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1/365 no koibito
"一年に一回だけ、好きな人と会える"
隆史目線で見ればとても胸熱なのだけど。
ややあっさりめな展開だし、颯はがっつりノンケなのでモヤる発言が多いです。
「〜してあげる」という言葉はおこがましい感じがするので個人的には苦手な表現なのですが
最初から颯はそんな感じなので、隆史が納得しているとはいえ
対等になれないその関係を10年も続けていることがツラかったな、と。
10年経って気持ちに踏ん切りを付けるため、隆史は颯に嘘をついて
そして颯は自分の気持ちに気付いていくわけですが。
その10年の間にふたりには何もなかったのだろうか?と気になりました。
少しずつでも積み重ねてきた颯なりの気持ちがあればいいのだけど…
好きな人が出来たと知って、急に惜しくなったように見える展開に戸惑いました。
でもその結果は隆史にとって良いモノなのだから、応援したい気持ちにもなりました。
彼はきちんと嫌なことは嫌と言える人だから、きっと幸せになってくれると信じています。
ゲイの隆史は同級生の颯に片想いをしていた。
もう会えなくなる(高校の)卒業式のタイミングで、
ノンケの颯に告白するも結果は呆気なく玉砕。
失恋に悲しむ隆史を同情する颯は
「俺より好きな相手ができるまで年に一回
お前の誕生日にデートしてやるよ」と申し出る。
それから10年律儀に年一回のデートを重ねてくれる
颯にますます想いが募るばかりの隆史。
片想い人生の終止符をつける為、隆史は
「好きなヤツができた」と嘘をつき、別れを告げる。
颯は祝福をするも、お酒が回るにつれ
颯の隆史に対する独占欲が露わになっていく。
長年の片想いが実り、晴れて恋人同士になるが
ノンケである颯の言葉を隆史は信用出来ずにいる。
隆史は自分が男である引け目を感じる反面、
颯に男である自分自身を認めてほしいと藻掻く。
**********************
ゲイである隆史くんの繊細な悩みや葛藤が
切なくてとても共感できます。
一途で美人で心から応援したくなる魅力的な存在。
ノンケの颯くんが隆史くんを好きになる
心情の変化まで丁寧に描かれてますが、
(個人的に)ノンケの颯くんを最後まで
好きになれなかったのが少し残念です。
自分に好意あると分かったうえで相手の反応を
確かめるようにボディタッチしてる所とか
相手を手のひらで転がして優越感に浸っている人
にしか思えなくて正直、好きになれませんでした。
自分の気持ちを確かめて、
相手の気持ちに向き合うならまだしも
餌だけ与えて10年もキープは
不誠実で隆史くんが少し不憫だなと感じました。
相手が離れるとわかった途端、
「好きだから離れないで」は
ノンケって理由で許せるものなのかな?
それでも、2人が恋人になってからの
互いの不安や悩みをその都度
素直に言える関係はとても素敵だなと思いました。
モヤモヤしたまま我慢するのではなく
きちんと向き合う所は2人の絆と信頼が伝わりました。
その後の元同僚に隆史くんを平然と恋人として
紹介する颯くんのデリカシーの無さにこれまた呆然。
10年も関係を友人として引き伸ばしにしていた人が、
何故そこは強気なの?と言いたい。
さらに颯くんに会えると楽しみにしていた隆史くんに
追い討ちをかけるように待ち構えている
高校の同級生。
そもそも同級生に「会うの考えといて」と聞いたけど
隆史くんは「会いたい」と返事をしたのかな?
行く先知らせず一方的に連れて行った気が………。
居心地悪そうな気まずい表情を浮かべる
隆史くんに対して、颯は早くも付き合っていると
堂々と同級生にカミングアウト。
無鉄砲な発言に隆史は怒るも颯は一切動じない。
同級生に祝福され、涙を溜めながら
ビールを口にする隆史くんの姿は
幸せそうってよりも場の空気を悪くしないように
怒りの感情を流し込んだように見えてしまった。
きっと嬉し涙だよね?
