となりにケダモノ

tonari ni kedamono

となりにケダモノ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神5
  • 萌×223
  • 萌24
  • 中立5
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
9
得点
194
評価数
58
平均
3.4 / 5
神率
8.6%
著者
大和名瀬 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
発売日
価格
¥620(税抜)  
ISBN
9784796407427

あらすじ

家業の商店で働く地味で平凡なカナトと、イケメンでエリート会社員のシンは幼なじみ。
純朴でニブいカナトはシンをイライラさせて怒られてばかりだったのに、
カナトが失恋した夜、突然キスをされ、「俺が忘れさせてやる」と猛アタックされるようになり…!?
クールときどき野獣なイケメン×草食系の平凡地味男子、あぶない幼なじみラブ♥

表題作となりにケダモノ

鐘村森(シン),24歳,会社員
水嶋佳南人(カナト),24歳,親の店を継ぎ商店経営

同時収録作品となりにケダモノ

佐崎龍太,21歳,フリーター
戸野田空良,24歳,フリーター

その他の収録作品

  • 後日談(描き下ろし)

レビュー投稿数9

地味メンに振り回されるイケメン

お隣さんになってから20周年。
主人公カナトが失恋するところから、ケダモノと地味メンの攻防が始まります。

攻めのシンの一方的な恋心からスタートするので、ペースはゆったり。
ですが、大人の男二人が小学生みたいに初々しいやりとりをしているのが可愛かったです。
それにしても、イケメン俺様で短気に見えるシンが実は身も心も純潔とは。
七夕の短冊に「(強引に迫ったこと)全部忘れてくれますように。ごめん」と人知れず書いたり、傘を持ってきてくれた受けにキュンキュンして相合傘したり、仕事だと嘘を吐いてデートに誘いだしたり、装着の練習のためにコンドームを買ったり、
どんだけ一途なんだ…!引く手数多だったであろう24年間、素朴で地味な受けのために童貞貫いたなんて、拍手です。

カナトもニブトロと言われてますが、ほどよい優柔不断さでシンのことを振り回していて良いコンビだなと思えました。
最後、ビールを宅配するはずが、ぽかぽか風呂上がり姿でシンの新居に乗り込むカナト、愛しいです。

7

幼なじみLove

20年来の幼なじみ3人の、きゅんとしてちょっとエロいラブストーリーです。

家業の商店を継いだ佳南人(カナト)とエリート会社員の森(シン)。
そして、佳南人の初恋の相手空良(ソラ)。
3人が出会ってから20年目の七夕に、佳南人は空良に想いを告げようとするが、空良にはすでに付き合っている年下ヤンキーの彼氏がいて・・・

そんな佳南人をずっと好きだった森。
佳南人の気持ちを察して労わるけど・・
この人かなり野獣です。
紳士的に見える反面、佳南人のこととなると理性が・・・
何度も佳南人を押し倒し、なんとか自分のものにしようと必死です。
そんなところが、「ケダモノ」的な意外な一面なんでしようね。
森は超エリートな上、かなりのイケメン。
そんな森を無意識に振り回す佳南人。
鈍感だった佳南人が少しづつ過去を振り返りながら
今まで、空良のことが好きな佳南人の傍で森がどんな想いでいたかを
じわじわと実感していきます。
そして20年という歳月が、言葉では言い表せない何かを作っていると
改めて自分と森との関係に気付いていきます。

ストーリーは幼馴染ということで可愛い感じにまとまっいていますが
さすが名瀬先生、相変らず笑いとエロのツボは抑えています。
時々出て来る可愛いシン。あのミニシンがたまらなく可愛いです。
そして名瀬先生のSEXシーン、いつもながらに
色っぽい背中のラインに惚れ惚れいたしました。

名瀬先生も最後に書かれていましたが
佳南人以上に鈍感な空良と年下ヤンキー彼氏のスピンオフも
ぜひぜひ読んでみたいです。
見かけによらず、ちょっとした気遣いができるヤンキー。
期待しています!!

4

残念なハイスペック攻め様が素敵!!!

私の中で、大和先生の描かれるハイスペックなのにいい意味で残念な攻め様(とりわけ童貞だと尚素晴らしい)・・・というのが非常にツボで・・・

今作も攻め様が、長年お隣さんでもある幼馴染みに片想い中。
裕福な家庭に育ち、会社社長子息で自身も仕事ができて、もちろん見た目も格好良い24歳、童貞・・・
しかも、この年になって自宅でゴムの付け方を練習するあたり・・・(そして、本番でうまくいかなかったりするあたり・・・もうツボ過ぎます)
しかも堂々とコンドームを買っている姿なんかも、個人的には育ちの良さを感じさせます。

顔が格好良くて、その格好良い顔が真顔で凄く天然なずれた事を言ったり、片想い相手とデートするためにアホっぽい作戦を立ててみたり・・・
でも、ずれた発言も、アホっぽいこともハイスペックイケメンの手にかかると、全て素敵に見えてしまうこの現実。

