春風のエトランゼ(1)

harukaze no etranger

春風のエトランゼ(1)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神188
  • 萌×258
  • 萌31
  • 中立16
  • しゅみじゃない12

--

レビュー数
24
得点
1281
評価数
305
平均
4.3 / 5
神率
61.6%
著者
紀伊カンナ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
祥伝社
レーベル
on BLUE COMICS
シリーズ
海辺のエトランゼ
発売日
価格
¥650(税抜)  
ISBN
9784396783648

あらすじ

ゲイ小説家の駿と、天涯孤独でフリーターの実央。遠回りしつつもようやく始まった二人の離島ラブライフ。

表題作春風のエトランゼ(1)

親を亡くし天涯孤独,恋人,20歳
小説家,27歳

その他の収録作品

  • しとしとエトランゼ
  • あとがき

レビュー投稿数24

※思いっ切りネタバレしてます

海辺のエトランゼよりも萌えました(*´∀`*)
駿の辛い過去も描かれていて、ゲイであることを辛いとしか思えなかったことがよくかわかります。なので、前作で頑なに実央を受け入れようとしなかった姿勢に説得力が増したかな?と思いました。
明るく芯の強い実央と一緒にいるからか、共に実家に帰る途中も「なるようになるさ」と前向きになりつつあるシーンはいいと思いました。
実央が酔ったふりして駿にもたれかかって帰るとこめちゃ萌えです!w 駿が「こんな小さい部屋ん中で、ふたりでいるだけですげー興奮する」と言いベッドで抱擁するシーンがあるんですが、それに実央が発情するとこがめちゃ可愛かったですw 生だったからか、攻めなのに挿れて「あう」とか喘いでんのが可愛くて可愛くて(笑)
でも可愛いだけじゃないんですよね。父親と対面して何も言えないで固まっている駿に、またしても思いっきしビンタをくらわして頑張れ!と背中を押すたくましさも持っています。なんやかんやで家族に受け入れてもらえるのですが、情事を家族に見られた?!っていうすごい気になるところで次巻へ…。
おまけの「しとしとエトランゼ」は風邪を引いた実央のために駿が看病するお話なのですが、駿の料理の腕がw
オニギリがマズ過ぎて猫すらペッペッって吐いてたのには笑いました。実央は無言(笑)

6

春風の

春風から続く里帰り編です。
家族との確執をしこりにしたままの帰省。
ご近所からの視線。
気にしすぎる俊と皆無な実央。
セクシャリティにコンプレックスを持ってる俊の気持ちもわかるのですが
ここまで真っ直ぐスルーしてくれる実央が逆に潔くてスッキリする。
海辺で一人たたずんでた子と同一人物とは思えなくて少しびっくりする。

泣いたり笑ったり怒ったり。焼きもちやいたり拗ねたり。
目まぐるしくかわる表情も楽しい(*´∇`*)
弟くんも可愛い!
お父さんの若い頃の服着せてもらうシーンが好き。
イチャコラな二人が好き。
ラストはちょwwな展開ですが
なんくるなるさー。
今回も非常に面白い。好きだー

5

可愛い、かわいい、カワイイ!

この作品、とにかく実央と駿がかっわいいです!
つきあっている2人なので隙あらばお互いちゅっちゅし合おうとしてるシーンが多くて…イチャイチャっぷりが最高ですね。
既刊を読んでいなかったので、途中まで実央が受けかな?と思ってましたが逆なんですね〜
ほんわかした絵だけどえちシーンは可愛くも素敵にエロでした!
受けよりもかわいく感じちゃってる攻めもなかなか萌えます。
まだお互い知らないことが多い様子の2人だけど一緒に過ごしていく中で少しずつ知っていって、これからもかわいくイチャついてくれるんだろうなーと感じます。
全体を通して綺麗な風景と描写の作品で、優しいだけの世界ではないですが雰囲気がふわふわしていて癒されました。
ストーリーとしてもすごく気になる所で終わっているので、続きが楽しみです!

4

二人とも可愛い

海辺の方を読み、とてもおもしろかったのでこちらの方も購入しました。
ん~、やっぱり絵がとても綺麗で美しいです。それと上手いです。日頃の疲れがスーッと消えていきます。
ストーリーは、海辺の方もよかったですが、春風になり、よりおもしろくなっていると思います。
二人が公園の降り積もった雪の中でじゃれあってるシーンがとてもいいですね。
駿くんが実央くんに振り回されてたりして「あ~もうこの二人かわいすぎ!」て感じです。
エッチシーンもガッツリエロ!というかんじではないので、私には合っていてとってもよかったです( ´ ω `* )

3

春風のように暖かい気持ちになれました

前回の海辺のエトランゼを読んだ時に、すごく好きだと思ったので、続きを読むのをずっと楽しみにしてました!
前回は主に実央の話だったのに対して、今回は駿が主体の話でした。相変わらず、柔らかくて優しく描き込まれた絵柄と、2人の可愛いやり取りにほのぼのとさせられたのですが、海辺のエトランゼでもあったように、駿の男が好きなことについて悩んでる描写や、そんな駿をとりまく辛辣な現実の温度差に胸が締め付けられるような気持ちにさせられました…。でも、そこをワンコで純粋な実央が何も知らないフリして助けてくれるおかげで駿は少しずつ、過去の辛い経験を乗り越えていくことができたんだなと、2人の2人だからこそ成り立つ関係を感じることができました。
新しく出てきた駿の弟、ふみくんも2人のイチャイチャを邪魔しつつ、人懐っこく絡んでいく姿に可愛いワンコが増えたなーとそんな気持ちです(笑)前回も登場した桜子ちゃんは、前回同様に良いキャラをしていたと思います(笑)そして、駿の両親も漠然としてはいるけれど、少しずつ理解し、受け入れてくれて、ホッとしました。受け入れられた後の実央の「ひとりで勝手に切っちゃダメだよ」という台詞には、駿と両親との今までの因縁を表している一言だと思い、とても印象的でした。また、両親を早くに亡くして1人の実央が駿の賑やかな家族に誕生日を祝ってもらい、泣いてしまったシーンでは、自分も感情移入して泣きそうになりました…。こうした泣いたり笑ったり焦ったりと感情豊かな登場人物の表情も魅力のひとつだと思います。
前回で2人が結ばれたおかげで、今回はエッチシーンが多く、大変、幸せな気持ちで見てました(笑)
2人のイチャイチャを見てしまったふみくんと、どう和解をするのか、次作もとても楽しみです。きっと、ふみくんなら受け入れてくれるんだろうなと思っています。