長年の片想いが実り、気まずくなってしまった
10年ぶりの同級生と打ち解けあって大好きな彼に
恋人として紹介された嬉しい喜びのシーンかな?
私の勝手な解釈でどうしても2人が
お似合いとは思えなくて読者失格です。
ホントすみません。
なんだろ………。
正直、片想いの方が幸せだったのでは?と
思ってしまうほどの温度差を感じてしまう。
何より隆史くんの幸せそうな笑顔よりも
泣き顔の方ほうが強く印象深い。
幸せとは何かを改めて考えさせました。
隆史くんはほんとにいい子で大好きなので
ぐちぐち言いましたが、
颯くんと一緒にいて幸せならそれでいい。
末永くお幸せに。
高校の卒業式。
好きな相手に告白して、あっさりフラれた後にこんなことを言われたらどうします?
「お前に俺より好きな相手ができるまで、年に一回誕生日にお前の誕生日にデートしてやるよ」
お、こ、と、わ、り、だ!
と断ってしまったらだめなのです。
その日を楽しみに、指折り数えて過ごさないといけません。
「オレ、女好きだし、ムリ」と言ったくせに、「ちょいちょい会ってはやらないけど、1年に1回くらいは会ってやるよ」でございますよ、奥さま。
そんな約束を受け入れてしまったら忘れることも、次に進むことも難しくなってしまうではないですか。
冷静に考えるとひどいやつなのですが、本作の主人公・隆史はそんな約束に10年も縋ってしまうほどの一途です。
隆史の想い人・颯(はやて)と1年に1回、多くの人にとって大事なはずの「誕生日」指定で会うわけですが、ふつうに彼女の話とかもしちゃう、友人スタンスで会いにくるわけで。つらい。もうつらい。
それが10年目に「好きな人ができた」って言った途端に独占欲を出してくる。自分のものと思っていたひとが離れていこうとしたら引き留める。ずるい。ずるいなあ。
と、いろいろ言いましたが、冷静に考えないで読むと、作画は綺麗だし、胸きゅんもあり、切なさもありで楽しめます。
表現が結構良くて、「友人から恋人。たくさんの女の列に俺を加えた」のシーンは、いつまでも続いていく友情と違って、自分の後にも誰かが列に加わる可能性のあるカテゴリーに自分が移った戸惑いが如実に表現されていて、特に良いシーンでした。
気付くのに10年かかった方と、10年思い続けた方。
ノンケとゲイの感覚の違いなんかも的確に表現されてました。
ただなあ。1年に1回しか会わない。部活の仲間の集まりにも呼ばれない。
これって友達?
2015年作品
今更ながら読ませていただいたんですが…
えええコレ切ない
切ないけどエモい
高校卒業して以来10年間
一年に一度だけ自身の誕生日に
会いに来てくれる高校時代の友人
10年もの間、盛大な片思い
10年もの間、無自覚に育っていく思い
「そりゃあそうだよね。好きじゃなきゃ10年も続けられないよね」
というツッコミを入れつつ(笑)
10年を機に嘘をついて相手を開放しようとする受と
「好きな人がいる」と告白されて、ようやく10年来の気持ちに気が付いた攻と…じれったい!けど尊い
こんな二人なので、想いが通じてからも色々悩みは尽きない訳です
純情一途な片思いが成就していく様が素敵✨
年に一度、隆史の誕生日を祝うという名目で、会う約束をする颯。
突然の男からの告白にビックリした颯の、けれど大切な友人である隆史への精一杯の友情。
振ってしまったことへの譲歩。
颯の10年の間にも、この1/365日が、とても大切な日になって行ったこと。
その時々で、付き合っている彼女よりも大切にしている日になっていたこと。
小さなエピソードですが、挟み込まれたその描写にグッと来ます。
隆史は、律儀に約束を守ってくれている颯への申し訳なさと募るばかりの想いに見切りをつけたい。
まさか、その小さな嘘が二人の背中を押してくれる…。
もしかして、そんな嘘など吐かなくても。二人の気持ちは醸成されていたのかもしれません。
隆史が、付き合った途端、女扱いする颯に露骨に嫌な感情を持ちますが、そういうところにも
