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tenkyu koiji kansokuten
カナダのイエローナイフを舞台にした、2組のカップルのお話です。
どちらのカップルもすごくよかった!
待緒さんの既刊は全て読みましたが、もともとえろいシーンが好みで買っていた作家さんでした。
でも、お話がどんどん上手くなっていると感じます。
読むたびに前の作品を超えてる、成長しているってわかる、これからも追いたくなる作家さんです。
オーロラを撮るためカナダを訪れたカメラマンの柊は、オーロラ研究をしている萩の家に居候します。
極寒の地に1人、研究に没頭して暮らす萩は、衣食住や人間にも興味のない、典型的な研究肌の人間で生活能力も皆無。
柊はそんな萩の面倒をみながら、大自然に触れながら、萩との距離を縮めていきます。
互いが互いを意識するきっかけになったのは、近所に住む同性婚をしているリロイとアンソニーのゲイカップルの影響なのですが、この2人がめちゃめちゃえろくていい味を出していました。
萩は最初、寡黙で無愛想で面白みの無い人間に見えるのですが、飾らない言葉が真っ直ぐで照れというものを知らず、なんていうか…男前だけど大きな子供のようです。
ストレートな言葉が胸にずきゅんときます。
この飾らない言葉の威力を是非味わって欲しい。
柊は健気で世話焼きな典型的な女房肌(?)なのですが、早とちりで1人で騒いでとにかく可愛いです。
ぬれた服を萩に脱がされたとき、「このままでは凍傷になるから」という萩の言い分の前に勘違いして「いきなりは嫌だ!」と抵抗する様子は笑えました。
オーロラの見える土地。真っ白で静かで綺麗たけど、地球のはしっこのようなところです。
研究バカで他人に興味の無い萩には不都合なくても、柊といる暖かさを知っていき、「今は君がいる」という台詞にきゅんとしました。
あとやっぱりえろいです…好きです、この濃さ。
ラストはしんみりした良いお話でした。
カナダは同性婚ができるので、普段のBLでは味わえないかなり幸せなラストでした。
後半の「きみとの累積値」
前半もよかったけど、こっちがもの凄く好みでした。
萩のご近所に住むアンソニーとリロイのゲイカップル。2人は既に結婚していますが、そのなれそめのお話です。
大学の講師であるアンソニーはオープンで明るいゲイ。
その周囲で連続放火事件が起こり、警官のリロイはその調査とアンソニーの護衛としてやってきます。
体格差がすごくあって萌えます。リロイがクールで寡黙で男前、でも小さくて可愛い、というあんまり見かけない、でもものすごく萌えツボをつかれました。
外見は可愛い男前受けが好きな方に是非是非オススメしたいです。
全然笑わないし仕事中は硬いのに、ふと笑ったときの、笑いなれていない初々しい感じの破壊力がスゴイです。
できればもっと多く読みたかった~。そしてこちらもえろいです。
お話もよくてカップリングとしても萌えられ、えろシーンも濃厚で好み…という神評価を付けたいと思った作品です。
この作品は、私にとっては嬉しい「掘り出し物」でした。
電子の試し読みで面白そう、と思って購入しましたが、正直これほどエロシーンがガッツリとは!
オーロラ撮影でカナダを訪れる駆け出しカメラマンの柊。出会うはオーロラ研究者の変人、萩。
萩の大学の知人アンソニーと、彼の同性婚相手のリロイのCPにも当てられ、萩に惹かれていく柊。萩と柊は二人ともノンケ同士だし、萩は恋愛無関心人間のはずなんですけど、この辺は展開が早いかなぁ…
でもいざ想いが通じあったら、この変人萩はド直球で情熱的で。イイです!