とにかく私としてはどストライクな攻め様で、楽しく萌えさせていただきました。
この手の攻め様の話を今後もまた読みたいなぁ・・・

そうそう、大和先生作品にしては珍しく初Hに現実感(?!)があります。
割といつも初めてでも即すんなり入れてしまう(問題なくあっさり入ってしまう・・・)・・・というお話が多くて違和感を感じてはいたので、私はこのぐらいすったもんだしたり、時間をかけてくれる方が好みです。


4

テンポよく進むほんわかハッピーBL

幼なじみ3人カナタ、シン、ソラのわちゃわちゃ恋物語。
ストーリーは初っ端からカナタ(受け)がソラを好きだと言い出し、これはどういう展開だ?!と思ったら、ソラに2年越しの彼氏を紹介され即撃沈。
シン(攻め)が「絶対落とす!」と言い切り、ぐいぐい迫られます。
カナタも自分の気持ちに気づき、無事初エッチ…でまさかのどちらもチェリーくんww
良い意味で裏切られました
それにしても大和先生の描く攻め様のかっこいいことよ!!
メインカップルのシンはもちろんのこと、龍太(ソラの彼氏)も大変良き!!

1

失恋は新たな恋のはじまり

このお話、
受け(表紙右)が、顔を真っ赤にして意を決して、
幼なじみの攻め(表紙左)に、
「俺、空良の事が好きなんだ」と告白するところから始まります。

でも、空良というのは攻めの名前じゃなくて、
もうひとりのすごく仲の良い幼なじみの名前☆

受けは、本人に言うより前に、
攻めに、これから空良に告白しようと思うんだ…と伝えただけw
だけどその直後、
その空良がやってきて、実は2年以上前から付き合ってるんだ~と、
年下のヤンキー風の彼氏を紹介してくるのです。

告白する前に、恋が終わってしまった受け…
でも、そんな受けに、攻めはキスを。
受けが空良をずっと想っていたことを知りながら、
攻めはずっと受けのことが好きだったのです。
失恋から一転、新しい恋に優柔不断でヘタレめな受けは……♡


ケダモノと言うだけあって、
攻めは結構すぐに受けに迫ってキスしたり押し倒して来たり~ですが、
悪気なく空良が邪魔を~~ってのが、お約束のパターン♪
ご近所さんの目もあるだろうに、
抱きしめたりキスしたり、みんな外でイチャイチャしずぎだよーー
そんなツッコミを入れたくなったけど、
それもほのぼので可愛い要素かなw

個人的には、空良の目つきの悪い彼氏がかなり気になりました☆
大和名瀬さんの描く攻めっぽくない風貌で、なんか新鮮!
髪形も服も個性的でヤンキー風だけど、なんか紳士っぽい??
もうちょっと見たい~~

最恐教師とかイトコンに比べると、
メインキャラの魅力がちょっと下がる印象でしたが、
イケメンエリートなのに、攻めがずっと長年受けに片想いだったり、
実は童貞でゴムが上手く付けれなくて練習してたり~なのは、
すごく可愛くてギャップ萌えでよかったな♪

萌え×2寄りです☆

3

「となりにケダモノ」・・・・ケダモノ?

健気なケダモノだなぁ。笑

が、今回の第一印象でしょうか。(^^;

久々の大和先生の新刊♪
表紙の可南人(受)のピンクのエプロンがかわいらしすぎです。うふ。


可南人は20年来片思いしてきた幼馴染の空良に告白する直前に
龍太という恋人がいることを告白され玉砕。
それを見た同じく幼馴染の森(攻)が横から勢いで可南人に告白し、
陥落させるまでのストーリー。

登場人物を図解すると↓な感じ。

|------------ 幼馴染 ------------|
            |---------- 恋人 ----------|
森(シン) → 可南人(カナ) → 空良(ソラ) ⇔ 龍太(リュウ)

帯には「俺様イケメン×冴えないくん」とありましたが、
俺様かなぁ?
確かに森はかなりな一途な執着攻めですが。
可南人が好きすぎて、操をたてていたくらいですからねぇ…。( ̄ー ̄)ニヤ
俺様っつーより、健気な一途攻めでしょう!これは!!