男同士の難しさを感じられました。他のBLでもこれはよく見られるシーンです。
颯の「テンプレで悪かったな、こっちも必死なんだよ。」というセリフに萌えます。
そういうことをちゃんと言ってあげる。相手の気持ちが分からないからこそ、分かろうとする。
ノンケだからとか、ゲイだとか。そういう線引きの上じゃ無いところに颯の方は、もう居る。
そういうことが分かって、すごく安心しました。
10年の重さに比して、凄く短い間でまとまってしまうので、物足りないんですが、
周りの人たちも温かくて良いです。相談にのってあげているゲイ友。佐々木さん。
隆史を思って「ノンケだから、気を付けなさい」と一旦は忠告するものの、隆史を思いやって
「かける言葉を間違えたわ。必死にしがみついてやんなさい。」と言い直す。
隆史の職場の人たちも、勿論そんな事は知らないが、真面目に働く隆史のたまの有休の為に協力するとか。部活の仲間たちに颯がカムアウトして、驚かされる隆史だが、大切な仲間たちは温かく見守ってくれている事など。出来過ぎかもしれないけれど、それは二人のこれまでの人間性に依るものだとも思う。ここに家族、とか入ってくるとまた大変なのかもしれないし。それはまた別の話になってしまうんだろうけど。
1/365日のロマンティックな結末としては、上出来だと思うのだ。
綺麗な隆史の流す、その美しい涙に触れるまで。
恋に性別は関係なくなっちゃったな、っていうことを受け入れるまでの。
10年の歳月を経た、颯の物語でもあるのだと思いました。
なんか設定と話や絵柄に既視感があると思ったら数年前に試し読みしてました。
切ない片想いからの。
10年長いですね。自分より好きな人ができるまで毎年誕生日に会ってくれるなんて言われたら他に誰かを好きになんてなれませんよね。
隆史の一世一代の嘘に颯が予想外の反応をして。
そこからはどこかあやうい空気で緊張感がありハラハラドキドキしながら読みました。
いつ颯が態度を変えるか、やっぱり無理だと言い出すんじゃないかと。
でも颯も実は隆史に会うのに毎年頑張ったり隆史好みのスーツ姿で行ったり。
誰かに隆史を渡したくなかったんですね。
高校時代の回想でも隆史の気持ちを知っていての過剰なスキンシップで緊張する隆史に気持ちを確認したりして。姑息ととるか独占欲ととるか。隆史の気持ちには答えられないけどまだ自分を好きか確認したかったのかな。
北海道で初めて会った時に颯に女扱いされて落ち込む隆史の気持ちが切なかったです。
でも颯もどうしていいかわからなかったんですね。
腹を決めたら颯は堂々として。隆史良かったね!
ノンケ相手ですからまだ不安ですが10年諦めなくて良かった。粘り勝ちですかね。
絵がキレイで隆史が儚げでお話に合ってました。
神評価と迷いました。
ただ恋人になってからも、惚れた受の方が弱い感こびりついていて萌2にしました。
まず高校時代。告白される前から颯は隆史の想いに気付いています。
分かっていて、やたら触れたりしてたんです。
しかし告白に応えるつもりはなし。でも年に一回は絶対に会ってくれる。
これも毎年まだ自分のことが好きか確かめてたりするんです。
それでも良いんです。ただそこから!付き合ってから!もっともっと攻→→→で愛してほしい。
そんなの夢物語だって分かってるんです…これがリアルなんですけど。
こうなると隆史は「好きな人ができた」の嘘をもう少し引っ張っても良かったのにと思ってしまいます。
颯なりに頑張ってくれて、誠意もバッチリです。
でも同窓会での言い方とか、やっぱり終始攻が優位な感じが残りました。
隆史がすごく健気で愛おしいキャラだからこそ、もっともっと幸せな姿が見たいです。
絵・キャラ・設定・言葉の表現どれもすごく美しいです。
隆史に感情移入しすぎなければ、神。
「日の当たらない…」を3冊一気購読しましてとても感動しました。
で、私的には以前読んだこちらの作品もとても好きで再読してやっぱりお薦めしたいなあ、思ったのです。