結局このカナダの仕事で柊が賞を獲り、サプライズで日本まで飛んできた萩が授賞式会場でプロポーズ!完璧なハッピーエンドだと思います。
「きみとの累積値」
アンソニーとリロイの馴れ初めを思い出して語るおはなし。
アンソニーは元々ゲイで、アンソニーの近辺でゲイに対するヘイトクライムが頻発したため、警察官のリロイが護衛に…という流れ。
ただこの二人は、というよりアンソニーは、家に他人が泊まっていようがなんだろうが、すぐリロイにサカる。結果、周囲が困る。
この二人のHシーンも、アングルとか受けのtnkの揺れやら勃ち姿?やら、結構ガチですよー。
2組のCPとも愛あるストーリー展開で、読後感がとても良かったです。
「十二支色恋草子」の作者だと気付かずに買って読んでいましたが、今読み返すと動物達に待緒さんみをものすごーく感じます。
どの動物もやたらとリアルでカッコいいんですよね。動物描くの好きなのかな??
2カップル登場しますが、後半のお話は丸々描き下ろしでメインカプのその後も読めるようになっていますので、全体を一つのお話として読める1冊です。
「天球恋路観測点」(全3話)
カナダのイエローナイフでオーロラの研究をしている〔巽〕と、オーロラを撮るために辰巳のもとを訪れたカメラマン〔庄治〕のお話。
巽は言ってしまえば“研究バカ”で、オーロラ以外のことはどうでもいいタイプ。
それが最初はつっけんどん(愛想なし)に見えるのだけど、根は“好きなものに一直線”なタイプですから駆け引きなんてしませんし、甘い言葉も「何か変なこと言ってるか?」くらいの姿勢で照れもせずに吐きまくります。
そんな巽の甘さが、『極寒の地で2人だけの世界』という舞台演出もあいまって、すごーくいいのですよ♡
冬に効く甘さってやつでしょうか。
極寒の地なのに2人の周りだけはなんだかあったかそう♪
ロマンティックでキュンくる、王道ならではの良い空気感でした
買ったのが冬のさなかで心身ともに冷えた状態で読んだので、2人が毎晩一緒の布団でぬくぬく寝てるのとか心底羨ましかったです!
「きみとの累積値」(全2話)
表題作カプのその後と、表題作でラブラブっぷりを見せつけていた〔アンソニー〕と〔リロイ〕の馴れ初めのお話。
冒頭は表題作カプの甘〜いエッチシーン。えろいです(//∇//)
巽の攻め方はイケメンにしか許されない攻め方だね。
アンソニーとリロイの馴れ初めはとってもドラマティック!
当時警官だったリロイの追っていた放火事件がアンソニーになんらかの恨みを持った者の犯行と睨んで、潜入捜査とアンソニーの警護をしにやってきたのが始まり。
リロイが可愛すぎてとても警官には見えないのですが、そんな可愛いリロイにゲイのアンソニーが一目でノックアウトされて・・・
ここぞというところで強いリロイと、ベッドではメロメロに甘いリロイのギャップにやられます(๑>◡<๑)
好きってめっちゃ連呼するリロイ可愛すぎ…!
ラストには巽&庄治の結婚式も見れて、大満足のハッピーエンドでした♪
【電子】ひかりTVブック版:修正白抜き、カバー下○、裏表紙×
こにしそる
詩雪さん
こんにちわ、コメントありがとうございます^^
詩雪さんも待緒さんの作品がお好きという事で話が出来て嬉しいです。絵柄が可愛いのにHシーンが濃いですよね。最初はそのギャップが好きで読んでいたんですが、だんだん話の作りが上手くなっていて、次からはもうお話目当てで買いそうです。
確かに今までの攻めはワンコ系が多いですよね。なのにHのときだけ腹黒!というのがまたいいです。でも今回の萩は完璧に男前ですね!(ちょっと変人だけど)
私はアンソニーとリロイのカップルがすごくツボに入ってしまい…
キッチンのシーン、いいですよね♪
たくさん作品は出されてないけどオススメしたくなる作家さんです^^