一度タガが外れると暴走する攻は安定の名瀬ワールドなんでしょうか。笑
『 落とす。絶対落とすから 』
と宣言してからの森は所構わず、ぎゅーーっうって抱きしめたり、
キスしたりと、一応ケダモノ化するわけですが。笑
こいつら実家の近所でどんだけイチャコラしてんじゃいっ。

ただ、ここぞ!ってところで必ず空良に妨害されるんですよ。 ( ̄w ̄) プッ
天然無自覚って恐ろしい。笑
そんな天然鈍感炸裂な空良の彼氏の龍太がまたいーのです。
三白眼で空気読みまくりな攻め。
絶対出会いは空良に振り回されたに違いないっっ。
スピンオフスキーなワタクシ的にはこのカプの方がメインより気になりますっ。( ̄∀ ̄*)ゞ

今回のキャラはあまりインパクトがなかったので、正直サラッと流れちゃいました。
個人的にはタイトル負けしちゃったかな?と思います。
やはりスピンオフで巻き返し希望です。

そういえば。
プロポーズ的な言葉はいくつか出てきてたけど、好きって言ってないよね。可南人。
まぁ森の好きも、押し倒しながらの「好きだって言ってんだろ」って
雑だけど・・・。
何か意図があるのかなぁ。

そういえば×2。
大和先生には珍しく初エッチが貫通しませんでしたねぇ。
ス●タとは珍しい…。ちょっと新鮮。笑

3

もっとケダモノでもイイぐらいです

大和名瀬さんは、新刊が出ると必ず買う作家さんです。今回は、お隣りに住む、幼馴染み同士の純愛モノです。

仲良し3人組の、それぞれの恋愛模様が面白かったし、小さい頃のエピソードやちびキャラ達が可愛くて癒されます。
そして、イケメンでエリートな攻めが、片思いをこじらせて24歳なのに童貞という美味しい設定がたまりませんでした。
ただ、ケダモノ度が低かったように感じて、ケダモノよりも健気で一途なところが目立っていたように思いました。それと、他の作品と比べて主役2人のインパクトが薄くて、あまり印象に残らない感じで。
どちらかと言うと、主役の2人よりも、個性豊かな空良たちカップルの方が気になって注目してしまいました。この2人の話も読んでみたいと思ったので、スピンオフを期待したいです。

3

お隣同士

お久しぶりに大和作品。
可愛くて楽しい感じがすごく好きです(´艸`*)

今回は幼馴染もの。
幼い頃から一緒。
出会ってから20年。これを気にソラに告白しよう。
そう決めていたのに、告白前にあえなく玉砕。
そんな受に迫ってきたのはもう一人の幼馴染で。。。。

実は攻もずっと受に片思いを続けていたわけで。
受の気持ちが自分にないと解っても忘れられないわけで。
受が失恋したとなれば。な猛アタックでございます。
見た目、知的エリートなのにどうにも必死な感じが面白い。
ギャップ萌えwとはなりませんが、
ひとりコンドーム買って装着の練習をしてたとか。
どんだけ必死ww

幼い頃のアルバム。
攻がずっと受の方をみている写真が実は多いというのも
ちょっと可愛いエピソードでした。
想いかなって良かったねと思わずホッコリしてしまう。

ただ個人的には、ソラのヤンキー彼氏の方にときめいてしまったのは
言うまでもないところなのでありまして、
こちらのなれそめエピソードとかも読めたらいいなー

3

幸せは、いつもとなりに。

幼馴染の3人。コンビニというか、何でも屋さんを営んでいるカナトの両隣りに住まう家の子たちの生活水準が違い過ぎる。
金持ちの息子らしいシン。母子家庭の子で貧しいが、大らかな空良。
カナトはずっと。幼い頃から空良に片想いしていたけれど、幼馴染記念日20周年の今日、気持ちを打ち明けると決意する。
なのに…。あろう事か、空良には2年前から付き合っているという彼氏を紹介されてしまう。
想いを固めた途端の失恋。男同士という葛藤と、幼馴染であるという葛藤も、二重の意味で失恋してしまうのだ。もっと早く行動していれば…という後悔。寂しさ。
そんなカナトの気持ちの隙につけ込む様に迫って来るシン。
シンはシンで、そんなカナトをずっと見つめていたという。片想い→片想い→片想い。
片想いトライアングル⁈
シンのやや強引さに圧された感じで落ちるカナトですが、一見モテそうなシンが一途にカナトだけを見ていたからというので、童貞だったり。カッコつけようとしては失敗していたり。その必死さも肝心のカナトには真っ直ぐに伝わって無くて、空回りしてるのも可愛い。
そして、あっちがダメだからこっちというわけには…、とモダついていたカナトも片想いの苦しさを知っているから。いつしかシンの事ばかり考えてしまっている自分に気付く。
ぼんやりとしていてドン臭いカナトを可愛い、なんて思えるのはシンだからこそ。
まぁ、後に分かるんですが。空良もカナトもネコちゃん。付き合えっこ無いんですよね〜。っていうオチも。
そして、3軒隣りの彼等もその地を離れてそれぞれの道を進む。カナトは親の店を継いだので、ずっとそこに居るんだけども。シンはカナトの側に居たいという一念で実家暮らしをしていたけども、この機会に独り立ちしようと決める。まぁ、実家よりも一人暮らしの方がカナトとイチャつき放題ですしね。
空良も彼氏と同棲を始めるというので、ポロアパートを出る事になる。
3人の幼馴染のそれぞれの旅立ちを描いていて。ほのぼのとしたラストでした。

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