綺麗な絵柄で、とても丁寧に描かれているので読みやすいです。
10年も攻めを思い続ける切ない隆史君の想いや、ノンケの颯君が隆史くんへの想いを恋愛感情だと気が付いてお互いを信じるまでに至るさまを相手の言葉や行動ひとつで揺れ動き一喜一憂する複雑な心情を良く表現されていると思います。
既読後の受け取り方はそれぞれあるかと思いますが、両想いになるまでに10年をかけたこのエピソードはとてもリアルに感じました。
私の好きな別の漫画で、ノーマルの兄がゲイの弟にいうセリフがあって…兄が明らかにゲイの相手を好きになってるのになかなかはっきり出来ない状態を弟がいさめるのですが兄は弟に「おまえは明日から女を愛せと言われて出来るのか、セクシャリティーを超えるのは難しい事だ、時間がかかっても当然じゃないか」っと。
まさにその通りで、同性に対してノーマルの人が恋愛感情を自覚するには長い時間がかかって当然ではないかと。
また、10年も好きで諦めかけていた隆史君が、颯君にいきなり好きと云われても信じられない…喜びと不安で手放しで喜べない、颯くんの行動が何か腑に落ちない気持ちも当然だとおもいます。
それでも両想いになり隆史くんを安心させようと先走りつつも一生懸命な颯くんを素直に応援したいし、こういうハッピーエンドは本当に私は好きです。
2人の姿をみて良かったね、と優しい気持ちになれる作品だと思いますのでもし、よかったら是非読んでみて下さい。
タイトルの365/1ってそういう意た味だったですね。
年に1回。しかも誕生日の日に。た
ロマンチックだと思います。たたいうあ
普通ならこんな約束ごと思いちてああち浮かばあうおあういないたです。あ
(どう打ったのか自分でもわかりませんが、上記に暗号が混じってるようです とりあえず、そのまま載せます)
職場の女の子めっち良い子。
まあ、戸惑いと不安はあるよね。
10年片思いで何もなかったんだし。
でもね、一度は断ったのにとか思ってしまう。
好きに変わったきっかけはなんだったんでしょうね。
あの昔にした約束はロマンチックかなとも思うけど、一度は断ってるんだし見方を変えれば隆史の気持ちを弄んでるようで残酷にも思えます。
颯の好きって気持ちが薄い気がします。
そのうち女の子と浮気しそうなだなって思いました。
片思いの話が好きなので、読んでみました。
みなさんの言った通り、作者の絵がすごくきれいで、特に表紙の絵は気に入っています。色気があり、儚い感じで、男(攻めさん)を後ろから抱き付きながらも、流し目でこちらを見てくるのです。一目ぼれしました。w
内容も悪くありません。主人公が健気で、片思いから、付き合って、セックスをする。その過程がすごく繊細で、よくあらわされていました。
攻めに対しては少し不満ですね。最後で同窓会の時に、付き合ってるということをみんなに報告するのですが、もし受け入れなかったらどうするんですか~みたいな気持ちです。でも、結果的に良かったです。
意外とさっぱりと読めて、一応萌はしましたが、なんとなくもう少し内容が欲しいような感じがします。色々言って、すみませんゴメンなさい・・・(´_`illi)
ノンケ×ゲイ(片思い)は好きな設定で
お互い気持ちを知っているのに
友人関係を続けると言うのも好きなシチュエーション。
長い年月の片思いが成就したわりには
受けの気持ちの盛り上がりは描かれず
それどころか優しいエスコートを受けて
女扱いされているのでは?と悩んでしまいます。
後半で攻めの子が周りに交際を明かしたがるのが
唐突で???でしたが、ノンケの彼は
セクシャルマイノリティーの辛さを知らないからなぁ…と自分で納得。
片思い、成就、ノンケとゲイの感覚の違い
もうちょいじっくり描いて欲しい感じもありますが
作者さん初BLとの事なので次回作がたのしみです。
高校の卒業式、ノンケの颯は隆史の告白を受け入れることはできないけど、隆史に好きな男ができるまで一年に一度、隆史の誕生日にデートすることを約束する。
