまけは1Pのみでそんなにイチャイチャしてるわけでもないので他サイトで購入してもいいと思います。
Rentaだけのおまけがあるとは知らず、あとからRentaで48hレンタルしておまけを読んだんですが、別にそこまでしなくてよかったなと思いました笑

1

最後まで意地っ張りってのは可愛くないなー

本作は、1話目時点では「なんか面白そうなのきた!」って思ったんですが、2話目から一気にトーンダウンしてしまって普通でした。
それと、気になってしまったのが穂鷹(受)のキャラ。
魔性キャラを装う健気キャラなんですが、作者の中にそのキャラが今ひとつちゃんと確立されていないのか結構ブレブレで、「この子、情緒不安定かな?大丈夫???」ってなります。
作家様の萌えを詰め込んだキャラなんだろうなとは思うのですけどね、、こんな受けちゃんけしからんですね…‼︎(ギャップ萌え)って感じなんだろうなとは思いつつ、ブレブレに思えてしまうのが残念でした。
最後まで意地っ張りのまま終わってしまうので、余計に人間味のない作者の萌えだけを優先させたキャラに感じてしまうのかも。

まれに自分の好き度が見事なまでにちるちるの人気度と逆になってしまう作家様がいるんですが、黒岩チハヤさんもそこに該当するのかもしれない・・・
ちなみに現在の人気最下位「恋と呼ぶには早すぎる」→え、面白いよ?!なんでこんな人気ないの?!?!ってなってます(悲)

2

きゃー♡やっぱり、甘くてヤラシイ。

「おっさんずラブ♡」のトピ欄で、牧くんのツンデレ感が今作の穂鷹くんに似ているとあって。
そうかも。前髪長めの甘いマスクも似てたわ、そう言えば!と、思い出して読み返してみれば‼︎こんなにもエッチだったかと⁈ ビックリした次第。笑。

高校生の頃に置いてきてしまった恋を。
心の隅に痛みとともに残した恋を。
リスタートさせていくのか…というお話しの筈なんですが。再会した二人はまず、オトナの再会を果たしてしまう。センパイの、大き過ぎませんか‼︎白抜きだけれども。

さて。私が好きなのは電車内で痴漢されてる穂鷹くんをクルンとターンさせて護る、BLあるある男前シーンです。お前、自分でアクション起こせよ、と注意するセンパイに向かって「あの人ちょっと…触るのうまくて…」ほぅっと嘆息する穂鷹くん。せっかくのイケメン作法も台無しです!このエロエロがぁーっ!っていう。
また、この二人のキューピッドになる、センパイの上司、上田さんがいい!
ちゃんと二人を見守ってくれます。

抱かれたいって思い続けた穂鷹くんの「人恋しさ」と、自分では解っていなかった勇誠の恋の成就の物語でした。

えーと、牧くんのが素直で健気だったわ。

2

しんみりしつつも笑えた

この本は本屋で表紙買いしたものです。
それまで私は甘々ほのぼのBLしか
読んでこなかったので
なんか最後も正式には付き合ってなかったので
そこら辺はちょっとわだかまりを感じましたが
全体的にはとても最初しんみりで
後は受けがしんみりしつつもでも
明るい話でとても面白かったです。
後受けのちんしゃぶ襲撃には笑いました。
でも襲撃中の受けの顔が最高にエロ可愛い!
身体の描き方がとても上手い人だなと思いました。
以上の理由で評価は萌2にさせて頂きます。

1

ひときわ目立つ白抜き…(電子)

 黒岩チハヤ先生、絵が綺麗で気になっていたので、一番人気があるこちらを初読みです!