3

純粋で、優しい、幸せな気持ちになります

とにかく可愛くて、心理描写とか表情とかもグッと来るものがありました(泣)

海辺の…の時より、互いにいちゃこらが増してて…そこもとても良かったです!!

読んでて微笑ましいです!

2

定期的に読み返したくなる、心の処方箋

随分前に読んだのですが、今更ながらレビューをさせていただきます。

前作の海辺のエトランゼを読んだ直後に続けて読みました。
まず、表紙から好きです。
以前に本屋で何度も見かけていたのですが、シリーズものだし…と手を出していませんでした。
読了後、いや1ページ目を開いた時に、酷く後悔しました。いままでこの作品を読まなかったことを。
隅々まで細かに書き込められていて、確かにキャラが生きているのです。
紀伊カンナ先生の才能を感じました。
先生の作品はもちろんこれから買い続けるし、BLじゃなくても進んで読みたいと思いました。

と前置きはこれぐらいしてここからレビューを

前作の続編となっており、2人が駿の実家に行くとこから話が始まります。
前作と同様に、この作品には根っからの悪役が出てきません。優しい世界です。
でも、ただ単にホワホワしているだけではないのです。
しっかりと奥まで描かれています。
『今このままでいる事への不安』『周りからの目』そういうことに、うじうじと悩んでいるのです。必要以上に。
でも、それがとても人間らしい。

BLはファンタジーだと言う人がいますが、この作品に関してはとても現実的なファンタジーです。
美しい背景、暖かい人間関係、それは浮世離れしています。でも、そのなかにしっかりと人の人生が描かれているのです。

文句無しの神評価です。いや、神評価以上のものをあげたいのですが、実装はいつでしょうか?運営さん、神×2を作ってくださいよ!

そんな話は置いといて、本当に素敵な作品です。
私はこの世界観に心を奪われました。

駄レビュー失礼しました。

2

暖かい、二人の愛の記録

海辺のエトランゼから春風に来ました。表紙、中の絵とも素敵ですね

春風シリーズは結ばれたふたりが北海道で紡ぐ愛の記録だと思います。正直攻めはどちらかというとクズですが(作者のあとがきより)、実央と自身の家族に囲まれて、ゲイである葛藤などと向き合いながら一日一日を重ねていく姿をみているのがとても心地よいです。

ほのぼのとした絵柄や、表情豊かなキャラクター、さわやかな世界観に浸りたくて何度も読み返しています。出会えてよかったと思えた作品です。

2

心が洗われるBL(ボーイズラブ)

この作品は前作の「海辺のエトランゼ」を読まないと、ふたりの関係性や惹かれあった理由がわからないかと思います。

前作の帯に書かれていた文章、「心が洗われるようなボーイズラブ。」は本当に的確。
アニメーターである作者様が描かれた絵はとてもかわいらしく、背景など細かい描写もきちんと描かれており素晴らしかった。BLの絵柄に抵抗のある方でも読みやすい作品だと思います。
話の内容もとてもテンポがよいため読みやすく、登場キャラクターそれぞれに魅力があり読み進めるのが楽しい。えっちなシーンも少なめで、且つそれほど生生しくないためBL初心者におすすめしたい作品。

このかわいらしい絵柄からはなかなか想像しがたいがキャラたちの過去や心情描写が結構重め。けれど、絵柄がかわいいく愛らしいキャラたち、ギャグっぽさのおかげで重い話も読みやすい!

ただ、私はこの作品を一度読んだだけではなかなか理解できず、また良さがわからなかったのですが何回も読み直すうちに内容が理解でき話の素晴らしさを実感できました。漫画でうまく話がつかめないなあという方がもし他にいらしたらドラマCDを聴いてみてから漫画をもう一度読むことをおすすめします。


今年劇場アニメとして公開され、続巻も発売されるそうなのでこれを機にぜひ多くの方に触れていただきたい作品です。

1

美しい作画

駿27歳だったの?!それにしては子どもだな。大丈夫かいな。実央も子どもだなぁと思ってたら、突然普段はマニュアル車を操ってる情報が出てきてドキッとしたり。それを駿が知ってるのもニヤッとしちゃう(「オートマ平気なん?」)。仕事で軽トラでも乗ってたのかな?
駿の子どもっぷりは世捨人系のもうどうでもいいや〜を感じるけど、ミオというこの世へのしがらみができたらちゃんとしてくれそうな気もする。ミオは生き死にに敏感だから人間関係は円満を是とするけど、あとは大雑把ね。

一回読んでセックスシーンはあまりない記憶でしたが、割と致してた。
歳の離れた弟に見られると言うのは、罪悪感という点では親に見られるより重い気がする。羞恥心は親が勝つか。

1

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