それから10年、年に一度のデートを生きがいにしてきた隆史の片思いは切なく、颯に受け入れてもらえた時は良かったねと思える。
恋人となって初めての夜、颯が恋人としてエスコートしてくれるのを隆史は喜びつつも女扱いじゃなく男である自分を見て欲しいと、颯を拒絶してしまう。BL的に盛り上がる展開なのに「男の自分を」という隆史がそれまでの言動から少女にしか見えず、説得力に欠ける気がしました。
他にも同僚たちのサポート、親しくもない人にも恋人として紹介しようとする颯など、唐突だったり共感できないエピソードが盛り込まれ、贅肉がついたストーリーという印象もあります。
ただ隆史の片思いはやっぱり切なく、部活仲間たちの祝福は隆史の片思いを10年前から知っていたからだろうと心温まる部分もあります。
深みはありませんが、読後感が良くサラーっと読める話です。
あらすじを見て相当悲しい片思いものだなと思いましたが、
結構早い段階で両思いになったことがびっくりしました。
まあ全体的にページ数が少ないからしょうがなかもしれないが、片思いものの醍醐味はやはりその駆け引きの過程だと思うんですよね。
そこがもっと細かい描写があれば完璧なんですが…
片思いもの好きな私としてはちょっと物足りなかったです。
途中の攻め側目線もよかったです、やはりもうちょっと描いて欲しかったです。
前半は片思い⇒両思いなんですが、後半は恋人にはなったが空間的にも心理的にもまだ距離がある二人のすれ違いを描きました。
「別に女として扱われたくない」と悩む受けの気持ちをとても繊細なモノローグで表現するところが素晴らしかったです。
ノンケとゲイの恋事情をこういう目線で語るのが新鮮だったんですね。
すごく萌えたのは、攻めがスーツ好きな受けのために毎回気合入ってスーツ姿で会いに行くところですね。
自分の好きな人と一年一回のデートしかしないという発想がツッコミたいぐらい変わってると思いますが、この気遣いには萌えました!
絵柄は綺麗ですし、より残念な気持ちがします。この先生の他の作品も読んでみたいですが、もう一冊BL描いていただけないのかなって感じですね。発想が面白いので他の作品が出たら読みたいです。
前にどこかで試し読みしてからずっと気になってました。
感想は…うん、面白かった。
10年想い続けてきた彼とやっと結ばれるお話。
心の流れの工程も丁寧に書かれてるし、共感出来るし、読んでて面白い。
でも読み終わってなんか物足りない感じ。
なんでだろうと読み返してみると、表情かなぁと。
なんというか暗いんですよね。
お互いふとした時の顔が幸せそうに見えないというかよく解らない。
なので、なんかこっちも読んでて幸せな気持ちになるようななれないような…。
そこが物足りなさの原因かな?という印象を受けました。
あくまで私の好みだと思います。
後、最後に学生時代の友達達と飲む席のシーンがあるんですけど、
心の中でこんなに上手くいくのかなーとか皆寛大だなーと思いつつも、
良かったなぁとちょっとあったかい気持ちに。
しかしそこをあんまり当の本人達の反応とかがスルーしてるので
(お涙頂戴にならない感じは好きだったんですけど)
逆に学生時代の友達の反応というか、この流れに違和感感じて、
お話が簡単に思えてしまい、なんか、さらっと綺麗にまとまったお話って感じで終わってしまいました。そこがちょっとまた物足りなさを感じてしまった。
本当面白かったし、また飲み返すと思うんですが。
なんか好きなお話だったしなのに、ちょっと複雑な気持ちでした。
フルールのサイトで1話試し読みし、「あ、これ絶対好きだ!」と思い即購入。表紙がとても綺麗で、”会えるのは一年で一度だけ”の帯にもググッときました。長年の片想い、素敵です。
話自体は読みやすく、キュンとなる萌えもあり、切なさもあり、しあわせな気持ちで読むことができました。
10年片想いしてようやく結ばれ、学生時代の仲間に堂々恋人宣言をする姿はかっこよかったです。隆史の不安を一瞬にして取り除いてくれる颯、男前すぎます!!