 評判通りに絵がとても綺麗です。かなり好みな絵柄でした。先輩と穂鷹の容姿も好みです。内容はBL的によくある王道ストーリーなので、目新しいものはありませんが、彼らの高校時代の部活の舞台が弓道なのが更に好みでした。弓道って凛々しくて素敵です。弓道シーンでもっと色っぽいシーンも欲しいなぁと思ってしまいました。穂鷹はその頃に振られちゃってるんで無理ですけどね^^;
 魔性というには穂鷹が健気過ぎて、あらすじを期待してるとちょっと肩透かし食うのですが、最後の最後まで本当にツンで健気でめちゃくちゃ可愛いです!
 電子で購入したので、「せんぱいのおっきい❤」のシーンはドデカイ白抜きでした。ページ中央でひときわ目立つ大きな白抜きに「紙版はいったい?」とドキドキしました。残念(笑)

2

”魔性” というより ”純愛”

高校時代にこっぴどく振った後輩を上司から恋人として紹介される。
酔って起きたら後輩に ”ちんしゃぶ” されていて…
”ちんしゃぶ” と ”魔性の男” に期待していましたが、後輩は慣れてる風でもないし魔性エピソードも出てこないし、煽り文句と内容に違和感がありました。
どちらかというと引きずってきた恋心と、昔気付けなかった恋心が、大人になって寄り添い合う純愛ストーリーじゃないかな?(煽りは出版社に責任があると思いますが…)
絵は綺麗なので楽しめましたが、後輩の気持ち・恋人の上司のオチが途中から予測できてしまって…話の作り込みが薄っぺらく感じました。

2

がんこツンデレの 愛し方

最初 CDに興味を持ち、細かいニュアンスや詳しい情景が浮かんだ方が 声優さんの演技を堪能できると思い、コミックを購入した。

高校時代の勇誠(攻め)と穂鷹(受け)には和むなぁ。
自分以外の弓道部員が穂鷹の事を 愛想がない、可愛気がないと思っている事を知った勇誠。
そのままだと「かまってくれるの俺だけになるぞ」と、からかう勇誠に
「なら このままでいます」と、首まで真っ赤にして言う穂鷹。
この場面に キュンキュンしてしまった。

しかし、そんな穂鷹の ささやかだけど幸せな日々は続かない。

ある出来事から、自分が勇誠を「そういう目」で見ている事を 本人に知られてしまったと思った穂鷹は 告白しようとするのだが・・
自分の事で 精一杯で穂鷹を思いやる余裕のなかった勇誠に「最悪だ」と言われ、結局「ごめんなさい」と謝るしかなく 告白すらさせてもらえなかったのだ。

この「ごめんなさい」は (好きになって)ごめんなさいの意味なのだろう。
こんな切ない「ごめんなさい」久しぶりに見た気がする。
男同士の恋愛は、スタートラインに立つことすら難しいんだなぁ…と 胸が苦しくなった。

この時の穂鷹の気持ちを考えると、仕返しくらい 勇誠はされて当然だと思えるのだ。

とは言っても、穂鷹と再会し 昔の事を謝ろうと考えるも、蒸し返して 古傷をえぐるかもしれない、今 穂鷹が幸せなら壊したくない、もう二度と傷つけたくない と、自分が楽になる事より、穂鷹の幸せを願う勇誠は 優しい人だと思う。

結論から言うと、勇誠は 穂鷹に堕ちてしまう。
二人が 初めて最後までするシーンで、裸同士で抱き合っているのに 勇誠が興奮しているのが嬉しい・・・と、穂鷹が しみじみ言う場面が好きだ。

勇誠を誘惑するシーンは 何度も出てくるが、大胆な事を仕掛ける割に、目の端で様子を盗み見てくるような、タイミングを窺って 息を詰めているような 甘苦しい雰囲気を纏っている穂鷹が、切なくて いじらしい。

「進まなければ 繰り返さずにすむ」
「言わずにいれば 失わないですむ」と思い、勇誠の望む言葉を 返せない穂鷹。
そんな彼に「お前が そばにいれば それで いいや」と、甘い言葉を囁き続ける勇誠。

二人の切ない 追いかけっこのゴールは、もうすぐそこに 見えている気がする。

3

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