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koigokoro no sumika
高校生×建築士それぞれの居場所を見付ける恋物語。
切なさベースのお話でしたが、そこまで重たい焦燥感や悲壮感のようなものは感じませんでした。
根底にどのようなカタチであっても愛が存在するからです。
ただ悄々とした雰囲気が漂っているので軽い疲労感が生じました。
悪い意味の疲労ではなくズシリと物語が入り込んでくる感じでしょうか。
親戚の間を点々としてきた周囲に馴染めないちょっと大人びた高校生、そして過去に何か抱える京訛りの京美人の建築士、こちらのカップルのやりとりが可愛くて好きです。
二人を見守る親心あるフクロウの嵯峨野さんも素敵。猛禽類カッコいいです。
一冊丸ごと表題作なのでたっぷりと作品に浸ることができました。
二人の惹かれ合ういったり来たりのもどかしい恋心にキュンキュンです。
繊細な絵柄もこちらの物語にぴったりと合っていて更に雰囲気を盛り上げておりました。
ちょっと残念なのが受けの過去ですかね。もう少し掘り下げて欲しかったです。
二人とも居場所を見付けられたようでよかった(*´˘`*)♡
京都を舞台にした、自分の居場所をつかみ取る物語。
京言葉が素敵。
鷹峯の物語としてみるとほぼ「神」。
高校3年という、子ども時代の終わりの時期に烏丸にであって、甘えられる居場所を与えられて、ちゃんと、愛された子ども時代を自覚してから大人へと踏み出す。
鷹峯の物語としては、ほぼ「神」。
鷹峯の物語としては、これで充分なんだけど、烏丸の物語が、
鷹峯よりもずっとヘビーそうな烏丸の物語が、
鷹峯の物語に関わる烏丸の背景としてはこれで充分なんだけど、
やっぱり、もうちょっと、物足りない。
というわけで、かなり神に近い萌×2です。
再読。ずいぶん前に読んでいたんだけど、改めて読んで彼らの「居場所」についてキュンっと来ました。
空くん、いい男だっ!
愛情って大切!表現の仕方も受け取り方も。
ちみっこやキャラのデフォルメとにかく可愛い作家さま。
今回はフクロウも加わって可愛いの二乗!!!
烏丸さんの影部分がやるせなかったけど。
どちらかというと、鷹峯くん主軸だからかあっさり目に描いてるけど、烏丸さんの過去、苦しいです。
烏丸さんの事務所、その時々のテーマで模様替えするのだけど、そこがまた憧れる空間でもひとつのお楽しみポイントでした!テントとかハンモックとか憧れる~。
そしてそしてやっぱりなんといっても、嵯峨野さん可愛い!
嵯峨野さん視点の回、面白かった~。
カバー下のオマケも最高!
優しいひとしかいない世界
(モブパトロンは除く)
すごく素敵なお話でした
京都は好きな街です。街の雰囲気とお話のせつなさがマッチしています
まだ18歳故に居場所を探せないDKと
大人な方法で居場所を得なければいけなかった元コドモ
京都の街を舞台にしたじれったい恋
両想いなのに年齢と状況が枷になって
素直に結ばれなかったふたり
最後は幸せになってくれてよかったです
ほわほわ心があったかくなるBL
あとフクロウの嵯峨野さんが可愛い好き✨
いや、一応は分かる。
大筋は分かるんだけど、中盤辺りから場面転換がふわーっとしてきて、自分がどこの時間軸の話を読んでいるのか一瞬戸惑う箇所が出て来て。
そこを境に、それまでと別作品!?っていうくらい、分かりにくくなったのに辟易しました。
両親亡きあと、さまざまな親戚の家を転々としてきた鷹峯(たかがみね)空。
高校3年の5月、京都にいる親戚のもとへやって来た彼が、学校帰りに雨宿りした建物は…。
建築家に烏丸聖司の事務所兼自宅でした。
それが縁で事務所に出入りするようになって、バイトとして雇われて…という関係が出来ていくのですが。
空の事情や心理描写に重点が置かれている間は良かったんです。
コマに流れもモノローグも会話もスムーズ、分かりにくいところなく読めました。
外では当たり障りなくやり過ごして、家では嫌われないように細心の注意を払って生活してきた空の窮屈さや、「自分の居場所」がどこにもないと感じる孤独なんかがきっちり伝わって来て、烏丸が空に居場所をくれたことが嬉しくなって。
恩人である烏丸との関係の変化を期待して読み進めたものの、烏丸のビジネスパートナー風の友人・三条の弟が出て来た辺りから、ものすごくごちゃつき始めてしまった…。
三条(弟)は烏丸の作品が気に入っていて、自身も建築家志望だから、事務所へ来たがっているというのは分かった。
三条(兄)は烏丸がゲイだから、弟を近づけたくないというのも分かった。
烏丸は親が亡くなったか何かで、高校時代に天涯孤独っぽくなって、そこから生きるために?それとも自分の「居場所」に決めた現事務所の建物を買い取るために?体を売っているっぽい。
建築家として仕事を始めた後も、ローン完済までそういう仕事を続けていたっぽい。
しかも三条家は烏丸のそっちの顧客のおかげで家業的に旨みがあったっぽい。
ぽいぽいだらけ。
何故なら匂わせばかりではっきり分からないからです。
そのモヤっと描写が始まった辺りから2人の気持ちに変化が現れ始めるものの、モヤっと描写の場面転換もモヤっとしていたせいで、恋の方に集中できず。
さらにこの作品の登場人物たちは最初からK popアイドルかと思うくらい距離が近くて、恋を自覚する以前からバックハグやら、あと2cmでちっすですな!という距離まで顔を近付けたりしているせいで、恋心が芽生えてからの距離感とたいして変わらないという点も、ときめきを感じさせない一因でした。
さらに空が親戚を転々とさせられていた理由が、「疎まれていたから」じゃないことが判明するのですが、それならさ、高校3年の5月に転校なんていうローテーション組まないであげようよと思ってしまった次第です。
情報がもっとすっきりしていたら。
初対面からスキンシップ多めじゃなかったら。
もっと萌えたかもしれません。
嵯峨野さん(フクロウ)は可愛かったです。