しかし少しあっさり(?)していたのか、物足りなさも感じてしまいました。10年間片想いだった状態のお互いの様子や、本編その後の二人のお話もぜひ読みたいです。
(こちらがBL初コミックスとのことに驚きでした。今後に期待!です。)
やたら絵の上手い新人さんだなあと思ったら、少女漫画描かれてる方なのですね。あ、確かに女の子、可愛い。
10年片想いの成就のお話で、ハッピーエンドです。
告白されたノンケが突き放せなくて、結局付き合う事になるのですが、何となく流されている感じ。これ、話としては宜しくない気がしますが、実体験として思うところがあるので「ああ、そうだよなあ」と思いました。
同性と付き合うのはよく分からなくても、ずっと好きだといわれてると、その立ち位置に安心を覚えるんですよ。
自分は答えていないのに狡いですよね、そういうの。
で、相手が離れようとしたら、慌てて引き止めるみたいな。
ある意味、かなりリアルかもしれません。
これからどうなるか分からないですが、長くお幸せに。
実はある意味喧嘩両成敗、みたいな感じに
なっている展開の物語です。
ですので、視点を入れ替えて読んでみると
裏の裏までは多分読めます。
ただ、それ以上の奥があるんじゃないかと
ふと思わせてしまう瞬間があるので油断が
できません。
主題についてかなり絞り込んで展開されて
いるので読んでいて疲れる事はありません。
が、憑かれる事はあるかも知れません。
ふわっとした執着が常に作中の何処かに
漂っていますから。
それを好意的に見るか見ないかで印象は
がらりと変わるでしょうね。
高校卒業から10年かけて、とうとうノンケを落とす話。
さらっと読むと、長年の片恋が実って良かったねっていう、可愛い純愛ラブ。
そして、恋は実ったけど、恋人=女扱いじゃないのにって、BLならではの葛藤もしっかり描いてある。
でも、男であることを言い訳に、10年ずるずると執着し続ける主人公。
なんか、怖い。
さらに、想いが通じ合っていると知ってからも、男であることを言い訳に及び腰の主人公。
なんか、狡い。
なんか、なんか、ぞわぞわしちゃう。
なんでやろ?
まあ、これはあくまでも、私の感覚なので、
普通に、あんまり深く考えないで、さらっと読めば充分きれいでいいと思うよ。
相手の事が好きな気持ちがこちらにも伝わって、胸がきゅっと締め付けられました。
ノンケに10年間ずっと片思いしているという設定から、
「あ、私この話好きだろうな…」と思って購入しました!
隆史は颯のことこんなに大好きなのにその気持ち止めてしまうの?どうなるんだろう、とハラハラしながら読んでいました。颯と一年ぶりに再会した際に、またかっこよくなった、って思ったり、触りたいって感じている隆史の姿に、恋ってこういうことだよなぁと再認識してました。
反対に、颯が隆史のこと大好きなんだと感じ取れるところがとても萌えました。隆史にがっついてる姿にきゅんきゅんです。
最後に颯エピソードが入ってるのも良かったです。気持ちが動く瞬間見れて嬉しいです。かわいい!
次回作も絶対買おう!と思った作者さんです。
BLだからこその、愛の美しさに触れて静かに涙が出ました。笑
たつもと先生初BLということで、ちるちるさんでも紹介され
早速購入、読ませていただきました。
短編より1冊がひとつのお話・・・が好きなほうなので
ゆっくりと2人の関係が理解でき、友人から恋人へ変わっていく道程が
丁寧に描かれて私は読みやすかったです。
ノンケだった楓の中で1年に1度だけ会う隆史の存在が
どんどん大きくなっていくことや
自分の気持ちにはっきりと気づいてからの戸惑い
逆にノンケの楓を10年間縛っていたことに罪悪感のようなものを感じ
好きだからこそ解放しようと心に決める隆史の切ない気持ち
そんな二人の戸惑いと揺れ動く心情が
隆史目線と楓目線の2方向から描かれていて
読んでいてキュンとしたり、ほっこりしたりと楽しむことできました。
1度は告られたものの、1年に1度しか会わない相手に
10年もの間、ただ会うだけでそれが恋に移行するだろうかと
最初はちょっと、この話上手く出来過ぎてる・・・と思いましたが
よくよく読んでいくと、最初に告られたときに
すでに楓の心のどこかで、自分でも気づかないうちに
しっかり隆史のことを恋愛対象として見ていたような気がしました。
そのことに気付かないまま、10年もの間ただ会うだけの「友達」
を続け、隆史が「好きな人ができた」とうそを言ったことで
2人の関係が急展開することになろうとは・・・
一種のショック療法なのでしょうか・・・
これで会えないとなった時に、初めて気が付く本当の気持ち。
長年の隆史の恋が成就した瞬間です。
お互いの気持ちがわかって、晴れて恋人となってからも
ちょっとした行き違いや、さらけ出せない微妙な想いが
2人の気持ちをすれ違わせるようなこともあったけど
だてに10年付き合ってない・・・そんな風に思わせる2人。
自分の気持ちが隆史にあると自覚した楓は、さすが男前でした。
次回作も期待しています。
ちるちるさんで紹介されてて、ストーリーも絵柄もツボに入りそうだったので購入。内容はすでに書いてくださっているので感想を。
健気な受けって大好きなんです。高校卒業して10年間。年に一回、誕生日に会ってくれるのを心の支えに生きてきたけれど、このままじゃ前に進めない、と身を切られる思いで「恋人が出来た」って嘘をつく受け。
いや~、もう可愛い!って思ったんですけれど。
男が好きな自分と、女性が恋愛対象になる相手。個人的にはその葛藤というか切なさが好きなので、早々に両想いになってしまったところはちょい残念でした。
で、この作家さんは、「恋愛」と「友情」のラインをどこで引くか、でゲイとノンケさんの差が描きたかったのかな、と思ったりしました。
女性のように扱われたくない、と隆史は反発するけれど、でもさ、友達じゃなくて恋人になったらやっぱり対応は違うと思うんですよね。食事を奢ってくれたり、エスコートされたり、っていうのが女性扱いされたって感じたのかもしれないけれど、別に恋人(が女性でも)に奢る男ばかりじゃないし、恋人に対してどう対応するかなんて人それぞれだと思うんだよなあ。
颯は颯なりに隆史を大切にしたと思うのに、それをマルっと否定しちゃうのもちょっと違うんじゃない?って思いました。
隆史と颯の部活の仲間との再会について、良かった、と言う方がいるのはもちろんわかります。ですが、個人的にはう~ん、と思いました。
隆史が集まりに出られなくなった経緯を颯は知っているわけですよね。颯は毎年会っていたかもしれないけれど、顔を出せなくなって久しい隆史にとってあの場はいたたまれない場だったと思うんですよね。隆史がもう少し何回かみんなと会って、馴染んでからカミングアウトしても良かったんじゃないのかなあ、あれはただの颯の自己満足じゃないの?とか、ちょっとすれたことを思いました。
高校生の頃に隆史に告られて、それをはっきり拒絶する颯。それは別にいい。受け入れられないのなら中途半端に受け入れるべきではないし、仕方のないことだと思うから。
ただ、隆史の涙に絆されて、というか、そのころから隆史の想いに嫌悪感は無くて、年に一回会うだけの関係で、でも10年。長いよね。その10年で、颯の隆史への想いがどう変化していったのか、もう少し彼の心理描写に触れていてくれたらなお良かったな、と思いました。全体的にあっさりしてて、もう少し踏み込んだストーリー展開にしてほしかったなあ、と。
ただ、もともと少女コミックを描かれている漫画家さんだそうで、絵柄は好みがあるものだとは言えキレイだと思うし、画力もかなりあってブレがない。
でも受けも攻めもちょっと女の子っぽい感じだなあ、少女コミック描かれてる漫画家さんだから?と思いながら読んでいましたが、その謎はアニメイトの小冊子に描かれてました☆
評価を「中立」にするか「萌」にするか悩みましたが、今後の期待を込めて「萌」で。
素直な感想は「後ひと捻りほしかった」ですが読み返せば読み返す程作者が何を伝えたいのか分かる作品だと思います
ストーリーの展開が唐突すぎて一回読んだだけでは「あー結ばれたんだ良かったね」で終わってしまうのですが何回も読み返すと 作者が伝えたい気持ちの流れや不安や嬉しさや葛藤など汲み取れる作品だなーと思いました。
部活の皆との再開の場面良かったです!
颯が「俺たち付き合ってるから」と皆に言ったシーン
好きな人は紹介したいだろって皆からも祝福されて隆史が涙ぐむ場面良かった‼私もちょっとウルっときましたってか皆には颯の事恋愛対象として好きだったのバレバレだったみたいですね(笑)
いくら年に一度の約束でも北海道からわざわざ飛行機のチケット取って来ないでしょって話♪
いや~颯男気あってカッコいい
ノンケですよ‼?ノンケなのに恋人宣言するって勇気がいると思うなー
それほどまでに隆史の事大切だし好き以上に愛してるんだろうなー‥って感じれた
辛口で言うと萌えや胸キュン要素が足りない気がしますがこれでいいと言えばいいような…うーん‥難しいです‥。
龍本みおさん名義で、
10年以上前から少女マンガを描かれている方なんですね。
絵はとても見やすくてきれいです。
でも、目を見張るほどすごく上手いってほどではなく、
お話の内容も、きれいにまとまっているけれど、
グッと引き込まれるほどではなく…
悪くない、いや、いいんだけどちょっと印象に残りにくい…かな。
(あくまで主観です…すみません m(__)m)
高校の卒業式の日に受け(表紙右)が、
ノンケの友達(攻め)に告白すると、申し訳なさそうに断られる。
でも、
その返事を聞いて思わず涙を見せてしまった受けに、
「俺より好きな相手ができるまで、年に一回誕生日にデートしてやるよ」
そう攻めは言ってきて、それから10年間、
年に一回のデート(会って飲んだりとか)は続き、
その10年の間、受けはずっと攻めに片想い。
だけどいい加減、そんな想いを断ち切りたくて、
「好きなヤツができた」と受けは嘘を。
それを聞いて攻めは、
最初は喜んでくれていたのに酔いが回ってくると、
「お前は俺を好きでいればいいんだよ!」と言ってきて、
しかも実は、攻めは受けに会いに遠く北海道から来ていたことを知って、
受けは想いを止めることができずに、遂に攻めにキスを……
切なさ全開のお話なのかなぁと表紙の雰囲気を見て思ったのですが、
そうでもなかった、かな。
すごく切ない展開というんじゃなくて、
思ったより早く攻めの気持ちも受けにあることが分かるけれど、
その気持ちに確信が持てず、もどかしくて不安…
そんな状態が丁寧に描かれていました。
遠恋でなかなか会えないし、
会えても、攻めは女の子に対するように受けに接してくるし…
でも後半、攻めの受けへの本気さが見えてきます。
友だちに受けとの恋仲をカミングアウトしたり、
描き下ろしでは、攻め視点で初エッチとそれに至る心情が描かれたり。
別れ際に受けにクールな態度をとった自分を思い出して、
ひとりで顔を手で覆って赤面してるところとか、
次回の泊まりの日に備えて、PCで男同士のHの動画を見る姿とか、
可愛くて萌えましたーー
攻めのこういう素っぽいところ、もっと見たかったなぁ!
本編では、
優しく落ち着いた、それでいて時々妙に子供っぽい顔をする攻めが、
なんだか掴みどころのない人のように感じられたので…少数派かな?(^^;)